【目次】
【原因】顔にシミができる「4つの理由」
【1】「メラニン」によってシミが発生する
「シミの原因になっているのはメラニンですので、紫外線対策がもっとも重要です。特に5~8月の紫外線量の高い季節や屋外でのレジャーなどでは、強い日焼け止めが必要になりますが、注意したいのは塗る量。ほとんどの方が適正量の半分~3分の1程度しか塗っておらず、その場合期待される効果が得られません。平均的な日本人の顔の大きさでいうと、500円玉くらいの量を塗る必要があるのです」(小林さん)。
【2】シミは「こすること」で余計に濃くなる
できたシミに対して、美容液などを塗るときにも注意が必要です。「一生懸命、こすりつけるように塗ってしまうと、余計にシミが濃くなってしまうことがあります。やり過ぎないように、気になっても触らないようにしたいですね」小林さん)。
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【3】傷や虫刺されもシミの原因に
「傷や、虫刺されの後にかきむしってしまいできた傷は、赤く腫れてぷっくりしています。これは「炎症を起こしている」状態で、これが肌の防御反応を引き起こし、色素細胞を活性化させてしまい、結果的にメラニンを発生させてしまいます」(沼澤さん)。
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【4】活性酸素によるサビつき
活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を退治する役割を持ちます。しかし、ストレスや年齢によって、活性酸素を消去する酵素などの働きも弱まることにより、体内で必要以上に増えると、健康な細胞まで酸化させ、老化が進みます。酸化とは“サビる”ということ。細胞膜の脂質が変化したり、遺伝子が傷ついたりした結果、細胞の変異や死滅によって、白髪や肌のシミ・シワ、メタボリック症候群、物忘れ、動脈硬化やガンなどの老化現象や病気が起きるとされています。この活性酸素をいかに抑えるかが、アンチエイジングにもつながります。
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【対策】顔にシミができるのを防ぐ「7つの方法」
【1】「日焼け止め」塗り、紫外線対策を行う
日焼け止めを塗るときに押さえておきたい「5つのポイント」
【POINT1】フェイス…頰や鼻の頭、おでこは日焼けしやすい
頰や鼻の頭、おでこなど、顔の中で高さのある部分もうっかり日焼けしやすいと言えます。対策としては、顔全体に日焼け止めを塗ったら、これらの部分には重ねづけするように心掛けましょう。特に、伸びのよい日焼け止めは薄づきになりやすいので、重ねづけは必須です。
【POINT2】塗りムラはNG!手のひらで顔全体になじませて
顔の5か所程度(両頬、おでこ、鼻の頭、あご)において伸ばす、という「5点置き」も良いですが、できれば適量を手のひらにとったら両手で軽く伸ばして(クリームをやわらかくする感じ)から、顔全体になじませるほうが塗りムラを防ぐことができるので、より効果的です。その際、首や耳の後ろも塗るのを忘れずに。全体になじませたら、先ほどよりは少なめの量を手のひらに取り、頰など顔の高い部分に重ねづけするようにしましょう。
【POINT3】こまめな塗り直しを忘れずに!
日焼け止めは、朝塗ったら夜まで安心というものではありません。汗などで流れてしまうのもありますが、そもそも1日中効果が持続するものではないんです。そのため、こまめな塗り直しは必須。日中は手を汚さず手軽につけられるスプレータイプやパウダータイプのもの持ち歩いて、ケアしてあげましょう。
【POINT4】外出しない日でも日焼け止めはマスト
窓ガラスを通して紫外線は室内にも降り注いでいるため、外出しない日もメイクはしなくても日焼け止めは塗るように心がけましょう。最近では、紫外線防止だけでなく、ブルーライトや近赤外線防止効果のある商品も出ているので、それらの効果が付いているものがおすすめ。特に近赤外線は肌の真皮にまで届くと言われていて、シミやシワだけでなく、たるみの原因とも考えられているので侮れません。
【POINT5】SPFは足し算できない!
