【目次】
薄毛をカバーするショートヘア【7選】
【1】センターパートのくびれショートボブ
顔周りの薄毛と白髪もカバー。トップの髪を顔周りに沿わせるように持ってくるので、根元が目立たず顔周りにボリュームが出ます。より効果的にするには、スタイリングも重要です。
<スタイリング方法>
前髪は生えグセをとっておくと、真ん中で分けるだけで菱形フォルムがつくれます。スタイリング前には、前髪を濡らしてブローしてクセをとり、全体もブローしておきましょう。襟足は外ハネにすると、より今っぽく仕上がりますよ!
■1:毛先を外ハネにする
■2:表面全体に動きをつける
■3:アイロンで前髪のクセをとる
40代になると髪が乾燥しやすくなるので、毛量調節によるパサつきも強くなりがち。スタイリング前には、ヘアアイロン用のオイルをつけておきましょう。
丸顔カバーには、センターパートのくびれショートボブが効果的!
【2】3Dハンサムショート
ペタッとしてしまうトップにボリュームが欲しい。広がりやすい髪にメリハリが欲しい。というニーズに応える3Dハンサムショート。トップは程よく逆毛をたてて、毛を自然に浮かせてボリュームアップ。
<スタイリング方法>
全体的にはストレートアイロンでふんわり感を出していきますが、ペタッとしがちなトップのみは逆毛でピンポイントにボリューム出しを。逆毛をつくることで、欲しいボリューム感を長時間キープできます。
■1:ストレートアイロンでふんわりニュアンスを出す
■2:逆毛を立て、ふわっとした浮き毛をつくる
スタイリングにはワックスとオイルを併用するのがおすすめ。ふわっとした毛流れはワックスで、毛先や襟足、前髪などツヤを出したい部分にはオイルを。
40代に似合う【3Dハンサムショート】どこから見ても美シルエットな大人のメリハリショートスタイル
【3】リフトアップ3Dショート
大人世代になると「髪がやせてきてボリュームが出づらい」というお悩みが多々。今回は立体感&メリハリを出して、ふわっと動きのあるボブをご提案。ひし形シルエットでウェイトが上がるので、顔立ちもスッキリ見せる効果も抜群です。ぼやけてきた輪郭をキュッと引き締めたいという方にもおすすめのスタイルです。
<スタイリング方法>
えり足はアイロンを使いますが、全体的にカーラーでセットして時短スタイリングに。カーラーを使うことでアイロンで全体を巻くよりも根元からボリュームを出しやすく、柔らかい毛流れが演出できます。
■1:前髪と顔周りにカーラーを
■2:トップから後頭部はやや太めのカーラーで巻く
■3:えり足のみアイロンで外ハネに
スタイリング剤は軽めのワックスがおすすめ。毛先を中心になじませて。
40代に似合う【リフトアップ3Dショート】ペタッとしがちな髪にも動きを出して華やかな雰囲気に!
【4】ふんわりこなれマッシュショート
年齢を重ねると1本1本が細く毛量も少なくなってきてボリュームが出づらくなってきた、というお悩みも多々。ふんわりボリューム感を意識したショートスタイルのニーズがとても高いです。でもショートとはいえさっぱりクールになりすぎるのも…という声も大人世代には多いので、女っぽさ、柔らかさはキープしながらも、ふんわりとした毛流れとこなれ感を両立させたスタイルをご提案します。
<スタイリング方法>
ぺったりしがちなトップは、カーラーを巻いてボリュームアップ。毛先はアイロンは使わず、手でくしゅくしゅさせながらブローするだけでこなれたニュアンスが出せます。
■1:トップ部分は前向きにカーラーを巻く
■2:サイドの毛先は手でくしゅくしゅさせながらスタイリング
■3:カーラーをはずしてオールバックに
スタイリング剤はパウダーワックスや固まらないスプレーなど、トップのボリュームや前髪のニュアンスを自然にキープできるものを。
40代に似合う【ふんわりこなれマッシュショート】ぺったりしやすい髪にもボリューミーなニュアンスを
【5】短め前髪のアクティブこなれショート
