【目次】
- 「透け感」太眉のつくり方
- 「えぐれた細眉」を太眉にする方法
- 「今どき眉」に仕上げる6つのポイント
- 今どき眉がつくれる!おすすめ「アイブロウペンシル・パウダー」7選
- 立体的な眉をつくり出す!おすすめ「眉マスカラ」4選
「透け感」太眉のつくり方
「透け感眉」は、自眉毛の存在感をしっかりと出すのが最大のポイントに。
まず行うことは、「薄茶」をメインに使い、直線的で太めな眉を形づくるように、眉毛間のベースを埋めること。すると、自眉毛が自然と際立ち、透け感が完成します。ただし、眉毛の上辺には色をのせないで。そこに色をのせると、ペタッとした角張った眉になりがちに。
その後、自眉毛の存在感をさらにアップさせるため、眉マスカラで仕上げを。マスカラの使い方のポイントは、眉毛1本1本を360度全方位的に塗り、毛に太さと長さ、艶感を十分に足すこと。最後に色をのせていない眉毛上辺を毛流れでカバーするようにフィックスさせると、抜け感のある「透け感眉」が完成するのです。
■ NG例。しっかり形づくった「重たい眉」になっていませんか?

【How to】
<STEP.1>薄茶を眉中から眉山へ直線的にのせていく

色をのせる前に、一度スクリューブラシを使って毛を起こすようにして立てる。その後、平ブラシに薄茶をとり、眉頭1cmくらいあけた部分から、平らな面の幅を生かして眉山まで直線的にのせていく。眉毛の上辺はのせないでOK。
<STEP.2>眉山から眉尻へは細くなだらかに

眉尻の位置を決めたら、眉山から眉尻にかけては、平ブラシの幅広い面から細い面になるように持ち替え、角度がつきすぎないように気をつけながら眉尻まで色をのせていく。眉尻の最後はスッと力を抜いてのせて。

カジュアルで軽やかな印象に見せたい「透け感眉」の場合は、短めの眉尻がおすすめ。口角から目尻を通る延長線上を眉尻に設定しましょう。
<STEP.3>眉頭は眉中から戻るようにしてのせる

眉頭は色をのせる塩梅がとても難しい部分。特に眉頭の上部も、眉中から眉尻と同様に色をのせないで。眉頭の下部3分の2のみ、平ブラシの幅広部分を使い、眉中から眉頭へ戻るようにのせる。これは眉頭に不自然に色が濃くのるのを防ぐため。
<STEP.4>眉山の下側に濃い茶でひと筋のラインを

眉山の下辺りがアーチになっていて、直線的な太眉を描くには毛の存在感がなく心もとない場合は、薄茶だけでは下辺はカバーしづらい場合も。地毛の色に近い濃い茶で平ブラシの細い面を使って、直線的に1本ラインを引いて補っておく。
<STEP.5>薄茶をのせた上辺部分だけをブラシでぼかす

薄茶で描いた部分をなじませるため、色をのせた上辺のみ、スクリューブラシでスッとぼかしていく。ブラシでとかす回数が増えると、色のパウダーが落ちていくので、1か所1〜2回程度に留めておくのがポイントに。やりすぎ注意。
<STEP.6>眉頭は眉マスカラのブラシで真下へ塗る

眉マスカラは、毛をしっかりと立たせ、際立たせることが役割なので、しっかりと毛の360度につくように塗るのがコツ。まずは眉頭から。毛流れに逆らって、上から下へしっかりとブラシで数回繰り返しながら塗る。
<STEP.7>眉中から眉尻は斜め45度に下げながら塗る

眉頭を除いた部分は、斜め下45度に、毛流れと逆方向にマスカラを塗っていく。根元から毛先までしっかりと塗布するように数回繰り返して。
<STEP.8>今度は眉頭の毛を下から持ち上げつつ塗る

