【目次】
ぽっこりお腹になる「原因」
■横隔膜が硬くなり動きが鈍くなっている
横隔膜とは、肋骨の内側にぴったりと張りついているドーム状の筋膜。呼吸をするたびに上下に動き、胃や腸、背骨、腰まわりまで、体の内側に広く影響を及ぼしています。
この横隔膜が硬くなって動きが鈍くなると、さまざまな不調がじわじわと現れ始めます。たとえば、胃のあたりが重く感じたり、食後の消化が滞ったりするのもそのひとつ。横隔膜の動きが悪くなることで、そのすぐ下にある胃が圧迫されやすくなり、胃酸の逆流や胃もたれを引き起こすことがあるのです。さらに、内臓を支える役割も担う横隔膜が十分に動かなくなると、胃や腸が下がりやすくなる「内臓下垂」が起こり腹圧が低下し、お腹がぽっこりと出やすくなります。
胃もたれや腰痛がスッと消える!【村木宏衣さん指導】「横隔膜剥がし」が効く理由とは
■内臓が下垂し、胃が膨らみやすくなる
スマホ使用時の姿勢の悪さ、長時間のデスクワークなどで、背中周りや脇腹の筋肉が緊張状態になると、肋骨がつぶされ、全体的に下がり横に広がってしまいます。すると、肋骨で支えられている内臓が下垂し、胃が膨らみやすくなり、いつまでも食べていられる、という食べ過ぎ状態に。これがぽっこりにお腹になる原因です。
さらに肋骨が開くことで、深い呼吸ができずに浅い呼吸になるため自律神経のバランスが乱れる、姿勢が悪くなることで疲れやすくなる、など体調不良につながることも。
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■腹斜筋の柔軟性が失われている
「腹斜筋」はくびれの形成に欠かせない存在であると同時に、体幹の安定や骨盤の左右バランスの維持にも深く関与しています。この筋肉が硬くこわばると、姿勢が崩れ、骨盤が片側に傾きやすくなることも。結果として、下半身のむくみや冷え、さらにはぽっこりお腹を引き起こす要因に。
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【改善策1】筋肉を緩める「ストレッチ」
【1】もたつきを解消する「筋膜ストレッチ」
効率よく「横の筋膜ライン」を緩める、側屈をアレンジしたストレッチ。筋膜がゆるむと骨盤が整い、脇腹やお腹まわりの深層筋が活性化。脂肪の燃焼が進みやすくなり、余分なむくみも排出され、見た目に変化が表れることでしょう。気持ちよく伸ばせるストレッチなので、就寝前のリラックスタイムにぜひやってみてくださいね。
<STEP.1>左膝を立て、左手を膝の脇につけてホールドする
左膝が内側に入らないように、左手でホールドします。これが基本姿勢です。
<STEP.2>右腕を耳にくっつけるようにまっすぐ上げる
右腕をまっすぐ上げます。このとき腕と耳がくっつくのを意識しましょう。
<STEP.3>体を左にゆっくりと倒す
次に体をゆっくりと左に倒します。このときに、脇腹が伸びるのを感じましょう。
<STEP.4>右肘を見るように顔を上げる
STEP3の状態のまま、上げた右肘を見るように顔を上げます。さらにストレッチがかかることで、横の筋膜ラインがしっかりと伸びます。この状態で深く呼吸を繰り返しながら10秒キープしましょう。これを3回繰り返して、反対側も同様に行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)お腹がもたつくのは、筋膜の硬化で代謝が落ち、脂肪やむくみが溜まりやすくなるから。
2)筋膜とは筋肉を包む組織。特に横の筋膜ラインは、体の幅や厚みに直結する。
3)筋膜がゆるむと骨盤と肋骨が整い、内側の筋肉が働きやすくなり代謝が上がる。
4)この側屈をアレンジしたストレッチを続ければ、横姿の「もたつき」を解消できる。
