シミができる原因は、紫外線や加齢だけではありません。顔にシミができてしまう原因や対策、できてしまったシミに効果的な化粧品をまとめました。シミ対策は通年でおこなうことが大切。ぜひ今日からシミ対策を!

【目次】

【顔のシミ】何が原因?


■メラニンによってシミが発生する

■メラニンによってシミが発生する
紫外線対策は必須!

「シミの原因になっているのはメラニンですので、紫外線対策がもっとも重要です。

特に5~8月の紫外線量の高い季節や屋外でのレジャーなどでは、強い日焼け止めが必要になりますが、注意したいのは塗る量。ほとんどの方が適正量の半分~1/3程度しか塗っておらず、その場合期待される効果が得られません。

平均的な日本人の顔の大きさでいうと、500円玉くらいの量を塗る必要があるのです」(皮膚科医・小林智子さん)

■シミはこすることで余計に濃くなる

できたシミに対して、美容液などを塗るときにも注意が必要です。

「一生懸命、こすりつけるように塗ってしまうと、余計にシミが濃くなってしまうことがあります。やり過ぎないように、気になっても触らないようにしたいですね」(皮膚科医・小林智子さん)

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■傷や虫刺されもシミの原因に

「傷や、虫刺されの後にかきむしってしまいできた傷は、赤く腫れてぷっくりしています。これは「炎症を起こしている」状態で、これが肌の防御反応を引き起こし、色素細胞を活性化させてしまい、結果的にメラニンを発生させてしまいます」(ネイリスト沼澤康子さん)

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■活性酸素によるサビつき

■活性酸素によるサビつき
老化とは、細胞一つひとつの機能が低下し、同時に体のさまざまな部分の機能も低下してしまうこと。

活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を退治する役割を持ちます。しかし、ストレスや年齢によって、活性酸素を消去する酵素などの働きも弱まることにより、体内で必要以上に増えると、健康な細胞まで酸化させ、老化が進みます。

酸化とは“サビる”ということ。細胞膜の脂質が変化したり、遺伝子が傷ついたりした結果、細胞の変異や死滅によって、白髪や肌のシミ・シワ、メタボリック症候群、物忘れ、動脈硬化やガンなどの老化現象や病気が起きるとされています。この活性酸素をいかに抑えるかが、アンチエイジングにもつながります。

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顔にシミができるのを防ぐ対策方法


■日焼け止めをしっかりと塗る

■日焼け止めをしっかりと塗る
顔の高いパーツには重ねづけを。ムラなく塗ることもポイントです。

1:フェイス…頰や鼻の頭、おでこは日焼けしやすい

頰や鼻の頭、おでこなど、顔の中で高さのある部分もうっかり日焼けしやすいと言えます。対策としては、顔全体に日焼け止めを塗ったら、これらの部分には重ねづけするように心掛けましょう。特に、伸びのよい日焼け止めは薄づきになりやすいので、重ねづけは必須です。

■2:塗りムラはNG!手のひらで顔全体になじませて

顔の5か所程度(両頬、おでこ、鼻の頭、あご)において伸ばす、という「5点置き」も良いですが、できれば適量を手のひらにとったら両手で軽く伸ばして(クリームをやわらかくする感じ)から、顔全体になじませるほうが塗りムラを防ぐことができるので、より効果的です。その際、首や耳の後ろも塗るのを忘れずに。全体になじませたら、先ほどよりは少なめの量を手のひらに取り、頰など顔の高い部分に重ねづけするようにしましょう。

■3:こまめな塗り直しを忘れずに!

日焼け止めは、朝塗ったら夜まで安心というものではありません。汗などで流れてしまうのもありますが、そもそも1日中効果が持続するものではないんです。そのため、こまめな塗り直しは必須。日中は手を汚さず手軽につけられるスプレータイプやパウダータイプのもの持ち歩いて、ケアしてあげましょう。

■4:外出しない日でも日焼け止めはマスト

窓ガラスを通して紫外線は室内にも降り注いでいるため、外出しない日もメイクはしなくても日焼け止めは塗るように心がけましょう。最近では、紫外線防止だけでなく、ブルーライトや近赤外線防止効果のある商品も出ているので、それらの効果が付いているものがオススメ。特に近赤外線は肌の真皮にまで届くと言われていて、シミやシワだけでなく、たるみの原因とも考えられているので侮れません。

■5:SPFは足し算できない!

