【目次】

丸顔【9選】


【1】おでこの三角シルエットで丸顔補整!「小顔マニッシュショート」

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「頬に髪をかぶせてしまうと輪郭が下ぶくれに見えて、逆に丸みが強調されてしまうんです。個人的には、丸顔さんは意外とどんなレングスも似合わせやすい顔型だと思います。40代なら若々しい印象になりやすい顔型ですし、せっかくならメリットを活かした髪型にしてあげましょう! まずはフェイスラインはすっきりと出してあげること。そして大切なのは、おでこのシルエット。今回のモデルさんは額が狭く分けグセもあるので、そこを活かして三角シルエットを作っています。これが顔型カバーに効果的なんです。

前髪長め、前下がりのショートボブベース。襟足はすっきりとハサミで刈りこんでいます。ベースはカミソリを使うレザーカット。レザーカットは髪の馴染みが良くなるので、髪が太い方や多毛さんにもおすすめです」(THE REMMY スタイリスト 倉田聡子さん)。

「輪郭出し」と「三角おでこ」で丸顔補整を叶えるマニッシュショートヘア

【2】髪の根元の白髪も目立ちにくい「小顔菱形ショート」

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「トップにレイヤーを入れて、分け目をつけないスタイルに。自然とボリュームアップして、ふんわりとした動きがプラスできます。逆に顔周りの髪はタイトに作ってメリハリを。立体感のある菱形シルエットに仕上がり、小顔効果も抜群ですよ。分け目のないスタイルは、髪の根元の白髪も目立ちにくくなります。

ベースは前下がりのショートボブ。トップと表面にレイヤーを入れることで、自然と高さが生まれ菱形シルエットに。スライドカットで毛量を調節しているので、乾かすだけでふんわり仕上がりますよ。今回のモデルさんは髪にクセがあるので、その動きをいかしてカットしています。直毛の場合は、毛先にワンカールのパーマをプラスしてもgood」(BEAUTRIUM南青山店 店長 久住桃子さん)。

大人ヘア|乾かすだけでトップふんわり!丸顔を補整するメリハリ菱形ショート

【3】ハイライトで立体感をだす「小顔菱形ショート」

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「髪の毛が細くなってくる40代は、髪全体がペタッとして立体感がなくなりがち。すると少し貧相な印象になり、あらゆる顔型が強調されやすくなります。立体感を出すには、トップにレイヤーを入れて動きを出し、髪色にハイライトを入れましょう。これだけで髪のボリュームダウンや白髪もカバーできます。フェイスラインの髪を長めに残して丸顔をカバー。トップにはレイヤーを入れて、ふんわり見せています。細かいハイライトカラーは根元がぼけるので、髪に立体感を出すだけでなく白髪ぼかしにもおすすめです」(ABBEY GINZA スタイリスト 田代拳さん)。

【40代のショートヘア】頬にかかる毛束で輪郭補整!レイヤー&ハイライトで作る立体感ショート

【4】襟足のくびれですっきり見せる「小顔レイヤーショート」

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「トップは立ち上がるようにしつつ、顔まわりはさみしくなり過ぎない程度にすっきりと。髪の量のバランスで重心を上に持っていくと、自然と目線が上がります。縦幅がうまれるので横幅の印象が薄れ、輪郭もリフトアップして見えるように!ふんわりと若々しい印象になりますよ。毛量のバランスで美しい菱形シルエットのショートヘアに! レイヤーカットによる毛流れのつながりが、女性らしい柔らかい印象を与えてくれます。髪のボリュームダウンが気になる方にもおすすめです。

トップから顔まわりの後れ毛につながるレイヤーを作って、ふんわり感をプラス。襟足は重くならないようにカットし、首に沿っておさまるように調節しました。襟足がほんのりくびれることで、重心が下がらずすっきり見えます」(ZACC vie スタイリスト 田中里春さん)。

丸顔カバーヘア|40代のもたつく輪郭をリフトアップするレイヤーショート

【5】リフトアップ&小顔見せが叶う「小顔ショートボブ」

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「フェイスラインの丸みをカバーするには、ボブのカットラインを前下がりにしてあごにつなげましょう。さらにサイドの膨らむ位置を頬の高さに設定。高い位置にボリュームが出ることで視線が上がり、輪郭がリフトアップして見えるように。前下がりのカットラインとの相乗効果で、よりシャープな印象になりますよ。幅広の前髪は、顔の幅まで大きく見せてしまうのでNG。丸顔さんは少し額を出したほうが小顔に見えるので、前髪は下ろして斜めに流しましょう。縦長感が生まれて輪郭補整効果がアップします。

