【目次】
- 高級食材トリュフとは?
- 日本の高級食材を味わえる名店【6選】
- ギフトにおすすめの高級食材【11選】
- お取り寄せで楽しめる高級食材【1選】
高級食材トリュフとは
キャビア・フォアグラと並ぶ世界三大珍味
トリュフは特定の樹木(ナラなど)と共生関係をもち、根の周囲の地中から掘り出される特殊なきのこ(地下生菌)です。独特の芳香を放ち、卵料理などとの相性が高いものとして知られています。トリュフは色によって白いトリュフと黒いトリュフに分けられます。白いトリュフの中でも「アルバの白トリュフ」として知られる“Tuber Magnatum(学名)“は、抜群の香気により珍重され、取引価格もきわめて高いものとなっています。
白トリュフの香りを楽しむために、使用する料理はシンプルなものが好まれているようです。白トリュフのタリオリーニ(ピエモンテ方言で“タヤリン”と呼ばれる、卵を練りこんだ細麺が有名なパスタ)は、原材料が白トリュフ、パスタ、バター、塩のみ。茹でたタヤリンを、フライパンでとかしたたっぷりのバターにからめて、皿に盛ってから白トリュフを削っていただきます。官能的な白トリュフの香りが最も活かされる定番料理です。
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日本の高級食材を味わえる名店【6選】
【1】伊勢海老|イタリアンレストラン「天空のイタリアン Casa Valeria」
三重県の伊勢湾や志摩半島などを産地とする伊勢海老。立派な触角を持つ豪華な見た目が特徴で、正月飾りのモチーフになったりと、古くより縁起物として珍重される高級食材です。そんな伊勢海老を味わえるおすすめの1軒は、東京・神楽坂にある「天空のイタリアン Casa Valeria」。リピート率No.1という「チェリートマトを使った伊勢海老のリングイネ」に使われているのは、「パスタの王様」と呼ばれるナポリのグラニャーノパスタ。そして贅沢に盛り付けた伊勢海老は、産地・伊勢からの直送ものです。
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【2】タラバガニ|活け蟹料理店「きた福」
冬の味覚の代表格、カニ。食用から観賞用まで、世界各国で食されているカニの種類は実に多く、花咲、タラバ、ズワイ、毛ガニなど、ざっと挙げるだけでも6~7種はあります。旬や食べごろも種類によって、さらには雄か、雌かによっても変わってきます。そんな数あるカニのなかでも、特に一般的に食す機会が多いのは、「タラバガニ」。ゴツゴツした甲羅に覆われ、食べ応えのある身が特徴の「タラバガニ」は、鍋などで楽しむのがおすすめです。
そんな冬の味覚、カニを存分に堪能できるのが、赤坂にある活け蟹料理店「きた福」。ここでは料理人が各部屋ごとにつき、目の前で新鮮なカニを捌きながら料理を饗し、さまざまな食べ方で私たちを楽しませてくれます。ここでのカニの味わい方は、「誰もが黙々と殻から身を取りだし、ひたすらに口に運ぶ」といった一般的なスタイルのそれとは一線を画しています。一杯の大きなタラバガニが、料理人の鮮やかな手さばきによって、目の前で次々に形を変え、一品料理となっていく。 足の最も太い部分に備長炭で火を通し、カニの甘みを少しずつ引き出した『焼き蟹』をはじめ、都内では唯一の活け蟹専門店ならではの演出を楽しめます。
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【3】大黒神牡蠣|老舗の牡蠣料理店「かなわ」
栄養価の高さから「海のミルク」と呼ばれる牡蠣。その中でも冬に旬を迎える真牡蠣は、小ぶりなぶん、旨味が凝縮され濃厚でクリーミー。ぷりぷりの牡蠣は、あったかお鍋で楽しむのがおすすめです。慶応3年(1867年)創業、老舗の牡蠣料理店「かなわ」は生食の牡蠣にこだわり、養殖まで行う牡蠣のプロフェッショナル集団。瀬戸内海の大黒神島深浦で養殖された「大黒神」は、塩味と甘味のバランスが絶妙で味も濃厚です。「かなわ」では、そんな「大黒神」がたっぷり入ったカキの土手鍋が名物。カキの土手鍋のベースとなる土手味噌は、赤、白、八丁味噌をブレンドしたオリジナルのもの。ほんのり甘みを感じるその味噌は、牡蠣本来の味を引き立たせるため、塩分を控えめにしているそう。牡蠣の磯の薫りと甘み、濃厚さを堪能できる『カキの土手鍋』は、寒い冬に身も心も温めてくれます。
【4】あんこう|あんこう専門店「いせ源 本館」
春に産卵を控え、栄養をたっぷりと蓄えたあんこうは冬の贅沢な食材。骨以外捨てるところがないと言われるほど、あらゆる部位を異なる食感で楽しめる魅力たっぷりのあんこう。醤油ベースの鍋で堪能するのが王道です。天保元年(1830年)創業の「いせ源 本館」は、都内で唯一のあんこう専門店。青森県下北半島の風間沖浦で活きたまま水揚げされた「活あんこう」を、活〆の状態で仕入れています。いせ源の名物は、そんな「活あんこう」を使った名代 あんこう鍋です。