例えば日焼け止めがSPF30で、その後に塗るファンデーションがSPF40の場合、あわせてSPF70の効果があると思われる人もいるかもしれません。しかし、SPFには足し算した分の効果はありません。あくまで一番外側に塗ったSPF40の効果しか期待できないことを頭において、しっかりケアするよう心がけましょう。

SPFは足し算ができません。自分に合ったものを、こまめに塗りなおしましょう。

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■シミのもとをつくらせない食習慣をつくる

■シミのもとをつくらせない食習慣をつくる
肉やレバーに含まれるヘム鉄を積極的に摂取して。

■1:ヘム鉄たっぷりの赤身の肉やレバーを摂る

ビタミンCたっぷりのフルーツや野菜も大事ですが、実はそれと同じくらい大事な栄養素があります。それは鉄、特にヘム鉄です。鉄が、シミの原因となる活性酸素をやっつけてくれます。ヘム鉄というのは、ほうれん草やプルーンなどに入っている非ヘム鉄ではなく、肉やレバーに入っている鉄。吸収量や量が全然違います。

■2:タンパク質、ビタミンA・B・D、亜鉛を摂る

皮膚の代謝を上げて、できてしまったシミを早く追い出すことも大切です。新しいキレイな皮膚をどんどんつくって、シミの溜まってしまっている古い皮膚を追い出してしまいましょう。

それには、タンパク質、ビタミンB、亜鉛、ビタミンD、ビタミンAが最低限必要。これらが全部入っており、いちばん効率的なのが「赤いお肉。そして、ヘム鉄を摂るならレバーが最もおすすめです。

赤ければ赤いほど、栄養がギュッと詰まっています。霜降りやバラやカルビよりも、赤身のお肉を選んでくださいね。

■ビタミンA・C・E、ポリフェノールを摂る

できてしまったシミに関しては、美白剤を使用することのほか、医学的に証明されているビタミンA・C・Eやポリフェノールをたっぷりとって対策します。

特に夏場のおすすめは、アメリカでもアンチエイジングドリンクとして注目されている緑茶。緑茶に含まれるポリフェノールのひとつ・カテキンが抗酸化作用により、紫外線のダメージを軽減してくれます。

そのままでももちろんおいしいのですが、海外ではフレーバーティーとして緑茶にミントやドライフルーツを加えるのが人気だそうです。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

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■日焼け後は水分・ビタミンC・リコピンを補給する

■日焼け後は水分・ビタミンC・リコピンを補給する
水分とビタミンの補給を忘れずに。

肌の上からのお手入れも大切ですが、体の内側からもケアしてあげましょう。

■水分補給

まずはたっぷりと水分補給を行うようにしましょう。前述したように日焼けによって乾燥を引き起すこともあるので、水分をとることで潤い補給の効果も期待できます。

■ビタミンC

ビタミンのなかでも、ビタミンCには抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制したり、シミやそばかすを防いだりする働きもあるので特にオススメです。最近ではサプリで飲むタイプの日焼け止めも出ているので、アウトドアなど1日中外にいるときには外側からのケアにプラスしてもいいでしょう。ビタミンCが豊富なオレンジ、キウイ、グレープフルーツ、ブロッコリーなども日焼け後にとりたい食べものです。

■リコピン

日光への耐性を高める効果が期待できるリコピンを含んだ食べ物をとるのもいいでしょう。代表はトマトですが、そのほか、赤いパプリカやスイカなどにも含まれています。

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■正しい生活習慣で肌をトーンアップさせる

■正しい生活習慣で肌をトーンアップさせる
悪習慣をやめることが一番のシミ対策!

できてしまったシミを消すには、一体どうすればいいのか? ひとつは、そこにフォーカス(注目)させないこと。顔全体がくすみのない明るい肌でいれば、自然とシミに目がいかなくなります。

肌をトーンアップさせるには、透明感があることがポイント。そのために具体的に必要なのは、肌に汚れを残さないこと、保湿を十分にすること、代謝を良くすること。透明感ある肌を保つには、睡眠、マッサージ、食習慣を見直し、すべてをバランスよく習慣化することが大切です。

ただ、初めからすべてを一度に行うのは、なかなか難しいですよね。その場合、何から始めてみればよいのでしょうか?