大人世代になると顔周りのクセが強くなってきてまとまりにくさが出てきたり、ボリュームが減ってきて頭頂部や生え際の薄毛が気になる、というお悩みをよく耳にします。そんな方におすすめしたいのが、前髪短めのボブスタイル。眉上の短い前髪をつくることで、顔周りのおさまりがよくなるうえ、薄毛も気にならず、さらに生え際から増えてくる白髪のカバーにも有効。おでこが狭い方でも広い方でも美しいフォルムに見せることができ、アクティブで軽やかな中にもこなれたおしゃれ感が際立つスタイルです。
<スタイリング方法>
クセ毛の方はクセを活かして、スタイリング剤をなじませながら少し動かすだけでOK。前髪のみタイトに整えて、メリハリを出すのがポイントです。
■1:前髪はコームを通しながら熱風をあててタイトに
■2:毛先はクセを活かして外ハネに
スタイリングには固まらないジェルやニュアンスがつけやすいバームなどがおすすめです。オイルの場合、先にオイルをつけてからジェルを使うことで、少しウェットで艶やかな仕上がりに。
40代に似合う【短め前髪のアクティブこなれボブ】オン眉の前髪で、大人の髪悩みをおしゃれにカバー
【6】ふんわりボリュームアップしなやかソフトウルフ
髪1本1本が細くハリコシのないネコっ毛の方は、大人世代になるとさらにぺったりとしてボリュームが出づらくなってくるもの。顔周りの毛量も徐々に減ってくるので、ふんわりボリュームアップして見せたいというニーズがとても多いです。今回は、根元から自然なボリュームを出しやすいようなショートヘアをご提案。カット自体はソフトウルフを意識して、軽やかな動きが出やすいよう表面の毛を調整しながらカットしています。長めのショートなので、ショート初心者の方でも挑戦していただきやすいスタイルです。
<スタイリング方法>
根元からふわっとした立ち上がりをつくるため、ドライヤーで乾かすときは根元からしっかり乾かすのがコツ。さらにカーラーやアイロンを使ったスタイリングで、ボリューム感を際立たせて。
■1:前髪とトップはカーラーでボリュームアップ
■2:サイドと毛先はアイロンで内巻きに
スタイリング剤は、ワックスとオイルをいいとこどりしたセラム系がおすすめ。細毛にツヤを出しながら、自然なボリュームもかなえてくれます。ぺったりしがちなトップは、固まらないナチュラル系スプレーでキープ。
40代に似合う【しなやかソフトウルフ】ペタッとしがちな細毛でも自然にふんわりボリュームアップ
【7】ふんわりエアリーショートヘア
おでこや顔の形にもよると思うのですが、トップや生え際の髪が薄くなってきておでこが主張するのが気になる…というのも大人世代の多いお悩みです。生えグセもありぱっくりわかれてしまったり、ボリュームが出ずぺったりしてしまったり、前髪のスタイリングがうまくいかない、という声も。ショートをこなれた印象に見せたいならなおさら、トップやフロントのスタイリングが肝になってきます。今回はふんわり長めのサイドに流れる前髪をポイントにしたショートボブをご提案。うしろは短めですが、前髪にウェイトがあるので、一気にショートにするのには抵抗があるという方にもおすすめのスタイルです。
<スタイリング方法>
前髪からトップにかけては、分け目をまたぐように前に流しながらアイロンで内巻きにしてふわっと。サイドに流れる前髪はおろしても、耳にかけても、気分でアレンジを。
■1:前髪は内巻きに
■2:トップも前側に向かって内巻きに
■3:後頭部もアイロンで巻きふんわりと
スタイリング剤はワックスがおすすめ。毛先を中心に、全体的にも見込んでエアリー感を出しています。
40代に似合う【ふんわりエアリーショートボブ】長め流し前髪でこなれたおしゃれ感をプラス
薄毛をカバーするボブヘア【7選】
【1】シースルーバングのナチュラル&フェミニンボブ
40代50代は毛髪にコシがなくなり、こめかみ部分にボリュームが出ずペタッとしてしまい、顔の印象まで貧弱に見えてしまうというお悩みが…。ポイントとなるのは顔周り。適度な動きや立体感を加えることで、大人世代にも似合う華やかさを出すことができます。薄毛が気になるという方も、顔周りがふわっとするだけで地肌の透け感を和らげることができるので、フレッシュで若々しい印象に見せることができます。さらに薄く透けるような少量の前髪をつくることで、小顔効果&抜け感もプラス。
<スタイリング方法>