ウエストが引き締まる!【村木宏衣さん指導】もたつき解消「筋膜ストレッチ」
【2】ぽっこりお腹を引き締める「肋骨ベルトストレッチ」
骨盤用ベルトを使った肋骨を締めるメソッド。骨盤用ベルトは幅が10cmぐらいのものであれば、安価のものでも大丈夫。骨盤用ベルト、骨盤サポーターなどという名称で100円ショップや通販サイトでも販売されています。
骨盤用ベルトを胴体に巻いて上半身のストレッチを行うと、たった1回で開いた肋骨がキュッと締まります。食べ過ぎを防ぎウエストもスッキリするのでスタイルアップは確実!また継続すると疲れにくくもなるので、この忙しい時期にこそ、ぜひ、試してみてくださいね。
<STEP.1>骨盤用ベルトを肋骨の位置に巻く
骨盤用ベルトの上部がアンダーバストの位置にくるように巻きます。そしてベルトの端と端を持って、手前にグッと引っ張ります。
引っ張ったままマジックテープで留めて固定を。苦しくならない程度に、少しきつめに巻きましょう。
<STEP.2>壁に右手をついて、大きく円を描くようにストレッチを行う
背中や脇腹などの肋骨周辺の筋肉を伸ばすストレッチを行います。
脚を腰幅に開き、手を広げたまま壁に当てて、雑巾がけをするように右手で大きく円を描くように動かしましょう。 なるべく遠くに手をのばしてしっかりストレッチしてみてください。
次に左手も同様に大きく円を描くように動かしましょう。このあとベルトをはずして肋骨まわりを触ってみてください。すっきり細くなった実感が得られますよ。
\このメソッドの効果とポイント/
1)スマホ使用時の姿勢の悪さ、長時間のデスクワークによる筋肉の緊張で肋骨が開いてしまう。
2)肋骨で支えている内臓が下垂するため胃が膨らみ、そのせいで食べ過ぎてしまい、ポッコリにお腹に。
3)自律神経のバランスが乱れたり、疲れやすくなるなど、体調不良につながることも。
4)対策は骨盤用ベルトで締めて固定し、上半身のストレッチを行うと肋骨が正しいポジションに戻る。
年末イベントの食べ過ぎ対策に!【村木さん指導】ぽっこりお腹を引き締める肋骨ベルトメソッド
【3】下腹がスッキリ「骨盤後傾型キャットストレッチ」
骨盤を後傾させる動きには、骨盤底筋、腹直筋下部、腹横筋、そして腸腰筋が自然に連動しやすくなるというメリットがあります。
そしてそれぞれの筋肉は次のような働きをしています。
・骨盤底筋:骨盤の底で内臓を支え、姿勢の安定を助ける。
・腹直筋下部:下腹を引き上げ、ぽっこりを抑える。
・腹横筋:お腹をコルセットのように包み、内側から引き締める。
・腸腰筋:骨盤の角度を保ち、姿勢の軸を支える。
腹直筋下部や腹横筋がしっかりと働くことで、下腹が内側へと引き上がり、ウエストラインがスッキリ!そして骨盤底筋が内側から支えることで骨盤の安定性が高まり、腸腰筋がほどよく伸ばされて、腰への負担も軽減。これらのインナーマッスルが連動することで、負荷をかけずに下腹を内側から引き締める力が自然と働くのです。
<STEP.1>四つ這いの姿勢でお尻を引いて、骨盤を後傾させる
両手を肩の真下、膝を腰の真下に置き、視線は床に。首の力を抜いて、肩をリラックスさせます。次に尾骨を下に向けるように骨盤を後傾。これが基本姿勢です。
<STEP.2>STEP.1の体勢のまま背中を丸める
STEP.1のポジションはキープしたまま、おへそを背中に引き寄せるようにして、背中を丸めます。下腹が内側に引き込まれる感覚を意識しましょう。
<STEP.3>骨盤をやや前に傾けるように背中を伸ばす
次に、骨盤を軽く前に傾け、背中をゆるやかに伸ばします。腰を大きく反らせすぎないよう注意しながら、胸を開き、深呼吸をしましょう。そしてSTEP.2〜3を10回繰り返して。
\このメソッドの効果とポイント/
1)「下腹のぽっこり」は、骨盤の傾きと深層筋の衰えが原因。
