一度は食べたい世界と日本の高級食材を、ラグジュアリーマガジン『Precious』が厳選しました。白トリュフの定番料理、タラバガニを楽しむ活け蟹料理店、通販で買える老舗鰻加工メーカーの国産「活うなぎ」まで、名店やおすすめギフトを一挙ご紹介します。

【目次】

高級食材といえば


【1】白トリュフ

【1】白トリュフ
白トリュフのタヤリン

トリュフはキャビア・フォアグラと並び、世界三大珍味として数えられる高級食材。特定の樹木(ナラなど)と共生関係を持ち、根の周囲の地中から掘り出される特殊なきのこ(地下生菌)です。独特の芳香を放ち、卵料理などとの相性が高いものとして知られています。

トリュフは色によって白いトリュフと黒いトリュフに分けられます。白いトリュフの中でも「アルバの白トリュフ」として知られる“Tuber Magnatum(学名)“は、抜群の香気により珍重され、取引価格もきわめて高いものとなっています。

白トリュフ料理の定番と言えばパスタ。白トリュフの香りを楽しむために、シンプルなものが好まれているようです。白トリュフのタリオリーニ(ピエモンテ方言で“タヤリン”と呼ばれる、卵を練りこんだ細麺が有名)は、原材料が白トリュフ、パスタ、バター、塩のみ。茹でたタヤリンを、フライパンでとかしたたっぷりのバターにからめて、皿に盛ってから白トリュフを削っていただきます。官能的な白トリュフの香りが最も活かされる定番料理です。

白トリュフとは?産地・味・香りの特徴や違い、選び方から使い方まで

【2】フォアグラ

【2】フォアグラ
US プライムビーフフィレステーキとフォアグラのソテー ロッシーニスタイル ¥20,000

六本木で本場ニューヨークの最高級ステーキを堪能できる「ベンジャミン ステーキハウス」の魅力は、なんといっても熟成肉。ベンジャミン ステーキハウス自慢の熟成肉とフォアグラの芳醇な味わいを余すことなく楽しめます。

ベンジャミン ステーキハウス 六本木(BENJAMIN STEAK HOUSE ROPPONNGI)|白トリュフと熟成肉の特別メニュー【11月】

【3】キャビア

【3】キャビア
MIYAZAKI CAVIAR 1983のキャビア

MIYAZAKI CAVIAR 1983は、通販でも購入可能な、生産量日本一を誇る宮崎県産チョウザメの、国産では唯一の本格熟成キャビアです。フレッシュなキャビアを岩塩のみで極薄く味つけしたもので、「キャビア本来の味」をそのまま愉しめます。

G7伊勢志摩サミットやANA国際線ファーストクラスの機内食にも採用されるなど、世界からも注目される本格派。濃厚でクリーミーな深い味わいです。

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日本の高級食材を味わう名店


【1】タラバガニ|活け蟹料理店【赤坂きた福】

【1】タラバガニ
『焼き蟹』は、脚の最も太い部分は備長炭でじっくりと焼きあげる

冬の味覚の代表格、カニ。食用から観賞用まで、世界各国で食されているカニの種類は実に多く、花咲、タラバ、ズワイ、毛ガニなど、ざっと挙げるだけでも6~7種はあります。旬や食べ頃も種類によって、さらには雄か、雌かによっても変わってきます。

そんな数あるカニのなかでも、特に一般的に食す機会が多いのは、「タラバガニ」。ゴツゴツした甲羅に覆われ、食べ応えのある身が特徴の「タラバガニ」は、鍋などで楽しむのがおすすめです。

そんな冬の味覚、カニを存分に堪能できるのが、赤坂にある活け蟹料理店【赤坂きた福】。ここでは料理人が各部屋ごとにつき、目の前で新鮮なカニを捌きながら料理を饗し、さまざまな食べ方で私たちを楽しませてくれます。

ここでのカニの味わい方は、「誰もが黙々と殻から身を取りだし、ひたすらに口に運ぶ」といった一般的なスタイルのそれとは一線を画しています。一パイの大きなタラバガニが、料理人の鮮やかな手さばきによって、目の前で次々に形を変え、一品料理となっていく。 足の最も太い部分に備長炭で火を通し、カニの甘みを少しずつ引き出した『焼き蟹』をはじめ、都内では唯一の活け蟹専門店ならではの演出を楽しめます。