身やあん肝以外にも、皮やひれ(トモ)、胃や卵巣(ぬの)、エラのあんこうの七つ道具と呼ばれるあらゆる部位が入っています。淡白でクセがない白身やゼラチン質のプルプルとした食感の皮、とろけるような肝など、ひとつの鍋でさまざまな食感や味わいを楽しめるのがこの鍋の醍醐味です。
【5】とらふぐ|日本料理店「高瀬」
寒い季節に美味しくなる高級食材「ふぐ」。下関では「ふく」とも呼ばれ、福をもたらす魚として珍重されています。代々木の日本料理店【高瀬】は、天然ものにこだわり、養殖魚を扱わないことで知られるお店。流通の少ない天然とらふぐをいただけるとあり、食通がこぞって訪れます。淡泊と評されることもあるふぐですが、実は天然のとらふぐは旨味を湛える食材。3~4日をかけてじっくりと熟成させ、やや厚めに切った『ふぐ刺し』は、弾力のある食感と、ねっとりとした旨味が共存する至高の味わい。噛むほどに上品な甘みを感じ、その余韻が口いっぱいに広がります。
【6】本州鹿|ジビエ料理「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」
昭和の香りを残す中目黒銀座商店街で、マニアックな肉好きたちに評判のジビエ料理の名店があります。その名も「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」。この店で外せないのが、熟成させた肉の凝縮された旨味を堪能することができる炭火焼料理。ミディアムレアでいただく「本州鹿の炭火焼き」はしっとりとした食感。噛みしめるたびにじんわりと広がるうまみがたまらない、絶品ジビエです。
ギフトにおすすめの高級食材【11選】
【1】「神戸ぐりる工房」の神戸牛
日本三大和牛といえば、「神戸牛」「松阪牛」「近江牛」もしくは「米沢牛」を指すのが一般的。そしてブランド牛の中でも断トツの「希少性」を誇るのが、A5等級の神戸牛です。おすすめするのは、「神戸牛」の専門店「神戸ぐりる工房」のすき焼きセット。内容はウデ250g・プレミアムもも250gとボリュームたっぷりで、自家製のたれ、奄美大島の塩付き。また贈り物用に桐箱や風呂敷、手提げ袋も用意されています(別料金)。
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【2】「三重松良」の松阪牛
憧れの「松坂牛」は、食べ応えのあるステーキで。芸術的なサシが入った肉は噛む力がいらないほどやわらかく、独特の甘みがあるおいしさを存分に味わえます。扱うのは、三重県で「松阪牛」専門の焼肉店を経営する【三重松良】。本場の松坂牛、それも長年ステーキとして愛されてきた人気部位「サーロイン」ということで、ホームパーティーなど、集まりの目玉にも申し分ない逸品です。
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【3】「松喜屋」の近江牛
琵琶湖南東の契約農家で豊かな自然に囲まれ育った、「近江牛」のあみ焼きセット(モモ・バラ)をリコメンド。こちらは低温熟成を施した商品。低温熟成とは、古来より伝わる寒干しなど、「寒さ」を利用した衛生保管方法を冷温冷蔵庫で実現した技術のことで、熟成させることにより、肉の風味と旨みが存分に引き出されます。竹の皮で包み、フレッシュガスパックをして、鮮度の良い状態で届けられるのもうれしい。
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【4】「肉贈」の米沢牛・シャトーブリアン
寒暖差が激しい米沢盆地の厳しい気候環境で育った「米沢牛」は、赤身がおいしいことで評判です。そんな米沢牛の「シャトーブリアン」をお取り寄せし、自宅でじっくり味わってみてはいかがでしょう? シャトーブリアンといえば牛ヒレ肉の中央部にあり、一頭から1キロほどしかとれない超希少部位として有名。筋肉をほとんど動かすことがないため硬くならず、赤身なのにやわらかいことが特徴です。口の中で溶け合う、品の良い甘みと脂肪の風味…これぞまさに「口福」です。
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【5】「天たつ」のウニ
「越前仕立て汐うに」は、このわた、から並ぶ日本三大珍味のひとつ。バフンウニの卵巣と塩のみを用いて保存用に加工したもので、江戸時代から「越前すみと雲丹」の名で親しまれています。ねっとりと凝縮を極めた味わいは日本酒との相性が非常によく、気付いたら日本酒1合がなくなっていたという逸話も。