眉毛の表側の面にもマスカラを塗っていく。毛流れを整えながら、眉頭上辺の薄茶を塗っていない部分を覆うようにしっかり毛を立たせるように塗る。ここも毛がフィックスするように数回繰り返して。
<STEP.9>眉中から眉尻は斜め45度に上げながら塗る

眉中から眉尻も薄茶をのせていない上辺を眉毛が覆えるように、しっかりと毛を立たせながら塗っていく。斜め45度に上げながら、数回繰り返し塗る。全体を塗り終えたら、眉毛が1か所に固まっていないかをチェックしながら整えて。
「えぐれた細眉」を太眉にする方法
「太眉メイク」で上まぶたの間延びを縮める

細眉ブームを経てきた40代以降の目元は、細眉×加齢たるみの影響で、上まぶたの面積が広がり、恐怖の間延び状態。眉のフォルムや位置にもズレが生じてくるため、ますます印象の弱いのっぺり顔に…。
これを矯正できるのは「太眉メイク」です。
【How to】
<STEP.1>ペンシルで眉下を太らせて、まっすぐに整える

<STEP.2>眉上にブラシでパウダーをのせて、まっすぐに整える

<STEP.3>綿棒ではみ出しを拭き取り、なだらかな眉山に


太さを出すのは必ず下側で。眉頭から眉山の位置までまっすぐになるように、えぐれたところを埋めていきます。今までにない太さに驚くかもしれませんが、間延びを縮めるには大胆な太さが必要です。そして、上側は眉山から眉頭にかけて上辺に淡いブラウンのパウダー(上記の手順2のいちばん左の色)を1mmほどはみ出すようにのせると、山の角がなだらかになり柔和な表情に。はみ出したら、綿棒で拭き取ればいいので怖がらず試して。
また、ペンシルとパウダーの両方を使う理由は、下側はペンシルで濃いめに仕上げ、上側はパウダーで淡く仕上げて濃淡をつくりたいから。ベタ眉にせずにふんわり感を演出することが大事で、それはペンシルとパウダーの両方を使わないと生み出せないのです。
「美人太眉」成功例
【BEFORE】

【AFTER】

前髪で顔の面積を小さくした小顔スタイルのモデルさん。BEFOREのいつもの眉メイクは少し細めのアーチ眉。決してNGではないけれど、太眉メイクのほうがまぶたの幅が縮まり、顔全体も引き締まり、小顔に映るのがわかります。次に眉山から眉頭にかけて淡いブラウンのアイブロウパウダーを1mm上にはみ出すようにのせたことにより、眉山の角がなだらかになってやわらかく軽快な今どきの太眉に!
増量眉メイクは実に簡単!「えぐれた細眉」を太眉に描く、3ステップとは?
「今どき眉」に仕上げる6つのポイント
【POINT1】眉メイクのアイテムを見直す

「眉メイクでは、いつものアイテムだとなかなか上手く描けないと感じるのであれば、アイテムを見直すタイミング。毛の隙間を自然に埋めたいのか、1本1本細く描きたいのかなど、眉メイクをしながら苦手と感じることを具現化してアイテムを選び直していただきたいと思います。」(美香さん)。
【眉悩み】苦手意識を改善!最新の眉のお手入れとメイクアイテムを美香さんがご紹介
【POINT2】眉尻は長くしすぎない、下げすぎないのが2大鉄則
眉を描くとき、正面からしか見ていないせいか、眉尻ラインの正しい長さや描き方を知らない人が多いのも事実。下の写真で示した正しい長さで描くとリフトアップ効果が生まれ、横から見たときも美しく、引き締まった印象に映ります。描き方は、眉の真ん中(毛が密集しているところ)から、眉尻の方向へ眉の中心を通るラインをイメージしながら描き足し、止め位置は写真のように眉頭の高さよりもちょっと上が正解です。
眉尻の終点が決まったら、太さを出す作業も忘れずに。眉の真ん中から眉尻にかけての眉下ゾーンを埋めていきましょう。細くなった自眉に合わせてえぐるようなカーブで描いたり、細く長い線で描くと、一気に老けた印象になるので注意して。
注意!眉尻の止め位置を点検。長くなるほど古い顔