「まずやるべきことはレコーディングです。ノートに何気ない自分の習慣を記し、見直すことから始めてみましょう! そのあと、自分がまずやりやすいのは、マッサージなのか、生活習慣を正して上質な睡眠をとることなのか、食生活なのかと考えます」(美容家朋原エミさん)

シミを消したいなら、まずは肌がトーンアップすること! 効果なクリームを買う前に、肌にいい行動を習慣づけましょう。

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■体に毒素を溜めない

■体に毒素を溜めない
毒素が溜まると体内だけではなく、肌トラブルを引き起こすことも

日常的に摂取する食品などに入っている添加物や脂質が、体内に蓄積されることで溜まってゆく「毒素」。

体にたまる毒素の種類としては、食品に含まれる添加物(保存料、人工甘味 料、着色料、乳化剤、残留農薬など)、水道水に含まれる鉛、発がん物質のトリハロメタン、空気中や雨に含まれる大気汚染物質、車の排気ガス、紫外線、タバコの煙など、口から摂取するものをはじめ、空気中に漂っているものなど、多岐に渡ります。

この、体内に溜まった毒素を放っておくと、さまざまな不調が! 腸内環境が乱れることで便秘になりやすくなったり、代謝が落ちてしまうことでシミや肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなったり…といった、体の不調の引き金になります。そのほかにも、むくみや冷え性などの原因にもなりかねません。

日頃から意識することが大切なデトックス。そのためには、自宅でも簡単にできる方法を理解しておく必要があります。

■1:ファスティング(プチ断食)をする

ダイエット方法として知られるファスティングは、臓器の休息にも効果的

まず、自宅でできるデトックスの方法として上げられるのが「ファスティング」。

2〜3日間、普段の食事をスムージーや酵素ドリンクに置き換えることで、胃腸を休め、臓器の本来の機能を取り戻そうというデトックス方法です。方法としては、

1: ファスティングを行う3日ほど前から、糖質や脂質の多い食事を控える

2: ファスティング当日は朝から水、リンゴやニンジンでつくった野菜ジュース、酵素ドリンクのみで過ごす

3: 2の方法で3日間程度を過ごす

4: ファスティングを終えたら、具なしの味噌汁や、水分が多めのお粥などで体を食べ物に慣らしていく

このような簡単な工程で行うことができます。短期間で行えるため、週末に実施することもできるのがうれしいですね。

注意点としては、ファスティング中はしっかりと水分を摂取すること。ファスティングを終えた後に「どか食い」はしないこと、のふたつです。

食べ物を摂取しない、と聞くと、どうしても実施することに対して身構えてしまいますが、ファスティング終了時には寝つきがよくなったり、体が軽くなったりと、整腸作用以外にも大きな体感的メリットが得られます。

■2:入浴する

入浴とデトックスの関係は?

デトックスの方法として、一番身近で毎日気軽にできる方法と聞いて一番はじめに思いつくのは「入浴」ではないでしょうか? 入浴することで発汗が促され、汗と一緒に毒素を排出されると感じてしまいますが、実は入浴自体にデトックスの効果は低いのだそう。

体から毒素を排出する割合は、便75%、尿20%、汗3%、爪1%、髪1%と言われています。つまり、汗と一緒に排出される毒素はたったの3%。毒素排出の大部分を担う便からは食べ物から出た老廃物、有害ミネラル(鉛、カドミウム、水銀、ヒ素など)、尿からは有害ミネラル、過剰な水溶性ビタミン、老廃物、食品添加物が排出されます。

入浴後は体から水分が抜けるため、一時的な体重の減少が起こることで「デトックスになっている」という勘違いを引き起こしてしまうのです。

しかし、入浴がデトックスに対してまったく関係がないかというと、そうではありません。入浴し体温を上げることで、代謝が促され、冷え性やむくみの改善につながります。また、胃腸を外側から温めることもできるため、毎日の入浴をしっかり行うことで、直接的ではないにしろ、デトックスをサポートしてくれる効果が期待できそうです。

■3:デトックスウォーターを飲む

漬け込む食材によって効果が変化するデトックスウォーター

海外セレブなどが行なっているとして話題になり、デトックスの方法として一般的になりつつあるのがデトックスウォーター。しかし、そのやり方などについてしっかりと理解できている人は少ないのではないでしょうか?

