【目次】
トレーニング【3選】

【1】「前側」を鍛え、膝のたるみを引き締めるZ(ゼット)
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<STEP.1>膝の間をこぶしひとつ分開け、つま先を立てて膝立ちになる。手のひらは下向きに、床と平行に肩の前で腕を伸ばす

<STEP.2>息を吸って、吐きながら、腕は床と平行のまま、背中は丸めず、膝から肩まで一直線の状態で、体を後ろに倒したら、2に戻る

<STEP.3>STEP.2を12〜15回繰り返す。同様に2〜3セット行う
膝上のたるみ肉を解消! すっきり美脚を目指す「膝肉撲滅エクササイズ」【動画で学ぶ大人のボディメイク】
【2】「内側」をキュッと引き締めるニースクィーズ
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<STEP.1>仰向けになり、両手は体に横に添え、両膝の間にボールもしくはクッションを挟む

<STEP.2>仰向けになり、両手は体に横に添え、両膝の間にボールもしくはクッションを挟む

<STEP.3>息を吸って、吐きながら、挟んでいるボールをつぶすように内ももに力を入れ、骨盤を後傾して腰を床に押しつけていく

<STEP.4>10秒キープを12~15回繰り返す。同様に2〜3セット行う
初出:美脚の敵・内もものたるみを解消!「内もも引き締めエクササイズ」【動画で学ぶ大人のボディメイク】
【3】「脚全体」の引き締めに効果的なサイドスライドランジ
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<STEP.1>右足の下にタオルを置き、右足のかかとを上げたまま、足の指の付け根をタオルにのせる

<STEP.2>胸の前で手を組む。お腹に力を入れながら、左脚の股関節を曲げて、お尻を後ろに出しながら腰を落とし、右脚を横にスライドさせる

<STEP.3>息を吸って吐きながら、内ももを締めるようにして、元の位置に戻る
<STEP.4>STEP3.〜4を12~15回繰り返し、反対側も同様に。合計2〜3セット行う
初出:美脚の敵・内もものたるみを解消!「内もも引き締めエクササイズ」【動画で学ぶ大人のボディメイク】
マッサージ【4選】

\セルライトは血流やリンパの流れの悪さから生まれてくる/
太もも、お尻によく見られる肌表面の凹凸がセルライト。日本人女性の80%以上にあると言われます。脂肪細胞の中に老廃物が蓄積され大きく成長してしまった状態で、自覚しない内にどんどん進行してしまうばかりか、一度できると解消するのが難しいといわれているくらい厄介なものなのです。座り姿勢が長時間続くと、鼠径部を圧迫してしまいます。するとリンパの流れが滞り、脂肪細胞の周りに老廃物がたまりやすくなり肥大化してしまう…。これがセルライトに。なのでリンパの流れをスムーズにすることが解決の近道に!
太もも&ヒップのセルライト撃退に!リンパのつまり解消メソッドとは?
【1】お尻~太もものセルライトを撃退!「鼠径部マッサージ」
\このマッサージの効果とポイント/
・リンパの流れが滞ることで、 老廃物が溜まり脂肪細胞が肥大化してセルライトに。
・長時間座りっぱなしでいると鼠径リンパ節がつまり、お尻や太もものセルライトが増殖してしまう。
・鼠径部のリンパ節のつまりを解消することがセルライト対策に。
・つまりを解消すると下半身のむくみ、冷え解消にもつながるので、習慣化がおすすめ。
<STEP.1>鼠径リンパ節の位置を確認
・リンパ節とは、老廃物を押し流すゴミ箱の様な役割をしている器官のこと。
・リンパ節の部位をよくほぐすことは、リンパの流れや働きをスムーズにする上でとても重要。
・特に下半身のむくみや冷え、セルライトを解消するには鼠径リンパ節のつまりを解消しておく。

<STEP.2>鼠径部をプッシュしたまま、膝をゆらゆらさせる
・まず、バスタオル2枚をきつく丸めてから、膝の下を当てる。
・こうすると膝が固定できるし、安定して座りやすくなる。
・左手の親指以外の4本指で右側の鼠径部をプッシュしたまま、右手は膝上をつかみ、膝下方向に圧をかけてストレッチ。
・そのままの状態で、膝を左右にゆらゆらと回旋させると、鼠径部に適度な刺激を与えることができて、つまり解消に。
・これを30秒行って。そして反対側も同様に行う。

