日々のスキンケアと同じくらい重要な頭皮のケア。頭皮の状態は髪だけでなく、たるみやシワなど、顔にも影響します。今回は、健康な頭皮を保つために重要な頭皮ケア方法や、頭皮ケアにぜひ用いてほしいアイテムをご紹介していきます。
【目次】
シャンプーや毛穴洗浄アイテムなど!頭皮ケアにおすすめのアイテム
■ ウカ スカルプクレンジング ディープ&ライト

プラスワンアイテムでおすすめなのは、ukaで人気の「ディープ&ライト」です。普段のシャンプー前に投入するだけでも、気軽に頭皮をリセットすることができます。
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■THREE スキャルプ&ヘア オーダレンジ シャンプー&コンディショナー

髪や頭皮に優しい植物成分をたっぷり配合。ダメージをケアしながら、ハリコシ、ツヤに力強くアプローチしてくれます。
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■スカルプD ボーテ 薬用スカルプ スパエッセンス

年齢的にも薄毛が気になってきたけど、何を使ったらいいのかわからないという方におすすめなのが、タオルドライ後に使う「薬用スカルプ スパエッセンス」。
「ソイセラム(豆乳発酵エキス)」はもちろんのこと、コラーゲン※を直接頭皮に届け、さらに発毛促進・育毛の医薬部外品有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」などを炭酸と共に頭皮へ直接塗布することができます。炭酸のシュワっと爽快な使い心地が特徴的で、シャンプー後の頭皮がよりスッキリします。
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■スカルプD ボーテ 薬用スカルプセラム

毎日のブラッシングやシャンプーで、なんだか最近抜け毛が増えたような気がすると感じている方の抜け毛予防には、「薬用スカルプセラム」がおすすめ。3種の※育毛促進・育毛有効成分配合で、太く長く髪を育てる効果が。さらりとしたローションなので、頭皮や髪がベタつくことなく心地よく使うことができます。
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■お悩み別おすすめ頭皮ケアアイテム
年齢とともに、髪が生えてくるサイクルにも変化が。だんだんと生えてくるのが遅くなってきたり、新しい髪が生えにくくなってきたりします。頭皮環境を健やかな状態に導きながら、毛髪サイクルを整えてくれる頭皮用エッセンスは、プレシャス世代にはもはやマストなアイテムです。
ケアを続けていくと、髪にコシが出てきた、白髪が減った気がするなどの効果実感が得られる人が多いのも特徴。ぜひ洗髪後の習慣として、取り入れてみてください。

今すでにある枝毛や切れ毛などのダメージは、もうしかたがないものといわれてきました。けれど、アメリカで誕生した「オラプレックス」は、髪のダメージ部分を内部からいち早く修復し、枝毛や切れ毛になるのを防ぐ、世界特許取得の成分を配合しています。
そのほかにも、髪の内部からダメージを修復して、その効果を長もちさせることができるアイテムが今、相次いで登場してきています。カラーリングを繰り返し、枝毛や髪のゴワつきなどが気になる人にぴったりのアイテムです。

カラーリングを行うと、通常は弱酸性の頭皮や髪がアルカリ性に傾いてしまいます。特別なケアをしなくても、頭皮や髪は自然と弱酸性に戻っていくのですが、どのくらいで戻るか知っていますか?
実は約2週間もかかるといわれているのです。その間はシャンプーがピリピリしたり、赤みが出たりと敏感な状態。そのため、専用のアイテムで弱酸性に早く戻してあげたり、頭皮をしっかり保湿して守るケアが必要に。カラー後の不快感が気になる方はぜひ。

頭皮が硬いということは血流が悪くなっている可能性大。血液は細胞に新鮮な酸素と栄養を運ぶ役割を果たしていますから、血流が悪く、これらが供給されにくくなると、健康な髪が生えにくく、細い毛も増えてしまいます。
また、頭皮のたるみを促進しかねず、たるむと毛穴や毛包が変形してうねりを招くことも。そのため、頭皮のコリのある人はもちろん、そうでない人でも定期的にほぐしましょう。

