【目次】
「ショート」11選
【1】ボリュームダウンを解消できるパーマショートボブ
【How to style】
「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールを作って動きを出しました」(MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん)。
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【2】うねりを活かす毛先パーマショート
【How to style】
毛の1本1本がしっかりとしていて、ボリュームもあるモデルさんの髪。全体にボリュームがあっても、トップだけはペタッとなりがちなのだとか。「うねりが気になる方はもちろん、トップにボリュームのほしい方にも、裾に厚みを残して全体的にゆるく、スパイラル状のパーマをかけるスタイルがおすすめです。立体感が生まれて、トップのぺたんこ感が目立ちにくくなりますよ」(broocH スタイリスト 杉山由夏さん)。
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【3】首元がほっそり見える短め前髪ショート
【How to style】
「全体はグラデーションカット、襟足部分にレイヤーを入れることでウルフっぽい仕上がりに。襟足の長さを残すことで首元がほっそり、輪郭もすっきりとした印象になります」(GARDEN aoyama デザイナー 塩見 勇さん)。
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【4】束感がフレッシュな前髪短めショート
【How to style】
「ベース型の場合、フェースラインは隠すよりも思い切って出した方がいい。首元に抜け感ができると、首が長く見えるし、小顔効果も期待できます。相手の視線も輪郭から引き上がるのでフェースラインに視線がいかなくなります」(Cocoon銀座店 店長 泰斗さん)短い前髪もポイントなのだそう。「短めの前髪に抵抗がある方はダブルバングがおすすめ。スタイリングによって前髪の長さを変えられるので、今日は短め、明日は長め、と言う感じで違う雰囲気のスタイルを楽しんでいただけます」(泰斗さん)。
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【5】大人世代に似合うベリーショート
【How to style】
髪を束ねたり編んだりできないショートヘアでも、印象をガラッと変えられるアレンジが楽しめます。今回、ご紹介するスタイルが大人のオールバック。pinceau代表の山岸亜由美さんは、「カーラーで巻いて毛先に動きを出しておくと、マニッシュなスタイルでも上品な大人の女性らしいスタイルになります」とのこと。頭頂部にボリュームがない髪でも、「頭頂部から後頭部にかけて根元を立たせるようにカーラーで巻いておけば、ボリューム感が出せます。トップがペタンコになりやすい方にもおすすめのスタイルです」(山岸さん)。
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【6】厚め前髪のふんわりショート
【How to style】
クセが強く柔らかい髪質のモデルさん。クセを押さえるにもすき過ぎたりレイヤーを入れたりせず、重さを残すのが重要とか。「頭頂部にボリュームを作っている分、サイドから襟足にかけてスッキリ見せる工夫が必要です。耳にかけてタイトにまとめるだけで、スタイルにメリハリが生まれます」(KAYAK by HONEY デザイナー 小室里奈さん)。
【7】若々しく垢抜けるマッシュショート
【How to style】
「骨格を丸い印象に見せるため、髪の表面を短く切り、トップにボリュームが出るように調整しています。頭頂部に高さができると、骨格が綺麗に見えるだけでなく、ハチの張りや後頭部の凹みも気にならなくなり、360度どこから見ても美しいフォルムに。襟足を長めに作って遊ばせるのもポイント。顎周りが華やかになり、シャープな顎先をカバーすることができます」(MAGNOLiA Aoyama店 デザイナー CHINATSUさん)。
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【8】美シルエットの前下がりショート
【How to style】
もともとのクセもあり、汗や湿気で広がりやすいモデルさんの髪。「Cの字を描くところでカットすると、ちょうど毛先が内巻きになるので納まりがよくなります。S字を描く長さになると毛先がはねて、広がりやすくなるんです」(enfleurage 青山 マネージャー 生井貴行さん)。さらにボリュームを出すところと絞るところとで、メリハリをつくるのもポイントなのだとか。「トップから後頭部にかけてボリュームを出し、襟足部分を絞っています。このメリハリ効果で正面はもちろん横から見ても、フェースラインが引き締まって見えるんです」(生井さん)。
【9】シャープに見せる上品なショートヘア