【POINT3】まろ眉の人でも大丈夫。リキッドペンで植毛
眉尻がないまろ眉の人は「どうせ毛がないからふさふさにできない」とあきらめていませんか? 大丈夫、そんな人でもとっておきの秘策あり。毛のないところをオリーブ色のリキッドペンで描いて植毛したように見せるのです。ちなみに毛がないところにペンシルで描くのは「描きました」という悪目立ち眉になりがちなので、全体を描くのはパウダーが適任。毛のない眉尻部分に、淡いブラウンのパウダーでふんわりと色をのせたら、綿棒で正しい形に補正を。次にカーキのリキッドペンで毛を描くのですが、毛量を多く見せるポイントはクロスに描くこと。緻密にしなくても、毛と毛の間は大きめに空いているくらいが自然に見えます。
■眉尻に毛がない!ならばリキッドペンで植毛するように描く

【POINT4】マスカラで「立体感」「抜け感」を演出
眉マスカラは若者のもの、と思っている人が多いよう。けれど、眉マスカラにはただ色をのせるという役割以外にも、眉毛に太さや長さを足す、毛流れをフィックスさせて立体感を出す、という重要な役割もあります。眉マスカラをプラスするだけで、ワンランク上の仕上がりが叶うのです。眉毛の長さと毛量があると、より眉マスカラの恩恵が受けられるので、切りすぎないで。
■眉マスカラを使うとこんなに印象が変わる!
眉マスカラなし:毛だまりができてベタッとし、細い印象に
毛流れは描く前に整えても、時間と共に元の生えグセに戻ってきてしまうもの。そのため、眉中は毛がたまって見えてしまい、それがベタッとした印象に。さらに眉の幅も出ず、細く見えます。
眉マスカラあり:立体感が出て、抜け感と自然な太さがアップ
眉マスカラを使うと、寝ていた眉毛が起こされて立体感がアップ。さらに毛流れが整えられてフィックスされるので、抜け感が出るうえ、毛の立ち上がりで眉の幅も出て、生き生きとした若々しい眉に。
「眉マスカラ」で大人眉はうまくいく!立体感、抜け感、太さ…今、欲しいが全部が叶う!
【How to】
<STEP.1>眉尻から眉頭に向かって毛を起こしていく
眉をペンシルやパウダーで整えてから眉マスカラを。眉マスカラをよくしごいて、ブラシにつく量を調節。毛流れに逆らうようにして、眉尻から眉頭に向かって梳かすように塗っていく。毛を起こしながら毛先を中心に塗る。
<STEP.2>眉頭は上に向けて立たせるのがポイント
眉頭は眉の立体感を出し、若々しさを演出する要。下から上へブラシを動かし、眉幅からはみ出るくらいにしっかりと毛を立たせて毛流れも整えておく。
<STEP.3>最後は毛流れをさばきながら整えて
眉頭から自然につながるように、眉山まで斜め上に上辺から毛が出るくらい立ち上がらせて整える。眉山から眉尻は斜め下に向かって梳かす。ただし、眉尻側は眉幅より下に毛がはみ出しそうなときは平行に流して。
眉マスカラの使い方は簡単!毛を立たせて、流して、整えるだけ|大人におすすめのアイテムもご紹介
【POINT5】眉コンシーラーで眉を立体的に際立たせる
【BEFORE→AFTER】

眉は抜け感や空気感が大事。ペンシルで描くと滑稽なベタ眉になりやすく、眉を描くのが苦手…という人におすすめなのが、眉毛の周りを明るくし、地の眉を際立たせる眉専用のコンシーラーです。シミ隠しに使うコンシーラーだと厚塗り感が出やすく、ヨレやすいけれど、この “コーセー”『ヴィセ リシェ アイブロウエンハンサー』は、薄づきでフィット感が高く、ヨレない&乾かない秀逸品。眉毛につかないように、約1mm空けて眉の上下に中央から眉尻にかけてスッスッと描き、指でササッとぼかすだけ。さらに透明眉マスカラで眉毛をグッと立ち上げて、毛並みを強調すれば自然と際立つので、あとは足りない眉尻を描き足すだけでOK。地眉を最大限に生かし、ふっさりとした立体感を演出できる裏技です。
【How to】
<STEP.1>眉頭の上下部分は外し、眉を囲むように描くと自然と際立つ

