【目次】
「ショート」から伸ばしかけのヘアアレンジ術【8選】
【1】「耳にかけて」タイトに見せる
\Cocoon 銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
髪の長さが短いショートヘアは、結んだり巻いたりするのが難しいもの。「ヘアアレンジはできない」と思っている人も多いのでは? そこで、Cocoon 銀座店の店長・泰斗さんに、簡単にガラッと印象を変えることができる、ショートヘアのアレンジ術を伺いました。「印象をガラッと変えるには、質感とフォルムに違いを出すのが効果的。ふんわりとした質感とフォルムで大人のかわいさを、ややウェットな質感とタイトなフォルムでクールさを演出できます」(泰斗さん)。また、スタイルチェンジしやすいカットも、ショートにとっては重要に。「今回のスタイルは、2wayのスタイリングができるようにカットしてあるので、そのままならショートボブ、耳にかけるだけでマッシュウルフっぽいフォルムにできます。スタイルつくりのワンポイントにオススメです」(泰斗さん)。カットのベースはグラデーションボブ。「トップにレイヤーを入れることで、耳に髪をかけたときと下ろしたときで、表情が変わるデザインになっています。ゆるくパーマがかかっているので、ややウェットな質感にすると、より束感が出るようになって、大人っぽい表情に」(泰斗さん)。
<スタイリング方法>耳にかけるだけでガラッとクールに!
<STEP.1>クリームワックスを根元から全体に揉み込む
<STEP.2>サイドを耳にかける
<STEP.3>束感をつくって整える
<スタイリングのコツ>
「タイトにしすぎると古い印象になるので、サイドのみタイトにし、トップはふんわり感をキープして。襟足を少し外ハネにつくるとおしゃれです」(泰斗さん)。
耳にかけるだけで印象チェンジ!ショートヘアだから叶う「2wayスタイリング」
【2】「前髪」と「もみあげ」にひと手間加える
\Rougyの小栗瑛二郎さんがレクチャー!/
今回は「髪が多く広がりやすい髪をなんとかしたい」「短くしたいけれど女性らしさは残したい」というニーズに、「Rougy」のスタイリスト・小栗瑛二郎さんがアドバイス! 「全体的にカットにはレザーを使用し、毛先の質感や動きを出すようにしています。内側は軽めにして表面の毛は長くして、おさまりよくコンパクトなシルエットでありながら女性らしく柔らかな印象はキープ。すくよりもフォルムを小さくして広がらないよう調整しているので、頭をキュッと小さく見せるような効果も。すそもレザーカットでタイトに整え、メリハリを出すように。さらに毛先にはしっかりめにパーマをかけ、巻かなくても手軽に動きがつくようにしています」(小栗さん)。
<スタイリング方法>前髪ともみあげ部分のひと手間でバランスをとって。
「レザーカットとパーマで、ざっと乾かすだけでも再現性の高いスタイルになっています。パーマがかかった毛先は濡らしてざっと乾かしてワックスを軽くもみこむだけでOK。ポイントとなるのは前髪とサイドの髪のスタイリング。バランスよく見えるよう、ひと手間かけて」(小栗さん)。
<STEP.1>前髪は根元が立ち上がるようにハンドブロー
<STEP.2>サイドの髪は耳にかけ、もみあげは少し出してメリハリを
<スタイリングのコツ>
- レザーカットで毛先の動きとこなれたニュアンス出しを
- 毛先の軽めパーマで、スタイリングの手間のない再現性の高いスタイルに
- タイトに整いつつも「もみあげ出し」のひと手間でおしゃれ感アップ
「パーマスタイルにはパーマ用の固まらないタイプのムースもおすすめですが、ワックスで適度に束感を出すスタイリングも◎」(小栗さん)。
40代に似合う【ふんわりエアリーショートボブ】レザーカット×今どきパーマで軽やかな空気感をまとう
【3】「分け目」を変えてシルエットをチェンジ!