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■優秀「頭皮マッサージツール」4選

1:マッサージもクレンジングも!「リファグレイス ヘッドスパ」
【左上】頭皮を連続的につまみ上げ、髪や肌、そして表情の美しさを引き出してくれます。シャンプーしながら使うクレンジング用と、もみほぐすマッサージに特化した2種類のブラシ付き。力強い刺激、心地よい刺激と選べます。
2:いつでも使えるローラー式かっさ「ハホニコプロ トルマリンローラー かっさ」
【左下】360度回転するステンレスボールを頭皮に当てるローラー型のかっさです。場所を選ばず、コロコロするだけでツボを心地よく刺激しながら血流を促進してくれます。本体にマイナスイオンを放電するトルマリンを配合しているのもうれしいポイント。
3:人気セラピストの技術を再現!「セレブリフト」
【右上】深頭筋ヘッドセラピストで美容施術家・山本幸恵さんの繊細な手の動きを計測し、開発に3年の歳月をかけた名器です。呼吸に合わせてスピードが選べるようになっているのも優秀。グッとつかんでもみほぐす感覚は圧巻です!
4:シャンプーしながらヘッドスパ!「頭皮エステ<サロンタッチタイプ>」
【右下】シャンプーしながら使うタイプのツールです。ソフトで心地よい刺激のブラシと力強くもみほぐすかっさブラシ付き。この2種類のアタッチメントを使い分け、その日の気分に合ったケアをすることが可能です。
髪や顔にも影響する頭皮のおすすめケア方法
■髪と顔のエイジングに全方位効く頭皮ケア方法
頭皮トラブルを予防するケア

予防ケア1:紫外線を防止
頭皮に紫外線を浴びないようにすることが大切です。外出時には、日傘や帽子を活用したり、髪用の紫外線防止スプレーなどで頭皮の紫外線予防を心がけてください。また、汗を抑えるには、首元を冷やすのがおすすめ。ネッククーラーやタオルなどを使うようにしましょう。
予防ケア2: 頭皮のクレンジング
頭皮の毛穴や汗腺の汚れには、クレンジングがおすすめです。シャンプー時にマッサージを取り入れて、しっかりと頭皮をクレンジングしてください。頭皮をもみほぐすことで毛穴や汗腺から汚れを浮かび上がらせることができます。
予防ケア3:汗を洗い流す
汗をかいたと感じたら、できるだけ早く適切な温度のお湯で洗い流しましょう。シャンプー剤を使いたいところですが、シャンプーは1日に何度も使うと逆効果。シャンプーは1日1回にしてください。
フケ・白髪・抜け毛…これらの髪のお悩みの原因も頭皮だった!?
フケ・かゆみ・ニオイ
頭皮が濡れた状態だと雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮のかゆみやフケの原因に。シャンプーなどで髪を洗ったあとは、しっかりタオルドライし、ドライヤーで乾かすようにしましょう。
白髪
白髪になる原因には、紫外線の影響が大。頭皮の中の毛根に紫外線ダメージが及んでしまうと、白髪が発生するといわれています。
抜け毛、薄毛
抜け毛や薄毛の原因にも、紫外線が影響しています。これは、髪をつくる素となる毛母細胞が紫外線によってうまく働からなってしまうからです。
頭皮を健やかにするシャンプー法
シャンプー法1: ブラッシング
まずは、ブラシで軽くブラッシングします。そうすることで髪表面のほこりが取れ、頭皮の汚れを浮き上がらせてくれます。
シャンプー法2:ぬるめのお湯で予洗い
シャンプーをつける前に、お湯で頭皮と髪をしっかりとすすぐ「予洗い」をしましょう。お湯の温度は38度前後がベスト。あまり熱いお湯で洗うと必要な皮脂が取れすぎてしまい、頭皮の乾燥を招く恐れもあるので注意してください。髪の表面だけではなく、内側と頭皮にも十分にお湯を行き渡らせると、少量のシャンプーでもしっかり泡立ちます。
シャンプー法3:シャンプーで洗う
予洗いが終わったら、シャンプーで洗いましょう。シャンプー剤は、髪や頭皮に必要なうるおいは残し、不必要なものは取り除く保湿効果の高いものがおすすめです。シャンプーの量はさくらんぼ大を目安にし、指の腹で頭皮をもみほぐすように洗います。爪をたてて洗うと、頭皮が傷ついてしまうので注意。
シャンプー法4:しっかりすすぐ
シャンプーが終わったら、しっかりすすぎます。シャンプーの2倍くらいの時間をかけ、泡が残らないようにすすいでください。とくに、生え際や襟足などは念入りにすすぎましょう。
シャンプー法5: ヘアドライ
シャンプー後はタオルで十分に水気をふき取ります。その後、ドライヤーを使って短時間で乾かすようにしてください。このとき、ドライヤーを近づけすぎると頭皮と髪を傷めてしまうので、ある程度距離を離します。最後に冷風を髪全体にあてて、頭皮をクールダウン。髪のキューティクルも引き締めましょう。
顔のたるみやクマも頭皮に原因が!?