2)骨盤を後傾させるキャットストレッチで、腹部に関わる深層筋が連動しやすくなる。
3)腹横筋や骨盤底筋が自然に収縮し、内側からお腹を引き締める。
4)腰への負担が少なく、腹筋が苦手な人でも無理なく続けられる。
下腹スッキリ!【村木宏衣さん指導】ラクに引き締める「キャットストレッチ」
【4】ぽっこりお腹をスッキリ「股関節ストレッチ」
股関節にまんべんなく刺激を与えるストレッチ。横座りしたまま上半身を回転させる動きなのですが、「骨盤のゆがみ解消」「鼠径部のリンパの流れを改善し、むくみ、セルライトを撃退」に加え、「腹斜筋に刺激を与えてぽっこりお腹をスッキリさせる」という効果も。効率よくスタイルアップ効果が狙えるメソッドなのです。
デスクワークが多い人だけでなく、立ち仕事の人も、固まった股関節をリセットして緩めることは必須課題なのだそう。股関節をゆるめるだけで体調がよくなりますし、ケガもしにくくなりますよ。ベッドの上でできる簡単な方法ですし、下半身全体がゆるむ感覚になって深くリラックスできるので、寝る前の習慣にしてみてくださいね。
<STEP.1>膝を立てて座ったあと、膝を横に倒す
手をうしろにつき、足は腰幅に開いた状態で、膝を立てて座ります。そして膝を倒して、横座りになります。
<STEP.2>右足を右側に伸ばす
手をうしろについたまま、膝は曲げたまま右足をうしろに引くように右側に伸ばします。
<STEP.3>手を前について、上半身を大きく回転させる
手を前につきます。股関節が硬くて前につけない人は、横でもOKです。
上半身を大きく回転させます。まずは右回りを10回行います。
次に左回りを10回。反対の左側も同様に行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)長時間座りっぱなしの状態は鼠径リンパを圧迫し、股関節が硬くなってしまう。
2)リンパの流れが悪くなり、骨盤をゆがませるから、むくみ、冷えを引き起こし余計な脂肪がつきやすくなる。
3)下半身をスッキリとさせるには、股関節をゆるめて、めぐりをよくすることが先決。
4)このメソッドは腹斜筋もゆるめるので、ぽっこりお腹解消にも効果的なので、スタイルアップに貢献。
むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット!【村木さん考案】股関節ストレッチでスタイル改善
【5】くびれ筋をゆるめる「腹斜筋ストレッチ」
腹斜筋はウエストラインのくびれを形づくるだけでなく、骨盤を内側から引き上げて支える「土台」のような存在。ここの柔軟性が高まることで、歪んでいた骨盤が本来の位置へと戻りやすくなり、下半身のむくみや冷えといった不調の改善にもつながります。ストレッチを習慣にすれば、体幹が安定し姿勢が整い、ぽっこりお腹の解消にも。年齢とともに気になってくるラインのもたつきが、少しずつシェイプされていくのを実感できるはずです。
<STEP.1>膝立ちをして、両手を後頭部に当てる
マットやバスタオルの上で膝立ちをします。このとき腰が反らないように姿勢をまっすぐにするのを意識しましょう。そして後頭部に両手を置きます。これが基本姿勢です。
<STEP.2>振り返るように、左、右と交互にかかとをタッチする
左方向に振り返って、左のかかとを見るようにしながら、左手で左足のかかとをタッチし、次に同様に右手で右足のかかとをタッチします。このように左右交互に20回行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)パソコンやスマホによる前かがみの姿勢は体の軸のズレを引き起こす。
2)腰が重く感じたり、ウエストもたつきは骨盤を支える筋肉の硬化が原因のひとつ。
3)対策は「腹斜筋」のストレッチで骨盤の歪みを改善することが効果的。