\BEAUTRIUM 南青山店の相沢美沙さんがレクチャー!/
40代が挑戦しやすいショートボブスタイルは、頭のかたちに沿ったフォルムで骨格補整できるのがいいところ。BEAUTRIUM南青山店のマネージャー・相沢美沙さんによると、ショートボブはふだんのスタイリングのしやすさを考えて、自然と内巻きになるようにカットすることが多いのだそう。「ふんわりとした内巻きショートボブは、スタイリングのしやすさと、大人っぽく落ち着いた雰囲気が魅力。でも、たまには遊びのあるヘアスタイルも楽しんでみたいですよね。印象をガラッと変えるのに効果的なのが、前髪のつくり方と、全体のシルエットを変えることです」(相沢さん)。前髪は分け目を変え、毛先を外ハネになるように巻くことでシルエットをチェンジ。さらに、片サイドを耳にかければ、グッと大人っぽくおしゃれなショートボブに!では、詳しいスタイリング方法をチェックしてみましょう。「前髪は逆サイドから思い切り持ってくることで、クールなかき上げ前髪にチェンジ。毛先にアイロンで外ハネをプラスすることで、内巻きシルエットからラフで動きのあるフォルムになり、抜け感のあるこなれた印象に仕上がります」(相沢さん)。
<スタイリング方法>前髪チェンジは思い切って!毛先を遊ばせてこなれた印象に
「サイドパートの前髪をつくるときは、思いきりが肝心。分け目にボリュームが出ますし、全体のバランスもつくりやすくなります」(相沢さん)。
<STEP.1>ヘアアイロンで全体に動きをつける
<STEP.2>前髪をサイドパートにする
<STEP.3>ワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ>
「外ハネのフォルムは、旬のデザイン。取り入れるだけで、おしゃれに仕上がります。毛先に動きをつけておけば、片側を耳にかけるだけで、クールな雰囲気になれますよ」(相沢さん)。
分け目を大胆チェンジ! コンサバショートボブを外ハネでクールに
【4】よりふんわり仕上げたい後頭部は「やや太めのカーラー」で
\kakimoto arms 二子玉川店の細畑久寿さん&カラーリストチーフの坂口綾菜さんがレクチャー!/
今回は「多毛で硬く動きが出にくい」「ショートにすると改まった印象に見えてしまう」というお悩みに、「kakimoto arms 二子玉川店」の店長・細畑久寿さん&カラーリストチーフの坂口綾菜さんがアドバイス! 「ボリュームが出にくくなる40代以上の方にショートヘアは人気ですしおすすめのスタイルですが、髪質やフォルムによってはミセス感が出すぎ、改まった印象に見えてしまうことも…。とくに多毛で毛質が硬く、1本1本が太めという方は、ショートやボブなどの短めのスタイルに動きが出にくいんです。そんな方におすすめなのが、ある程度柔らかさや軽さをカットで出し、さらに表情が出やすくなるよう表面にハイライトをプラスしたスタイル。カット×カラーのハイブリッドで、こなれ感が劇的にアップします」(細畑さん)。カラー専門の「カラーリスト」が常駐し、パーソナルカラーやライフスタイル、ファッションの好みなどに合わせた “ひとりひとりに本当に似合うカラーリング” にも定評のあるkakimoto arms。「ハイライトはヘアスタイルに軽さや立体感をプラスするだけでなく、大人の白髪ぼかしとしても人気が高いです。髪のお悩みやヘアスタイルに合わせて、似合うカラーをご提案させていただきます。多毛剛毛な方は、ハイライトをプラスすることで軽やかさが加わり、動きが出やすくなります」(坂口さん)。
1本1本がしっかりと太くて硬め、ボリュームもあるので、カットの表情が出にくい伊藤さんの髪。「ハサミでカットすると重くクラシカルなフォルムになりがちなので、レザーカットで髪をやわらかく軽くしながらカットしています。内側にもレイヤーをバランスよく入れ、後頭部に自然な丸みが出るように。すそにはグラデーションを加え、さらに動きが出やすくなるよう調整しています。洗って乾かすだけでも自然にまとまりやすいのですが、アイロンやカーラーでひと手間加えることで軽快な動きのあるスタイルに」(細畑さん)。カラーは「髪の硬さを和らげ、軽さを出しながら、スタイリング時にも表情が出やすくなるよう、ハイライトを入れています。伊藤さんの髪はカラーリングすると赤みが出やすいのが悩み。表面に均等にハイライトをしっかりめに入れることで、退色しても赤みや黄身を感じさせず、髪が少し伸びてきても自然になじむ仕上がりに。ハイライトの色はパーソナルカラーをベースに、瞳の明るさも意識して選んでいます。ハイライトは細かく入れ、色落ちしてもキレイに見えるよう計算しているので、3~6か月くらい空いてしまってもリタッチできるのもポイント。伊藤さんは白髪はさほどありませんが、このハイライトは頻繁に白髪染めをしたくないという方の “白髪ぼかし” にもおすすめです」(坂口さん)。
<スタイリング方法>カーラー+アイロン使いで、エアリーな動きを
「多毛な硬い髪でもレザーカットによってやわらかいニュアンスは出ていますが、カーラーやアイロンを使ってエアリーな動きを加えることでグッと映えるスタイルに。ボリュームが出にくいトップはカーラーで、すそはアイロンで巻いて、適材適所でメリハリを出すのがおすすめ。ちょっとの手間を加えることで、より軽やかでエアリーなスタイルに仕上がります」(細畑さん)。
<STEP.1>頭頂部は分け目をまたぐようにカーラーで巻く
<STEP.2>すそはアイロンで外ハネに
<STEP.3>少量のバームを根元にもみこんで空気感を出す
<スタイリングのコツ>
- 硬く太い多毛はレザーカットでやわらかく軽やかな仕上がりに
- 表面に多めにハイライトを入れ、スタイリング時に立体感も表情も出やすく!