アイロンの熱を加えることで、硬くニュアンスの出にくい髪も柔らかい印象に。毛先と顔周りをササッと巻くだけで格段に、華やかさとこなれ感が出せます。
■1:前髪はカーラーでふわっと感を
■2:毛先はアイロンでワンカール内巻きに
■3:顔周りはリバース巻きにして立体感アップ
スタイリング剤はツヤを出すオイルがおすすめ。毛先や顔周り中心になじませます。前髪は、セミハード系スプレーを。直接吹きかけるのではなく、コームにふり、サッととかしてシースルー感をキープするのがコツ。
40代に似合う【シースルーバングのナチュラル&フェミニンボブ】透け前髪と顔周りの毛束でフレッシュな印象度アップ
【2】ハンサム&おしゃれ見えなミニボブ
40代のお客様は公私ともにご多忙な方も多いので、なるべく時短でラクにキマるスタイルに…というご要望をいただくことも多々。今回は、スタイリングのしやすさと、年齢ならではのお悩みであるボリュームアップをどちらもかなえるスタイルをご紹介したいと思います。うしろを襟足ギリギリの長さでカットした短めのボブ。根元がぺったりしがちな方でも自然にふんわりが目指せるうえ、コンパクトに見えるので小顔効果も抜群です。
<スタイリング方法>
おさまりがいいスタイルなので、乾かすだけでも自然にまとまりますが、ドライヤー&アイロンのひと手間でよりおしゃれな印象に。
■1:トップは根元から立ち上げるように乾かす
■2:毛先はアイロンで外ハネに
■3:サイドの毛はバランスを見ながら耳にかけつつうしろに流す
スタイリング剤は全体的にヘアオイルをなじませたあと、手に残ったもので表面を整えるのがおすすめ。もみあげやサイドなど、少しフォルムをキープしたい部分にはミルクバームをプラス。
40代に似合う【ハンサム&おしゃれ見えなミニボブ】ボリュームアップ&小顔をかなえるコンパクトなボブ
【3】ナチュラルな動きのあるボリューミーロブ
もともと毛量が多いという方でも、トップがぺったりしてしまいボリュームが出づらくなってきたという大人世代のお悩みを耳にします。さらに顔のたるみやシワなども気になってくるので、髪形でカバーしつつ小顔に見せたいというニーズも…。今回はボリュームが出やすいようカットで調整しつつ、ボブでも女っぽさを残しつつ、顔型カバーもかなえるバランスのいいスタイルをご提案します。
<スタイリング方法>
分け目がぺったりしてしまいがちなトップは、ロールブラシを使ってボリュームアップ。毛先は外ハネしやすいようカットしているので、アイロンなどは使わずとも手軽にスタイリング可能です。
■1:トップ部分はロールブラシで前向きにブロー
■2:毛先は手ぐしブローで外ハネに
■3:前髪はワックスバームで束感を出す
スタイリング剤はワックスバームがおすすめ。ツヤ、束感を出しながら、自然な動きをキープできます。
40代に似合う【ナチュラルな動きのあるボリューミーロブ】重めカットながらもニュアンスを出しやすいロングボブ
【4】切りっぱなしナチュラルロブ
大人の髪悩みで最も多いのがやはり、髪がペタッとしてボリュームが出なくなってきたというお悩み。今回は切りっぱなしのボブに挑戦してみたいけれど、ぺったりしてニュアンスが出づらい、という方におすすめのスタイルをご紹介します。毛先は切りっぱなしでこなれ感を出しながら、トップはボリュームが出やすいように、さらに顔周りには動きが出やすいように調整。顔周りの動き&バランス感は第一印象を左右するので、とくにこだわってつくっています。程よいボリュームを出しながら、大人っぽさと上品さ、こなれ感のバランスをとり、フレッシュな印象に仕上げています。
<スタイリング方法>
ざっと乾かすだけでも自然にまとまるスタイルですが、毛先は外ハネに整えるとさらにおしゃれ感がアップ。ストレートアイロンをさっと通すだけ、時短でスタイリングがかないます。
■1:毛先はアイロンで外ハネに
■2:サイドに毛は大きく弧を描くように内巻きに
■3:耳前にはバランスよく毛束を出す
スタイリング剤は重すぎないオイルがおすすめ。毛先から中間にかけてなじませて、束感とツヤを出して。
40代に似合う【切りっぱなしナチュラルロブ】顔周りと前髪のバランスがおしゃれ感の決め手!