顔の皮膚と頭皮は基本的に構造は同じです。しかしながら、もっとも違う部分があります。それは皮脂腺や汗腺の多さです。その上、頭皮は髪の毛で覆われているので、ムレたりべたつきやすいという特徴があります。頭皮のトラブルを放置しておくと、血行不良や代謝不足を引き起こし、顔のたるみなどに影響が出てきます。
顔のたるみ
気になるフェイスラインのたるみ。その原因の一つとして考えられるのが頭皮トラブルです。顔の皮膚と頭皮は一枚でつながっています。頭皮が血行不良でカチカチになっていたり、代謝不足でたるんでいると、顔の皮膚もたるんでしまうのです。
目の下のクマ
頭皮のたるみは、フェイスラインにたるみをもたらすだけではありません。頭皮が血行不良となると、顔の血行も悪くなってしまうのです。その影響で、目の下のクマや肌のハリの低下などにも直結します。
頭皮マッサージ方法

日ごろの緊張やストレス、そして春には紫外線や皮脂などによっても、様々なダメージを受けている頭皮。頭皮は体の中でも筋肉が少ない場所なので、血液を循環させるポンプのような役割を果たしてくれません。
そのため、血流が滞りやすいので、毎日の頭皮マッサージをぜひ続けてみましょう。頭皮マッサージでやわらかくほぐしてあげると、血液の滞りが改善され、ダメージからの回復をサポートします。
頭皮マッサージ法1:リラックス
まずは、マッサージの前にリラックス。1〜2回深呼吸しましょう。
頭皮マッサージ法2:こめかみをほぐす
頭の両サイドをほぐしていきます。小指を左右のこめかみに、親指以外の4本の指で耳の上を強く押しながら、頭頂部に向かって円を描いてマッサージします。このとき、頭皮を動かすようにするとよいでしょう。
頭皮マッサージ法3:頭のてっぺんをほぐす
頭のてっぺんをほぐしていきましょう。親指を左右のこめかみに置いて支えにし、そのほかの指で前髪の生え際から頭頂部へ移動させながら、もみほぐします。
頭皮マッサージ法4:リフトアップする
リフトアップしていきます。両耳の前に親指を当て、そのほかの指を側頭部に置きます。その状態から親指を耳の頂点まで動かし、耳の頂点にある少し窪んだ部分をやや強めに押します。その後、指を押し当てたまま、斜め上に持ち上げるようにしましょう。これを2、3回繰り返します。
頭皮マッサージ法5:後頭部をほぐす
うなじに親指を置き、そのほかの指で後頭部全体をつかみます。頭頂部まで指の腹を移動させながらマッサージします。終わったら首の後ろにある天柱(首の後ろの太い筋肉の外側にあるツボ)や風池(天柱の指1本外側にあるツボ)というツボを親指で刺激しましょう。
春の陽気で顔がたるむ!?髪と顔のエイジングに全方位効く【頭皮ケア】正解集
■顔たるみを防ぐ「魔法の頭皮ほぐし」3ステップ
1:耳周りから頭頂に向かって、まんべんなくほぐす(30秒)