【まとめ|太もも&ヒップのセルライトを撃退。鼠径リンパ節のつまりをとるメソッド4か条】
1.リンパの流れが滞ることで、 老廃物が溜まり脂肪細胞が肥大化してセルライトに。
2.長時間座りっぱなしでいると鼠径リンパ節がつまり、お尻や太もものセルライトが増殖してしまう。
3.鼠径部のリンパ節のつまりを解消することがセルライト対策に。
4.つまりを解消すると下半身のむくみ、冷え解消にもつながるので、習慣化がおすすめ。
太もも&ヒップのセルライト撃退に!リンパのつまり解消メソッドとは?
【2】張り出した太ももを細く!「簡単もみほぐしメソッド」
\このマッサージの効果とポイント/
・太ももが横に張り出してパンツやタイトスカートをはくとキレイに履きこなせない…。それは、太ももの筋肉がうまく使えていないこと、股関節の内旋(内側に回転している)が主な原因。
・これを放っておくと太ももに脂肪が溜まりやすくなる、というのだからケアが急務!
・まずは「股関節の内旋」や「前かがみの姿勢を引き起こす」、太ももの前側と外側の筋肉のこわばりを緩めるストレッチやマッサージがおすすめ。
・この筋肉が柔軟になることで、正しい姿勢になるし、太ももに溜まった脂肪の分解&排泄もスムーズに!
<STEP.1>膝を内側に倒し、太ももの外側を伸ばしてマッサージ
・膝を内側に倒すようにして、脚を寝かせる。
・両手のひらを重ねて体重をかけながら、膝上から脚の付け根まで、小さく円を描くようにほぐしていく。
・これを30秒行う。

<STEP.2>ひざ下にタオルを置いて、太ももの前側をほぐす
・片足を伸ばし、安定させるために、ひざ下には丸めたタオルを置く。
・STEP.1と同様に両手のひらを重ねて体重をかけながら、膝上から脚の付け根まで、小さく円を描くようにほぐしていく。これも30秒行う。

<STEP.3>脚の付け根のリンパ節に老廃物を流す
・手のひらでひざ上から脚の付け根までリンパを流し、マッサージで動いた老廃物を押し流す。

【まとめ|張り出した太ももがすっきり細く!「もみほぐしマッサージ」4か条】
1.太ももの横張りは、「太ももの筋肉がうまく使えていない」こと、「股関節の内旋」が原因。
2.姿勢が悪くなり、「外側の筋肉=外側広筋(がいそくこうきん)が酷使」されることで横に張ってしまう。
3.ダイエットしても横張りは解消できず、「筋肉へのアプローチ」が必須。
4.手のひらを使って体重をかけながら、「太ももの外側と前側の筋肉をほぐす」のが効果的。脂肪排出効果もあり。
【3】太もものむくみもセルライトもスッキリ!「整筋メソッド」
\このマッサージの効果とポイント/
・入浴中にできる、太ももの筋肉の柔軟性を取り戻すメソッド。
・入浴中は体がしっかりと温まっているのでマッサージ効果が出やすい絶好のタイミングですし、たった36秒でむくみがすっきりして重だるかった脚がラクになりますよ。
・歩いているときに太ももの筋肉を上手に使えていない人も多く、日常生活で鍛えるのが難しいため硬くなりやすい…。するとリンパの流れが滞りやすく、放置しておけばむくみやセルライトの蓄積につながるので、美脚を目指すなら意識してケアすることが必須です。
<STEP.1>内ももの筋肉と脂肪を両手でしっかりとつかむのが基本姿勢
・バスタブに寄りかかった状態で、片足の膝を曲げて外に倒し、内ももの筋肉と脂肪をしっかりと両手でつかむ。これが基本姿勢。

<STEP.2>内ももをつかんだまま、膝を曲げ伸ばしする
・STEP.1の状態で内ももをつかんだまま、膝を曲げ伸ばしして内ももの筋肉や脂肪をほぐしていく。
・この曲げ伸ばしを6回繰り返します。さらに位置をずらしながら、3か所くらい行いましょう。
・反対の脚も同様に行って。

【まとめ|入浴中にむくみもセルライトもすっきりする整筋メソッド4か条】
1.長時間のデスクワークと運動不足で脚のむくみが起こりやすくなる。
2.特に太ももの筋肉が硬くなることでリンパの流れが悪化することは原因に。
3.さらに太ももの筋肉の硬化は、骨盤の歪みや姿勢の悪さにもつながることも。
4.内ももの筋肉と脂肪を手でつかんで刺激する、このメソッドなら簡単にほぐせる。
36秒でむくみ脚がすっきり。入浴中にセルライトケアができる整筋メソッド
【4】太ももの横張りをスッキリ!「大腿筋膜張筋」ほぐし
\このマッサージの効果とポイント/
・太ももが横に張り出してタイトなボトムがキレイに着こなせないのは、太もも外側にある「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」が硬くなっているのが原因のひとつ。
・ここをほぐすとお尻と太ももの筋肉にも働きかけて、脚全体がスッキリ!
・歩くときにバランスよく筋肉を動かせるようになるため、張り出しを解消することができる。
・このメソッドは「つまんで足をゆらゆらする」だけ。力を使わなくても簡単にほぐせるので、ぜひやってみてくださいね。
<STEP.1>太ももの外側をつまんで、足を左右にゆらゆらさせる
・脚をのばして座り、脚を安定させてほぐしやすくするために、片足の膝下に巻いたバスタオルを置きます。
・太ももの側面を両手でつまみ、そのまま状態で足を左右に振るようにゆらゆらさせます。これを30秒くらい行いましょう。
・この動作で力を使わなくても筋肉がしっかりほぐれます。
・これを骨盤あたりから、膝の手前まで数か所行いましょう。反対側の足も同様に行ってください。
【まとめ|太ももの横張りをスッキリ!美脚メソッド4か条】
1.太ももの横張りは、太ももの外側の筋肉がギュッと収縮し硬くなっていることが原因のひとつ。
2.解決策は、太もも外側にある「大腿筋膜張筋」をほぐして緩めること。
3.歩くときにバランスよく筋肉を動かせるようになるため、張り出しの解消に。
4.ヒップアップ効果や姿勢の改善にもつながるので、スタイルアップに。
日常生活でできる太もも痩せメソッド【3選】
【1】しゃがむ・立ち上がるときに意識して行う「スクワット」