【5】ボリュームを出したシンプルなこなれボブ
年齢を重ねていくと毛がやせてきてトップはぺたっとしてボリュームが出ないのに、毛量が多い方は中間から毛先がもたつきがちに。毛がゴワつきがちで悪く広がりやすくおさまりが悪く、バランスが悪く見えてしまいます。今回はいつでもさらっとおさまりよく、ボリュームが欲しいところにはボリュームを出し、タイトにおさえた部分はおさえて、バランスよく見えるスタイルをご提案。スタイリングはアイロンではなく、ブラシとドライヤーがあればOK。忙しい日々の中で、手間暇かけず時短でスタイリグがかなうのも魅力のスタイルです。
<スタイリング方法>
サイドパートのボブの場合、少ないほうはタイトにまとめ、多いほうはふわっと程よいボリュームを。メリハリを出すことでより抜け感のあるスタイルに。ロールブラシはやや細めのものを使うほうがキャッチ力が強く、ボリュームを出しやすいです。
■1:ボリュームを抑えたい部分はブラシでなでつけながらブロー
■2:サイドは前にひっぱるようにして、ストレートアイロンで毛先をワンカール
■3:毛束を持ち上げながらブローして、毛先はふわっと抜く
スタイリング剤はスプレータイプのオイルなど、重たくならないものがおすすめ。ツヤも出せ、軽やかな動きもキープできます。
40代に似合う【シンプルこなれボブ】おさまりよくメリハリも抜け感もかなえるスタイル
【6】トップをふんわり軽やかニュアンスくびれロブ
年齢を重ねると、トップにボリュームが出にくくなってきたというお悩みが多いです。トップはぺったりするのに、毛先はパサつきやゴワつきが出てきて広がりやすくなり、かといって毛先を内巻きにすると重たく老けた印象に見えてしまうことも…。今回は毛先を外ハネにしてくびれをつくり、軽やかな動きを出したスタイルをご提案。長めのボブはひし形シルエットに整えることで、顔の印象をリフトアップして見せることもできますよ。
<スタイリング方法>
ざっと乾かすだけでもさらっとまとまりのいいスタイルですが、ひと手間加えるとよりおしゃれ度がアップします。毛先はアイロンで外ハネに、サイドの表面は軽く内巻きにし、トップはロールブラシを使ってブローを。
■1:毛先は外ハネに
■2:表面の毛は前に引っ張りながら内巻きに
■3:トップはロールブラシで丸みを出すようにブロー
スタイリング剤は髪質にもよりますが、今回はヘアクリームを使用。中間から毛先を中心になじませて、ツヤを出しつつ毛流れや束感をキープ。
40代に似合う【軽やかニュアンスくびれロブ】ロングボブに程よい動きと抜け感を!