例えば日焼け止めがSPF30で、その後に塗るファンデーションがSPF40の場合、あわせてSPF70の効果があると思われる人もいるかもしれません。しかし、SPFには足し算した分の効果はありません。あくまで一番外側に塗ったSPF40の効果しか期待できないことを頭において、しっかりケアするよう心がけましょう。
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【2】日焼けしてしまったら「水分・ビタミンC・リコピン」を補給する
肌の上からのお手入れも大切ですが、体の内側からもケアしてあげましょう。
(1)水分補給
まずはたっぷりと水分補給を行うようにしましょう。日焼けによって乾燥を引き起すこともあるので、水分をとることで潤い補給の効果も期待できます。
(2)ビタミンC
ビタミンのなかでも、ビタミンCには抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制したり、シミやそばかすを防いだりする働きもあるので特におすすめです。最近ではサプリで飲むタイプの日焼け止めも出ているので、アウトドアなど1日中外にいるときには外側からのケアにプラスしてもいいでしょう。ビタミンCが豊富なオレンジ、キウイ、グレープフルーツ、ブロッコリーなども日焼け後にとりたい食べものです。
(3)リコピン
日光への耐性を高める効果が期待できるリコピンを含んだ食べ物をとるのもいいでしょう。代表はトマトですが、そのほか、赤いパプリカやスイカなどにも含まれています。
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【3】正しい生活習慣で肌をトーンアップさせる
できてしまったシミを消すには、一体どうすればいいのか? ひとつは、そこにフォーカス(注目)させないこと。顔全体がくすみのない明るい肌でいれば、自然とシミに目がいかなくなります。肌をトーンアップさせるには、透明感があることがポイント。そのために具体的に必要なのは、肌に汚れを残さないこと、保湿を十分にすること、代謝を良くすること。透明感ある肌を保つには、睡眠、マッサージ、食習慣を見直し、すべてをバランスよく習慣化することが大切です。ただ、初めからすべてを一度に行うのは、なかなか難しいですよね。その場合、何から始めてみればよいのでしょうか?「まずやるべきことはレコーディングです。ノートに何気ない自分の習慣を記し、見直すことから始めてみましょう! そのあと、自分がまずやりやすいのは、マッサージなのか、生活習慣を正して上質な睡眠をとることなのか、食生活なのかと考えます」(朋原さん)。シミを消したいなら、まずは肌がトーンアップすること! 効果なクリームを買う前に、肌にいい行動を習慣づけましょう。
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【4】「食習慣」を変えて、シミのもとをつくらせない
■ヘム鉄たっぷりの赤身の肉やレバーを摂る
ビタミンCたっぷりのフルーツや野菜も大事ですが、実はそれと同じくらい大事な栄養素があります。それは鉄、特にヘム鉄です。鉄が、シミの原因となる活性酸素をやっつけてくれます。ヘム鉄というのは、ほうれん草やプルーンなどに入っている非ヘム鉄ではなく、肉やレバーに入っている鉄。吸収量や量が全然違います。
■タンパク質、ビタミンA・B・D、亜鉛を摂る
皮膚の代謝を上げて、できてしまったシミを早く追い出すことも大切です。新しいキレイな皮膚をどんどんつくって、シミの溜まってしまっている古い皮膚を追い出してしまいましょう。それには、タンパク質、ビタミンB、亜鉛、ビタミンD、ビタミンAが最低限必要。これらが全部入っており、いちばん効率的なのが「赤いお肉。そして、ヘム鉄を摂るならレバーが最もおすすめです。赤ければ赤いほど、栄養がギュッと詰まっています。霜降りやバラやカルビよりも、赤身のお肉を選んでくださいね。
■ビタミンA・C・E、ポリフェノールを摂る
できてしまったシミに関しては、美白剤を使用することのほか、医学的に証明されているビタミンA・C・Eやポリフェノールをたっぷりとって対策します。特に夏場のおすすめは、アメリカでもアンチエイジングドリンクとして注目されている緑茶。緑茶に含まれるポリフェノールのひとつ・カテキンが抗酸化作用により、紫外線のダメージを軽減してくれます。そのままでももちろんおいしいのですが、海外ではフレーバーティーとして緑茶にミントやドライフルーツを加えるのが人気だそうです。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