<STEP.2>眉頭をぐっと立ち上げてふさふさ感を演出する

【使用アイテム】

左/艶やかでふさふさとした眉毛に仕上げる透明眉マスカラ。90%自然由来成分配合で、24時間美眉をキープする。パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ オン セット ブロウ ウォータープルーフ 00 ¥4,400
右/サラサラとした薄膜仕上がりの眉周り専用コンシーラー。コーセー ヴィセ リシェ アイブロウエンハンサー ¥1,210(編集部調べ)
【眉メイク】に悩んだら…「ディオール」眉マスカラ &「ヴィセ」コンシーラーで叶う【立体眉のつくり方】
【POINT6】暗く仕上げた眉に明るいパウダーをのせると「今どき眉」に!
「茶髪ブームのときに『眉は髪よりワントーン明るく』と言われていましたが、その名残なのか、髪色は落ち着いた今でも明るめ眉をキープしているアラフォー世代の方をよくお見かけします。髪のトーンに合わせて、眉の色もトーンダウンさせるのが正解です。自眉と同じグレーもしくはダークブラウンのペンシルで、足りない部分を描き足してから、明るいパウダーを重ねてほんのり明るさを出すのが鍵。色を重ねることで、眉に自然な立体感と抜け感も加味されます」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)。
【セルフメイク→長井メイク】

【How to】
<STEP.1>足りない部分に眉を描き足す


<STEP.2>左右交互に整えていく


どちらか片方を仕上げて、もう片方を描き始めるのはNGです。同時進行で、左右交互に描き進めていくのが、左右対象に仕上げる秘訣。ペンシルで描き終えたら、再度スクリューブラシでとかし、眉をぼかしながら肌に定着させます。
<STEP.3>パウダーをのせる


アイブロウパウダーの右2色に、アイホールにも使用したオレンジのミネラルパウダーを混ぜてアイブロウブラシにとり、眉にふんわり重ねます。まぶたの色を眉にもほんのり感じさせることで目元が締まり、抜け感もアップ。
【BEFORE→AFTER】

【ナチュラルで抜け感のある今どき立体眉に】

今どき眉がつくれる!おすすめ「アイブロウペンシル・パウダー」7選
【1】ボビイ ブラウン「プリサイス ブロー ペンシル」

理想的な眉を叶える、スリムタイプのペンシル「プリサイス ブロー ペンシル」は、繊細な眉の毛を一本ずつ描くことができ、付属のデュアルエンドのスクリューブラシは毛並みを整えながら眉の隙間を埋めることで、立体感のある自然で美しい眉が手に入ります。また、ウォータープルーフ仕様で24時間仕上がりをしっかりとキープしてくれるので、にじむことを気にせず思い切り日常生活やスポーツが楽しめます。
【2】ボビイ ブラウン「ロングウェア ブロー ペンシル」

眉の形に自然にフィットする形が人気の「ロングウェア ブロー ペンシル」は、色そのものを新たに見直し、新色も2色追加展開に。描きやすく、にじまない、今後も手放せない人気アイテムです。
【BOBBI BROWN】限定アイシャドウ パレットと描きやすさ抜群のブローペンシルが誕生
【3】アディクション「ザ アイブロウペンシル マイクロ」