【7】ほんのり前髪あり美バランスボブ
30代後半から40代になるとトップもですがこめかみ部分の髪が薄くなってきて、スカスカで薄毛っぽく見えてしまう…というお悩みが増えてきます。前髪をつくると余計に、こめかみの薄さが助長されてしまうことも…。とはいえ前髪でおでこのシワや年齢感をカバーしたい、というニーズもありますよね。そんな方におすすめしたいのが今回ご提案する、ほんのり前髪あり美バランスボブです。幅狭くごく少量だけ前髪をつくることで、シースルー前髪も、サイドに分けて前髪なしのスタイルも楽しめるので一石二鳥。前髪を作ってみたいけれど、若づくりして見えるのはイヤ、という方にもおすすめです。
<スタイリング方法>
アイロンで毛流れをササッと整えて、最後に片サイドの髪を耳がけするのがポイントです。シンプルなボブスタイルですがそのひと手間で、さらに抜け感がアップします。
■1:毛先はワンカール平巻きに
■2:顔周りはリバース巻きで自然な毛流れを
■3:もみあげは残して、片サイドの髪を耳にかける
スタイリング剤は、前髪と全体を使い分けしています。前髪のシースルー感をキープするのにはやや重めのオイルを、毛先の浮きや動きを出すのにはファイバー系ワックスを使用。やや重心低めのひし形シルエットに整えることで、面長顔の方でもよりバランスよく見える効果が。
40代に似合う【ほんのり前髪あり美バランスボブ】イメチェン自在な幅狭め前髪でこなれ感をかなえる
薄毛をカバーするミディアムヘア【5選】
【1】貧弱な髪質でもやわらか抜け感ミディ
毛量が少ないうえ、1本1本が細くてやわらかくボリュームが出にくい髪質だととくに、40代50代になると”薄毛っぽく見えてしまう…”と悩んでいらっしゃる方が多いです。とはいえ日々忙しくしていらっしゃるので、毎朝スタイリングに長時間はかけられないし…。そんな方は表面にバランスよくレイヤーを入れ、カットにひと手間を。さらっと巻くだけでふんわりとした動きが出る、再現性の高いスタイルがおすすめ。動きが出やすいようにはしたいけれどスルッとまとまりやすさはキープしたいので、レイヤーはあくまでも控えめに入れすぎないのがポイントです。
<スタイリング方法>
毛先を内巻きにするだけでもさらっとまとまりのいいスタイルですが、ちょっと時間があるときにはアイロンでひと手間かけてスタイリングを。毛先は外巻きに、中間の表面を内巻きにすることで、より髪に厚みが出てメリハリ&華やかさがアップします。
■1:毛先は外巻きワンカール
■2:中間部分の表面は内巻きにしてボリュームアップ
■3:毛先を中心にクリームバターでスタイリング
スタイリング剤はクリームバターで、軽やかな動き&束感をキープして。
40代に似合う【やわらか抜け感ミディ】毛量少なくても再現性の高いスタイルで毎日キレイ!
【2】ふんわり華やかくびれミディ
ミディアムの長さになるとどうしても、トップや頭のはち周りがぺったりして薄毛っぽく見えてしまうというお悩みを多く耳にします。また40代50代になると徐々に髪にハリコシがなくなってきて、年齢を重ねると余計にふんわり感が出づらいため、ボブやショートにカットしたいという方も少なくありません。適度な長さをキープしながら、大人っぽさくも女性らしいかわいらしさや華やかさを出したいという方におすすめしたいのがこちらの”ふんわり華やかくびれミディ”です。レイヤーをやや高めに入れることではち周りにボリュームを出やすく、首周りはくびれたシルエットに整えることで顔周りをスッキリと見せる効果も。さらに毛先はしっかり巻いてふんわり感を出すことで華やかな印象に。メリハリを出し、顔立ちも格段に映えるヘアスタイルです。
<スタイリング方法>
毛先は外ハネに、トップ部分(はち上)は上に引き上げながら内巻きに、顔周りはリバース巻きに。巻きをミックスすることで、より華やかさのある仕上がりに。顔周りをリバース巻きにすることで、ピアスやイヤリングなどが映えるのでより印象度がアップします。
■1:すそは外ハネに
■2:トップ部分は上に持ち上げるようにして内巻きに
■3:顔周りはリバース巻きにして華やかさを
■4:前髪は流すようにアイロンを通して
40代に似合う【ふんわり華やかくびれミディ】高めレイヤー×巻き髪スタイリングで全方位ふわっと美しく
【3】細めハイライトで立体感際立つミディアムヘア
