【目次】

「面長さん」に似合う前髪ありのボブ【8選】


【1】「幅広めの前髪」で横ラインを強めたコンパクトボブ

ブラウス¥61,000(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉) ピアス¥234,000(エスジェイ ジュエリー〈ニナ リッチ〉)

重めに下ろした前髪でおでこをチラ見せに留めることが、面長カバーの鍵。さらにベースを前上がりにカットしておくと、サイドにボリュームが出やすく骨格矯正効果が高まります。眉は眉頭側の下を重点的に肉づけして平行気味に整えて。

前髪の幅を広めに設定して横ラインを強調することで、顔の長さを緩和。前髪を重めに下ろしておでこを隠し、キュッとミニマムに。
前髪の幅を広めに設定して横ラインを強調することで、顔の長さを緩和。前髪を重めに下ろしておでこを隠し、キュッとミニマムに。

【ロング・ボブ】「面長」の骨格を矯正する前髪と眉は、これが正解!

【2】「外ハネ」と「幅広前髪」で面長顔を小顔に!

完成

「面長顔を目立たせないためのポイントは、外ハネにした毛先と幅広めの前髪。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(GARDEN Tokyoトップスタイリスト 本木亜美さん)。

<スタイリング方法>

自然なハネ感を意識!やりすぎに気をつけて

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる
耳前、サイドの毛先をまとめて挟んで外ハネに。さっと熱を通すイメージで。
耳前、サイドの毛先をまとめて挟んで外ハネに。さっと熱を通すイメージで。
STEP2:バックの毛先も外ハネにする
バックの毛先もまとめて挟んで外ハネに。こちらも熱をさっと通すだけでOK。
バックの毛先もまとめて挟んで外ハネに。こちらも熱をさっと通すだけでOK。
STEP3:スタイリング剤を毛先につける
スタイリング剤を手のひらに伸ばしたら、指で毛先をつまむように束感を出す。
スタイリング剤を手のひらに伸ばしたら、指で毛先をつまむように束感を出す。
STEP4:サイドにも揉み込む
手のひらに余ったスタイリング剤はサイドへ揉み込む。空気感が出るように、毛束を握るイメージでつけるのがポイント。
手のひらに余ったスタイリング剤はサイドへ揉み込む。空気感が出るように、毛束を握るイメージでつけるのがポイント。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 毛先のハネはさりげなく!
  2. スタイリング剤は根本につけすぎない
  3. 耳周りはふんわり仕上げて菱形に

「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)。

GARDEN Tokyoトップスタイリスト・本木亜美さん。「コンサバっぽく見えない、大人カジュアルなヘアが得意です。トレンドエッセンスをほどよく加えたヘアはお任せください」
GARDEN Tokyoトップスタイリスト 本木亜美さん。

マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」

【3】軽やかに動く毛先と前髪が面長軽減!

ボブ_1

「毛先にパーマが残っていてクセがある場合、顔周りとトップにしっかりレイヤーを入れるだけで動きが出ます。前髪は眉上に設定して、流れるようにカットします」(Rougy スタイリスト 江良 栞さん)。

<スタイリング方法>

毛先のハネが出るようにドライし過ぎないのがポイント

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:根元を起こしながら前髪とトップをドライ
根元を擦るようにして起こしながら乾かしていく。
根元を擦るようにして起こしながら乾かしていく。
STEP2:毛先にムースを揉み込む
トリートメントムースを、ハチ下の髪の毛先中心に揉み込んでパーマを戻す。
トリートメントムースを、ハチ下の髪の毛先中心に揉み込んでパーマを戻す。
STEP3:毛先と前髪にワックスをなじませて動きを出す
動きを出したい毛先と前髪に、ソフトワックスをなじませて動きを出しながら整える。あとは自然乾燥でOK。
動きを出したい毛先と前髪に、ソフトワックスをなじませて動きを出しながら整える。あとは自然乾燥でOK。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 自然な動きが出るように乾かしすぎない
  2. ムースは毛先中心につけて、根元がペタンとしないようにする
  3. ムース、ワックスは揉み込むようにつけて動きを調整

「ほとんど自然乾燥なので、スタイリングに時間がかからないのもいいところ。前髪があるので、片サイドを耳にかけてもカバー効果は問題なし」(江良さん)。

Rougy スタイリスト・江良 栞さん。最近はベランダで野菜や多肉植物などを育てるのにハマっているそう。「手間をかけるとちゃんと大きくなってくれるので、育てている感があって楽しいです」
Rougy スタイリスト 江良 栞さん。

面長を小顔に見せる、前髪ありの「軽やかボブ」

【4】面長顔をやさしい印象に見せる、マッシュベースのふんわりショートボブ

完成

「頭頂部にパーマがふんわりとかかったマッシュベースのショートボブ。マッシュはサイドにボリュームが出やすいため、面長顔を丸みのあるやさしい印象に見せてくれる効果もあります。ショートボブですが、ショートのニュアンスも楽しめるように髪表面にレイヤーをプラス。トップに動く毛束をつくることで、さらに頭頂部のボリューム不足をカバーしています」(Ramie GINZA副店長 寺尾拓巳さん)。

<スタイリング方法>

熱風と冷風を使い分けて、パーマのニュアンスを最大限に活かす!