体温でとろけるオイルを配合しているので、0.84mmの超極細芯ながら、色つきがよくスッスッと描ける。やや濃いめのブラウンなので、地眉になじみ毛一本一本を再現できる。ウォータープルーフ&スマッジプルーフ処方。細身の芯の場合、硬いものが多いがこれはオイルを含み軽いタッチで引っかかることなく描ける。カラーピグメントを多く配合しているので、かすれることなく発色も抜群。自然な毛のように描ける。
「マイクロの名のとおり、芯が極度に細く、なんと0.84ミリ。パウダーで描いたあと、足りない箇所を埋めるもよし、これひとつで一本一本緻密に描くもよしと、いかようにも。また細い芯にありがちな肌への刺激がなく、なめらかで密着度が高いのもいいところです。そして優秀なのが色味。001は落ち着いて地眉から浮かず、でも黒々とはしない、あか抜け感のある色。メイクの最高の脇役にして主役のアイテムです。」(ビューティ エディター 入江信子さん)
まさに “かゆいところに手が届く” 「アディクション」のアイブロウペンシルなら失敗知らずの理想的な眉を実現!
【4】 M·A·C「プロ ブロウ ディファイナー 1MM-チップ ペンシル」
【5】パルファン・クリスチャン・ディオール「ディオールショウ ブロウ スタイラーウォータープルーフ」
【6】Celvoke「インディケイト アイブロウパウダー」

1.M·A·C「プロ ブロウ ディファイナー 1MM-チップ ペンシル」:芯が細いタイプは硬くて色がのらず描きにくい、というデメリットを克服したのがこれ。植物系美容オイルを配合して、1mmの極細芯ながら驚くほどなめらかな描き心地に。やや濃いめの色&極細芯なので、毛の一本一本を描き足すのに適任。汗にも皮脂にも落ちにくい。
2.パルファン・クリスチャン・ディオール「ディオールショウ ブロウ スタイラーウォータープルーフ」:極細な芯ながらパウダリーな仕上がりなので、眉毛の隙間を埋めても輪郭を整えても、自然な印象で悪目立ちしない。ウォータープルーフ処方で、柔らかな発色を長時間キープする。描いた線を主張しすぎず、眉毛と一体化するようなパウダリーな質感なので悪目立ちせず自然。適度な硬さの芯で濃くつきすぎることがなく、どちらかというと軽快な仕上がり、なのに消えにくい。
3.Celvoke「インディケイト アイブロウパウダー」:日本人の黄み肌になじむブラウン、カーキ、シャンパンカラーの3色入り。微細なゴールドパールを含み、ややダークめな色ながら、重いベタ眉にならず軽やかな印象になるのがいい。植物エキスを多く含み、粉飛びしないしっとりパウダーに。ゴールドの艶感がメリハリ感を演出。ベタづきせず、ぼかしやすいので悪目立ちなし。深みのある色だが、肌にも眉毛にもなじみやすい。
大人ならではの “眉悩み” を解決【テクニックいらずで自然な眉を叶える】秀逸コスメ3品をCheck
【7】資生堂「インウイ アイブロウパレット」

骨格を生かして顔全体の立体感までも引き出す3色パウダーのセットで、発色がよく、眉の幅を自然に太らせるのが得意。いちばん左の濃い色は、毛量を補うファイバー入りカラーなので、短い眉尻の長さを描き足すのに最適。超微粒子のパウダーなのでぼかしやすいが、フィットしたら崩れにくく、皮脂、汗に強い処方に。発色がいいので、このパウダーだけで、眉の輪郭がしっかりと描けるし、顔全体の立体感も引き出す。
「地眉より少し明るい色でベースとなるフォルムをつくり、ダークな色で濃くしたいところや長さを補足。そして淡い影色を眉頭から鼻の付け根をつなぐようにぼかす。こうすると眉が自然に際立って表情がいきいき見えるだけでなく、眉と目の間隔が狭くなって若見せの効果も。インウイ アイブロウパレットはまさにこのテクニックのために生まれた神業アイテムです。濃淡3色は質感が異なり、淡い色はしっとり肌になじみ、濃い色はファイバー入りでリアルな眉毛と美しい毛並みを再現。色は01アッシュグレーがあか抜けた雰囲気になるのでおすすめです。(ビューティ エディター 松澤章子さん)
「印象がぼやける眉をなんとかしたい…」とお悩みの方に救世主!資生堂『インウィ アイブロウパレット』をご紹介
【8】SUQQU「3D コントロール アイブロウ」