高たんぱく・低カロリーの「タラバガニ」を堪能!|日本料理 赤坂きた福

【2】大黒神牡蠣|老舗の牡蠣料理店【かなわ】

【2】大黒神牡蠣
甘めの味噌であっさりとした味わいが魅力の『カキの土手鍋』。広島県産の「大黒神」に加え、青森県産のネギや茨城県産の白菜、長野県産のしめじなど。

栄養価の高さから「海のミルク」と呼ばれる牡蠣。その中でも冬に旬を迎える真牡蠣は、小ぶりなぶん、旨味が凝縮され濃厚でクリーミー。ぷりぷりの牡蠣は、あったかお鍋で楽しむのがおすすめです。

慶応3年(1867年)創業、老舗の牡蠣料理店「かなわ」は生食の牡蠣にこだわり、養殖まで行う牡蠣のプロフェッショナル集団。瀬戸内海の大黒神島深浦で養殖された「大黒神」は、塩味と甘味のバランスが絶妙で味も濃厚です。「銀座 かなわ」では、そんな「大黒神」がたっぷり入った『カキの土手鍋』が名物。

『カキの土手鍋』のベースとなる土手味噌は、赤、白、八丁味噌をブレンドしたオリジナルのもの。ほんのり甘みを感じるその味噌は、牡蠣本来の味を引き立たせるため、塩分を控えめにしているそう。牡蠣の磯の薫りと甘み、濃厚さを堪能できる『カキの土手鍋』は、寒い冬に身も心も温めてくれます。

濃厚でクリーミー、ぷりぷりの「牡蠣」を堪能できる名店2

【3】あんこう|あんこう専門店【いせ源 本館】

【3】あんこう
『名代 あんこう鍋』(2人前から注文可能)。丁寧に下ごしらえされた「だい身」、「肝」、「皮」などの“あんこうの七つ道具”を、椎茸や白菜、銀杏やうどなどの野菜とともに秘伝の割下でじっくりと煮込みます

春に産卵を控え、栄養をたっぷりと蓄えたあんこうは冬の贅沢な食材。骨以外捨てるところがないと言われるほど、あらゆる部位を異なる食感で楽しめる魅力たっぷりのあんこう。醤油ベースの鍋で堪能するのが王道です。

天保元年(1830年)創業の【いせ源 本館】は、都内で唯一のあんこう専門店。青森県下北半島の風間沖浦で活きたまま水揚げされた「活あんこう」を、活〆の状態で仕入れています。いせ源の名物は、そんな「活あんこう」を使った『名代 あんこう鍋』です。

身やあん肝以外にも、皮やひれ(トモ)、胃や卵巣(ぬの)、エラのあんこうの七つ道具 と呼ばれるあらゆる部位が入っています。淡白でクセがない白身やゼラチン質のプルプルとした食感の皮、とろけるような肝など、1つの鍋でさまざまな食感や味わいを楽しめるのがこの鍋の醍醐味です。

鍋でもフレンチでも! 冬の贅沢「あんこう」の名店

【4】寒ブリ|鮮魚料理店【魚貝三昧 彬】

【4】寒ブリ
『天然寒ブリのしゃぶしゃぶ』

寒さが増す11~2月にかけて旬を迎える「寒ブリ」は、脂がたっぷりとのっているため、濃厚でまろやかな味わいが魅力です。出世魚としてハレの日にも食べられる縁起物、ブリの旨味は刺身で頂くのが王道です。

開業から25年、天然ものにこだわり続ける【魚貝三昧 彬】は、地元・千駄木のみならず遠方からもお客様が訪れる人気の鮮魚料理店です。 『天然寒ブリのしゃぶしゃぶ』は、中骨でとった出汁にくぐらせることで身がしまり、旨味がぎゅっと凝縮。魚本来のもつ旨さや味わいが生かされた看板メニューです。

厳冬の幸【寒ブリ】を食す

【5】とらふぐ|日本料理店【高瀬】

【5】ふぐ
塩でいただくのが高瀬流ですが、最初のひと口は何もつけず、ふぐの味をそのまま楽しんでみてください

寒い季節に美味しくなる高級食材「ふぐ」。下関では「ふく」とも呼ばれ、福をもたらす魚として珍重されています。

代々木の日本料理店「高瀬」は、天然ものにこだわり、養殖魚を扱わないことで知られるお店。流通の少ない天然とらふぐをいただけるとあり、食通がこぞって訪れます。

淡泊と評されることもあるふぐですが、実は天然のとらふぐは旨味を湛える食材。3~4日をかけてじっくりと熟成させ、やや厚めに切った『ふぐ刺し』は、弾力のある食感と、ねっとりとした旨味が共存する至高の味わい。噛むほどに上品な甘みを感じ、その余韻が口いっぱいに広がります。