4)ウエストが引き締まるだけでなく、冷えやむくみなどの不調の改善につながる。
くびれ筋をゆるめて骨盤のズレを正す【村木宏衣さん指導】腹斜筋ストレッチ
【改善策2】内側から引き締める「筋トレ」
【1】ぷよぷよお腹を引き締める「膝立ち体幹トレーニング」
膝立ちになり、体をゆっくり左右に倒す「体幹トレーニング」。シンプルな動きですが、体幹にある腹斜筋や腹横筋といった深層の筋肉にしっかり働きかけるので、ぷよぷよしたお腹がキュッと引き締まっていきます。また、体幹が安定することで骨盤や背骨の位置が整い、猫背や反り腰といった姿勢の崩れも自然に改善されると同時に、下腹部もピタッと引っ込み、ボディラインが美しく変わっていきますよ。
<STEP.1>膝立ちでまっすぐの姿勢になる
脚は腰幅に開いて膝立ちし、両手のひらを後頭部に置きます。これが基本姿勢です。
反り腰にならないように、まっすぐの姿勢をキープし、股関節の前側をしっかりと伸ばすように意識しましょう。
<STEP.2>体を真横に倒し、側屈を行う
体を左側の真横に倒し、脇腹が伸びるのを感じましょう。次に右側の真横へと体を倒します。左右を1セットとして10回行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)年齢を重ねると代謝が落ち、ウエストや下腹に脂肪がつく『浮き輪肉』状態になりやすい。
2)痩せにくいと感じているなら、体幹を整えるトレーニングで内側から働きかけることが効果的。
3)ここで紹介する「膝立ち体幹トレーニング」は、腹斜筋や腹横筋などの深層筋を刺激し、脂肪がつきにくい体に。
4)姿勢改善や骨盤の歪みにも効果的だし、短時間でできるので習慣化しやすい。
くびれ筋をゆるめて骨盤のズレを正す【村木宏衣さん指導】腹斜筋ストレッチ
【2】姿勢を改善「うつ伏せトレーニング」
うつ伏せになり、お腹で体を支えながら、手足をパタパタさせる、という簡単なトレーニングですが、こわばっていた背中の血流がよくなる感覚で、上半身がスッキリとして思考までポジティブに。猫背改善だけでなく、心も体も疲れにくくもなるので、是非、習慣化するのがおすすめですよ。
<STEP.1>うつ伏せになり、お腹で体を支えて両手足を上げる
うつ伏せのまま、両手、両足をなるべく遠くに伸ばしてから、上方向に引き上げます。このとき、体はお腹の筋肉で支えるようにすると腰に負担がかからないので、お腹を意識するようにしてください。そして顔と目線は正面に向けるようにしましょう。
<STEP.2>手足を左右交互にパタパタと動かす
次に手足を上下に動かして背筋に刺激を与えます。右手を上げたときは左足を上げる、左手を上げたときは右足を上げるという、手足は反対の動きをするのが効果的。このときも手足はなるべく遠くに伸ばすことを意識するようにしましょう。これを10秒間、2セット行ってください。
\このメソッドの効果とポイント/
1)猫背は首コリ、肩コリだけでなく、バストが下がる、お腹が出るなど老け見えに。
2)頭が前に倒れることで脳への血液量や酸素が減少して頭痛や集中力の低下にも。
3)正しい姿勢の維持は、スタイルアップだけでなく体調改善やメンタルケアに効果的。
4)猫背グセは背筋が弱っているのが原因なので、背筋に刺激を与えるトレーニングが有効。
体調改善&スタイルアップに!【村木さん指導】猫背グセ改善うつ伏せトレーニング
【3】体幹を育てる「側屈トレーニング」
きついトレーニングではなく、体をゆっくり左右に倒すこのシンプルな動きで、腹横筋や腹斜筋など体の横側を支える筋肉を的確に刺激し、深部から安定感をつくり出し、加えてストレッチ効果で腰まわりにかかる負担も軽減。さらにウエストが引き締まるので、くびれの形成にもつながるといううれしい効果も!