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【5】基本のスキンケアを怠らない
押さえておきたいスキンケア「4つのポイント」
【POINT1】洗顔は泡で肌を洗うように
洗顔は、洗顔料を泡立て、肌をこすらないように泡で洗うようにします。摩擦は肌の表面を傷つけ、肌荒れやシミの原因になる可能性があります。洗顔料は、油分が適度で、有効成分が含まれているものがよいでしょう。おすすめは洗い流すクレンジングオイルです。質が高いクレンジングオイルであれば、ニキビも気になりません。
【POINT2】化粧水はこすらずそっと、大切につける
化粧水をつけるときは、手で行いましょう。手に化粧水をのばし、顔全体になじませていきます。このとき、肌をこすらないように気をつけてください。コットンで肌を強くパッティングすると、肌の表面を傷つけてしまう恐れがあります。長期間続ければ、シミや赤ら顔の原因になることも。もちろん、手で強くパッティングするのも控えましょう。肌をたたいても、引き締まる効果はありません。
【POINT3】セラミド配合の美容液で保湿を
セラミド(角質細胞間脂質)配合の美容液は、保湿力があるとされています。肌表面にある角質細胞同士をつなぎとめる脂質の一種であるセラミドは、肌のうるおいをキープしてくれます。セラミドは肌内部でつくられますが、加齢とともに減っていくため、外から補うことが大切です。顔全体にたっぷりとつけ、軽くマッサージをするような感じでなじませます。セラミド配合の商品を購入するときは、「セラミド2」「セラミド3」などと、成分表示に書かれたものを選ぶようにしましょう。
【POINT4】NMF(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)を大切に
「NMF(Natural Moisturizing Factor:ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)と呼ばれる、表皮の角質にある、肌の保湿やバリア機能を担う成分は、もともと肌に備わっているものです。洗い過ぎず、適切に清潔にしておくことが大切です。また、NMFが減ると肌が乾燥して、肌が小さい炎症を起こします。肌が潤っているほど、肌のバリア機能も高まることを、覚えておくとよいですね」(飛田さん)。
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【6】美白有効成分のあるコスメを使う
美白有効成分が効く「5つのポイント」
【POINT1】「メラニンをつくれ」という情報伝達物質をブロック
肌表面の細胞が紫外線などの刺激を受けると、「メラニンをつくれ!」という指令をメラノサイトに出します。その指令=情報伝達物質をブロックする代表成分が、カモミラET、トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)、TXCです。
【POINT2】メラニンのもと「チロシナーゼ」の活性&合成を抑制
シミのもととなるメラニンをつくるのに不可欠な、チロシナーゼという酵素を分解したり、働きを制限したり、チロシナーゼの代わりに働くことで、メラニンの生成を抑えるのが特徴です。代表成分は、ビタミンC誘導体、リノール酸s、アルブチン、エラグ酸、ルシノール、コウジ酸、プラセンタエキス、4MSK、TXC。
【POINT3】メラニンの居座り抑制&排出促進
できてしまったメラニンが居座るとシミとして顕在化してしまうため、メラニンがスムーズに排出されるよう、肌のターンオーバーを促進。肌が整い、くすみが解消されることも。代表成分は、4MSK、プラセンタエキス、エナジーシグナルAMPです。
【POINT4】メラニンの受け渡しを制限
メラノサイトでつくられたメラニンが表皮の細胞に受け渡されるのをストップすることで、シミが表面化するのを防ぐ効果があります。ほかの成分とはひと味違った働きをします。代表成分は、ニコチン酸アミドWです。
【POINT5】メラニンの色を還元
細胞の中で酸化することでメラニンは黒褐色になります。このメラニンの色を無色化して、白く戻していく作用のこと。シミだけでなく、日焼け後の肌をもとに戻す効果もあります。代表成分は、ビタミンC誘導体。しかし実際の表記名は、L -アスコルビン酸2 -グルコシドや3 - O -エチルアスコルビン酸などと記載されています。