【How to style】
「ベースは前下がりのショートヘア。地肌に張り付くようなペタ髪は根元が立ち上がりにくいので、重めの髪型や段が入っていない髪型では、ストンと収まった印象になってしまいます。今回は、顔周りにレイヤーを入れることで、フロントにボリュームと立体感が出しやすくなっています。薄毛に見えるペタンコショートの方や、分け目が気になるという方にオススメです」(MAGNOLiA Aoyama店 店長 SHINさん)。
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【10】広がりがちな髪をすっきり見せるショートヘア
【How to style】
うねって広がりやすいのは、ちょうど鉢のあたり。「鉢から上にレイヤーを入れて、しっかり切り込んでおくと広がりが抑えられます。また、ペタッとなりやすい頭頂部を短くしておくと、自然に髪が立ち上がるのでボリューム感も出せます」(ACQUA aoyama ディレクター 伊藤和明さん)。
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【11】フェースラインが引き締まるマッシュショート
【How to style】
「マッシュルームカットだけではスタイルに動きがなくなるので、バックスタイルを前下がりにしています。耳のあたりを膨らませて、全体的なシルエットを菱形にすることで、たるんだ輪郭が目立たなくなるんです」(Double スタイリスト 宮野幸一さん)。
「ボブ」6選
【1】面長を小顔に見せるシャープなボブ
【How to style】
もともと癖があり、ストレートパーマをかけているモデルさん。根元もペタッとしやすく、面長顔が強調されやすいのが悩み。 「ベースはフラットなグラデーションボブ。耳後ろのふくらみやすい部分は、セクション毎にレイヤーを入れて骨格や頭の形が綺麗に見えるようにカット。前髪は頬骨下に設定し、サイドへつなげるように調整しています」(Cocoon 銀座店 店長 SHUNさん)。
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【2】うねりを抑えて菱形シルエットを作るボブ
【How to style】
「うねって広がりやすい髪でも、毛量の多い硬い髪でも大丈夫」と太鼓判を押してくれたのが、FIX-UP銀座店のヘア&メイクアップアーティスト、高橋紀衣さん。「膨らみやすい耳まわりと襟足の毛量をしっかり調整しておけば、大人女性に似合う菱形シルエットのボブは簡単です」(高橋さん)。
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【3】ふんわり流れる前髪が上品なボブ
【How to style】
「全体にうねるクセがあるため、ナチュラルな仕上がりで柔らかい毛質に見えるストレートパーマをかけています。ピシッと伸ばしているわけではなく、ゆくゆく髪が伸びてきても違和感なくなじむので、気兼ねなくチャレンジしていただけます」(Cocoon銀座店 スタイリスト SHUNさん)。
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【4】まとまりやすいメリハリボブ
【How to style】
「ベースはグラデーションカットでまとまりやすく、表面は動きが出るように顔周りにかけてレイヤーを入れています。動かす部分と引き締める部分で、メリハリを作るのがポイント。ボリュームダウンが気になる方は、トップにパーマをかけてもいいと思います」(GARDEN aoyama スタイリスト 塩見 勇さん)。
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【5】上品な大人のツヤボブ
【How to style】
ハチから下にボリュームはあるものの、頭頂部のボリュームが少ないモデルさん。「何もしないと広がってしまうので、広がりやすいサイドを狭めつつ、ちょうどカチューシャをするあたりのボリュームが出るようにレイヤーを入れています。ボブはストンとしたシルエットになりがちですが、耳のあたりがふわっと膨らんで菱形ラインになるようにカットしています」(SUNVALLEY 店長 忠本功さん)。
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【6】シャープに見せるダイヤ型ボブ
【How to style】
「やや前下がりのワンレンベース。後頭部から放射状にグラデーションを入れて、顔周りにいくにつれてリフトアップさせてレイヤーカットに。レイヤーを入れた毛束の落ちる位置を考え、ドライするだけで菱形フォルムを作れるようにしました」(MINX 銀座二丁目店 代表 木俣 翔さん)。
「ミディアム」9選
【1】動きがある重さを残したレイヤーミディアム
【How to style】
