人気の高級SUVまとめ。大人で紳士なSUVの車種やインテリアを、ラグジュアリーマガジン『メンズプレシャス』がご案内。ボルボ、キャデラック、ベントレー、マセラッティ、ベンツ、ポルシェなど世界の名車から、人気のSUVを厳選ピックアップしました。

【目次】

高級 SUV|外車


【1】アウディ「Q2」

【1】アウディ「Q2」
都会的なスニーカーのような雰囲気のQ2。デザインだけでも「買い」だ。

ちょっと背が高い専用ボディを持った街乗りSUVといった趣きで、ボディカラーから独立したシルバー色(ガンメタ色やボディ共通色もあり)のCピラーやハニカム形状のグリルパターンが、他のアウディ各車に対するアクセントになっている。Qシリーズの末っ子であっても、最新のアウディのエキスがたっぷり詰まった「小さな高級車」そのものだ。

大人も満足できる「小さな高級車」アウディ Q2でスマートに遊ぶ快感

【2】ランボルギーニ「ウルス」

【2】ランボルギーニ「ウルス」
全長5112ミリ、全幅2016ミリ、全高1638ミリのボディに4リッターV8とフルタイム4WDシステムを搭載し、価格は2574万円。

2018年に発表された、ランボルギーニが定義するところの「スーパーSUV」だ。478kW(650馬力)の最高出力と850Nmの最大トルクを持つ4リッターV8エンジンに、フルタイム4WDシステムの組合せで、最初の国際試乗会はサーキットで行ったということからも、いかにもランボルギーニ的なSUVと知れる。ボンネットの切り欠きにもデザインが入っており、六角形のモチーフはグリルから室内にいたるまで、あらゆるところに採用され、これも特別感を醸し出している。

ランボルギーニ・ウルスは、どこまでもエクスクルーシブネス!

【3】ロールス・ロイス「カリナン」

【3】ロールス・ロイス「カリナン」
6.75リッターV12ツインターボエンジンは最高出力420kW@5000rpmと最大トルク850Nm@1600rpmを発生。

『カリナン』は日本では2018年6月に発表されたロールス=ロイス初のSUVだ。6.75リッター12気筒エンジンにフルタイム4WDシステムの組み合わせである。特徴は「エフォートレス、エブリホエア」。どんな場所でも変わらず走れることを念頭に開発されたという。カリナンは1905年に(ボーア戦争直後の)南アフリカのカリナン鉱山で見つかった、3106カラットという世界最大のダイヤモンドの原石が車名の由来となっている。

ロールス・ロイス『カリナン』は「エフォートレス、エブリホエア」!

【4】DS「DS7 クロスバック」

【4】DS「DS7 クロスバック」
工業製品たるクルマにアートの要素を付加したニューモデル「DS7 クロスバック」

往年の名車「DS」をブランドアイコンに掲げて、2014年にシトロエンから独立したプレミアムカーブランド、DSオートモビルズ。このたび登場した「DS7 クロスバック」は、ご覧の通りSUV。日本ではミドルサイズに相当するクルマで、2リッター・ディーゼルターボエンジンと1.6リッターガソリンターボエンジンを内蔵する前輪駆動車という、必要十分なスペックを好むフランス車らしい作り。

「DS7 クロスバック」でフランスの「キラキラ」を遊び尽くせ!

【5】アウディ「e-tron」

【5】アウディ「e-tron」
アウディでいえばA8 60と同等の大トルクを持つ。そのうち(機能をもたない)フロントグリルは廃止されるかもしれない。最高速は時速200キロに電気的に抑えられている。

e-tronという名前はアウディがこのところ、ことあるごとに電気自動車やハイブリッドのコンセプトモデルに使用してきた。静止から時速100キロまでの加速には5.8秒しかかからず、最高速は現在時速200キロに電気的に設定されているが、実際はもっと速く走ることも理論的には可能であるようだ。

どんな道でも快適! アウディe-tronは「普通にはおれる」EVだ

【6】ボルボ「XC40」

【1】ボルボ「XC40」
上級モデルに匹敵する安全装備も備え、大人のひとり旅を全方位からアシストしてくれる。

北欧の家具のごとく優しい「ボルボ」のクルマ。近年はデザインや安全装備にも磨きをかけ、機能面のアップデートも顕著です。2018年に日本導入が予定されているSUV「XC40」もしかり。軽い着心地でスマートに羽織れる「高機能アウター」の様に紳士を魅了してくれる高級SUVです。

2018年初夏に日本発売! ボルボ「XC40」は、スマートに羽織れる高機能アウターだ!