もし効果実感が得られない場合は、効かせたいポイントがズレているのかもしれません。今使っているものの成分を確認しておくと、ほかの成分が配合されているものに切り替えるという選択肢も出てくるので、成分は知っておくのがおすすめです。さらに上級者になると、紫外線が強い春から夏は「メラニンをつくれ」という指令を止めるポイント1の成分を配合しているものを。紫外線を浴びてしまったと感じたあとは、メラニンの生成を防ぐ以降に働きかけるポイント2~4、夏の終わりはメラニンを薄くしたり、排出を促すポイント3~5をなどと、成分によって使い分けたりすると、より効果実感が高くなることがあります。また、認可を受けていなくても、美白効果を発揮する成分が世の中にはまだあるのも事実。どんな独自成分を配合しているのか、カウンターで聞いてみてもよいでしょう。
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蓄積ジミも濁りもケアする「美容液」【5選】
30代後半以降、シミが増えるスピードが2倍以上になるというデータもあるほど、シミが急増し、そして定着しやすいこの世代。何度も繰り返して現れるシミ、大きくなるシミを消し去るべく、日々研究を続けているメーカーの努力をよく知る美容賢者は、今季の「美白美容液」が私たちの想像を超えて進化していると提言。1本使いきっても思ったような効果が出ない場合、「やっぱりコスメでシミは消えない」とあきらめないで。賢者いわく「美白成分はさまざまあり、肌との相性もあるので、Aの成分が効かなくても、Bの成分が効く…ということも考えられる」とのこと。なので、効かないと思ったら違う成分のものに替えてみるのも手。そして、替えるならば当然、パワフルに進化した最新のものを選びましょう。
【1】 ロート製薬「エピステーム ホワイトフォトレーザー」
光治療から着想した「渋滞メラニンを解消する」成分、「メラニンの大量発生をブロックする」成分を配合し、定着してしまったモヤモヤジミ、点在ジミに効果的。6週間でシミ、くすみが改善したモニター報告あり。
\ロート製薬「エピステーム ホワイトフォトレーザー」の使用感/
【テクスチャー】
肌の奥深くに美白成分を届ける最新の浸透技術のせいか、スルッと入り込む軽めの感触。肌の内側から潤いで満たされる感覚に。
【エイジングケア効果】
角質をゆるめる新高浸透技術を採用。美白成分を肌の奥に効率よく浸透させる効果あり。
【賢者の発見】
シミ対策だけでなく、衰えた弾力の改善も視野に入れた美容液なので、明るさもハリもアップし、若々しい肌に変わる効果あり。
【賢者の使用実感コメント】
光治療=フォトフェイシャルの効果を応用しているだけあり、何年も消えなかった濃いシミが薄く変化したよう。重ねづけもしやすい、なめらかで快適な使用感も好み。(美容愛好家 野毛まゆりさん)
【2】シスレー「フィトブラン ル コンセントレ」
植物の力と先進テクノロジーの融合で優れた製品を送り出してきたブランドが、長年のブライトニング研究で着目したのは、手のひらや足の裏の掌蹠部位の白さ。これをコスメに応用したいと開発したのがこちら。
\シスレー「フィトブラン ル コンセントレ」の使用感/
【テクスチャー】
みずみずしい乳液状で、やや多めにつけてもすぐに浸透。イヤなベタつきが残らず、内側からハリが生まれ、もっちりとした肌に。
【エイジングケア効果】
メラニンケア以外にも、肌サビや炎症をケアする成分も含み、赤み色ムラにも対応。
【賢者の発見】
なめらかにのびるテクスチャーとほのかな芳香の上質さは、新作のなかでもピカイチ。心地よさにこだわりたい人におすすめ。
【賢者の使用実感コメント】
ゆるめの感触で、硬く乾いた肌でもスピーディにやわらかさが増し、上質な潤いで満たされる。即効的に艶が高まるし、日に日に透明感もアップするのを実感。(ビューティ エディター 近藤須雅子さん)
【3】 クラランス「ブライトプラス ブライトニング セラム」
大気汚染の影響を受けた肌はメラニン量が増えて酸欠状態になることに着目。肌細胞の酸欠を解消する天人花果実エキス、美白作用をもつアセロラ種子エキスなど、このブランドならではのパワフルな植物成分入り。
\クラランス「ブライトプラス ブライトニング セラム」の使用感/
【テクスチャー】
コクのある乳液状だが、なじませるとスピーディに浸透する。保湿力が高く、つけてすぐにキメが整うのでメイクのりもアップ。
【エイジングケア効果】
高分子と低分子のヒアルロン酸コンプレックス入りで長時間乾かない肌をキープする。
【賢者の発見】
このブランドならではの優れた植物成分を贅沢配合。肌の酸素不足解消とメラニン対応を合体させ、美白効果をパワーアップ。
【賢者の使用実感コメント】
大気汚染によるくすみやシミ問題にフォーカスしたテクノロジーは新鮮。うっとりするようなとろける浸透感で、今季、使い続けたい美白セラムの上位に。(ビューティ エディター 安倍佐和子さん)
【4】メラニン蓄積のスパイラルを断ち切り、濃いシミをケア。エスト「G.P.コンディショニングセラム ホワイトニング」