- アイロン&カーラーでスタイリングして自然な動きをプラス
「スタイリング剤はオーガニック系のバームがおすすめ。毛に自然な束感&立ち上げをつくりつつ、しっとりとした質感に。ワックスよりも軽やかな印象に仕上がります」(細畑さん)。
40代に似合う【エアリー軽快ショート】絶妙カット×ハイライトで、剛毛でもやわらかな印象に!
【5】「ツヤ」を手軽にアイロンで出す
\S.HAIRSALONの横井七恵さんがレクチャー!/
今回は「髪にボリュームが出づらくなってきた」「ショートでもクールになりすぎずフレッシュな印象に見せたい」というニーズに、S.HAIRSALONのヘアデザイナー 横井七恵さんがアドバイス!「Precious世代に多いのが、髪がやせてきてボリュームが出づらいというお悩みです。さらに顔が下がってきたのを気にされる方も多いので、髪と同時に顔立ちまで若々しく見せるスタイルのご提案をさせていただいています。今回は丸みを出しボリュームを意識したショート。扱いやすく、無理なく若見せさせ、ツヤっぽい仕上がり、バランスのいいスタイルを目指しました」(横井さん)。
今回のモデルさんは、毛量は普通なのですが髪1本1本が細く柔らかいため、ボリュームが出づらくペタッとしやすい髪質。「そのため、いちばん長いところをあごくらいの長さに設定してカットし、適度にレイヤーを入れてふっくら感を出しています。すそはグラデーションでしめてから、はち上にだけバランスよくレイヤーを入れ、動いたときにふんわりとしたニュアンスが出やすいように。後頭部もふんわりと見えるようにレイヤーを入れ、表面の動きも出やすいよう調整しています。前髪は長めかつやや厚めにとり、おでこのシワを自然にカムフラージュできるように。若々しくフレッシュな印象に見せつつ、年齢に合うかわいさも意識しながらもナチュラルな雰囲気に仕上げています」(横井さん)。
<スタイリング方法>ストレートアイロンでツヤを出しつつ、ふんわり丸みフォルムに!
<STEP.1>分け目をまたぐように毛束を取り、トップにふんわり感を
<STEP.2>後頭部は毛束を上に持ち上げながらアイロンで熱を加えて
<STEP.3>前髪はマジックカーラーで
<スタイリングのコツ>
- はち上のみにバランスよくレイヤーを入れ、トップ&後頭部のボリュームアップを狙う
- 前髪は厚めかつ長めにとり、肌悩みもカバーしながらよりフレッシュな印象に
- スタイリングはストレートアイロンで自然なボリューミ&ツヤ出しを
「スタイリングには軽めのオイルがおすすめです」(横井さん)。
40代に似合う【ふんわり丸みショート】ふわっとボリューミーなフォルムで顔立ちまでキュッと!
【6】「アイロン」で毛先をハネさせて、キュッと引き締める
\suiの中村育美さんがレクチャー!/
40代ともなるとトップの髪がペタッとして、ハチのあたりが膨らみやすくなるもの。そんな髪悩みに応えてくれるのが、suiのヘアデザイナー、中村育美さん。「ハチのあたりが膨らむと、余計にトップがつぶれて見えるんです。ご自身でスタイリングするときは、ハチのあたりをつぶしながら、毛先に丸みをつけるのがポイントです」とか。毛先が乾燥しやすく、トップと生えぎわに白髪が多い田村さんの髪。「分け目を作らず、生えぎわを覆うこのスタイルなら、白髪が目立ちにくいメリットがあります」(中村さん)。カットはトップにボリュームをつくるために、トップにレイヤーを入れ、立ち上がりやすくしているそう。レイヤーを入れすぎると、まとまりにくくなるので加減が必要です」(中村さん)。
<スタイリング方法>襟足にくびれをつくってスタイルにメリハリをつける
ボリュームがほしい部分は根元を立ち上げるように、ボリュームを削りたい部分はつぶしながらスタイリングをするのがポイント。「特に襟足をキュッと引き締めたいので、襟足の髪は首のラインに沿わせながら、毛先だけ外ハネにさせます。メリハリがつくので小顔効果もあるんですよ」(中村さん)。
<STEP.1>襟足の髪は首に沿うようになでつけ、毛先だけ外ハネにする
<STEP.2>その他の髪は毛束の中間から毛先を内側に丸めるようにアイロンを当てる
<STEP.3>頭頂部の毛束は根元を立たせるようにブロー
<スタイリングのコツ>
- 襟足の髪は毛先だけ外ハネにして、くびれをつくる
- はち周りはアイロンで内巻きにしながら膨らみをつぶす
- 顔を髪で包むようなスタイルにして生え際の白髪をカバー
「はち周りや襟足の髪をつぶすスタイリングは、うねって広がりやすい髪質の方にも向いています。毛先に丸みをつけるだけで、遊びと軽さが出るので、レイヤーを控えめにカットしても、そんなに重たい印象にはなりません」(中村さん)。