【7】キャデラック「XT5 クロスオーバー」

【2】キャデラック「XT5 クロスオーバー」
このたび日本へ導入が始まったXT5クロスオーバーは、マイノリティであることに誇りを抱く者なら、きっと欲しくなる。

自らの個性を主張したいならキャデラック「XT5」はうってつけの高級SUV。他のSUVとは一線を画す、ラグジュアリーの雄としての存在感は一見の価値あり。昭和の男たちが憧れたGMの高級ブランドは、その思い出をかき消すように進化を続けています。

キャデラックのSUV・XT5 クロスオーバーで個性を極めろ!

【8】ベントレー「ベンテイガ」

【3】ベントレー「ベンテイガ」
「ベンテイガ」は、ベントレーの歴代サルーンをモダンにして厚みをもたせた印象を受ける(写真は海外仕様)。

長年プレミアム・サルーンをつくってきたブランド、ベントレーのSUV「ベンテイガ」は、多彩なオプションを駆使してオリジナルな1台に仕立てることもできる。実際に目にするとモダンな欧州の建築物のような迫力に圧倒され、まさそのたたずまいは「そびえたつ」という言葉がふさわしい堂々たる高級SUVです。

ベントレー「ベンテイガ」

【9】ジャガー「E-PACE」

【4】ジャガー「E-PACE」
サイドウィンドウの上下幅を細く見せるとともにルーフの前後長を長くとり、スポーティな雰囲気のスタイリングをもつ。

ジャガー初のSUV「F-PACE」に続くモデル「E-PACE」。ジャガーという伝統の名を持ちつつ、性能はトップクラスのコンパクトSUVです。最大の魅力はパワフルで、かつよく回るフィールがとてもいいエンジン。サスペンションの設定も上手で、ロールは適度に抑えてカーブでは気持ちよく、それでいてある程度速度が上がったらしっとり、という体感です。

いよいよ日本でも発売開始!ジャガー・E-PACEで英国のモダンを体感!

【10】BMW「X3」

【5】BMW「X3」
フロントマスクやボディサイドのデザインが、より立体的になり、存在感を強調している。

BMWのSUVで最も人気の高い「X3」がモデルチェンジした。ドイツ車らしいフラットで芯の強い走りはそのままに、より上質で、快適度を増したつくりを実現している。BMWが長年培ってきた「乗ってわかるプレミアム感」にこだわった「硬派なクルマ」は、「硬派な紳士」にこ是非おすすめ。

SUVでも硬派なBMWの魔術

【11】ジープ「コンパス」

【6】ジープ「コンパス」
新世代のプラットフォームを使い、軽量かつボディ剛性の向上を果たしている。

圧倒的な知名度とオフロード走破製で高い人気を誇る「ジープ」。2WDも選べる都市型SUV「コンパス」は普段使いもしやすく、洗練されたスタイリングをまといつつも、骨太な味も堪能できる、「ジープ」ならではの魅力的なSUVだ。

アメリカンSUVの魂を宿した「街で着るジープ」が楽しいワケ

【12】ポルシェ「マカン」

【7】ポルシェ「マカン」
スポーツカーの悦楽をSUVで! ポルシェ「マカン」の悩ましいモデル選択

ポルシェらしいスポーツドライビングが味わえるSUV車「マカン」に、ハイパフォーマンスモデル「マカンGTS」が加わった。直線でアクセルを深く踏み込むと、張り付くような安定感で伸びのある加速をみせ、コントロールがしやすいハンドリング性能も魅力の一つ。

ポルシェ「マカン」

【13】マセラティ「レヴァンテ」

【8】マセラティ「レヴァンテ」
曲線が美しいボディは意外なほど大柄

イタリアらしいデザインとドライビングフィールが魅力のマセラティからリリースされたSUV「レヴァンテ」。シャープな目つきと大きく口を開けたフロントグリルが力強さとスピード感を表し、SUVカテゴリーにおいても鮮烈な存在感を放つ。

マセラティ初のSUV 「レヴァンテ」は"待ち甲斐"のある逸品だ!