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:トップの根元をこするように乾かす
地肌を指のひらでこすりながらトップの根元に熱を当て、頭頂部に高さを出す。
地肌を指のひらでこすりながらトップの根元に熱を当て、頭頂部に高さを出す。
STEP2:上からなで下ろすように冷風を当てる
サイドの毛束を持ち上げながらドライヤーで冷風を当ててスタイルをキープ。
サイドの毛束を持ち上げながらドライヤーで冷風を当ててスタイルをキープ。
STEP3:オイルクリームを指先になじませて整える
オイルクリームなど、潤いと束感の出るスタイリング剤を使用。小指爪くらいの量を指先になじませたら、毛先をさするようにつけるのがポイント。根元にはつけないで。
オイルクリームなど、潤いと束感の出るスタイリング剤を使用。小指爪くらいの量を指先になじませたら、毛先をさするようにつけるのがポイント。根元にはつけないで。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 地肌をこするように乾かす
  2. 冷風でキューティクルを閉めてスタイルをキープ
  3. スタイリング剤は根元につけない

「ドライするだけではキューティクルが開いた状態なので、キューティクルを閉じるために冷風で整えましょう。冷風を当てることで毛流れをキープする効果もあります。スタイリング剤をつけるときは指で毛先をさするようなイメージでつけて。根元につけるとボリュームがつぶれてしまうので絶対につけないで」(寺尾さん)。

Ramie GINZA副店長・寺尾拓巳さん。約半年前からオルタナティブボクササイズに通っている寺尾さん。「週2で通って、体にも少し変化が出てきました。もう少し鍛えたいですね」
Ramie GINZA副店長 寺尾拓巳さん。

髪のハリ・コシが復活する魔法のパーマとは?面長顔も矯正できる美しいショートボブ

【5】「毛先の動き」と、表面の「ツヤ」、「前髪」で若見え

完成

「ワンレンベースのボブヘアで、表面に少しだけレイヤーを。毛先の毛量を軽くすることで、スタイリング剤をつけた時にラフな動きが出るようカットしています。前髪は、黒目と黒目の間を短く、それ以外はサイドと馴染むようにラウンドさせて、ふんわりとした印象に。面長顔を綺麗な卵型に見せる効果もあります」(Un ami omotesando 店長 増永剛大さん)。

<スタイリング方法>

ストレートアイロンを使った簡単3ステップ

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:ストレートアイロンで表面にツヤを出す
髪の表面に熱を与えてツヤを出す。根元から毛先にかけてアイロンをすべらせて。
髪の表面に熱を与えてツヤを出す。根元から毛先にかけてアイロンをすべらせて。
STEP2:毛先を外ハネにする
髪の内側の毛先をストレートアイロンではさみ、全方位ハネさせる。
髪の内側の毛先をストレートアイロンではさみ、全方位ハネさせる。
STEP3:毛先にシアバターをつける
シアバターは10円玉くらいの量を手のひらに伸ばし、毛先を握りながら、外にハネさせるイメージでつける。
シアバターは10円玉くらいの量を手のひらに伸ばし、毛先を握りながら、外にハネさせるイメージでつける。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 髪の表面は熱を与えてツヤを出す
  2. 毛先をハネさせる時は髪の内側の毛束だけ!
  3. スタイリング剤は多目につける

「髪が乾燥していると疲れた印象に仕上がってしまいます。乾燥やパサつき、ダメージが気になる方はスタイリング剤を多めにつけてください。まとまりや束感もできて、より若々しい印象になりますよ」(増永さん)。

Un ami omotesando 店長・増永剛大さん。「サロンワークではカウンセリングをしっかりと行うようにしています。40代の髪悩みがある方はぜひお越しください」
Un ami omotesando 店長 増永剛大さん。

「前髪」と「ツヤ感」で若返る!40代後半からのお手本ボブ

【6】顔まわりのニュアンスとハネる毛先が印象的な「軽やか」ミディアムボブ

完成

「ベースは前上がりのミディアムボブ。トップのモヒカンラインに少しだけレイヤーを入れると、顔まわりを巻いた時に菱形シルエットになりやすく、毛束にニュアンスも生まれます。面長顔をキュッと引き締める効果もありますよ」(Joemi by Un ami副店長 大久保 瞳さん)。

<スタイリング方法>

カールとコテで全体的にボリュームアップ!

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:カーラーで前髪を巻く
小さめのカーラーを使って毛先から根元まで巻き込む。
小さめのカーラーを使って毛先から根元まで巻き込む。
STEP2:毛先をすべて内巻きにする
アイロンは32mmを使用。すべての毛先をワンカール内巻きに。
アイロンは32mmを使用。すべての毛先をワンカール内巻きに。
STEP3:顔まわりの毛束をリバース巻きに
顔まわりの毛束をざっくり取ってリバース巻きに。毛束の中間を巻くイメージで。
顔まわりの毛束をざっくり取ってリバース巻きに。毛束の中間を巻くイメージで。
STEP4:コテでトップを巻く
毛先から根元まで巻き込むのがコツ。トップを巻くと、後頭部に高さができてふわっとした印象に。
毛先から根元まで巻き込むのがコツ。トップを巻くと、後頭部に高さができてふわっとした印象に。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 肩でハネる毛先はそのまま活かす!
  2. 顔まわりはリバース巻きで華やかに
  3. 後頭部を巻くと頭の型が綺麗に見える効果も!

「コテは32mmより細いものを使うと、カールがきつくかかってしまうのでNG。後頭部の毛束を巻くときは、コテの温度を少し下げると失敗しにくくなります」(大久保さん)。

Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん。旅行好きだと言う大久保さん。時間を見つけては世界中を飛び回っているのだそう。「最近はフランス、ロンドン、パリに行きました。隙間を見つけては旅行に行くので『よくいなくなる』とからかわれます(笑)」
Joemi by Un ami副店長 大久保 瞳さん。

重見えしがちなミディアムボブが一気に垢抜ける、とっておきの巻き方

【7】ゆる巻きでつくる菱形シルエットで、縦長だった顔が小顔に!

完成

「全体は前下がりのボブベース。髪を巻いたときに前上がりにならないよう、後ろに比べて5mmくらい前下がりにしています。サイドに少しだけレイヤーを入れて軽くしていますが、毛先に重さを残しているのでハネたり広がったりすることはありません」(ABBEY2スタイリスト 松本颯太さん)。