全体をあごのラインのボブにカット。トップにレイヤーを入れているので、表面がふんわり仕上がります。襟足はしっかり間引いてすっきりと。前髪は目の上の長さで、サイドに流れるようにカットしています」(K-two Esola IKEBUKURO トップスタイリスト 藤井ひかるさん)。

40代に似合う【レイヤーショートボブ】リフトアップ&小顔に見えるスタイル大公開!

【6】斜め前髪で丸顔をシャープに「シンプルな小顔ショート」

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「トップを耳たぶより少し上に設定したショートボブスタイルで、襟足はしっかり切り込んでメリハリをつけています。前髪は長めに作り、サイドに流せるようにすると◎。顎ラインからの延長で斜めのシルエットを作っているので、リフトアップ効果も」(藤本さん)。

丸顔をシャープにする決めては「斜め前髪」。リフトアップも叶うシンプルショート

【7】若見え&小顔効果抜群「小顔マッシュショート」

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女性らしいやわらかさも表現できるマッシュスタイル。しかし、丸いフォルムが輪郭を目立たせるのでは? と不安になりますよね。

「マッシュの丸みは活かしつつも、トップともみあげにレイヤーを入れてシルエットを縦長に見せれば大丈夫。切り方を少し工夫するだけで、丸い輪郭をスッキリとした印象に見せることができます。乾かしただけでクセっぽいナチュラルな動きが出るゆるいパーマを仕込んでいます。毛束に動きが加わって、空気感のある軽やかな印象に。全体にメリハリが生まれ、輪郭がよりシャープになります」(Cocoonスタイリスト 泰斗さん)。

若見え効果抜群!丸顔を小顔に見せるお手本のパーマヘア

【8】くびれフォルムで首ほっそり「小顔ショートウルフ」

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「頭頂部に高さを出すことで丸かったシルエットを縦長に。もみあげでフェイスラインを隠すと、より理想的な卵型に近づけることができます。襟足を長めに残すことも大切。襟足があることで、大人の首元がすらっと美しい印象になります。

ハチが目立つと丸顔を強調することになるので、グラデーションカットで丸みをつけて、ハチが目立たないようにカットしています。後頭部はふわっと立体的に、襟足にかけてくびれをつくり、もたつかないように調整。何もしなくても綺麗にまとまるようカットしています」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿店 トップスタイリスト 須賀真之介さん)。

くびれフォルムで首ほっそり!小顔育成「ショートウルフ」

【9】パーマのメリハリで小顔に見せる「ゆるふわ小顔ショート」

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「丸顔を目立たせないポイントは、『髪全体のボリューム感』と『キュッと抑えた襟足』です。シルエットにこのメリハリを作ることで丸顔を小顔に見せることができます。ボリュームが出にくい場合は、ふんわりとした空気感とクセっぽいニュアンスが出るパーマをかけるといいですよ」(GARDEN Tokyoトップスタイリストの本木亜美さん)。

丸顔が小顔になる、大人「ゆるふわショートヘア」の作り方

面長【9選】


【1】面長顔を目立たせない「小顔マッシュショート」

40代 髪型_1,40代 ショートヘア_1
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40代 髪型_2,40代 ショートヘア_2
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40代 髪型_3,40代 ショートヘア_3
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「モデルさんはやや面長なお顔立ちなので、丸みのあるフォルムのほうがバランスよく、ナチュラルなかわいさが引き立つと思うので、全体的にマッシュベースでカットしています。丸みを出すようなグラデーションで、角を出さず、丸くつながるように切っています。ノーセットでもおさまりやすくなるよう、長さとフォルムにもこだわっています。前髪はやや長めにして、印象的な目元をより強調するように。どこを強調したいかによって、レングス設定は大事だと思うので、人それぞれの魅力をより際立たせるような長さにこだわるようにしています。