甘美なる海の幸【ふぐ】の名店2

【6】和栗|和栗専門店【和栗や】

【6】和栗
和栗やの「モンブランアイス」は通年メニュー

9月ごろから旬を迎え、毎年そのおいしさで秋を感じさせてくれている「栗」。普段よくお目にかかる「栗」といえば、中国栗や西洋のマロンが多いですが、『Precious』では「和栗」に注目。和栗専門店「和栗や」を営む栗職人の方に最高級の栗を教えていただきました。

なかでも「いわまの栗」の「人丸」は、一度は食べてみたほうがいい希少な品種。「いわまの栗」とは、栽培面積日本一を誇る茨城県笠間市岩間地方で栽培している栗の総称です。そのなかでも「人丸(ひとまる)」という栗は、日本一の産地でも栽培している農家さんがほとんどいない、大変希少な品種。香りと味が強く、色が鮮やかなのが特徴です。

穫れたての栗は香りを生かして、甘露煮にしたり甘みを少し加えペースト状にして、栗きんとんやモンブランなどのお菓子の原料としたりするのがおすすめとのこと。

旬の味覚「和栗」を最もおいしく食べる方法

【7】本州鹿|ジビエ料理【ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ】

【7】本州鹿
岐阜県産 本州鹿の炭火焼。熟成庫で ゆっくりと寝かされた鹿肉はルビー色。滋味あふれるその旨味をシンプルな炭火焼きでいただく。鹿肉は低カロリー、低脂肪、高タンパク。

昭和の香りを残す中目黒銀座商店街で、マニアックな肉好きたちに評判のジビエ料理の名店があります。その名も「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」。

この店で外せないのが、熟成させた肉の凝縮された旨味を堪能することができる炭火焼料理。ミディアムレアでいただく「本州鹿の炭火焼き」はしっとりとした食感。噛みしめるたびにじんわりと広がるうまみがたまらない、絶品ジビエです。

中目黒 ジビエ料理|ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ

【8】ブランド米|山形県【つや姫】

【8】ブランド米
つや姫

いま、山形県が10年の歳月をかけて開発したブランド米「つや姫」が、国内外で熱い注目を集めています。海外では中国や台湾の富裕層に購入者が多く、合わせて13,000kgも輸出されているそう(平成28年実績)。

つや姫は、見た目の白さや、食べたときの甘さに加えて、粘りやコシが強いことが大きな特徴です。山形県は、清らかな水と豊かな土壌、昼夜の寒暖差の大きさなど、米づくりに優れた条件がそろっていますが、つや姫は高品質を守るために厳しい基準がさらに設けられています。 栽培基準を有機栽培米、または特別栽培米に限定し、さらに収穫後にたんぱく質の含有率といった基準をクリアしなければ、「つや姫」として売ることができません。この高いハードルが設定され、限られた形で生産されていることが、このお米のブランド力を高めているのです。

「つや姫」の食べ方としては、チャーハンなどに調理をせず、お米自体の味がよくわかるように、そのままお茶碗によそって、和定食のような形で食べるのがおすすめとのこと。一粒一粒に甘みや粘りを感じることができるでしょう。また、つや姫は粘りが強いお米なので、冷めてもおいしく、おにぎりにも向いているそうです。

高くても売れるのはなぜ?山形のお米「つや姫」が大ヒットしている理由

ギフトにおすすめの高級食材


【1】キャビア缶|【CAVIAR HOUSE &PRUNIER/SANDWICH】

【1】キャビア缶
125g缶¥50,000(イートイン/テイクアウトとも)

東急プラザ銀座B2FにあるCAVIAR HOUSE &PRUNIER/SANDWICHの「PRUNIER CAVIAR LOVE」は、ギフトにも最適な洗練されたおしゃれアイテム。故イヴ・サン=ローラン氏が描いた画がプリントされた2018年バージョンのキャビア缶。スペシャルな夜に、シャンパンに合わせていただきたい逸品です。

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【2】高級食パン|【食パン専門店 利】

【2】食パン
商品のほとんどは午前中に売り切れてしまう「プレミアム食パン(1本¥1,300)」。

栃木県日光市の閑静な住宅地に佇む「食パン専門店 利(とし)」は、女性シェフが自宅で営むパン屋さん。毎週土曜日のみの営業で、オープン日には開店前の朝から大勢の人で大行列ができ、午前中にはほぼ商品が売り切れてしまうのだそう。