<スタイリング方法>

巻いた髪は冷風でほぐすとナチュラルに

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:左サイドと後頭部の毛先をコテでワンカールに
コテは32mmを使用。巻くというよりはさっと熱を通すように。毛束はざっくりと取ってOK。後頭部も同様に。
コテは32mmを使用。巻くというよりはさっと熱を通すように。毛束はざっくりと取ってOK。後頭部も同様に。
STEP2: 右サイドは斜め前に引っ張るようにコテでワンカールする
右サイドは斜め45度前に引っ張るように熱をあてると、つむじの生え癖が左右均等になり、髪全体が綺麗に収まる。
右サイドは斜め45度前に引っ張るように熱をあてると、つむじの生え癖が左右均等になり、髪全体が綺麗に収まる。
STEP3:毛束を細かく取って縦巻きに
ハチの下にボリュームが出るよう、毛束の中間から毛先にかけて巻く。巻き過ぎると頭全体が膨張するので、さっと熱を通すだけに。毛束をランダムに取って、内巻き、外巻きと交互に巻きながら、両サイド、後頭部も同様に。
ハチの下にボリュームが出るよう、毛束の中間から毛先にかけて巻く。巻き過ぎると頭全体が膨張するので、さっと熱を通すだけに。毛束をランダムに取って、内巻き、外巻きと交互に巻きながら、両サイド、後頭部も同様に。
STEP4:冷風でほぐす
仕上げに巻いた毛束を冷風でほぐす。熱風は巻きが取れるので冷風で髪を散らすようにほぐすのがポイント。巻いているような、いないような、ニュアンスのあるスタイルに仕上がる。
仕上げに巻いた毛束を冷風でほぐす。熱風は巻きが取れるので冷風で髪を散らすようにほぐすのがポイント。巻いているような、いないような、ニュアンスのあるスタイルに仕上がる。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. ハチではなくハチの下を縦巻きにする
  2. 必ず冷風でほぐす
  3. 仕上げにオイルをなじませてツヤ感を出す

「つむじの生え癖によって日本人の9割は右サイドがハネやすく収まりづらくなっています。左右均等に収めるために、右サイドは斜め前に引っ張りながら熱を与えましょう。縦巻きは冷風でしっかりほぐすことが大事。手ぐしは束感が残るので、冷風で髪を散らしてください。仕上げにオイルをつけると、みずみずしいツヤ感のある印象に。まず毛先になじませて、最後に髪の表面や前髪を整えるのがコツです」(松本さん)。

ABBEY2スタイリスト・松本颯太さん。ダイエットのためにパーソナルジムに通っているのだそう。「2週間に1回しか行けてないんですけどね。これからきちんと通って、夏に行く社員旅行(ハワイ)までに、腹筋をバキバキに割りたいと思います(笑)」
ABBEY2スタイリスト 松本颯太さん。

【ハチ張り×面長を解消】「大人のゆる巻きボブ」をつくる簡単4ステップとは?

【8】上品なふんわりレイヤーで、顔を縦長に見せない!

完成

「毛先が輪郭に沿うようなボブは骨格を強調してしまい、より顔が長く見えてしまう」と話すのは、BEAUTRIUM GINZA店 ヘアスタイリストの東田佳祐さん。「面長を目立たせないためには、顔まわりのボリューム感が大切。毛先に動きをつけることで、輪郭から目線を散らし、面長顔に見せない工夫が必要です」(東田さん)。前髪をつくるのも、面長印象の軽減には効果的なのだそう。「眉の高さで流れるようにつくると、顔の縦幅を狭く見せることができます。肌の露出を減らすことで、より小顔に見せる効果もあります」(東田さん)。のっぺり見えがちな面長顔の弱点をカバーできる、とっておきのボブスタイル。スタイリング方法が簡単なのもうれしい!

<スタイリング方法>

「ドライのときは洗い流さないトリートメントなどをなじませて。全体を乾かしたら、最後に手ぐしで引っ張りながら熱をあてるとつやとまとまりのある印象に仕上がります」(東田さん)。

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:トリートメントをつけてドライ
ドライヤーで熱を当てながら髪全体を整えるイメージで。手ぐしで軽く引っ張りながら乾かすとつや感アップ!
ドライヤーで熱を当てながら髪全体を整えるイメージで。手ぐしで軽く引っ張りながら乾かすとつや感アップ!
STEP2:コテで髪の中間から毛先に大きいカールをつける
コテは32mmを使用。両サイド、後ろの毛束も同様に巻く。
コテは32mmを使用。両サイド、後ろの毛束も同様に巻く。
STEP3:仕上げにスタイリング剤をつける
仕上げのスタイリング剤はオイルやバーム、やわらかいワックスなどがおすすめ。髪を持ち上げるようになじませる。
仕上げのスタイリング剤はオイルやバーム、やわらかいワックスなどがおすすめ。髪を持ち上げるようになじませる。
毛先はにぎるように揉み込んで整えて。
毛先はにぎるように揉み込んで整えて。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. ドライ前にトリートメントをつけてつや感アップ
  2. コテで巻く時は大きなカールを意識!
  3. スタイリング剤は少量ずつつける

「髪になじませる時は少量ずつ、各パーツにつけると失敗しません。根元につけるとペタッとした印象になるだけでなく、湿気の多い季節は汗と混じって重たくなり、ボリュームが潰れてしまいます。シルエットがキープできないので中間から毛先メインにつけましょう」(東田さん)。

BEAUTRIUM GINZA店・ヘアスタイリスト東田佳祐さん。「カットとパーマが得意です。スタイリングが苦手な方でも簡単にスタイリングできるスタイルをご提案します」Instagramアカウント@ksk_910
BEAUTRIUM GINZA店 ヘアスタイリスト東田佳祐さん。

面長顔の輪郭が目立たなくなる!前髪ありの「ふんわりレイヤーボブ」

「丸顔さん」に似合う前髪ありのボブ【10選】


【1】顔まわりにボリュームを出して、フェイスラインのもたつきカバー!