さらに今回のマッシュショートはカラーもポイント。ブリーチはせずに明るくしてから、オリーブベージュをかぶせてダブルカラーを施しています。ふわっと柔らかい質感に見える上、お顔の印象も明るく、多少の白髪はぼかせるのが魅力です」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿 ディレクター 副店長 岩崎桃子さん)。

40代に似合う【ナチュラルマッシュショート】大人の自然なかわいらしさが際立つ抜け感スタイル

【2】顔周りの毛に動きをプラスした「小顔ソフトウルフショート」

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「カット自体はソフトウルフを意識して、軽やかな動きが出やすいよう表面の毛を調整しながらカットしています。長めのショートなので、ショート初心者の方でも挑戦していただきやすいスタイルです。ベースは襟足を長めに残したウルフっぽいショート。トップと顔周りにはレイヤーを多めに入れ、軽やかで柔らかな動きとふんわりとしたボリュームを出すように調整を。前髪も長め、顔周りの毛は頬のあたりに動きが出るようカットして、やや面長の顔立ちでもキュッと小顔見せ効果も狙っています」(SUNVALLEY 店長 土田美沙子さん)。

40代に似合う【しなやかソフトウルフ】ペタッとしがちな細毛でも自然にふんわりボリュームアップ

【3】顔周りに長短をつけて女性らしい丸みに「小顔ナチュラルショート」

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「大人世代は頬が縦にのび面長になってきたような気がする…というお悩みもよく耳にするのですが、シンプルでスタイリッシュなショートならキュッと小顔見せ効果も、無理なく若見せも狙えます。

ショートとはいえ長さとゆとりをもたせてカットしています。レイヤーは適度に入れていますが、全体的に長さは残しつつ、長短をつけて動きが出やすいよう調整しています。自然な動きを出したいトップ、すっきりとしたまとまりを出したいすそ、それぞれを別で考えながらカットしメリハリを出しながらもバランスよく。顔周りも長短をつけて女性らしい丸みと自然な動きを出すようにしています」(Violet 横浜 店長 Ruiさん)。

40代に似合う【シンプル派のナチュラルショート】硬くニュアンスが出づらい髪も全方位さりげなくキレイ

【4】丸みのある動きで面長をカバー「丸み小顔ショート」

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「髪質がまっすぐだと縦の印象が強くなるので、縦長に見えやすい面長の輪郭がより強調されてしまいます。40代は髪のボリュームも減ってくるので、トップやこめかみ付近がボリュームダウンしやすく、これも面長を強調する原因に。レイヤーカットと毛先の質感調整で、パーマのような丸みをつくるのがおすすめ。縦長感を緩和でき、髪のボリュームも出せます。さらに、前髪をつくるのも面長カバーには効果的です。

モデルさんは髪質が太くて硬いので、毛先に柔らかい質感が出るようにレイヤーベースでカット。耳上にボリュームが出るようにカットしているので、重くなり過ぎないように前髪はすき間をつくって軽やかに。目にかからない長さで、厚くならないように毛先を調整しています」(garden tachikawa スタイリスト 加藤貴大さん)。

40代におすすめ【ショートヘア】美シルエットはふんわり感アップでつくる!

【5】毛先のワンカールパーマで輪郭補正「小顔ふんわりショート」

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「とくにハチまわりがペタンとすると、全体のシルエットが縦長になって面長が強調されます。だから面長顔をカバーするには、耳横にボリュームを出してシルエットに横幅を作ることが重要です。おすすめなのは、毛先にワンカールのパーマをかけること。ニュアンスのあるラフな動きがつくれるので、スタイリングも簡単になるし華やかさもアップします。

レザー(剃刀)を使ったカットで軽い質感を出しながら長さを調整した、グラデーションボブベース。前髪はサイドにつながるように少し重めにカット。耳周りはしっかり間引いて、持ちのいいスタイルに。ハチ上の髪は毛先ワンカールのパーマをプラスして、シルエットとニュアンスを作りました」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。

40代に似合う【ふんわりショート】襟足をすっきり“美シルエット”が完成!