白髪カバーと小顔見せが同時に叶う!毛先を遊ばせた「くびれショートヘア」
【7】「ブロー」でふんわりと整え自然なボリューム
\akimoto arms LaLa terrace MUSASHIKOSUGI店スタイリストチーフ西本寛之さん&カラーリストチーフ 太田桂子さんがレクチャー/
今回は「髪にボリュームが出づらくなってきた」「ショートでもクールになりすぎずフレッシュな印象に見せたい」というニーズに、S.HAIRSALONのヘアデザイナー 横井七恵さんがアドバイス! 「前髪ナシのワンレンボブは40代50代に人気のスタイルですが、”もう何年もずっと同じで変わり映えしない、でも変える勇気も出ない…”というお悩みをお客様からよく耳にします。そんな方におすすめしたいのが、表面を長めに残したマッシュショート。すそに軽さを出し丸みのあるシルエットをつくり出すことで自然とボリュームがアップできるので、毛髪にコシがなくなりぺたっとしてしまうというお悩みも解消できます。ショートでも改まった印象にならず、やわらかくかわいらしい雰囲気も、ひとさじのモード感も両立できるのがこのスタイルの魅力です」(西本さん)。kakimoto armsはカラー専門の”カラーリスト”が常駐し、ひとりひとりに本当に似合うカラーリングにも定評が。「今回、カラーで意識したのはズバリ、ショートヘアに似合うハイライトデザインです。根元から髪をふんわりとやわらかい印象に見せたかったので、顔周りはやや多め、全体的にも細かくハイライトを入れています。硬く改まった印象に見えがちなショートも、ハイライトを入れることで軽やかさが増し、格段にこなれたスタイルに。気になる白髪を自然にごまかすこともできるので一石二鳥です」(太田さん)。
今回のモデルさんは、一見ボリュームがあるように見えますが、実は坂下さんはボリュームが出にくい髪質。「すそが重いとボリュームがより出にくくぺたっとしてしまいがちなので、表面は長さを適度に残しつつ、アンダーセクション(後ろのすそ部分)にしっかりと軽さを出すようにカットしています。すそに軽さを出し、後頭部に丸みができるよう調整することで、ふんわりとしたボリュームのあるシルエットに。サイドはパツンとまっすぐに切らず、適度にグラデーションを入れて自然にボリュームが出やすいように整えています。もともと坂下さんは前髪なしのワンレンボブだったのですが、おでこの形がキレイなので、前髪も長めに残しサイドに自然に流しておでこを出すスタイルに。センターパートにすることで、さらにフレッシュでこなれた雰囲気に」(西本さん)。カラーは「ハイライトが浮いて見えないよう、ベースのカラーも暗すぎず適度な明るさを出しています。坂下さんは肌色がイエローベースなので、肌に透明感を出すようなベースカラーに、自然な軽やかさが出せるようなハイライトの組み合わせ。ハイライトは顔周りを中心に、全体的にかなり細く入れるのがポイントです。陰影はあるけれど目立ちすぎず、ショートヘアに軽やかさとやわらかさ、ふんわりとした立体感が出るようなハイライトにこだわりました」(太田さん)。
<スタイリング方法>サイドはカールブラシでブロー、分け目はクリップでホールドして自然な立ち上がりをつくる!
「サイドは自然なボリューム感を出したいので、アイロンではなくブローでふんわりと整えていきます。ぺたっとしていると所帯じみて見えがちな分け目は、ダッカールというくちばしのような形のクリップを使うのがおすすめ。分け目をまたぐようにして髪をダッカールで10分程度ホールドしておくだけで手軽に、根元から自然な立ち上がりをつくることができます」(西本さん)。
<STEP.1>サイドはロールブラシでボリューム出し
<STEP.2>分け目の立ち上げには”ダッカール”使い
<STEP.3>分け目をまたぐようにしてダッカールで根元をホールドする
<STEP.4>サイドの髪を少し耳にかけて毛量調整を
<スタイリングのコツ>
- マッシュショートは顔周りのハイライトで軽やかさ&こなれ感が劇的に上がる
- ぺたっとしがちな分け目は、根元から自然にふんわり立ち上げるスタイリングのひとワザを
- サイドは適度に耳にかけて毛量調整することで、より知的かつ好感度の高い仕上がりに
「スタイリング剤は粘性のあるやわらかめのワックスがおすすめ。流行りのオイルやバームなどウェットなスタイリング剤だとボリュームが出しづらくペタッと見えてしまいがちなので、スタイリング剤はあくまでも軽やかな質感のものをチョイスして」(西本さん)。
40代に似合う【おでこ出しマッシュショート】程よいモード感と大人かわいいをいいとこどり!