完成

耳のあたりにふんわりボリュームを持たせた丸みのあるスタイル。「毛先にボリュームをもたせたAラインだと、どうしても顔の丸みが目立ってしまいます。40代、50代の女性なら、中間あたりに丸みのある菱形をつくるとバランスがきれい。あごのラインもすっきり見えます」(OMOTESANDO店長 宇賀治 智さん)。ボリューム不足の髪にも、このスタイルはおすすめとか。「頭頂部の髪を根元から立ち上げ、つぶれがちなトップに動きをもたせています。分け目をきちっとつけていないので、白髪が目立ちにくいメリットもあるんですよ」(宇賀治さん)。

<スタイリング方法>

頭頂部をふたつのカーラーで巻き、根元をふわっと立ち上げる

 

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 菱形のシルエットになるように、中間にボリュームをもたせる
  2. 頭頂部の根元を立ち上げ、中間のボリュームを際立たせる
  3. 分け目はきちっとつけない

視線をあごのラインに近い毛先ではなく、耳から上に集めるのがポイント。「カラーリングもつむじから放射線状にハイライトを入れています。トップに動きをもたせるだけで、印象が若々しくなるので、ぜひお試しください」(宇賀治さん)。

FIX-UP OMOTESANDO 店長 宇賀治 智さん。「和洋を問わず甘い物が大好き。死んだときは原宿の老舗・瑞穂の豆大福で棺桶を埋めてほしい!」
FIX-UP OMOTESANDO 店長 宇賀治 智さん。

【ボブ】頭頂部の髪を立ち上げると、フェイスラインが丸く見えない【40代女性の髪型】

【2】長め前髪をすいて軽さと毛束感を出して、丸顔をすっきり小顔見せ

ブラウス¥94,000(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉) ピアス¥180,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)

おでこにかかる前髪の毛束感が、斜めラインを強調して、ここまですっきりとした印象に。さらに前髪の根元を軽く立ち上げてトップに高さを出せば、小顔効果絶大なひし形フォルムに。眉はえぐれた部分を描き足し、目との距離を縮めて。

すきバサミで前髪の中間~毛先をすいておく。斜めに流した前髪に毛束感が出ると、斜めラインが強調され、顔の丸さを緩和してくれる。
すきバサミで前髪の中間~毛先をすいておく。斜めに流した前髪に毛束感が出ると、斜めラインが強調され、顔の丸さを緩和してくれる。 

【ミディアム・ボブ】「丸顔」がキュッと小顔になる、前髪と眉とは?

【3】丸顔カバーもできる!トレンドの外ハネスタイル

完成

さまざまな世代から人気を集める「外ハネボブ」。40代からも「若々しい印象になれる」「ただのボブがオシャレに見える」と、絶大な人気を集めています。GARDEN aoyama デザイナーの豊田 楓さんも「丸顔カバーに一役買ってくれる」と太鼓判を押すひとり。「トップをふんわりと立ち上げながら、毛先を外ハネにして動きを出すと、全体がトレンド感のある菱形シルエットに。菱形のバランスは丸顔を小顔に見せてくれるのでとてもおすすめです」(豊田さん)。丸顔さんだけでなく、頬の張りなどが気になるベース型さんにもおすすめなのだそう。スタイリングのコツを豊田さんに聞くと、「毛先を巻きすぎると古臭く見えたり、若づくりな印象になってしまうのでバランスが大切」と教えてくださいました。それでは菱形バランスを作るスタイリング方法を詳しく解説します。

<スタイリング方法>

「トップをふんわり立たせることが大切。ペタッとしていると菱形シルエットにならず、小顔効果が半減してしまいます。毛先も巻きすぎないように注意しましょう。コテで半カール、形をつけるくらいが理想です」(豊田さん)。

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:根元をドライヤーで立ち上げる
頭頂部をドライヤーで立ち上げ、ふんわりとした印象に。
頭頂部をドライヤーで立ち上げ、ふんわりとした印象に。
STEP2:全体の毛先を外ハネにする
コテは32mmを使用。全体を半カール外ハネに。巻くというよりは熱で形をつける程度でOK。毛先がくるんとならないように注意。
コテは32mmを使用。全体を半カール外ハネに。巻くというよりは熱で形をつける程度でOK。毛先がくるんとならないように注意。
STEP3:トップのレイヤー部分を内巻きに
全体の表面を内巻きに。毛束はランダムにとっても一気にとって巻いてもどちらでもOK。
全体の表面を内巻きに。毛束はランダムにとっても一気にとって巻いてもどちらでもOK。
STEP4:スタイリング剤を髪の中間から毛先にON
クリームバターを手のひらになじませたら、中間から毛先を手ぐしを通して、後ろに流すようにつける。
クリームバターを手のひらになじませたら、中間から毛先を手ぐしを通して、後ろに流すようにつける。

<スタイリング方法>

  1. トップはドライヤーでふんわり仕上げる
  2. 毛先を巻きすぎない!
  3. スタイリング剤を表面や前髪につけすぎない

「スタイリング剤は髪の中間から毛先につけるのがコツ。根元、もしくは表面からつけるとスタイルが潰れやすくなるので、内側から持ち上げて後ろに流すようになじませましょう」(豊田さん)。

GARDEN aoyama・デザイナー豊田 楓さん。「メイク道具を集めるのが好きです。ヘアに合わせてお客様に似合うメイクも提案させていただきます。ぜひご相談ください」Instagramアカウント@toyodakaede
GARDEN aoyama デザイナー 豊田 楓さん。

丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」

【4】ストカールで丸顔を目立たせない美しいシルエットをキープ!

完成

今回、MAGNOLiA OmotesandoのデザイナーのKAYOさんが教えてくれたのは、丸顔が目立たなくなる菱形シルエットのふんわりボブ。「ポイントは頭頂部のボリュームと流した前髪。トップにふんわりと高さをつけつつ、流し前髪で額に隙間を作ると、全体のフォルムがきれいな菱形になり、丸顔カバーにも効果的です」(KAYOさん)。とはいえ、ふんわり感を長時間キープするのは難しそう…。「湿度の高い梅雨の時期などに気になるのが、湿気による広がりや、クセのうねり、髪のチリつきですよね。朝セットしても夕方までスタイルをキープできないというお声も耳にします。その悩みに効果的なのがストカールです。根元のクセはストレートパーマで抑え、毛先にはデジタルパーマで動きとボリュームをプラス。スタイリングの持ちが良く、クセでスタイリングを楽しめない方や、ふんわりとしたシルエットが作れないという方、エイジング毛に悩んでいるお客様にとても好評です」(KAYOさん)。ストカールを味方につけて、梅雨時期に負けないボブスタイルを楽しんではいかがでしょうか。

<スタイリング方法>

「トップに分け目を作らないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)。

スタイリング前
スタイリング前
STEP1: トップの根元にドライヤーをあてる
髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。
髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。
STEP2: ハチは抑える
ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。
ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。
STEP3:毛先を握りながらボリュームアップ
手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。
手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 根元を起こして縦長に見せつつ、ハチの張りもカバー
  2. トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
  3. 全体のフォルムが菱形になるように意識!