高級 SUV|国産


【1】日産「エクストレイル」

【1】日産「エクストレイル」
日産のベストセラーSUV、エクストレイル。今年6月のマイナーチェンジでフロントマスクなどのデザインが精悍になった。

SUVのカテゴリー内でも高い人気を誇る、日産「エクストレイル」。経済性に加えて静粛性にも優れるハイブリッドシステムは、快適性を高め、自動運転支援技術「プロパイロット」など、安全にかかわる機能も強化されている。ラグジュアリーな遊び道具「エクストレイル」はドライバーを全方位で支援する。

日産「エクストレイル」

【2】マツダ「CX-5」

【2】マツダ「CX-5」
先代モデルのデザインを継承しつつ、よりシャープでスポーツカー的な印象を強めた。マツダは景色に映える塗装にもこだわっている。

日本の自動車メーカーで昨今勢いのあるマツダ。独自の新世代技術群「スカイアクティブ」を取り入れたSUV「CX-5」がその人気を牽引する。名だたる欧州ブランドにもひけをとらない上質な走行性能に、いつもの風景もエキゾチックに一変する。

マツダ・CX-5で「国境越え」のグランドツーリングを敢行!

インテリア・内装が豪華な高級SUV


【1】ボルボ「XC40」

【1】ボルボ「XC40」
後席の居心地もいい室内は、クリーンな雰囲気に満ち、飽きがこない。

「XC90」で確立した造形をほぼ継承しつつ、キャラクターに合わせたデザインを盛り込んだインテリアが魅力のボルボ「XC40」。最新トレンドを押さえる一方、ボルボらしい使い勝手の高さも健在。

2018年初夏に日本発売! ボルボ「XC40」は、スマートに羽織れる高機能アウターだ!

【2】キャデラック「XT5 クロスオーバー」

【2】キャデラック「XT5 クロスオーバー」
ウッドとレザーを多用した、アメリカ車らしいインテリア。ステアリングヒーターも付く。

アメリカ車の変わらぬ伝統、ふかふかとした柔らかなレザーシート等、ゴージャスなインテリアが特徴のキャデラック「XT5 クロスオーバー」。BOSE社と共同開発した、専用のサウンドシステムも大きな魅力。

キャデラックのSUV・XT5 クロスオーバーで個性を極めろ!

【3】プジョー「3008」

【3】プジョー「3008」
時代に即したプレミアム感をプラス

メーターを収めるクラスター、変形ステアリング、洗練されたデザイン家電のようなレバーなど、独自の世界観が漂うスタイリッシュなインテリア。そこはかとなく漂う上品さはフランス車SUVならではの魅力。

プジョーのミドルサイズSUV、「3008」

【4】メルセデス・ベンツ「GLA」

【4】メルセデス・ベンツ「GLA」
ベーシックに感じるインテリアにこそメルセデスの伝統が!

メルセデス・ベンツ「GLA」にはメルセデス伝統の乗り味が残されている。シートはやや硬めで、速度無制限のアウトバーンを何時間も走り続けるための配慮だ。乗るほどに作りの良さが感じられる、"ラフ"とは違う大人の"カジュアル"なクルマなのだ。

マイナーチェンジを遂げたメルセデス・ベンツ「GLA」

【5】フォルクスワーゲン「ティグアン」

【5】フォルクスワーゲン「ティグアン」
価格を超えた「名品の格」

グラフィック化されたメーターパネル内にナビ画面を表示させる等、機能的にまとめられたインテリアの「ティグアン」。「ナッツシェルブラウンメタリック」の内装はとても上品で、一見の価値あり。

フォルクスワーゲン「ティグアン」

【6】テスラ「モデルX」

【6】テスラ「モデルX」
生物兵器にも耐えられるクリーンな空間を実現!

クロスカントリー4WD的な泥臭さは皆無のSUV車、テスラ「モデルX」。センターコンソールに17インチの大型モニターを搭載する等、近未来的なテイストを随所に盛り込んだ内装が特徴。

EVブランド「テスラ」が放つ、 最新SUVの革新

【7】マセラティ「レヴァンテ」

【7】マセラティ「レヴァンテ」
イタリア車ならではの色や素材が揃う

マセラティなら欠かせない「音の愉しみ」も備えたSUV車「レヴァンテ」。絶妙な色合いのボディカラーも豊富に揃え、「レヴァンテ」なら納期が余計にかかっても構わないという気にさせてくれる。

マセラティ初のSUV 「レヴァンテ」は"待ち甲斐"のある逸品だ!

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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