まずは、親指以外の4本の指を折り曲げて、第一関節を使って耳の裏側から頭頂にかけて、丁寧にもみほぐしていきます。4本の指をそれぞれ動かし、頭皮そのものを動かすイメージで、下から上へと30秒ほど行います。このとき、イタ気持ちいいと思えるくらいの力でやるのがポイントです。

「指の関節で行うと、力がぐっと入るし指をバラバラに動かしやすいんです。頭皮というか頭の筋肉を動かすイメージなので、シャンプーのように表面をこする感じではなく、深い部分のコリをもみほぐす感じです。
一番ほぐしてほしいのが、リンパが通っている耳周り。そして、頭の筋肉は全部大事なんですが、側頭筋という耳の上の筋肉は、エラ周辺の筋肉にも関連していて、ここが凝るとフェイスラインや頬の筋肉のたるみなどの原因になります。とりあえずそこを上げたいので、重点的にもみほぐしてください」(美容家・千波さん)
忙しくて時間がないときや慣れなくて疲れてしまったときは、この動作をやるだけでも効果があるそうですよ。
2:後頭部もまんべんなくほぐす(30秒)

次に、頭のうしろの部分を、ステップ1と同様に頭頂部に向かってもみほぐします。下から上、内から外に向かって、まんべんなく触っていきます。

「ステップ1もですが、目安として30秒としているだけで、時間があるならもっとやってもらって構いません! 私はスッキリ感を感じるまでやっています」(千波さん)
うなじから頭のてっぺんまでもんだら、両耳へと流すようにマッサージしていましょう。
3:手のひらを広げて、指の腹で頭皮全体を引っ張り上げる

仕上げは、指の腹全体を使って、頭皮を地肌から引き離すようなイメージで軽くつかみ、指は固定したまま頭皮を引っ張り上げましょう。耳の裏、うなじ付近から頭頂部に向かって、頭全体に行っていきます。ステップ1、2でもみほぐした頭皮を、最後に引っ張り上げるようなイメージです。

「手を大きく使って、頭全体に行います。頭皮が凝り固まってくると皮膚と筋肉がくっついて固まってくるんですが、頭皮がよく動く人というのは、血行がよくリンパの流れがいいんです。その循環が滞らないように、頭の皮膚だけを引っ張るイメージです」(千波さん)
このとき、シャンプーをするようなイメージで全体をもみほぐすとうまくいきます。
魔法の頭皮ほぐしを取り入れるといいタイミング
毎日メイクをするように、習慣にしたいのがこの頭皮ほぐし。どんなタイミングで取り入れるのが効果的でしょうか? 朝起きてすぐと、夜寝る前がオススメだそうです。
「顔の状態は1日のモチベーションを左右すると思うので、私は朝起きてすぐにやります。あと夜寝る前にもやりますね。頭皮ほぐしをした後は髪がぼさぼさになるのでヘアセット後にはできませんが、顔は触らないのでメイク後でもできますよ。
やればやっただけ効果があるので、気がついたらいつでもやるのがいいと思います。また、お風呂でトリートメントの時間をおいているときにやるのもおすすめです。けっこう手が疲れるので、そういうときは寝ながらあおむけでやるのもOK!」(千波さん)
やり方としておすすめなのは、「鏡を見ながらまずは頭の右半分とか、左半分とかだけやってみること」だそう。
「続けるのに大事なのってモチベーションだと思うんです。まずは片側だけやってみてください。片方の眉があがるとかフェイスラインが変わるとか、目に見える部分で変化があると思うので、モチベーションがあがるはずです」(千波さん)
変化を楽しんでモチベーションを維持しながら、毎日の習慣にしていきたいですね。
見た目年齢マイナス5歳に!恐怖の顔たるみを防ぐ「魔法の頭皮ほぐし」3ステップ
- TEXT :
- Precious.jp編集部