「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)。

MAGNOLiA Omotesando・デザイナーKAYOさん。「パーマはもちろん、縮毛矯正や今回ご提案したストカールも得意です。この時期のクセやうねりでお悩みの方はぜひご相談ください」Instagramアカウント@8kayo6
MAGNOLiA Omotesando デザイナーKAYOさん。

【丸顔もカバー】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ

【5】菱形フォルム+毛先パーマで小顔見え

完成

「前髪をつくって肌の露出を減らしつつ、こめかみ部分を隠すように顔まわりにレイヤーを仕込みました。このレイヤーがシェーディングの役割になり、さらに小顔効果がアップ。菱形シルエットの髪型と肌の露出面をコントロールするカットで、よりスッキリとした印象に仕上がります」(MAGNOLiA Aoyama店 デザイナー CHINATSUさん)。

<スタイリング方法>

湿った髪にスタイリング剤をつけてパーマを最大限に出す

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:濡らしてパーマを出す

濡らしながら毛先をにぎるイメージでパーマを出す

濡らしながら毛先をにぎるイメージでパーマを出す
STEP2:スタイリング剤をもみ込む

毛先にしっかりともみ込む

毛先にしっかりともみ込む

<スタイリングの3つのポイント>

  1. カットの際に菱形シルエットをつくっておく
  2. 髪が湿っている状態でスタイリング剤をつける
  3. スタイリング剤は毛先にだけもみ込む

「スタイリング剤はクリームタイプのワックスやムースワックスがおすすめ。根元ではなく、毛先部分にのみもみ込んでください」(CHINATSUさん)。

MAGNOLiA Aoyama店デザイナー・CHINATSUさん。「インド人の先生が教えてくれるヨガスタジオ通っています。インターナショナルなお友達もできて楽しいです♪」 

MAGNOLiA Aoyama店デザイナー CHINATSUさん。

40代に似合う【小顔に見えるボブスタイル】毛先パーマで叶う!洗練ナチュラルボブ

【6】トップのボリュームと毛先のくびれで丸顔カバー

完成

「顔まわりは頰の下あたりに毛が落ちるようにレイヤーカット。表面にもレイヤーを入れ、全体は軽くならないように質感を整えます。 パーマで襟足は外ハネ、ハチまわり(頭頂部と耳の間でもっとも出っ張っている部分のこと)は中間巻きを2回転して、縦に落ちるカールをつくり、くびれのある縦長フォルムに。前髪はやや斜めにカットしてストレートタッチで仕上げると、カジュアルで清潔感のある雰囲気になり、小顔効果も生まれます」(PearLスタイリスト・MAYUさん)。

<スタイリング方法>

ふんわり感を作って、ベルのようなくびれシルエットに

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:分け目と逆側から乾かす

頭頂部の髪と前髪をまとめて、分け目と逆側から顔側に向かって立ち上げるように乾かし、トップをふんわりとさせる。その後、逆側からも同様に乾かす。

頭頂部の髪と前髪をまとめて、分け目と逆側から顔側に向かって立ち上げるように乾かし、トップをふんわりとさせる。その後、逆側からも同様に乾かす。
STEP2:根元を弱風で乾かす

根元にのみ弱風を当てて、7割を目安に乾かす。

根元にのみ弱風を当てて、7割を目安に乾かす。
STEP3:中間~毛先10cmのパーマを出す

パーマの質感を出すため、トリートメントムースを中間~毛先10cmくらいの部分に揉み込んで動きを出す。

パーマの質感を出すため、トリートメントムースを中間~毛先10cmくらいの部分に揉み込んで動きを出す。
STEP4:スタイリング剤をなじませる

バームを手のひらによく伸ばし、髪を軽く握るようにして毛先を外ハネにする。表面は手ぐしを通しながら、前髪は1本1本になじませる。

バームを手のひらによく伸ばし、髪を軽く握るようにして毛先を外ハネにする。表面は手ぐしを通しながら、前髪は1本1本になじませる。
STEP5:前髪をコームでとかす

前髪を目の粗いコームでとかし、束感と毛流れをつくる。

前髪を目の粗いコームでとかし、束感と毛流れをつくる。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. トップに分け目がつかないように乾かす
  2. パーマを戻すときはサイドにボリュームを出すイメージでシルエットをつくる
  3. 毛先は外ハネにしてくびれフォルムに

「スタイリング剤は、6割くらい乾かした少しウェットな状態でつけると、柔らかいパーマの質感が出せます。難しく考えすぎず、ふんわり感を意識してみてください!」(MAYUさん)。

PearLのスタイリスト・MAYUさん。最近は寒色系ラベンダーカラーを推しているそう。「髪にツヤが出て、顔色も血色よく見えるカラーなので、40代の方にはおすすめです。黄みを抑えられるので退色もキレイで、1回のカラーリングで長く楽しめる分、ダメージも少なく済みます。紫外線ダメージを受けた髪もキレイに見せられるので、夏にぴったりです!」

PearLのスタイリスト MAYUさん。

40代のための【ショートボブ】丸顔さんを“小顔”に見せるテクニックを伝授!

【7】外ハネ×シースルーバングでこなれたおしゃれボブ

完成

「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(apish kokubunji 店長 トップデザイナー 長谷川祐三さん)。

<スタイリング方法>

外ハネでくびれを作って、こなれて見せる!