<STEP.1>膝立ちした状態で右足を外に開き、両手を頭に置いて両肘を外側に開く
まっすぐの姿勢のまま膝立ちをして、右足を外に開きます。次に両手を後頭部に置いたまま、肘を外側に開きます。これが基本姿勢です。
横から見るとこんな感じです。腰が反らないように、お腹は引き締めることを意識しましょう。
<STEP.2>右肘を右膝につけるように側屈を行う
右肘を右膝につけるように、体を傾けて側屈します。左の脇腹が伸びるのを感じましょう。STEP1、STEP2の動作を20回繰り返します。初めは硬くて膝につかなかった人も継続するうちに、つくようになりますよ。反対の左側も同様に20回行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)腰がじわじわと重だるい、痛いと感じている人は体幹が弱っている可能性あり。
2)体を内側から支える筋肉=体幹が衰えると、姿勢がくずれやすくなり、腰に負担がかかる。
3)体幹を支えるインナーマッスルは「天然のコルセット」なので、弱るとボディラインの緩みにもつながる。
4)腹横筋や腹斜筋を鍛える「側屈トレーニング」で内側から「支える力」を取り戻せば、腰痛予防、スタイルアップに効果的。
腰痛を防ぐ!疲れにくくなる!【村木宏衣さん指導】体幹を育てる側屈トレーニング
【4】ぽっこり下腹にきく「骨盤ゆらゆらトレーニング」
骨盤をゆらゆらさせることで骨盤周りの筋肉をゆるめ、お腹の筋肉を使いやすくするトレーニング。ラクな動きではないけれど、「筋トレが苦手」「腹筋ができない」という人でも簡単にできますよ。ベッドの上でもできるから、朝の目覚めのトレーニングとして習慣化してみては?
<STEP.1>両手をうしろにつき、膝を左右交互に倒すようにゆらす
膝を立てた状態で座り、次に両手をうしろにつき、膝を左右に倒す動きを10回繰り返しましょう。これが骨盤周りの筋肉をゆるめるための動きです。
<STEP.2>手を胸元に当てて、膝を左右交互に倒すようにゆらす
次に両手をクロスさせて胸元に当てた状態で、膝を左右に倒す動きを10回繰り返しましょう。これはお腹の筋肉の動きを引き出すためで、反り腰の人はちょっとつらく感じるかもしれませんが、頑張ってやってみましょう。
左右交互にゆらす動きは、床につくくらい、しっかりと倒すように行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)下腹部の肉は食事を控えたり、運動量を増やしても落ちにくい。
2)下腹ぽっこりの原因は骨盤の歪み、反り腰によってお腹の筋肉が使えていないことにあり。
3)まずは骨盤周りの筋肉をゆるめ、お腹の筋肉を使いやすくするトレーニングがおすすめ。
4)ラクな動きではないけれど、「筋トレが苦手」「腹筋ができない」という人でも簡単。
ぽっこり下腹にきく!【村木さん伝授】骨盤ゆらゆらトレーニング
【改善策3】血行を促進する「マッサージ」
【1】内側から元気を取り戻す「横隔膜剥がし」
呼吸の土台でもある横隔膜をしなやかに保つことは、姿勢を整え、内臓の位置を正しく保ち、腰痛の予防にもつながる大切なケア。両手の指を肋骨の内側に差し込み、横隔膜をゆるめていくシンプルな方法です。実践するとすぐに腰が軽くなり、腸の動きも活性化。内側から元気を取り戻す実感が得られるので、ぜひ実践してみてください。
<STEP.1>横隔膜とプッシュする位置を確認
横隔膜は横隔膜とは、肋骨の内側にぴったりと張りついているドーム状の筋膜。プッシュする位置は、肋骨よりも3cm下のあたりです。まずはこの位置を確認しましょう。
<STEP.2>前屈みになって肋骨よりも3cm下に両手の指を差し込む
肋骨よりも3cm下(STEP1の丸印の位置)に、両手の人さし指、中指、薬指、小指を差し込むように深くプッシュします。このとき前屈みになるとグッと入り込みやすくなります。
<STEP.3>体を左右に振って、より深く差し込む
STEP.2のまま体を左右に振ることで、横隔膜が柔らかくなりより深く差し込めるようになります。これによってしっかりと刺激を与えることができますよ。これを30秒行いましょう。
<STEP.4>さらに深く前屈みになって刺激を与える
柔らかくなって指が入りやすい状態になっているので、さらに頭を下げて深く前屈みになりましょう。