実は、カットしたフルーツや野菜を一晩ミネラルウォーターに漬け込み、それを飲むだけ、という簡単な方法なのです。漬け込む食材により効果が違うため、自分の感じているからだの不調などに合わせて効果の高い食材を選ぶとより高い効果を期待できるでしょう。

注意点としては、水道水などではなくミネラルウォーターを使うこと、フレッシュな食材を使うこと、そしてつくったデトックスウォーターは1日で飲みきることです。

■4:リンパマッサージをする

リンパマッサージは体の中心に向かって行うのがポイント

最近はリンパマッサージを行うサロンなども増えていますよね。実はこのリンパマッサージも、自宅でできる気軽なデトックス方法のひとつです。

リンパ管は、体で不要になった老廃物などを流す下水道のような働きをしているのです。このリンパの流れを促すことで、毒素を排出するというものです。首の付け根から肩に向かって下に押したり、ひざ裏から太ももに向かって押したりと、体の末端から中心に向かって流すようにマッサージしていくのがポイントです。

顔のたるみや足のむくみに対して効いている実感がわかりやすく、効果が出やすいので続けやすいのもうれしいですね。お風呂などで体を温めながらやるのもおすすめです。

■5:お白湯を飲む

お白湯にスパイスなどを入れて香りを楽しむのもOK

朝起きてすぐ、一杯のお白湯を飲む、という方法もデトックスのやりかたのひとつです。多くの女優さんがやっている健康方法として、すでにご存知だという方も多いのではないでしょうか。

寝ている間に水分が奪われた起床時に、お白湯を飲むことで胃腸を内側から温め、整腸作用に効果があるのだそうです。もちろん、お白湯をそのまま飲むだけでもOKですが、スパイスなどを入れるとより高い効果が期待できます。

体内の解毒を担ってくれている肝臓の働きにアプローチするには、七味唐辛子やクミン、コリアンダーを少量加えたお白湯がぴったり。七味に入っている陳皮や山椒が体の巡りを助け、老廃物排出に一役買ってくれます。

体に毒素が溜まるとどうなる?自宅で毎日できる「デトックス」習慣5つ

■基本のスキンケアを怠らない

■基本のスキンケアを怠らない
アンチエイジングにおけるスキンケアの基本的に大切な考え方を知ろう

【基本ケアは、清潔・乾燥・紫外線対策の3つ】アンチエイジングにおけるスキンケアの基本的に大切な考え方として、「清潔のスキンケア」、「乾燥のスキンケア」、「紫外線予防」があげられます。これに沿って、ご説明していきます。

■1:洗顔は泡で肌を洗うように:清潔のスキンケア

洗顔は、洗顔料を泡立て、肌をこすらないように泡で洗うようにします。摩擦は肌の表面を傷つけ、肌荒れやシミの原因になる可能性があります。洗顔料は、油分が適度で、有効成分が含まれているものがよいでしょう。オススメは洗い流すクレンジングオイルです。質が高いクレンジングオイルであれば、ニキビも気になりません。

■2:化粧水はこすらずそっと、大切につける:乾燥のスキンケア

化粧水をつけるときは、手で行いましょう。手に化粧水をのばし、顔全体になじませていきます。このとき、肌をこすらないように気をつけてください。コットンで肌を強くパッティングすると、肌の表面を傷つけてしまう恐れがあります。長期間続ければ、シミや赤ら顔の原因になることも。もちろん、手で強くパッティングするのも控えましょう。肌をたたいても、引き締まる効果はありません。

■3:セラミド配合の美容液で保湿を:乾燥のスキンケア

セラミド(角質細胞間脂質)配合の美容液は、保湿力があるとされています。肌表面にある角質細胞同士をつなぎとめる脂質の一種であるセラミドは、肌のうるおいをキープしてくれます。セラミドは肌内部でつくられますが、加齢とともに減っていくため、外から補うことが大切です。顔全体にたっぷりとつけ、軽くマッサージをするような感じでなじませます。セラミド配合の商品を購入するときは、「セラミド2」「セラミド3」などと、成分表示に書かれたものを選ぶようにしましょう。