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:毛先を外ハネに乾かす

ドライヤーで全体の根元をしっかり乾かす。毛先は手ぐしで外ハネになるように握りながらドライ。

ドライヤーで全体の根元をしっかり乾かす。毛先は手ぐしで外ハネになるように握りながらドライ。
STEP2:前髪をカーラーで巻く

前髪をとり、毛先から根元まで内巻きに巻き込む。

前髪をとり、毛先から根元まで内巻きに巻き込む。
STEP3:外ハネに巻く

ストレートアイロンで毛先1/3からはさみ、毛先まですべらせて外ハネにする。

ストレートアイロンで毛先1/3からはさみ、毛先まですべらせて外ハネにする。
STEP4:ジグザグに分け目をとる

分け目を指でジグザグにとって、トップをふんわりさせる。

分け目を指でジグザグにとって、トップをふんわりさせる。
STEP5:オイルをなじませる

スタイリングオイルを手のひらにのばし、毛先を中心になじませる。

スタイリングオイルを手のひらにのばし、毛先を中心になじませる。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
  2. 分け目をはっきり作らない
  3. スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる

「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)。

apish kokubunji 店長/トップデザイナー 長谷川祐三さん。「コロナ自粛以降、おうち時間を楽しめるように、お花を定期的に購入して花瓶に飾っています。お部屋がパッと明るくなっておすすめです」

apish kokubunji 店長 トップデザイナー 長谷川祐三さん。

外ハネヘアで輪郭から視線を外す!丸顔をカモフラージュできる軽やかボブ

【8】アシンメトリーなレイヤーボブで上品に

完成

「グラデーションボブベースにレイヤーを少し入れて、ボブだけど軽さのあるスタイルに。パーマは大きめのロッドで放射状に巻いて、毛先だけ動きが出るようにしています。動きをつけやすいスタイルなので、ボリュームダウンが気になる方、華やかに見せたい方にもおすすめです」(PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト 副店長 寺岡幸紘さん)。

<スタイリング方法>

パーマを出してアシンメトリーなシルエットに

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:パーマを出しながら乾かす

毛先をもみ込むように握りながら乾かしてパーマを出す。

毛先をもみ込むように握りながら乾かしてパーマを出す。
STEP2:襟足をなでつけながら乾かす

襟足はボリュームが出ないように、首に沿わせるように手でなでつけながら乾かす。

襟足はボリュームが出ないように、首に沿わせるように手でなでつけながら乾かす。
STEP3:トップを立ち上げる

トップはつまんで、根元を立ち上げながら乾かす。

トップはつまんで、根元を立ち上げながら乾かす。
STEP4:髪全体にワックスをなじませる

ミルク系のワックスを手のひらにのばし、髪の内側から手を入れて全体にまんべんなくなじませる。整えて完成。

ミルク系のワックスを手のひらにのばし、髪の内側から手を入れて全体にまんべんなくなじませる。整えて完成。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. ワックスでエアリー感をつける
  2. フォルムが出るようにメリハリをつける
  3. トップは分け目をつけない

「オイルはベタッとするのでNG。トップがぺたんとしないように、下から持ち上げながらワックスをつけて。最後に整えるときは、分け目をつけずアシンメトリーなシルエットを意識しましょう」(寺岡さん)。

PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト/副店長の寺岡幸紘さん。「お客さんとの会話についていくために韓国ドラマを見始めたところ、おもしろくてハマっています。おすすめ韓国ドラマ、教えてください!」

PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト 副店長の寺岡幸紘さん。

大人におすすめ「ふんわりショートボブ」|パーマヘア×アシメフォルムで丸顔印象を解決!

【9】スタイリング簡単!小顔効果のあるパーマボブ

完成

「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(PearL スタイリスト MAYUさん)。

<スタイリング方法>

根元はふんわり、中間から毛先はしっとりでウェーブ出し!

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:根元をしっかり濡らす

スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。

スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。
STEP2:髪をほぐす

髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。

髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。
STEP3:根元にドライヤーの弱風を当ててドライ

根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。

根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。
STEP4:表面をねじってウェーブを出す

ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。

ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。
STEP5:スタイリング剤をなじませる

グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。

グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
  2. スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
  3. スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎

「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。

PearL スタイリスト MAYUさん。最近はパーマの技術力強化中というMAYUさん。「先輩たちと一緒に、ブリーチ毛にもかけられるパーマや、かけても傷んでいないと言われるパーマを日々研究しています。進化したパーマ、ぜひ体感しに来てください!」

PearL スタイリスト MAYUさん。

丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは

【10】うねりやボリュームダウンも解消!パーマボブ

完成

「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールを作って動きを出しました」(MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん)。

<スタイリング方法>

自然なボリューム感と毛先の動きを重視!

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:タオルドライ後、根元を立ち上げながら乾かす

全体をしっかりタオルドライしたら、根元から自然な立ち上がりが出るように、前後左右に髪の根元を動かしながら乾かす。

全体をしっかりタオルドライしたら、根元から自然な立ち上がりが出るように、前後左右に髪の根元を動かしながら乾かす。
STEP2:顔まわりの髪の根元をのばしながら乾かす

顔まわりは根元から指を入れて少し引っ張りながら乾かす。うねりをのばしながらボリュームを出して。

顔まわりは根元から指を入れて少し引っ張りながら乾かす。うねりをのばしながらボリュームを出して。
STEP3:毛先を濡らしたらバームをもみ込む

毛先を水で少し濡らしてパーマを出す。手のひらにスタイリングバームをなじませ、髪の内側から手ぐしを通すようにもみ込み、動きを出す。

毛先を水で少し濡らしてパーマを出す。手のひらにスタイリングバームをなじませ、髪の内側から手ぐしを通すようにもみ込み、動きを出す。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 前後左右に乾かして自然な立ち上がりをつける
  2. ハンドブローで生えグセを修正
  3. スタイリング剤は髪の内側からつける

「ボリューム感を出すには、髪に分け目がつかないように乾かすことが大切。そして、スタイリング剤は髪の内側からつけ、髪表面にべったりつけないようにしましょう」(RYOSUKEさん)。

MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん。「女性のショートヘアのデザインにハマっています。随時カット技法を変えたり、パーマのお客様も多いので巻き方も変えたり。バリエーションの幅を広げることを常に心がけています」

MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん。

大人ヘア|「天使の羽根バング」で丸顔をカバー!パーマで作るピュアショートボブ

「ベース顔(四角/エラ張り)さん」に似合う前髪ありのボブ【4選】


【1】毛束で抜け感をつくり、ベース型の角ばった印象をやわらかに

完成

「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔まわりとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔まわりを開けることも大切です。(BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリスト 中高下由真さん)。

<スタイリング方法>

顔まわりとトップはふんわり。まとまりとツヤ感はブラッシングでつくる!