【8】「パーマ」をかけてうねりを活かす
\broocHスタイリストの杉山由夏さんがレクチャー!/
ただでさえ顔にかかる髪はうねりやすいのに、夏になると汗と湿気でもう手に負えない…とお悩みの方も多いのでは?そんなお悩みにヘアサロンbroocHの杉山由夏さんがアドバイス! 「うねりはアイロンなどで伸ばすより、パーマをかけた方がシルエットに立体感が生まれて華やかな表情になります」(杉山さん)。今回は、パーマによるうねりを生かしたスタイリング術をご紹介します。「うねりが気になる方はもちろん、トップにボリュームのほしい方にも、裾に厚みを残して全体的にゆるく、スパイラル状のパーマをかけるスタイルがおすすめです。立体感が生まれて、トップのぺたんこ感が目立ちにくくなりますよ」(杉山さん)。
<スタイリング方法>ランダムに毛束をつまんで毛先を外ハネにする
「巻くのが苦手な方でも、乾かすときにひと手間加えることで自然なボリュームが出せます。耳横の根元の毛、さらに分け目の乾かし方がポイントです」(中高下さん)。
<STEP.1>毛束をひとつまみ取り、毛先部分を半カールぶん外巻きにする
<STEP.2>毛先を中心にワックスをつけて揉みこむ
<スタイリングのコツ>
- レイヤーをあまり入れず、毛先に重さを残して立体感をつくる
- 顔まわりのうねりは無理にのばさず、スパイラル状パーマをかける
- 毛先を外ハネにして動きを出す
「フェイスラインがスッとシャープな方にもおすすめしたい、このスタイル。うねりは無理に伸ばすより、生かした方がメリットは大きいですよ」(杉山さん)「スタイリングにはソフトなワックスがおすすめ。少量を毛先&表面を整えるようになじませて」(中高下さん)。
40代に似合う【こなれショート】うねりを生かした動きのあるスタイリングを叶えるには?
「ボブ」から伸ばしかけのヘアアレンジ術【9選】
【1】肩に当たってハネる毛先は「外ハネ」にアレンジ
\Un ami omotesandoの増永剛大さんがレクチャー!/
「ワンレンベースのボブヘアで、表面に少しだけレイヤーを。毛先の毛量を軽くすることで、スタイリング剤をつけた時にラフな動きが出るようカットしています。前髪は、黒目と黒目の間を短く、それ以外はサイドと馴染むようにラウンドさせて、ふんわりとした印象に。面長顔を綺麗な卵型に見せる効果もあります」(増永さん)。
<スタイリング方法>ストレートアイロンを使った簡単3ステップ
「スタイリング剤をつけるときは、毛先からつけるのが鉄則。髪の表面からつけてしまうと、全体的にベタッとした印象になってしまうので気をつけて」(増永さん)。
<STEP.1>ストレートアイロンで表面にツヤを出す
<STEP.2>毛先を外ハネにする
<STEP.3>毛先にシアバターを付ける
<スタイリングのコツ>
- 髪の表面は熱を与えてツヤを出す
- 毛先をハネさせる時は髪の内側の毛束だけ!