【6】面長さんが柔らかく美人見えする「小顔レイヤーショート」

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「直線的なヘアスタイルは、面長をさらに長く見せてしまうことに。ミドルラインにグラデーションカットで丸みをつければ、顔型にも丸い印象を与えることができます。パーマよりは、カットによる自然な丸みを作る程度が今っぽいです。アンダーセクションをレイヤーベースでカット。ミドルにグラデーションカットで丸みをプラスし、トップはクセに合わせてレイヤーを入れボリュームアップ。全体に丸みをもたせるカットなので、頭のかたちもキレイに小さく見せることができます」(MINX銀座五丁目店 代表 花渕慶太さん)。

面長さんがふんわり美人見えする「レイヤーショート」

【7】面長さんをキュッと小顔に「メリハリ小顔ショート」

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「トップとサイドにしっかりとボリュームを出して、襟足はキュッと引き締める。このメリハリによって髪全体のシルエットが菱形になり、面長顔を綺麗な卵型に見せることができます。トップに動きが出るよう、つむじ周りを短くカット。サイドにもレイヤーを入れて、ペタッとしがちな髪質でもボリュームが出るように工夫しています。顔まわりと襟足をスッキリと抑えることで、トップとサイドのボリュームがより際立ちます」(ZACC raffineスタイリスト 賀山博之さん)。

面長顔をキュッと小顔に!簡単4ステップで作る神ショートヘアとは?

【8】輪郭をリフトアップする「前下がりの小顔ショート」

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年齢とともに、面長になってきたと感じている40代は多いはず。もともと面長な人だけでなく、丸顔や逆三角顔の人も、フェイスラインのゆるみから面長に見えてくることも。これらの顔型をすべてカバーできるのが、Cocoon 銀座店のスタイリスト SHUNさんが提案してくれた前下がりのショートヘア。顔周りに長さを出しつつ、後頭部を柔らかく丸みのあるフォルムに仕上げることで、リフトアップ効果が期待できるそうです。

たるんだ輪郭をリフトアップ!面長が小顔に見えるショートボブ

【9】丸みをもたせた大人可愛い「パーマ小顔ショート」

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「40代のショートヘアなら、リフトアップ効果を期待して、シルエットのボリュームゾーンを高い位置に持ってきがち。でも、シュッとした印象になる分、面長さんが取り入れるとキツイ印象に見えることも」(Cocoon銀座店 店長 泰斗さん)。

そこで重要なのが、ボリュームゾーンを上げすぎず、丸みを残してあげることなのだそう。「トップにボリュームを出しつつ、サイドの丸みは頬のあたりにくるようにすると、菱形フォルムがつくれます。トップにポイントレイヤーを入れると骨格補整効果もあり、ふんわり感も出せるのでオススメです」(泰斗さん)。

また、全体にかけたパーマもスタイルのポイントに。「直毛を軽く曲げる程度の、ワンカール未満のパーマを全体にかけてあげると、髪の質感が柔らかく見えるうえ、簡単に動きが出せます。大人っぽさとかわいさが演出できますよ!」(泰斗さん)。面長とハチの張りが目立たないうえ、スタイリングもラクになるパーマのショートボブスタイルです。

レイヤー×パーマで大人かわいく!面長顔を骨格補整する菱形ショートボブ

ベース型【7選】


【1】前髪を斜めに流してスッキリ見せる「小顔ふんわりショート」

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「髪の毛が細くなってくる40代は、ヘア全体がペタッと寂しい印象になりがち。顔型も強調されやすく、特にベース顔さんはエラ張りが目立ったり、太った印象に見えてしまう場合も。ポイントは、レイヤーでふんわりとしたボリュームを出すこと。目線を上げることでフェイスラインをスッキリ見せることができます。まっすぐおろす前髪は、横のラインを強調してしまうのでエラ張りさんには不向きです。斜めに流すとおでこに隙間ができ、縦のラインが引き立って、顔をスリム&小顔に見せる効果が高まりますよ。

シルエットはトップにレイヤーを入れた丸みのあるショート。サイドはリップラインに設定、襟足はくびれるようにカットしています。前髪は顔に沿うようカットし、斜めに流しやすいように。中間から毛先に毛量調整を行い、ふわっとした自然な動きが出るようにしました」(GARDEN YOKOHAMA トップスタイリスト 豊田楓さん)。

40代に似合う【ふんわりショートヘア】ボリュームアップ&フェイスラインもスッキリで小顔に!