シミ部位では肌の自浄作用が低下し、メラニンの蓄積が加速することを発見。この美容液は肌のリサイクルシステム=オートファジーを活性化させ、循環力を高めてシミが生まれる悪循環を断ち切る作用あり。
\エスト「G.P.コンディショニングセラム ホワイトニング」の使用感/
【テクスチャー】
まるでローションのように使える、みずみずしい感触。スッと心地よくスピーディに肌となじみ、膜感はいっさい残らない。
【エイジングケア効果】
乾燥ダメージから保護し、キメの乱れにも対応するエイジングケア成分もたっぷり。
【賢者の発見】
未然美白とオートファジー美白のかけ合わせによる新アプローチ。肌サイクルを活性化して白さと輝きをを引き出すのが得意。
【賢者の使用実感コメント】
ルーティンのお手入れで肌の自浄力を活性化してくれる、年齢を重ねた肌に効果を発揮する美白ケア設計。潤い&濁り浄化で日ごとに肌がトーンアップされるのを実感。(ビューティ エディター・安倍佐和子さん)
【5】メラノサイトの炎症を抑制。色ムラも疲労ぐすみも払拭!イヴ・サンローラン・ボーテ「ピュアショット ライトセラム」
安定型ビタミンC誘導体と植物エキスの相乗効果で、過労でくずれた肌バランスを整える効果あり。炎症状態を鎮め、メラニン生成を抑制することでシミを改善。さらに赤み色ムラも解消して透明感が高まる。
\イヴ・サンローラン・ボーテ「ピュアショット ライトセラム」の使用感/
【テクスチャー】
硬く乾いた肌でもスピーディに浸透するゆるめの感触。肌がもっちりとするほど潤うが、重苦しさのない快適な使い心地。
【エイジングケア効果】
自然に肌色を整える特殊なパール入りで、色ムラ、くすみ、黄ぐすみをカバーする。
【賢者の発見】
くすみが蓄積した過労肌を改善するという、新アプローチが新鮮。塗布してすぐに明るさが増すところもこの美容液の魅力。
【賢者の使用実感コメント】
過労肌に着目したシリーズだけに、睡眠不足な人にありがちな淀んだ肌色をフレッシュな印象に塗り替えるのが得意。忙しいときのレスキューケアとしても投入したい。(ビューティ ディレクター・松澤章子さん)
「やっぱりコスメでシミは消えない」を覆す、最新「美白美容液」6選
シミにアプローチするスキンケアアイテム【5選】
薬局で買える塗る治療薬は、残念ながら日本にはありません。シミ治療の軟膏は、クリニックで処方してもらうものだけです。とはいえ「安全な分、処方薬と比べて効果は弱いが、きちんと効果が期待できる医薬品的スキンケア」はあります。例えば「ビーグレン」のクリームは、医薬品で定番の、メラニンをつくらせない薬剤ハイドロキノンを配合。「アンプルール」の美容液もハイドロキノン配合です。また塗る医薬品である「トレチノイン」に近い効果が狙えるのがレチノールを配合した『エンビロン』。古い角質を穏やかにはがす作用があるので、ハイドロキノン系の製品と併用するとよいでしょう。『ホワイトショット』と『シナールエクシア』は、1品で総合的に作用してシミを薄くする医薬部外品。使用感がよいことも魅力です。
【1】プロティア・ジャパン「エンビロン C-クエンスセラム1」
メラニンを含む角質の代謝を助けるレチノール誘導体配合の美容液。配合濃度が4段階あり、肌のコンディションでステップアップする美容皮膚科でおなじみのドクターズコスメ。
【2】アンプルール「ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110」
夜の洗顔後すぐに、シミ部分にたたき込むようにつける、ゲル状集中美容液。ブランド独自の新安定型ハイドロキノン配合で、より安全で効果的な美白を実現したロングセラー。
【3】ビーグレン「QuSomeホワイトクリーム2.0」
独自成分Q(HQ)QuSomRe化ハイドロキノン配合の米国生まれの美白クリーム。必要な成分を肌の奥に的確に届ける革新的技術により、早く安全に安定的に効くという実証データも豊富。
【4】ポーラ「ホワイトショット SXS」
シミの部分に乗せるようになじませるスポッツタイプ。『ホワイトショット』ならではの美白有効成分ルシノールEXなどの働きで、頑固なシミが薄くなると評判の逸品。
【5】シオノギヘルスケア「シナールエクシア ホワイトメディカルエッセンス」
ビタミンC誘導体、エラグ酸、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムの4つの薬用成分を、注目の浸透技術ナノキューブで必要な個所に送り込む、サラサラ感触のクリーム。
今がまさにベストタイミング!【シミにアプローチするスキンケアアイテム】BEST 5
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部