トップをはじめ全体的に髪がぺったりしてボリュームが出づらくなった、白髪がちらほら目立ってきた…そんな40代以降のお客さまに人気なのがハイライト。大人世代には、くすませすぎず肌色をキレイに見せる程よいカラーで髪の表面を中心に細く入れのがポイントです。今回はミディアムのレングスでリフトアップ効果も狙い、おろしたときも結んだときにも映えつつ自然な動きが出て、大人でも浮かずにこなれて見えるハイライトヘアを提案させていただきます。
<スタイリング方法>
レイイヤー&ハイライトの効果で、アイロンを使わなくてもニュアンスが出やすいようにしていますが、少し巻くだけでより印象度がアップします。
■1:毛先はワンカール外巻きに
■2:中間は内巻きにしてS字カールをつくる
■3:前髪は分け目をまたいでとって内巻きに
スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。パサつきがちな毛先を中心になじませて、ツヤ感アップ。
40代に似合う【細めハイライトで立体感際立つミディアムヘア】ふんわりとした毛流れや透明感、白髪ぼかしもかなう
【4】ハイライトで自然な立体感際立つミディアムヘア
毛量が多く硬い髪質の方は年齢を重ねるとさらにうねりや広がりが気になって、おさまりがつかないというお悩みを耳にします。とはいえトップはペタッとボリュームが出づらくなるので、一筋縄ではいかないんですよね。今回はおさまりよく美シルエットをかなえるミディアムヘアをご提案します。パサついて見える毛先もおさまりよく、バランスよく、洗って乾かしただけでもある程度まとまるスタイルなので、忙しい方にもおすすめです。
<スタイリング方法>
ゴワつきがちで広がりやすい髪は、表面だけでなく内側もしっかりとアイロンの熱を与えてストレートにのばすことで、おさまりがよくなります。ペタッとしがちなトップ部分の髪は上に持ち上げながら巻くと、ふんわりした毛流れに。
■1:髪の内側もしっかり熱を与えてまっすぐにのばす
■2:トップは上に持ち上げながらアイロンを通す
■3:耳にかけてボリューム調整
スタイリング剤は内側から毛先中心にやわらかめのワックスをなじませて。
40代に似合う【ハイライトで自然な立体感際立つワンレンボブ】ふんわりまとまってさりげなくおしゃれ!
【5】やさしげニュアンスくびれミディアム
年齢を重ねると、毛量はある方でもペタッとしてボリュームが出づらくなってくるもの。さらに硬い髪質の方は動きやニュアンスが出づらく、乾燥などのダメージも相まってゴワついて見えがちに…。硬いうえにボリュームが欲しい髪質の方こそ、”毛流れ”に注目していただきたいです。レイヤーを程よく入れ、毛流れを作りやすいよう調整することで、少し巻くだけでやわらかいニュアンスに見せることができます。今回は、わらかくエアリーな毛流れのあるミディアムスタイルをご提案。くびれをつくることで、リフトアップ効果も叶えてくれるので、フレッシュな印象度がアップします。
<スタイリング方法>
とにかく”巻きすぎない”こと。さりげなく毛流れをつくるイメージで巻くのがコツです。
■1:トップはミストでボリューム出し
■2:毛先は外巻きに
■3:顔周りは毛束を持ち上げるようにして外巻きに
トップのボリューム出しにはミストを、全体的にはミルク状美容液を”uka マルチ デイリー セラム”を軽くなじませてツヤ出しを。
40代に似合う【やさしげニュアンスくびれミディアム】自然な毛流れとリフトアップをかなえるスタイル
薄毛をカバーするロングヘア【7選】
【1】ペタッとなる髪をボリュームのあるふんわりヘアに
髪のボリュームがほしい方は耳のまわりを立ち上げるだけでOK。このポイントさえ抑えれば、ペタッとなりがちなロングヘアでもふんわりとしたゆらぎのあるスタイルになります。
<スタイリング方法>
ブローするとき、毛束を真横に引っ張ってドライヤーを根元にあてます。仕上げに冷風をあてて冷ませば、簡単に耳まわりのボリュームはつくれます。
■1:耳まわりの髪を手ぐしで立ち上げ、根元にドライヤーをあてる
■2:毛先を揉み込むようにムースをなじませる
■3:毛束の中間から毛先にかけて外巻きにする
ご自身で毛束を縦に巻くと、どうしても内巻きになるものです。まず毛束を外巻きにして、それを手のひらに乗せた状態で上からドライヤーをあてると失敗しません。
大人ヘア|へたりやすい耳まわりの髪を立ち上げるだけで、ロングにありがちな寂しげ感を一掃!