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:こめかみ、顔まわりの髪を起こす
根元に熱を当てるとしっかりと髪が立ち上がり、ふわっとエアリーな印象に。
根元に熱を当てるとしっかりと髪が立ち上がり、ふわっとエアリーな印象に。
STEP2:トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる
トップの毛束をランダムにつまんで、根元に熱を当てると程よい立ち上がりと束感ができる。
トップの毛束をランダムにつまんで、根元に熱を当てると程よい立ち上がりと束感ができる。
STEP3:毛並みを整えてツヤを出す
毛束の中間から毛先にかけて、ブラッシングするとツヤが出る。
毛束の中間から毛先にかけて、ブラッシングするとツヤが出る。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 輪郭は隠さずに出す!顔まわりはエアリーに仕上げて
  2. 分け目はペタッとさせずふんわりと!
  3. ブラッシンで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す

「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔まわりは開けるのが鉄則です」(中高下さん)。

BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリストの中高下由真さん。海外ドラマにハマっているという中高下さん。「『メンタリスト』っていうドラマが好きです。面白いという評判は聞いていたんですけど、自分がこんなにハマるとは(笑)」
BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリスト 中高下由真さん。

若見え効果抜群!まとまりとツヤのある「菱形ボブ」

【2】丸みのある「内巻き」で、角張った輪郭がやわらかい印象に!

完成

「内巻きでつくった丸みが特長的なボブスタイル。レイヤーなどは入れず、毛先に厚みが出るようにカットしています。毛先をまとめることで、ダメージの目立ちを軽減できるだけでなく、髪が艶やかに。丸みをつけることで、角張った輪郭をやわらかい印象に見せることもできます」(BEAUTRIUM 265スタイリスト 勝永智基さん)

<スタイリング方法>

カールで頭頂部に高さをプラス!毛先のワンカールで菱形シルエットを実現

スタイリング前
スタイリング前
STEP1: 前髪と頭頂部をカーラーで巻く
前髪は短い髪だけ。トップは分け目の毛流れに沿わせるように巻くのがポイント。正面から見たときにカーラーが横向きになっていればOK。
前髪は短い髪だけ。トップは分け目の毛流れに沿わせるように巻くのがポイント。正面から見たときにカーラーが横向きになっていればOK。
STEP2: 全体の毛先をコテで内巻きにする
コテは32mmを使用。毛束は多めに取るとまとまりとツヤが出る。巻き終わったら前髪とトップのカーラーをオフ。
コテは32mmを使用。毛束は多めに取るとまとまりとツヤが出る。巻き終わったら前髪とトップのカーラーをオフ。
STEP3:スタイリング剤を毛先に揉み込む
バームとオイルを1:1で混ぜたものを手のひらになじませて毛先にオン。
バームとオイルを1:1で混ぜたものを手のひらになじませて毛先にオン。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 頭頂部のカーラーは分け目の毛流れに沿わせるように巻く
  2. 毛先は太めのコテでワンカール
  3. 毛束を多めにとって巻くと、まとまりとツヤが出る

「スタイリング剤はキープ力のあるバームとツヤが出るオイルを1:1で混ぜたものがオススメ。髪の乾燥や広がりが気になる方はオイルを少し多めにしてもいいかも。艶やかでみずみずしい印象に仕上がります」(勝永さん)。

BEAUTRIUM 265スタイリスト・勝永智基さん。メガネ好きで知られる勝永さん。かけていないと落ち着かないのだとか。「ヴィンテージのメガネが好きで集めています。コレクションは7本。その日の服に合わせて毎日メガネを選ぶのが楽しいです」
BEAUTRIUM 265スタイリスト 勝永智基さん。

頬骨・エラ張りを矯正できると話題!菱形シルエットの「内巻きボブ」とは?

【3】気になるエラは、存在感のあるパーマでカバー!

完成

ドレープのように重なり合う、優雅な曲線が特長的なパーマスタイル。ツヤやかでまとまりのある華やかなスタイルに思わずうっとりしてしまいます。このスタイルを提案してくれたのは、MAGNOLiA青山店・デザイナーのCHINATSUさん。「顔が四角く見えがちなベース型さんの輪郭をシャープな印象に見せるため、存在感のあるパーマで顔周りと裾にたっぷりとボリュームを出し、頬あたりをカバーしながら全体のシルエットを菱形に調整しました。前髪にも隙間を作って抜け感をプラスすると、よりキュッと引き締まった印象になりますよ」(CHINATSUさん)。ベース型の輪郭をカモフラージュするだけでなく、エイジングによってゆるんできた顔まわりをリフトアップしてくれる効果もあるのだとか! 「湿気が気になるこれからの季節にもピッタリ。髪の広がりやうねりもこのスタイルなら活かすことができます」(CHINATSUさん)。スタイリングも簡単! CHINATSUさんがおすすめする、とっておきのパーマスタイルがこちらです。

<スタイリング方法>

「パーマの良さを最大限に活かすために、根元をドライヤーでしっかりと立たせてください。根元が立つことでカールの動きにメリハリが生まれ、パーマの立体感や軽やかな動きを一日中楽しむことができます」(CHINATSUさん)。

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:ドライヤーでトップの根元を立ち上げる
髪をかき上げて根元に熱をあてる。左右に髪を振りながら立たせて。
髪をかき上げて根元に熱をあてる。左右に髪を振りながら立たせて。
STEP2:毛先から中間まで持ち上げて乾かす
手のひらで毛先を握ったら、中間まで持ち上げるのがコツ。
手のひらで毛先を握ったら、中間まで持ち上げるのがコツ。
STEP3:クリームワックスを握るように揉み込む
手のひらに薄く伸ばし、大胆に揉み込んだら完成。
手のひらに薄く伸ばし、大胆に揉み込んだら完成。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 全体のシルエットは菱形に。隙間バングで抜け感もプラス
  2. スタイリングで根元をしっかりと立たせる
  3. 立体的になるよう、パーマをしっかりと出す