しゃがみこむときと、立ち上がるときはスクワットの意識で!
「しゃがみこむ」と「立ち上がる」動作も正しく行って、ながら美容に取り入れましょう。実は、太ももシェイプとヒップアップを始め、ふくらはぎやアキレス腱のストレッチもしている状態になるので、浮腫が取れて美脚効果が期待されます。それだけではなく、筋肉量の多い下半身を刺激することで、代謝がよくなり、全身の血流もアップ。極めつけは、内臓にも圧をかけるので腸にもよくて、結果的に美肌へもつながります。
\しゃがむときのポイントは3つ/
【POINT.1】お尻を引くようにしながら、股関節を折りこむ。
【POINT.2】膝とつま先の向きをそろえる。
【POINT.3】ゆっくりとしゃがみこむ(息を吐きながら)。
股関節を折りこむ意識が掴みにくい方は、始めは背中が地面と平行になるくらい深く折り曲げてから、膝を曲げてみてください。そうすると、腿の付け根に人差し指を挟めそうになる感覚を掴めるでしょうか? それから、膝とつま先の向きをそろえることを意識しながら、ゆっくりとしゃがみましょう。
\立ち上がるときのポイントは1つ/
【POINT.1】「ラップ&ジップ」を意識して立ち上がる

多くの方が、気が緩んだ状態で立っていると、膝が内側に向いているかと思います。これをピラティスの基本動作「ラップ&ジップ」で解決。まずはかかとと母指球をしっかりと踏み込みます。脚の付け根から膝も外を向くようなイメージで外旋(ラップ)させて、その延長にある座骨(お尻)は寄せ、丹田に力を入れてズボンのチャックを上げる(ジップする)ように、姿勢を整えることを指します。立ち上がるときには、この意識をしながら、日常生活では使っていないお尻や内ももの筋肉を刺激します。
【2】お風呂の中で手軽にできる「むくみリセット法」


内ももの筋肉と脂肪をつかみ、ひざの曲げ伸ばしで刺激する
・はじめに、片方のひざを曲げて外に倒し、両手の4本指と親指を大きく開いて内ももをしっかりつかみます。
・そのままひざを曲げ伸ばしして、内ももの筋肉や脂肪をほぐしていきましょう。
・この動作は、つかむ位置をずらしながら片脚で4か所、各10回ずつ行います。
・片足が終われば、反対の脚も同様に行ってください。


「多くの人が内ももの筋肉をうまく使えずに、硬直してそけい部につながるリンパの流れを滞らせています。筋肉の柔軟性を取り戻すと、脂肪がたまりやすい部分の代謝を高める効果も期待できます」(アンチエイジングデザイナー・村木宏衣さん)。入浴中、太ももの裏側を両手でつかんで、ひざを曲げ伸ばしするだけ。根本からふくらはぎにかけて、順番にほぐしていくのがベストです。このケアで、太ももの内転筋にアプローチできます。内もものなかでも特に衰えがちなのが、ひざを伸ばすときに働く筋肉。ひざの屈伸を使ってケアします。これにより、立ち姿勢が楽になる効果も!
一生疲労感に悩まされない!お風呂の中で手軽にできる「若返り整筋ケア」習慣
【3】睡眠の質も上げる寝る前の「太ももマッサージ」


寝る前は、アロマ効果のあるオイルで全身をマッサージしながら、ゆっくりと深い呼吸をし、質のよい睡眠へと誘いましょう。睡眠の質が悪く、寝不足状態が続くと、空腹ホルモンである「グレリン」が増えるというデータもあります。特に集中ケアしたいのは、心臓から遠くむくみやすい脚。足首から膝に向かって両手をグーにして下から上にさすり、太ももは両手のひらで下からしぼるようにまんべんなくマッサージします。各パーツ5回ぐらいずつ、寝る前の儀式として定番化させるといいですよ。
習慣化すればダイエットに繋がる「ちょこっと運動」&「マッサージ」5選
- TEXT :
- Precious.jp編集部