「鎖骨下の長さでベースをカットし、前髪はリップラインに設定。前髪の長さに合わせて、表面にレイヤーを入れていきます。ベースにレイヤーはつなげず、重さを残すのがポイント。毛先のみ、動きを出すために、セニングで毛量調節を」(Ramie GINZA 代表 加藤貴大さん)。
【2】やわらかなニュアンスのある抜け感ミディアム
【How to style】
「少毛で、柔らかく、1本1本が細く、髪質的にペタッとしてボリュームが出づらいモデルさん。レイヤーは入れすぎてしまうとスカスカになってしまうので、ふわっと横幅を出したいところのみに、表面にバランスよくレイヤーを入れています。耳下あたりにボリュームが出やすいよう調整しているので丸顔も程よくカバーしながら、巻いたときにふんわり感が出やすいように。前髪は眉下すれすれくらい、やや短めにカットしてカジュアルな抜け感をプラスしています。前髪の中間部分は透け感を出し、サイドは重めに残しているので、結んだときもバランスよく見えます」(GARDEN YOKOHAMA リードデザイナー 豊田 楓さん)。
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【3】束感がおしゃれな外ハネミディアムボブ
【How to style】
「モデルさんの髪は1本1本が太く硬めで、毛量も多く、動きが出にくい髪質。ベースは鎖骨くらいの長さ、顔周りと表面にはローレイヤーを施し、さらに段違いで全体をすいて量を調整。すきばさみではなく普通のはさみを使いハイライトを入れるような感覚で、間引くイメージで量を調整しています。束感、筋感が出るように調整しているので、オイルなどのスタイリング剤をさっとつけるだけでニュアンスが出やすいスタイルに。前髪はシースルーで小顔感を狙いつつ、全体のバランスをとっています。白髪をしっかりカバーする落ち着いたカラーをしているので全体的な雰囲気分がどうしても重く見えがちですが、カットで軽やかさと動きを出すことで自然な抜け感が生まれます」(air麻布 店長 スタイリスト 安藤嘉将さん)。
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【4】軽やかな毛先が魅力のこなれミディアム
【How to style】
「ベースは鎖骨下くらい、全体的にレザーカットを施してから、はさみで調整を加えています。レザーカットはニュアンス出し&フォルム調整を同時にかなえるので、ボリュームが出づらい髪をスカスカにすることなく、軽やかな動きを自然に加えることができます。毛先にはレイヤーを入れていますが、あえて表面の毛は長めに残し、クセ毛でもおさまりやすいスタイルに。さらに前髪はやや短めにして顔周りを明るく見せ、新鮮味をプラス。前髪はぱっくりと分かれるないよう、片サイドを軽くして自然な流れが出るよう調整しています」(Rougy スタイリスト 小栗瑛二郎さん)。
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【5】自然に華やかさが手に入るヘルシーミディアム
【How to style】
「今回ご紹介する”ヘルシーなレイヤーミディアム”は、こけてきたフェースラインをカバーしながら華やかな印象に見せたい人に、髪質や毛量を問わずにおすすめのスタイルです。モデルさんの髪は、1本1本が太さはノーマルながらも硬めでニュアンスが出づらく、ボリュームも少なめ。ベースは鎖骨ちょっと下くらいの長さで、顔周りにたっぷりとレイヤーを入れています。クセに合わせてサイドやバックはすいて毛量調整をしていますが、後ろには段は入っていないのでざっと乾かしただけでもまとまりやすいスタイルに。前髪は鎖骨くらいで長めにカットし、顔周りにニュアンスが出やすいようにしています」(MINX ginza central ディレクター 河野沙耶佳さん)。
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【6】短め前髪のモードなパーマミディアム
【How to style】
「前髪が割れやすい方は左右のもみあげを結んだラインから前髪をつくるのがおすすめです。前髪が薄い方は両耳たぶのいちばん高い部分を結んだラインから前髪をつくると、理想的な厚め前髪がつくれます」(MAGNOLiA Aoyama デザイナー CHINATSUさん)。
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【7】すっきり見せる前髪なしミディアム
【How to style】
ボリュームのないペタンコな頭頂部と動きのない重たい毛先は、フェースラインのゆるみをいっそう強調します。 suiの副店長 中西雄二さんは「頭頂部は根元から髪を立ち上げ、毛先を外はねにしてメリハリをつけると軽さが生まれ、フェースラインも引き締まって見えます」と断言。「毛先に影響が出ないように、内側でしっかり毛量を調整しておくと、ご自身でもスタイリングしやすくなります。また、髪の表面にレイヤーを入れることでシルエットにくびれがつくりやすくなり、毛量が多くても重たい印象になりません」(中西さん)。
髪を首に沿わせるだけで、もたついて見えるフェイスラインがすっきり!