週に1度のオープン日以外は食材の仕入れや仕込みに時間をかけ、味の追求を徹底的に行っています。 同店のロングセラー商品は「利の食パン」(1本¥900)。すっきりとした香りと癖のない味わいが特徴で、そのまま食べるのはもちろん、バターやジャムとの相性も抜群。毎日飽きることなくさまざまなバリエーションの食べ方が楽しめます。

その他、「利」の焼き印が入った「プレミアム食パン(1本¥1,300)」や「プレミアムサルタナレーズン(1本¥1,400)」、「男体山(1本¥880)」と、食パンの種類は全部で4種類でどれもおすすめです。

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【3】洋梨のコンポート|【土田農園】

【3】洋梨のコンポート
瓶にはバラの花やツボミがぎっしりと。1瓶(250g・固形量100g)¥10,000、取り寄せ可、日持ち/6か月

梨専門の農家が、有機肥料にこだわってつくった「ル レクチェ」という品種の洋梨を、バラの形に彫ったコンポート。コンポートとは、水や砂糖水で果物を煮て、保存性を高めたものです。

梨農家が丁寧に育てた希少な洋梨に、このうえなく美しいカービングが施され、食べてしまうのが惜しくなるほどの逸品に仕上がっています。お花好きな方、見せる収納が好きな方、キッチンが充実している方にお贈りするのにふさわしい、特別なお遣い物といえそうです。

バラの形をした洋梨のコンポートは、見ても食べても感動!

【4】ビフカツサンド|【プチレストランないとう】

【4】ビフカツサンド
「プチレストランないとう」ビフカツサンド¥1,080(税込)※前日までに要予約

「プチレストランないとう」ビフカツサンドは、とんかつソースが絶妙な名店の味。常連客の裏メニューだった“黒毛和牛のビフカツサンド”の素材を安定して手に入る国産牛に変え、テイクアウトとして定番化しました。

独自にブレンドしたパン粉を使いレアに揚げたヒレ肉は、自家製とんかつソースとマスタードを塗ったパンとの相性も抜群。豚のコックさんが切り抜かれた箱もかわいくて手土産に最適です。

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【5】パスタ|【リストランテホンダ】

【5】パスタ
リストランテホンダ 低糖質パスタ 全7種セット ¥9,720(税込)

おいしいものをヘルシーに、ずっと食べ続けたい方に知っていただきたいのが、ゆるやかな低糖質食スタイル『ロカボ』。『ロカボ』提唱者の北里大学北里研究所病院糖尿病センター長山田悟先生指導のもと、青山の美食レストラン「リストランテホンダ」本多哲也シェフが研究を重ねて完成した低糖質パスタは、ソースとのセットでザ・レストラン・クオリティーに。

簡単につくれるのに複雑で繊細なおいしさ。健康を気にされている方への贈り物として最適です。

敬老の日のプレゼントに!お取り寄せグルメギフト4選

【6】うなぎ|【うなぎ割烹 一愼】

【6】うなぎ
「うなぎ割烹 一愼」 鰻串蒲焼3串 ¥6,480(税込)

昭和24年創業の愛知県屈指の鰻加工メーカー「あつみ」が選りすぐった国内産の「活うなぎ」を、新鮮なまま鰻職人の手でさばき、丁寧に焼き上げた贅沢な一品。「うなぎ割烹 一愼」自慢の特製たれが鰻本来の旨味を引き立たせ、香り高い焼き上がりが自慢です。万葉の時代より食べられてきた日本の伝統食で、明日からの活力を取り戻すのにぴったりです。

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【7】クラウンメロン

【7】クラウンメロン
静岡県産クラウンメロン ¥16,200(税込/参考価格)

贈答文化とともに栽培技術を磨いた日本のフルーツ、その傑作であるクラウンメロン。以前はギフトの常連でしたが、現在はギフトの選択肢も増え、以前ほど定番ではなくなったように思います。そんな今こそ、ギフトのトレンドも一周巡ってメロンを贈るのが、新鮮な感覚ではないでしょうか。スパークリングワインと合わせれば、今の時代のご馳走に。

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以上、ご自宅で、レストランで、ホームパーティーでいただける「高級食材」についてまとめました。記念日や来客があるときの選択肢のご参考になれば幸いです。

※掲載した商品の価格は一部を除き、税抜です。

この記事の執筆者
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