【2】透けバングで顔全体の重心を引き上げる「小顔菱形ショート」

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「トップにボリュームを出し、透け感のある前髪で肌が見える分量を増やすと、顔全体の重心が引き上がります。さらにサイドの髪を、やや後ろに向かって上がるようにカットするのもポイント。輪郭がリフトアップして見えますよ」(MINX shibuya smart salon 取締役/ディレクター 大山幸也さん)。シルエットはボブをベースに、グラデーションカットで立体感をプラス。「軽く毛量を調整して、ふんわり仕上げました。前髪は厚くならないようにカットしています。髪色はハイライトを入れて柔らかいベージュブラウンを重ねると、顔色が明るく見えて白髪カバーの効果も絶大です」(大山さん)。

【小顔ヘア】四角いフェイスラインをキュッと上げる!透けバングの菱形ショート

【3】髪を耳にかけて輪郭の印象を和らげる「小顔アシメショート」

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「フェイスラインの四角い印象をカバーするには、顔まわりのシルエットをアシンメトリーにしてあげること。さらに、サイドの髪を耳にかけると、肌の面積が左右で変わり、輪郭の印象が和らぎます。前髪はサイドに流れるように作ってあげるのがおすすめです。モデルさんは毛量が多めなので2ブロックにして、襟足はすっきり、トップから後頭部はふんわりと。顔まわりがアシンメトリーになるように、前髪は片サイドを短くして流れるようにカットしました。白髪に悩まれているので、なじむように明るめのカラーに。ファッションカラーで白髪をカバーしたい方におすすめです」(PEEK-A-BOO 銀座中央通り店 トップスタイリスト/副店長 山本真資さん)。

大人ヘア|四角い印象はシルエットで崩す!骨格まで美しく見せるアシメショート

【4】首元に抜け感をつくり、首を長く見せる「小顔束感ショート」

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「ベース型の場合、フェイスラインは隠すよりも思い切って出した方がいい。首元に抜け感ができると、首が長く見えるし、小顔効果も期待できます。相手の視線も輪郭から引き上がるのでフェイスラインに視線がいかなくなります。トップとアンダーにはレイヤーを入れつつ、ミドルは頭のカタチがきれいに見えるようグラデーションに。ノンブローでもシルエットが決まるよう、再現性にもこだわっています」(Cocoon銀座店 店長 泰斗さん)。

髪型で叶う|ベース型だと気づかせない!ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート

【5】髪の長さを残して小顔に見せる「ダブルバングの小顔ショート」

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「フェイスラインを目立たせないために、髪全体のボリュームゾーンを少し高めに設定し、もみあげや前髪の長さを残す。これだけでキュッと引き締まった小顔になれます」(Cocoon銀座店 店長 泰斗さん)。前髪は内側が短く、表面を長めにカットした「ダブルバング」。最近40代からリクエストが急増しているのだそう。「前髪は切りたい、でも長さを残しておきたい、という要望が多くなっています。そんなときにおすすめしているのが『ダブルバング』。前髪の内側は短く、表面を長めに残しているので、前髪をつくることもできるし、サイドに流すこともできる。雰囲気を変えたい時にとてもすごく便利です」(泰斗さん)。

マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」

【6】あごをシャープに見せる「厚め前髪の小顔ショート」

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「40代になったら絶対に前髪はあった方がいい!」とアドバイスするのはFIX-UP銀座店のスタイリスト、幡矢智之さん。老け見えしないスタイルをつくるには、「トップにボリュームをつくる」、「えり足の膨らみを抑えてメリハリをつくる」、「毛束を握りながら空気感を出す」、「前髪の毛先をつまんで毛束感を出す」のがポイントのようです。

眉間のシワ隠し&小顔効果抜群!40代ショートの攻略法は「厚め前髪」にあり

【7】あごのラインを目立たせない「ふんわり小顔ショート」

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根元からふんわりさせようと、毎朝時間をかけて巻いたり立ち上げたりしていませんか? そんな朝のスタイリング時間を短縮するテクニックがあるとか。「全体のシルエットを菱形に近づけるだけで印象は変わります。頭頂部でも真上ではなくちょっと後ろ寄りの毛束を根元から立ち上げるように巻いて、耳のあたりをふんわりさせるだけでバランスのいい菱形シルエットになります」(DIFINO aoyama店長 山口祐亮さん)。

猫っ毛でもふんわりとした華やかな印象になれる「ショートボブ」

この記事の執筆者
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