【8】うねりを抑えたストレートミディアム
【How to style】
髪が太く硬いけれど、うねりやすく広がってしまうモデルさんの髪。「レイヤーを入れすぎると広がりやすくなってしまうので、重みで落ち着かせています。顔まわりには動きが欲しいので、レイヤーは顔まわりを中心に入れました。ある程度、重みでクセが押さえられるので、扱いやすくなりますよ」(Rougy ヘアデザイナー 二階堂雪さん)。
輪郭のたるみも解消!うねって広がる髪は、「ストレートアイロン使い」が一番
【9】パサつく髪もまとまる抜け感ミディアム
【How to style】
「レイヤーを入れすぎるとよけいに広がりやすくなるので、毛量は内側で調整します。今回のスタイルは、毛先に厚みがほしいので、髪の根元から中間あたりでボリュームを調整するとメリハリのあるシルエットになります」(みSUNVALLEY 副店長 みち子さん)。
40代髪悩みを解決【ミディアムヘア】切れ毛・クセ毛が目立ったら「ヘアアイロン」で華やぎスタイリング!
「ロング」4選
【1】ボリュームアップする華やかロング
【How to style】
「毛量は多いのですが、トップからこめかみ部分はどうしてもペタッとなりがち。フェースラインにかかる髪をリップラインで立ち上がるようにカットするのが通常ですが、5㎝ほど短くして頬骨あたりにボリュームが出るようにします。そうするとこめかみ部分のペタンコが目立たなくなると同時に、リフトアップ効果もあるんですよ」(ZACC GINZA店長 宮川勇人さん)。
髪が長くなるほど目立つ「こめかみ」のペタンコは、八の字スタイルでカバー!
【2】菱形フォルムのふんわりレイヤーロング
【How to style】
「アンダーに重みを残したセミロングレイヤーがベース。前髪は顎ラインに設定し、ハチ上にレイヤーを入れています。これにより、サイドがふんわりとボリュームアップ。菱形シルエットに仕上がります」(MAISON TSUMUGI オーナークラフトマン 吉沢ジュンさん)。
菱形フォルムで面長をカモフラージュ!ふんわり感が魅力のレイヤーロング
【3】毛先だけパーマで動きをつける内巻きロング
【How to style】
汗ばんだり湿度が高くなると、クセとうねりが出やすくなるモデルさんの髪。「シャギーコントロールをあまり入れず、髪の重みでうねりが出にくいようにしています。クセの出やすい前髪も厚めにとっているので、毛先はパーマをかけて動きを出す工夫をしています」(FIX-UP メイクアップアーティスト 高橋紀衣さん)。
吉成暁子さん(40歳/自営業)の「うねって広がる髪」をまとまりやすくするテクニックとは?
【4】レイヤーで軽さを出した大人のストレートロング
【How to style】
髪が硬くボリュームもあるモデルさんの髪。「毛量は髪の表面ではなく、内側で調整しています。クセもかなりあるのでストレートパーマをかけています。が、ピンと伸ばしすぎると大人の髪には不自然なので、ほどよくツヤが出る程度の強さがおすすめです」(FIX-UP銀座店 ディレクター 中山みほさん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部