STEP.3と同様に体を左右に振ります。より深く、しっかりと刺激を与えることができますよ。これを1分続けましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)胃が重い、疲れが抜けない、腰痛が慢性化などのなんとなく不調の原因は「横隔膜の硬さ」が関与。
2)横隔膜とは、肋骨の内側に張りつき、呼吸に合わせて上下に動く筋膜のこと。
3)姿勢や内臓、自律神経の働きにも深く関わり、こわばることで不調につながる。
4)「横隔膜剥がし」メソッドで柔軟さを取り戻せば、腰もスッキリ軽く、内側から元気を取り戻せる。
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【2】腸内環境を整える「深層筋ほぐし」
けれども「大腰筋」は深層部に位置しているため、手でほぐすのが難しい筋肉。そこでおすすめなのが、2リットルのペットボトルを使ったメソッド。まるでプロが行っているようなちょうどいい圧を与えて、脚を動かすことで「大腰筋」をゆるめることが可能に。お腹の血流もよくなり、冷えを改善し、腸活効果も期待できるので、是非、試してみてくださいね。
<STEP.1>「大腰筋」の位置を確認
大腰筋は、腰部の深層から骨盤を通って大腿骨の上部にかけて存在する長い筋肉。体幹を安定させるインナーマッスルです。
<STEP.2>2リットルのペットボトルのキャップ側を鼠径部に当てる
水が入っている2リットルのペットボトルのキャップ側を鼠径部に当てます。
<STEP.3>STEP.2の状態のまま、片脚を曲げ伸ばしする
ペットボトルの底の部分に両手を置き、軽く圧をかけるように押したまま、片脚の曲げ伸ばしを5回行いましょう。これをワンセットとして、鼠径部に沿って計6か所に圧をかけながら行います。
圧をかけるのは、丸印の計6か所です。
\このメソッドの効果とポイント/
1)長時間座りっぱなしでいることで「大腰筋」が硬くなり「ぽっこりお腹」に。
2)「大腰筋」とは、腰椎から骨盤を通り、太ももの内側につながっている、姿勢の維持関わる筋肉。
3)「大腰筋」の硬化は反り腰と姿勢悪化につながり、腹圧が弱まり内臓が下る、お腹が突き出た姿勢に。
4)2リットルのペットボトルを使ったこのメソッドなら、深層筋である「大腰筋」を簡単にゆるめられる。
ポッコリお腹を解消!【村木さん考案】深層筋をペットボトルでほぐすワザ
【3】腸の動きをよくする「腸マッサージ」
2リットルの水が入ったペットボトルを使った腸マッサージです。重くないの?と思うかもしれませんが、この重さが、深く圧をかけるのにちょうどよく、しっかりと腸に刺激を与えてくれます。また、注意点として食後すぐのマッサージは、負担がかかりやすいので避けたほうがいいでしょう。おすすめは朝と夜の2回行うこと。夜のマッサージは寝ている間に腸が活動しやすい状態に整えますし、朝のマッサージは腸を目覚めさせてお通じをよくする効果がありますよ。
<STEP.1>マッサージするポイントを確認
大腸は肋骨の真下辺りから腰骨の上にかけて、お腹の中心にある小腸を取り囲んでいます。今回の腸マッサージでは、大腸に沿った丸印の7か所に圧をかけることで、腸全体の動きをよくしていきます。
<STEP.2>2リットルのペットボトルのキャップ側を当てる
仰向けになった状態で、水が入っている2リットルのペットボトルのキャップ側をSTEP.1で示した丸印のところに当てます。上から軽く圧をかけながら、ペットボトルを支えます。
<STEP.3>STEP.2の状態のまま、両膝をゆらゆらと動かす
ペットボトルを当てた状態で、両足と両膝もピタリとつけたまま、膝を左右にゆらゆらと小刻みに10往復揺らします。そして、ペットボトルを丸印の位置に移動させながら、同様に行いましょう。
\このメソッドの効果とポイント/
1)腸はストレスに弱く、すぐに冷えて硬くなり機能がダウンしがち。
2)消化不良や便秘、むくみに加え、メンタルにも悪影響を及ぼすことも。
3)サプリメントの吸収が悪いのも、腸機能の低下が原因のひとつ。
4)リットルのペットボトルで腸をほぐすことで、お腹も心もスッキリ整う。
むくみ&便秘解消に!【村木さん指導】ペットボトル腸活でお腹スッキリ
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