■4:NMF(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)を大切に

「NMF(Natural Moisturizing Factor:ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)と呼ばれる、表皮の角質にある、肌の保湿やバリア機能を担う成分は、もともと肌に備わっているものです。洗い過ぎず、適切に清潔にしておくことが大切です。また、NMFが減ると肌が乾燥して、肌が小さい炎症を起こします。肌が潤っているほど、肌のバリア機能も高まることを、覚えておくとよいですね」(飛田先生)。

効果的なアンチエイジングとは?|食事法、美容ケア、生活習慣から運動・睡眠まで徹底解剖

■美白有効成分のあるコスメを使う

【美白有効成分が効く5 つのポイント】

有効成分の把握はシミケア上手への近道。

■1:「メラニンをつくれ」という情報伝達物質をブロック

肌表面の細胞が紫外線などの刺激を受けると、「メラニンをつくれ!」という指令をメラノサイトに出します。その指令=情報伝達物質をブロックする代表成分が、カモミラET、トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)、TXCです。

■2:メラニンのもと「チロシナーゼ」の活性&合成を抑制

シミのもととなるメラニンをつくるのに不可欠な、チロシナーゼという酵素を分解したり、働きを制限したり、チロシナーゼの代わりに働くことで、メラニンの生成を抑えるのが特徴です。代表成分は、ビタミンC誘導体、リノール酸s、アルブチン、エラグ酸、ルシノール、コウジ酸、プラセンタエキス、4MSK、TXC。

■3:メラニンの居座り抑制&排出促進

できてしまったメラニンが居座るとシミとして顕在化してしまうため、メラニンがスムーズに排出されるよう、肌のターンオーバーを促進。肌が整い、くすみが解消されることも。代表成分は、4MSK、プラセンタエキス、エナジーシグナルAMPです。

■4:メラニンの受け渡しを制限

メラノサイトでつくられたメラニンが表皮の細胞に受け渡されるのをストップすることで、シミが表面化するのを防ぐ効果があります。ほかの成分とはひと味違った働きをします。代表成分は、ニコチン酸アミドWです。

■5:メラニンの色を還元

細胞の中で酸化することでメラニンは黒褐色になります。このメラニンの色を無色化して、白く戻していく作用のこと。シミだけでなく、日焼け後の肌をもとに戻す効果もあります。代表成分は、ビタミンC誘導体。しかし実際の表記名は、L -アスコルビン酸2 -グルコシドや3 - O -エチルアスコルビン酸などと記載されています。

今の肌状態に必要な成分を知ってアイテムの切り替えをするのも手。

もし効果実感が得られない場合は、効かせたいポイントがズレているのかもしれません。今使っているものの成分を確認しておくと、ほかの成分が配合されているものに切り替えるという選択肢も出てくるので、成分は知っておくのがオススメです。

さらに上級者になると、紫外線が強い春から夏は「メラニンをつくれ」という指令を止めるポイント1の成分を配合しているものを。

紫外線を浴びてしまったと感じたあとは、メラニンの生成を防ぐ以降に働きかけるポイント2~4、夏の終わりはメラニンを薄くしたり、排出を促すポイント3~5をなどと、成分によって使い分けたりすると、より効果実感が高くなることがあります。

また、認可を受けていなくても、美白効果を発揮する成分が世の中にはまだあるのも事実。どんな独自成分を配合しているのか、カウンターで聞いてみてもよいでしょう。

今さら聞けない「美白コスメの謎」を徹底解説!有効成分がシミを防ぐ5つのポイント

シミが消える!?シミに効果的なおすすめの化粧品


■ヘレナ ルビンスタインの「リプラスティ」

■ヘレナ ルビンスタインの「リプラスティ」
左/ヒントは施術前の「ピーリング」。洗顔後は2層タイプの化粧水を。エモリエントオイルが肌を守りつつ潤いを。同時にグリコール酸・サリチル酸・HEPESがキメを整えなめらかに。後に使う美容液の浸透を高めてくれる。毎日、朝晩の洗顔後にコットンでなじませて。ヘレナ ルビンスタイン リプラスティ プレソリューション150ml ¥13,500 右/ヒントは「フラクショナルレーザー」。若々しさと透明感をもたらす美容液。レゾルシノールとエラグ酸の働きで、シミや色ムラをケアして透明感を。独自成分プロキシレンなどが肌の再生を促し、ハリと艶やかさを。なめらかでとろけるテクスチャー。朝晩、化粧水の後に使って。ヘレナ ルビンスタイン リプラスティ レザリスト セラム 30ml ¥30,000 [Precious3月号149ページ]