【2】髪が長くても重さを感じさせない大人へア
髪が長くなればなるほど、その重みでメリハリのないペタ~っとした雰囲気になりがち。そんなロングヘアでも長さはそのままで、髪の質感を変えるだけで軽やかな印象になります。変えるべきポイントはツヤ。いちばんツヤが欲しい頭頂部は、つむじに向かってブラッシングしながらドライヤーをあてます。パサつきがちな毛先はカールアイロンで1.5カール外はねに。ドライヤーとアイロンの熱を利用してツヤ髪を手に入れましょう。
<スタイリング方法>
スタイリングの前にトップをブラッシングしながらドライヤーをあてると、ツヤもボリュームも出せます。直径2~3cmのロールブラシは細かな部分を立ち上げたいときにすごく便利。おすすめです。
■1:ドライヤーをあてながら、つむじに向かってブラッシング
■2:カールアイロンで毛先を1.5カール外巻きにする
■3:ロールブラシで耳まわりの髪の根元を立ち上げ、下からドライヤーをあてる
カールアイロンで毛束の中間あたりから巻いてしまうと、フェミニンな印象になりすぎて大人の女性には似合いません。毛先を中心に巻くスタイルがおすすめです。
軽やかロングの決め手はツヤにあり!髪が長くても重さを感じさせない大人へア
【3】ふんわりボリュームアップロングレイヤースタイル
<スタイリング方法>
髪で長さがあると重くなりがちですが、ストレートでツヤを見せる部分と、中間からカールさせてふんわりさせる部分をだいたい1:1でつくるとバランスがよく見えるようになります。ふんわりカールさせてあげると、女性らしい華やかさも高まりますよ。
<スタイリング方法>
中間から毛先の髪はアイロンで巻いてふんわりカール感を、耳から上の髪はストレート感を出してツヤ感をしっかり出します。全体的なシルエットは菱形っぽくなるとベスト。華やかさと軽さがほどよく出せます。
■1:マジックカーラーを巻いてトップをふんわりさせる
■2:カールの持ちを持続させるオイルをつける
■3:アイロンで毛先を外巻きにし、顔まわりはリバース巻きにする
■4:スプレーでふんわりとした流れをキープ
最後にスプレーを吹きかけた後、一回ブラシで軽くほぐすと固まりすぎず柔らかい印象に。片方だけ耳かけにするなど、あえて左右非対称にすると目線が散るので顔型のお悩みがより目立ちにくくなります。
40代に似合う【華やかさアップ!ロングレイヤースタイル】ストレート&カールの絶妙バランスで叶えるエレガントスタイル
【4】大人かわいい抜け感ラフ巻きロング
40代50代の方から、ロングヘアにしたいけれど、髪にボリュームも出づらくなってきてバランスがとりにくい…というお悩みをよく耳にします。ロングはバランスのいいひし形シルエットにしにくいうえ、動きを出そうとして巻くとコンサバでエレガントな雰囲気になりすぎてしまう…というお悩みも。年齢を重ねれば重ねるほど顔は面長になりがちで余白も気になってくるので、面長感を和らげてキュッとした小顔に見せるためにも、ロングは顔周りのニュアンスがカギになってきます。程よいボリューム感を出してバランスよく見せながらも、巻いたときに動きを出しやすいようカットで顔周りに調整を。さりげなく輪郭補整をしながらラフに巻くテクニックも、ぜひ参考にしていただきたいです。
<スタイリング方法>
38mmくらいの太めのアイロンを使って、とにかく”巻きすぎない”ことを意識して。ずっと巻く習慣があるという方はしっかりと巻きがちですが、40代50代こそ“巻きすぎない”勇気を!不規則かつラフに巻くことで、今っぽい軽やかな抜け感を出し、新鮮な表情に見えます。
■1:毛先は全体的に外巻きに
■2:中間は曲げるように巻く
■3:顔周りはリバース巻きで流す
■4:前髪はスプレーで立体感キープ
スタイリングには軽めのワックスがおすすめ。少量を毛先に塗布して毛束感を出して。
40代に似合う【大人かわいい“抜け感”ラフ巻きロング】ロングでもバランスよく見えるひし形シルエットを実現
【5】全方位美人な韓国風ロング
流行りの韓国風のロングスタイルに挑戦してみたい、というお声も大人世代に多いのですが、ともすると若づくり風に見えてしまうことも…。今回はハリコシのある髪でも、ボリュームが出づらくペタッとしてしまうがちな髪でも、どんな毛質でもトライしやすい大人世代にもフィットする韓国風ヘアをご提案します。顔周りの短いひと束をポイントにして、アレンジしたときでもこなれた印象に。