眉全体を染め上げるアイブロウパウダーの色は眉色に合わせるのか、髪色に合わせるのか迷うところ。ですが、客観的に引いた状態で見たときの全体のバランスを考えると、髪色に合わせるのがいいでしょう。カーキ、チャコールブラウン、イエローホワイトセットで、ダークな髪色の人向き。いちばん右のイエローホワイトをノーズシャドウ位置に塗布して光効果でメリハリ感を演出する。
「黒髪やダークな髪色の人はグレーではなく、自然な影色といわれる緑ニュアンスのカーキブラウンが正解色。メリハリの効いた上品で知的なシャープ顔になりますよ」(ヘア&メイクアップアーティスト 尾花ケイコさん)。
自分に合う「眉アイテム」の選び方と使いこなし術3選|美眉師・尾花ケイコさんが徹底解説
立体的な眉をつくり出す!おすすめ「眉マスカラ」4選
【1】ルナソル「フェザリーアイブロウジェル」

寝ている眉毛を立ち上げて自然なハリをつくるジェルマスカラ。見た目と違い、色はほとんどつかないシアーなブラウンで、毛の一本一本に艷やかさをコーティング。毛流れを整えて立ち上げることで生命力を感じさせる眉に。粉感を感じさせない、パール入りのジェルで、存在感が際立つ艷やかな若々しい眉毛に仕上がる。見た目の色はとても明るいがとてもシアーなので、眉毛の色は変わらず、艶が増すだけで色浮きなし。
「みずみずしいジェル質感で、一本一本を整えながらハリと艶を再生。洗練された毛流れを簡単に操作できるこちら、うれしいのはパンテノールやシルクパウダー配合で、メイクしながらケアもできること。艷やかで若々しい印象眉が持続するから、手放す理由も見つからず。日々、猫になった気持ちでいそいそと毛並みを整えています。」(ビューティ エディター 安倍佐和子さん)。
これ1本で垢抜けた印象の【格上げ眉】が完成!「ルナソル」眉マスカラ『フェザリーアイブロウジェル』に注目
【2】エレガンス コスメティックス「エレガンス フロッキー アイブロウ マスカラ」

深みのあるグレージュと毛を立ち上げ立体的な眉をつくり出す質感で、存在感のある眉毛に仕上がる。小さなブラシなので眉頭から眉尻までムラなく塗ることができ、毛量が少ない貧相な眉毛でもボリューム感が生まれる。
毛流れを上向きに整えることでいきいきとした雰囲気が加わるうえ、ペンシルなどの描き跡がぼけて自然な仕上がりに。ほんのひと手間で、ぐっと目力が増し、印象が一変します。(ビューティ エディター 近藤須雅子さん)。
ぐっと “目力” が増して印象が一変!「エレガンス」注目のアイブロウ マスカラなら立体感ある美眉が叶う
【3】クレ・ド・ポー ボーテ「ジェルスルシル」

軽いテクスチャーで眉毛を固めることなく、絶妙なホールド力で整えてくれるジェルタイプ。艶やかでシックなダークブラウンは1本はもっていたい大人カラー。洗練された印象が叶う。
眉マスカラの使い方は簡単!毛を立たせて、流して、整えるだけ|大人におすすめのアイテムもご紹介
【4】シャネル「ル ジェル スルスィル」

滑るようになめらかなジェルテクスチャーで艶やかな仕上がりに。濃すぎず、薄すぎず、絶妙なブラウンはあか抜けて見える色味。一日中ナチュラルな毛流れをキープしてくれる実力が。
使うだけで印象が変わる【眉マスカラ】4選|シャネル、ジバンシイ…最新をご紹介
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部