- スタイリング剤は多目につける
「髪が乾燥していると疲れた印象に仕上がってしまいます。乾燥やパサつき、ダメージが気になる方はスタイリング剤を多めにつけてください。まとまりや束感もできて、より若々しい印象になりますよ」(増永さん)。
【2】「外ハネ毛先×サイドはボリューム」でフォルム◎
\ROIのディレクター NOGUCHIさんがレクチャー!/
今回は「もたつく顔型をカバーしたい」「カジュアルだけど自然に映えるスタイルが好み」というニーズに、ROIのディレクター NOGUCHIさんがアドバイス! 「40代以降のお客様にご提案したいのは、骨格や顔型をさりげなくカバーするヘアスタイル。年齢を重ねるにつれ面長感やフェイスラインのもたつきが気になるというお客様も多いのですが、今回ご紹介する“洗練ナチュラルボブ“は清潔感やおしゃれっぽさをかなえながら、顔型をさりげなくカバーして、顔立ちをバランスよく見せてくれる効果も。サイドに程よいボリュームを出し、毛先は自然な外ハネにして骨格カバー、さらにシースルー前髪でキュッと引き締まった小顔見せもかなえます。キメキメではなくあくまでもさりげないのに、無理なくエイジレスで洗練された印象に。大人だからこそ、そんな余裕のあるスタイルが新鮮だと思います」(NOGUCHIさん)。今回のモデルさんはボリュームが出づらくペタッとしやすい髪質。「カットは毛先は横に並行に、肩ギリギリのボブに。レイヤーは全体には入れていないのですが、表面のみに目に見えないくらい繊細に入れて、自然な動きが出やすいよう調整しています。前髪は長めに薄く透けるようにつくり、サイドから自然につながるようにして顔型カバー効果を狙います」(NOGUCHIさん)
<スタイリング方法>毛先の外ハネは横に抜くイメージで。
「毛先を外ハネに、というとアイロンでくるんとさせてしまう方が多いのですが40代からの外ハネはスッと横に抜くくらい、がんばりすぎないほうがナチュラルで洗練された印象に。ストレートアイロンを使うのがポイントです」(NOGUCHIさん)。
<STEP.1>毛先はアイロンをスッと横に抜くイメージで外ハネに
<STEP.2>アイロンのエッジで中間にはふわっとボリュームを
<スタイリングのコツ>
- 毛先の外ハネはやりすぎず、ニュアンスくらいに見せるのがこなれ感の鍵に
- サイドは適度に丸みを出しボリュームアップさせることで、顔の面長感も自然にカバー
- 透け前髪で気になるおでこをカバーしつつ小顔見せも!
「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。毛先を中心にさらっと塗布して」(NOGUCHIさん)。
40代に似合う【洗練ナチュラルボブ】自然体なのにこなれ感も好感度も顔型カバーもかなえる!
【3】「分け目をふんわり立ち上げ」で華やか
今回は、適度なボリュームやまとまり感は欲しいけれど、スタイリングが苦手、というお悩みに、BEAUTRIUM Aoyamaの副店長・スタイリスト 中高下由真さんがアドバイス! 「今回ご提案するのは、巻いたりブローしたりしてスタイリングするのが苦手、スタイリングに手間暇かけられない、けれど、自然とボリュームやまとまり感が欲しい、という方におすすめのスタイルです。あごから肩の間のハネづらいレングスにしているので、ざっと乾かしただけでも形になりやすいのが魅力。顔周りだけにバランスよくレイヤーを入れ、絶妙な軽さを出しています。丸顔以外の万人に似合う、高感度の高く、実用性もあるスタイルです」(中高下さん)。カットは「スタイリングしなくてもスルッとまとまって適度なボリュームが出ることにこだわって、長さ&ボリューム調整をしています。まずあご下で肩にはつかない、ハネづらいレングスに。ハンドブローで乾かしただけでも雰囲気が出やすいよう、顔周りにはレイヤーを入れ、軽やかな動きを出しています。40代50代は髪にツヤがなくなってくる世代でもあるので、全体的にはレイヤーはほとんど入れず、ワンレングスにして自然なツヤ感が出るように」(中高下さん)。
<スタイリング方法>ハンドブローで無理せず、自然にボリュームアップ
「巻くのが苦手な方でも、乾かすときにひと手間加えることで自然なボリュームが出せます。耳横の根元の毛、さらに分け目の乾かし方がポイントです」(中高下さん)。
<STEP.1>耳横の毛は根元を立ち上がらせるように乾かす
<STEP.2>分け目は5mmくらいサイドから分けて温風をあてる
<スタイリングのコツ>
- ハネづらいワンレングスで、お手入れをラクに。さらにツヤ髪もかなえる!
- サイドにボリュームが出るように乾かすひと手間でこなれ感アップ
- ぺたっと見えがちな分け目も、サイド分け温風あてでボリュームアップ
「スタイリングにはソフトなワックスがおすすめ。少量を毛先&表面を整えるようになじませて」(中高下さん)。
40代に似合う【上品シンプルなワンレンボブ】乾かしただけで形になるお手入れしやすいスタイル
【4】前髪は「カーラー」で根元までしっかり巻いて流す
\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/
「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。ハチ上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(森林さん)。
<スタイリング方法>顔周りに空間をつくって、エラをカモフラージュ!