気づいたら日本酒1合がなくなっていたという伝説も!日本酒と合う天たつ「越前仕立て汐うに」
【6】「サンデーフロマージュ」のチーズ
ワインなどのお酒にもよく合う高級チーズは、ちょっと気の利いた大人のギフトにぴったり。手土産にチーズを、というときに利用したいのが、チーズ専門店「サンデーフロマージュ」です。こちらはギフトに特化したお店で、好みを聞きながらオーダーメイドでチーズをセレクトしてくれます。オーナーはソムリエ資格も持っているそうなので、合わせるワインとの相性からリクエストしてみても。写真はフランス産の青かびチーズ「フルム・ダンベール」、イタリア産のトリュフ入り「ボスケット アル タルトゥーフォ」など。
好みのチーズをセレクトしてくれるチーズ専門店!サンデーフロマージュのオーダーメイドギフト
【7】「オロ・デル・デシエルトのエキストラバージン・オリーブオイル
加熱調理に使うのはもちろん、そのままかけてもおいしいオリーブオイル。日常使いのものでも充分おいしくいただけますが、高品質な「エクストラバージン・オリーブオイル」は、香りだけでも違いがわかるほど格別。ご紹介するオロ・デル・デシエルトの「エキストラバージン・オリーブオイル」は、スペインの農場で有機栽培、手摘みで収穫されたオリーブを低温で搾油したもので、世界中で数々の賞を受賞した名品です。写真は木製のトレーが付いた2本セットで、オリーブの品種「アルベキーナ」と「ピクアル」の2種味比べも楽しめます。
世界中で数々の賞を受賞した「エキストラバージン・オリーブオイル」とは?
【8】「エシレ・メゾン デュ ブール」のエシレバター
高級バターの代表格として、グルメの中にもはや知らぬ者はいない 「エシレバター」。乳製品の名産地・フランス中西部にあるエシレ村で作られるAOP認定の発酵バターで、なめらかな食感や芳醇な香りを特徴としています。「ガトー・エシレ ナチュール」は、クリームの半分に「エシレ」を使っているという、なんとも贅沢なケーキ。5層のビスキュイでバタークリームを挟み、さらにその周りをバタークリームでコーティング。とろけるような味わいはもちろん、その見た目も、まさに「エシレそのもの」です。
ブーム到来の「バタークリームケーキ」5選!行列ができるエシレ・メゾン デュ ブールや、資生堂パーラーの新作も
【9】「果実庵」のいちご
糖度と酸度が高い濃厚な味わいが特徴の、奈良県生まれの高級いちご「古都華」と、甘みのある高級白いちご「淡雪」。これら2品種を6粒ずつ詰め合わせにしたギフトセットは、紅白の色合いがおめでたく、どちらの品種も珍しく貴重なため、お祝いなどに喜ばれること請け合いです。
【高級いちごギフト】いちごタワーや一粒いちご、紅白セットなど、5ジャンル15アイテムのおすすめを厳選
【10】「土田農園」の洋梨のコンポート
梨専門の農家が、有機肥料にこだわってつくった「ル レクチェ」という品種の洋梨を、バラの形に彫ったコンポート。コンポートとは、水や砂糖水で果物を煮て、保存性を高めたものです。梨農家が丁寧に育てた希少な洋梨に、このうえなく美しいカービングが施され、食べてしまうのが惜しくなるほどの逸品に仕上がっています。お花好きな方、見せる収納が好きな方、キッチンが充実している方にお贈りするのにふさわしい、特別なお遣い物といえそうです。
【11】「リストランテホンダ」のパスタ
おいしいものをヘルシーに、ずっと食べ続けたい方に知っていただきたいのが、ゆるやかな低糖質食スタイル『ロカボ』。『ロカボ』提唱者の北里大学北里研究所病院糖尿病センター長山田悟先生指導のもと、青山の美食レストラン【リストランテホンダ】本多哲也シェフが研究を重ねて完成した低糖質パスタは、ソースとのセットでザ・レストラン・クオリティーに。簡単につくれるのに複雑で繊細なおいしさ。健康を気にされている方への贈り物として最適です。
お取り寄せで楽しめる高級食材【1選】
【1】「臼福本店」のマグロ
明治15年に魚問屋として創業した、宮城県「臼福本店」。三代目から本格的に漁業に参画し、四代目からは遠洋マグロ漁業一本に。貴重な水産資源を枯渇させることなく次世代に受け継いでいくことを使命と捉え、持続可能な漁法に取り組んでいます。ベテランの船頭たちに率いられ、世界各地で1年以上に及ぶ厳しい航海を続けながら獲ったマグロを、お取り寄せで堪能しましょう。
プロも御用達!畜産農家や漁師から高級肉&魚を直接お取り寄せできる「オンライン・マルシェ」に注目
以上、ご自宅で、レストランで、ホームパーティーでいただける「高級食材」についてまとめました。記念日や来客があるときの選択肢のご参考になれば幸いです。
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部