『リプラスティ』シリーズは、2008年に誕生。世界有数の美容医療機関である「ラクリニック・モントルー」のメソッドを、自分で自宅で簡単に再現することを目指します。

登場したばかりの『リプラスティ プレソリューション』と『リプラスティ レザリスト セラム』は、クリニックで人気のメニューから着想。レーザーの前に肌の受け入れ準備を整える「ピーリング」と、シミ・くすみ・たるみなど大人世代の尽きない悩みにマルチに応える「フラクショナルレーザー」のごとく、化粧液でソフトピーリングをした肌に、パワフルな美容液を送り込む。なめらかで透明感がある肌が甦る、そんな手応えが期待できます。

ヘレナ ルビンスタインの「リプラスティ」は、まるでクリニックなスキンケアコスメ

■アルビオンの「エクシア AL ホワイトニング イマキュレート エッセンス」

■アルビオンの「エクシア AL ホワイトニング イマキュレート エッセンス」
アルビオン エクシア AL ホワイトニング イマキュレート エッセンス IDD 1.5㎖×28個 ¥25,000(医薬部外品)

アルビオンのこの美容液は、2016年春夏の質感ケアの主力アイテム。メラニンを木っ端微塵に粉砕することを狙ったコウジ酸配合の美白美容液ですが、まずは1週間ほどで肌全体の色に垢抜け感が。

同時にひとつひとつの細胞に艶めいたような明るさが復活。28日間の1クールを終え、点在していたシミが薄くなってきたように思います。

使いきりのアンプルの中には、たっぷりの美容液が。これは私の場合、3度重ねてもさらに首やデコルテまで塗れる量。美容液で毛穴やキメの奥までラップをする感覚…、細胞のすみずみまでいき渡らせるとはまさにこのことと感じます。この美容液は大人の肌色ケアの最高峰のひとつ。そう言いきれる、真の実力派です。(ビューティジャーナリスト柳田美由紀さん)

■パワフルな美白成分コウジ酸をメラニンの工場=メラノサイトに狙って届ける、特殊なデリバリーシステムを採用。凝り固まったメラニンを木っ端微塵にすることで、残ってしまったうっすらジミを消し去る。

シミだけでなく、肌色と艶感までもが美しくなるアルビオンの美容液

■エスティ ローダーの「リニュートリィブ UR ホワイト クリーム」

■エスティ ローダーの「リニュートリィブ UR ホワイト クリーム」
エスティ ローダー リニュートリィブ UR ホワイト クリーム 48g ¥36,000(医薬部外品)

このラグジュアリークリームには2種類の花の成分が使われており、いずれも肌の炎症の軽減を助けることで知られています。

ひとつめの花の成分は、雄大な自然を抱く北海道の地で生育している「ジャパニーズ アンジェリカ」の花のエキス。これは、肌に蓄積された色素の分解を助けることで、既に現れている「シミやソバカスなどの悩みを改善してくれる」ことが証明されているエキスです。肌のメラニンの生成反応の活性化を抑制して、新たなシミの発生も防いでくれます。

もうひとつの花の成分は、「ホワイト チュベローズ」。夜に開花し、エイジングケア効果を持っていると、古くから言い伝えられているお花です。特にこの「ホワイト チュベローズ」エキスは、最高純度とエイジング効果を持ち、極めて貴重なものと言われています。

これらの2種類の花の成分が、細胞レベルでの炎症の軽減に著しく効果的で、肌の炎症のサイクルを断ち切り、未来のシミの生成と出現を抑制してくれることから、今あるシミだけでなく、これから出てくるシミまでも抑え、美白へと導いてくれるのです。

肌の欠点を消し去る!エスティ ローダーの「美白クリーム」が絶賛される理由

※商品の価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。