日々の忙しさやストレスで少しずつ蓄積した疲れも、温泉にゆったり浸かればゆるゆると解かれていく心地がします。そんな癒しを求めて、全国2,500以上のスポットを巡った経験のある温泉ジャーナリストの植竹深雪さんが、本当に疲労回復効果を実感できたという選りすぐりの温泉宿5軒をまとめてご紹介します!
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心身の疲れを溶かしてくれる、“癒し”力抜群の温泉宿5選
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■1:日本一予約が取れない大人の隠れ家「花仙庵 仙仁温泉 岩の湯」
■2:湯舟のすぐそばに源泉が!希少な自噴泉を備えた「湯岐温泉 和泉屋旅館」
■3:温冷交互浴で心身が整う!武田信玄の隠し湯「毒沢鉱泉 神乃湯」
■4:まるでシャンパン!繊細な泡に包まれる「湯屋温泉 炭酸泉の宿 泉岳舘」
■5:源泉かけ流しが洪水状態!湯量が贅沢すぎる「杖温泉 弘法湯」
■1:日本一予約が取れない大人の隠れ家「花仙庵 仙仁温泉 岩の湯」
長野県須坂市にある「花仙庵(かせんあん)仙仁(せに)温泉岩の湯」は、「日本で一番予約が取れない」と噂されるほど人気の温泉宿。植竹さんによれば、推しポイントは、奥行き30メートルほどの洞窟風呂。源泉が滝のように流れ落ちてきて、洞窟内に水しぶきがたちこめ、ミストサウナ気分を味わえるそう。洞窟風呂のほかに、露天風呂や貸切風呂も。また、大人の隠れ家のような宿で味わえる、極上のおもてなしも人気の秘訣。
■2:湯舟のすぐそばに源泉が!希少な自噴泉を備えた「湯岐温泉 和泉屋旅館」
福島県塙町にある「湯岐(ゆじまた)温泉 和泉屋旅館」は20代続く、由緒あるお宿。特におすすめなのは、全国でも珍しい自噴泉の『鹿の湯』。生まれたての温泉なので、温泉の効果をダイレクトに実感できます。源泉温度は38〜39度ほどで、ずっと浸かりたくなる心地よさ。とろみのある極上ぬる湯は、疲労回復でなく美肌効果も期待できるとか。また、地元の食材をふんだんに使った料理やレアな地酒も揃っています。
■3:温冷交互浴で心身が整う!武田信玄の隠し湯「毒沢鉱泉 神乃湯」
長野県下諏訪にある「毒沢(どくざわ)鉱泉 神乃湯(かみのゆ)」は、戦国武将・武田信玄の隠し湯として知られる秘湯。源泉温度の低い浴槽と加温された浴槽がセットになっており、交互に浸かることで心身の調子を整えることができます。また、自然豊かな神乃湯は、霊山守屋山、諏訪大社上社、下社を直線で結ぶ場所に位置し、パワースポット的な側面も。館内に多くの神々を祀り、神秘的な雰囲気を堪能できるのも魅力のひとつです。
■4:まるでシャンパン!繊細な泡に包まれる「湯屋温泉 炭酸泉の宿 泉岳舘」
岐阜県下呂市にある「湯屋(ゆや)温泉 炭酸泉の宿 泉岳舘(せんがくかん)」の自慢は、超レアな天然の炭酸泉。シャンパンのような繊細な泡に全身が包まれる感覚は格別です。源泉をほどよく加温した二槽風呂があり、交互に入る温冷交互浴でより効果を高めることができます。さらに、天然の炭酸泉を使ったコーヒーやカクテルなどの飲み物や食事も供されており、まさに炭酸泉づくし。泉岳舘でしか味わえないメニューを堪能できます。
■5:源泉かけ流しが洪水状態!湯量が贅沢すぎる「杖温泉 弘法湯」
山梨県甲府市にある「甲府湯村温泉郷 杖(つえ)温泉 弘法湯」は、源泉かけ流しの湯を贅沢に堪能できる温泉宿。湯量が驚くほど多く、浴槽は常にオーバーフロー状態! 湯が新鮮なので、炭酸泉ではないのに入浴すると体にびっしり泡がつくほどだそう。湯温は、体の緊張がほぐれる38度前後。塩化物泉なので、湯上り後も塩のヴェールで保温と保湿効果が得られます。都内から宿泊でも日帰りでも通いやすいアクセスの便も魅力です。
以上、温泉ジャーナリストの植竹深雪さんが推薦する“癒しの宿”5軒をご紹介しました。いずれも劣らぬ名湯揃い! 日々の疲れを癒してくれること、請け合いです。宿の詳細については、それぞれの記事からチェックしてみてください。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部