「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)。
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
<STEP.2>毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップの毛先を巻く
<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング
<スタイリングのコツ>
- 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
- レイヤー部分は上に引き出して巻く
- もみあげや顔周りは立ち上げてふんわりさせる
「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)。
大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
【5】「レイヤー×巻き髪」テクニックで、自然なウェーブヘアに
\kakimoto arms 新宿店の野村友理香さん、赤松初美さんがレクチャー!/
1本1本がしっかりしているため、うねりが加わると広がりやすいモデルさんの髪質。「全体を長くして髪の重さで広がりを抑えると動きを出しにくいので、ハチから上にレイヤーを入れて収まりをよくしています」(野村さん)。
<スタイリング方法>毛先を1カール外巻きにしてナチュラルな仕上がりに
「もみあげより前にある、顔にかかる髪は動きが欲しいので縦巻きに。ほかの毛先は平巻きの外巻きにして、ちょっと変化をつけて動きを出すのがポイントです」(野村さん)。
<STEP.1>毛先は1カール外巻きに
<STEP.2>もみあげより前にある髪は縦方向にリバース巻き
<スタイリングのコツ>
- 顔にかかる髪とそれ以外の毛先とで、巻き方を変えて表情をつける
- レイヤーはハチより上に入れて動きを出す
- カラーリングのハイライトとローライトで立体感とツヤ感を演出
「ベースの色より明るい色を入れるハイライトは白髪を目立たなくする効果があります。ベースより濃い色のローライトを入れておくと色が抜けて退色する期間が延びるので、染める回数を減らせるのでお勧めです」(赤松さん)。
【6】「オン眉前髪」で軽やかなニュアンスを
\Sui TOKYOの塩田勝樹さんがレクチャー!/
今回は「ボリュームやニュアンスが出にくい」「変わり映えしないヘアスタイルを印象チェンジしたい」というお悩みに、「Sui TOKYO」のヘアデザイナー・塩田勝樹さんがアドバイス! 「清潔感、知的さがあり、まとまりやすいヘアスタイルとしてショートボブは大人の女性に人気のスタイルですが、毛量や毛質によってはペタッとボリュームが出にくく、シンプルかつ地味に見えすぎてしまうことも…。ふんわり柔らかいニュアンスを出し、髪に適度な華やかさも添えたいのが40代50代のお客様のニーズでもありますよね。華やかさはもちろん、おしゃれ感もアップさせ “変わり映えのしない髪形から脱出したい” という方にもおすすめしたいのが、今回ご提案するフレンチショートボブ。ふんわりとした動きが出やすいようボリューム調整をし、顔の印象度が上がるような前髪&サイドのバランスにこだわってカットを。大人のナチュラルなかわいらしさがありながらも程よいモード感が漂う、パリジェンヌのような雰囲気を目指しました」(塩田さん)。
1本1本が細く柔らかいので、全体のボリュームが出にくい髪質のモデルさん。「カットだけでボリュームを出すのは難しい毛質なので、スタイリングで動き&ボリュームを出しやすいよう調整しています。ベースはグラデーションボブ。まっすぐで切りっぱなしだとモード感が強すぎるので、少しカジュアルな抜け感を意識し、毛先に軽さを添えています。さらにドライカットでボリュームの調整を。前髪はパリジェンヌを意識して、あえて短めで “オン眉” に。谷さんは目元が印象的なので、目ヂカラが自然と際立ち、魅力を引き出すようなバランスにこだわって仕上げています」(塩田さん)。
<スタイリング方法>ストレートアイロンでさらっと巻いてこなれヘアに
前髪&トップはカーラーで、毛先のニュアンス出しはストレートアイロンで手軽に。(久場さん)。
<STEP.1>前髪&トップはカーラーでふんわり感を
<STEP.2>サイドは前にひっぱるようにして、ストレートアイロンで毛先をワンカール
<スタイリングのコツ>
- ショートボブは毛先に適度な軽さを出して抜け感を
- あえての”オン眉”前髪で、顔の表情を明るく、印象度もアップ
- スタイリングにひと手間プラス。毛先&前髪にカールのニュアンスを添えて、フレンチシックな雰囲気に
「スタイリング剤はバームを使うのがおすすめ。毛先の動きを適度にキープしながら、こなれ感のあるウェットなスタイルに仕上がります」(塩田さん)。
40代に似合う【モード感漂うフレンチショートボブ】ペタッとしがちな髪に軽やかなニュアンスを!