<スタイリング方法>
巻かなくても自然にまとまるようカットしていますが、少しアイロンで巻くことで、よりこなれたニュアンスに。アイロンは38mmのやや太めのものを使うのがおすすめです。
■1:毛先はワンカール内巻きに
■2:サイドの中間はリバース巻きに
■3:長め前髪は外巻きに流すように
スタイリングには重すぎないオイルやクリームなどがおすすめ。毛先を中心に塗布して、自然なまとまりを出して。
40代に似合う【全方位美人な韓国風ロング】顔周りのレイヤー&長め前髪で華やかかつアレンジも自在に
【6】華やかボリューミーなウェーブ巻きロング
30代後半以降で美しいロングヘアを保ちたい方はやはり、ツヤが必須になってきます。当店ではスタイリストは毛髪診断士の資格をもっているので、おひとりおひとりの頭皮や毛髪の状態に合わせたトリートメントのご提案もさせていただいています。カットとともにトリートメントの施術もされる方がほとんどです。今回ご紹介するのは、髪に適度なボリュームは欲しいけれど、広がって大顔には見せたくない。さらにロングヘアを巻きたいけれど古い印象には見せたくない、というお悩みを解消するスタイル。軽やかな動き&適度なボリューム感が出るようレイヤーを入れて調整したうえで、スタイリングではウェーブ巻きで華やかな動きをプラス。毛先だけを巻くとどうしてもコンサバな雰囲気に寄ってしまいますが、中間から大きなウェーブを加えることで断然ドラマティックで新鮮な印象に仕上がりますよ。
<スタイリング方法>
毛先を巻くだけだとどうしてもコンサバでちょっぴり古い印象に見えてしまうこともあるので、華やかさ&ボリュームを出したいときは大きめのウェーブ巻きがおすすめ。毛先は外巻きに、中間は毛束を巻き込むようにしてウェーブにすることで、新鮮な印象の巻き髪が完成します。
■1:毛先はアイロンで外巻きに
■2:中間の毛束は巻き込むようにしてウェーブ巻きに
■3:顔周りは自然に内巻きにして小顔見せ!
スタイリング剤はバーム系ワックスとオイルを混ぜて使うのがおすすめ。内側の毛からもみこむように、手でふわふわさせながら軽やかになじませて。トップの毛を持ち上げながら全体にキープ系スプレーもかけておくと、自然なボリューム&動きを保つことができます。
40代に似合う【華やかボリューミーなウェーブ巻きロング】中間ウェーブを加えて大胆な動きのあるスタイルに
【7】ウルフ風ウェービーロング
髪1本1本にコシもなくなり、ボリュームも出づらくなってくる大人世代におすすめしたいのが、ねじりながら巻いてカールをつくるウェービーロングスタイル。大きい毛束で巻くことでツヤも出やすくなり、やりすぎ感もなく自然なボリュームを出すことができます。ベースのカットでの毛量調整ももちろん大切ですが、巻き方に変化を加えることでマンネリ感も打破でき、大人っぽくおしゃれな雰囲気に! また、顔周りの毛の長さを調整することで、ロングでもキュッと引き締まった小顔効果を叶えることもできます。ロングでも甘く見せすぎないので、シンプルな服やメイクがお好みの方にもおすすめのスタイルです。
<スタイリング方法>
38mmくらいの太めのアイロンを使って、あえて毛束をねじりながら巻くのがポイント。束で巻くことでツヤを出しながら自然なボリュームを出し、新鮮味のあるウェーブスタイルが完成します。
■1:サイドの毛束をとり、リバース巻きに
■2:毛を挟んだままアイロンの上部をくるっとはずす
■3:さらにリバース巻き→外す、を繰り返す
■4:こめかみ横の毛にバームをつけ、自然な立ち上がりをつくる
サイドの根元の立ち上がりをつくるのにも、カールをキープさせるのにも、スタイリングには軽めのバームがおすすめ。
40代に似合う【ウルフ風ウェービーロング】ボリュームを出しながらおしゃれ感×小顔見せも叶える!
らしい華やかさも高まりますよ。黒髪で長さがあると重くなりがちですが、ストレートでツヤを見せる部分と、中間からカールさせてふんわりさせる部分をだいたい1:1で作るとバランスがよく見えるようになります。
- TEXT :
- Precious.jp編集部