【7】顔周りのみ「斜め後ろに流して」バランス良く
\NORA GINZAの久場秀行さんがレクチャー!/
今回は「大人でもトレンドヘアを楽しみたい」「毛量が少なくても適度なボリュームがあるように見せたい」というニーズに、「NORA GINZA」の店長・スタイリスト 久場秀行さんがアドバイス! 「大人世代でもトレンドのスタイルを楽しみたいというニーズ、ありますよね。前髪なしのワンレンボブもステキですが、大人世代におすすめしたいのは、無理なく今っぽいバランスをかなえてくれる少なめ前髪のボブ。前髪が少量でもあるだけで、顔立ちを引き締めて見せてくれるうえ、気になるおでこのシワをさりげなくカバーする効果も。毛先は外ハネにして快活な雰囲気に仕上げます。毛先外ハネ×少なめ前髪のバランスだけでグッと、あか抜けた印象に見えます」(久場さん)。
今回のモデルさんは軟毛で細く、量も少なめでボリュームが出づらい髪質。「ベースはボブ、全体的な量の調整はせず、顔周りを中心にバランスよくレイヤーを入れています。顔周りのみにレイヤーを入れることで、自然な動き&ボリューム感が出やすいようにしています。毛先は外ハネしやすいよう調整を。前髪は眉と眉の間くらい、2~2.5cmくらいとかなり幅狭めにつくっているのがポイントです。おでこに垂れる毛束を少しつくることで今っぽいバランスに見えるうえ、肌のウィークポイントもカバーでき、さらに小顔見せまでかないます」(久場さん)。
<スタイリング方法>ストレートアイロンでさらっと巻いてこなれヘアに
「ボブには小回りのきくストレートアイロン使いがおすすめです。ストレートアイロンなら、さりげないカールのニュアンスをササッとテクニックレスで作れます!」(久場さん)。
<STEP.1>毛先を外巻きに
<STEP.2>顔周りのみさらっと斜め後ろに流す
<STEP.3>前髪は軽く内巻きに
<スタイリングのコツ>
- ボブは前髪の毛量で抜け感を出す
- 毛先外ハネ×少なめ前髪のバランスで今っぽさをプラス
- ボブの巻きはさりげない動きが出せるストレートアイロン使いがカギに
「スタイリング剤はオイルがおすすめ。毛先を中心に塗布したあと、手に残ったものを顔周りと前髪になじませて」(久場さん)。
40代に似合う【ラフすぎない大人のカジュアルこなれボブ】外ハネで軽やかにバランスよく!
【8】「中間内巻き」でくびれヘア
\BEAUTRIUM Aoyamaの中高下由真さんがレクチャー!/
今回は、髪に適度なボリュームを出したい、カジュアルに見せたいけれど女っぽさも欲しい、というニーズに、「BEAUTRIUM Aoyama」の副店長・スタイリスト 中高下由真さんがアドバイス! 「今回ご提案するスタイルのポイントは、つくり込みすぎないけれどおしゃれ感があり、カジュアルだけど女っぽさもあるという絶妙なバランス感。適度にきちんと見え、どんなシーンにもなじむ雰囲気がありながらも、コンサバになりすぎず、かといってラフになりすぎない、程よい抜け感を意識しました。外ハネのスタイリングにより、ボリュームが出にくい髪質でもさみしく見えず、バランスよく見せてくれる効果も。外ハネのボブスタイルは、ボリュームが出にくい方にはもちろん、ボリュームを程よく抑えたい人にもおすすめです」(中高下さん)。カットは「外巻きに軽く巻くだけでこなれた雰囲気になるよう、毛先にはレイヤーを入れて軽やかに。ボリュームは出にくい髪質ですが、ふんわりと柔らかいニュアンスを出したいので、スタイリングのしやすさを加味してレイヤーを全体的にバランスよく入れています。前髪は全体のバランスを見ながら、薄めで軽やかに仕上げています」(中高下さん)。
<スタイリング方法>中間内巻き×毛先外ハネの“くびれ感”が決め手!
「ドライヤーで乾かしただけでもするっとまとまりやすくナチュラルなスタイルですが、コテで軽く外ハネにすることでより抜け感のある今っぽい雰囲気に。中間をふんわり内巻きにしてから毛先を外ハネにして、さりげないくびれをつくると、カジュアルながらも大人っぽい印象に見せることができます」(中高下さん)。
<STEP.1>前髪はロールブラシでスッと自然に流して
<STEP.2>サイドから後ろ髪は、中間を内巻きにしてボリュームアップ
<STEP.3>毛先は外ハネに
<スタイリングのコツ>
- バランスのよい毛先レイヤーで、スタイリングのしやすさ&抜け感をプラス!
- 前髪ありの大人ボブは、前髪薄めが鉄則。軽やかにバランスよく
- 中間ふわり、毛先外ハネのくびれスタイリングで、大人カジュアルな雰囲気に
「スタイリングには軽めのオイル系スタイリング剤がおすすめ。毛先中心に、毛束感をつくるようになじませて」(中高下さん)。
40代に似合う【ラフすぎない大人のカジュアルこなれボブ】外ハネで軽やかにバランスよく!
【9】「エアウェーブ」で伸ばしかけの髪を扱いやすくする
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(MAYUさん)。
<スタイリング方法>手抜きに見えず楽ちん!抜け感がオシャレなパーマボブ
「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)。
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
<STEP.2>髪をほぐす
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
- TEXT :
- Precious.jp編集部