「寝起きの場合は、水で髪の根元を濡らしてからドライすると、根元がふんわりと立ち上がります。スタイリング剤は手のひらに薄く、しっかりと伸ばして。伸ばさずにつけてしまうと、ボリュームダウンやベタつきの原因になるので注意してくださいね」(CHINATSUさん)。

MAGNOLiA青山店・デザイナーCHINATSUさん。現在、英会話やK-POPダンスなどさまざまなことに興味を持っているのだそう。最近はハタヨガを習い始めたのだとか。「まだ3ヶ月ですが、筋肉がついてきて太ももがひと回り大きくなりました。いつかハンドスタインディングができるようになりたいです」Instagramアカウント@chinatsu.magnolia
MAGNOLiA青山店 デザイナーCHINATSUさん。

ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「華奢見え」エレガントパーマ

【4】頭が小さく見える!外ハネコンパクトボブ

完成

「ボブベースでカットし、カットラインを残して毛量を調節。フェイスラインの髪は頬骨が隠せる長さにして、少し段を作ると四角っぽさが軽減できます」(馬場さん)。

<スタイリング方法>

表面のウェーブは耳の高さからスタート

スタイリング前

スタイリング前
STEP1:前髪にマジックカーラーを巻く

26㎜のマジックカーラーで、前髪を毛先から根元まで巻く。

26㎜のマジックカーラーで、前髪を毛先から根元まで巻く。
STEP2:毛先を外ハネに巻く

26㎜のヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネになる程度に巻く。

26㎜のヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネになる程度に巻く。
STEP3:耳の高さにふくらみを作る

表面の毛束を取り、耳の高さで内側にヘアアイロンを当てて、ふくらみを作る。

表面の毛束を取り、耳の高さで内側にヘアアイロンを当てて、ふくらみを作る。
STEP4:オイルをなじませてスタイリング

軽めのオイルを少量、手のひらにのばす。全体になじませてタイトにスタイリング。

軽めのオイルを少量、手のひらにのばす。全体になじませてタイトにスタイリング。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. キレイに巻き過ぎない
  2. 顔まわりの髪もしっかり巻く
  3. オイルはつけすぎない

「外ハネは無造作感がかわいいので、キレイに巻こうと思わなくて大丈夫。また、タイトなスタイリングですが、オイルをつけすぎてベタベタになるのはNG。軽めのオイルを少しずつ足していくイメージで、髪の内側からつけるようにしましょう」(馬場さん)。

ABBEY GINZA 副店長 馬場竜也さん。力を入れているヘアデザインは、ショートボブという馬場さん。「短いレングスはカット力が出るので、上手いとちょっとかっこいいんです(笑)。髪にクセやうねりがある人はボブスタイル、ボリュームのある人にはショートボブをおすすめしています。骨格や髪質にあうデザインを提案するので、ご相談ください!」

ABBEY GINZA 副店長 馬場竜也さん。

頭が小さく見えるコンパクトボブ|ベース型はS字ウェーブでエラ張りをシャープに!

「逆三角顔さん」に似合う前髪ありのボブ【1選】


【1】シャープな逆三角形型は、「立体感」と「丸み」のあるフォルムで愛らしさを

完成

「ボリュームゾーンを頰の位置につくることで、髪全体のシルエットが菱形になり、立体感とボリュームのある印象に。あとはブローで空気感と毛流れを与えるだけで完成します」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん)。

<スタイリング方法>

空気感と毛流れをつくるブローのやり方4ステップ

スタイリング前
スタイリング前
STEP1:後頭部の髪を手ぐしで前方に流しながらドライヤーを当てる
前方に向けて乾かすと髪全体の根元が起き上がる。地肌をこするように手ぐしでとかして。
前方に向けて乾かすと髪全体の根元が起き上がる。地肌をこするように手ぐしでとかして。
STEP2:髪全体を上下にセクショニングしたら、下段の毛束をブラシでブロー
ブラシの面に対して正面から熱風を当てるのがコツ。ブラシの丸みで自然なカールに。逆サイド、後頭部も同様に。その後、上段の毛束も同じようにブローして。
ブラシの面に対して正面から熱風を当てるのがコツ。ブラシの丸みで自然なカールに。逆サイド、後頭部も同様に。その後、上段の毛束も同じようにブローして。
STEP3:ストレートアイロンを毛束の中間から毛先にすべらせる
また上下にセクショニング。下段の毛束の中間から毛先にかけてストレートアイロンをすべらせたら、上段も同様に。
また上下にセクショニング。下段の毛束の中間から毛先にかけてストレートアイロンをすべらせたら、上段も同様に。
STEP4:髪を振りながらワックスをつける
パール粒ひと粒大のワックスを手のひらに伸ばして、髪の内側の中間から毛先にかけて毛束を左右へ振るようにつける。逆サイド、後頭部も同様に。
パール粒ひと粒大のワックスを手のひらに伸ばして、髪の内側の中間から毛先にかけて毛束を左右へ振るようにつける。逆サイド、後頭部も同様に。

<スタイリングの3つのポイント>

  1. 首を下げて、髪全体を前方に持っていくように乾かす
  2. ブローのときはブラシの正面から熱を当てる
  3. ワックスは髪の内側につける。左右へ振りながらつけるのが正解

「ブローでは、ブラシに髪を巻きつけるのではなく、ブラシに髪を乗せて正面から熱風を与えるだけでOK。ブラシのカーブに沿った自然な丸みで、全体のシルエットが綺麗に収まります」(神保さん)。

PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん。「日々新しいテクニックの研究に燃えています。作品撮りもしていきたいですね!夢は自分のアトリエをつくること」
PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿 店長兼ディレクターの神保樹敏さん。

こけた頬がふっくら見える「神ボブ」!ブローのやり方4ステップ

前髪があるボブの「ヘアアレンジ」【3選】


【1】広がる髪を抑えられる「コンパクトハーフアップ」

完成
完成
サイド
サイド
バック
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「雨の日など湿度の高い日は、髪をコンパクトにまとめられるハーフアップがおすすめです。トップにボリュームが欲しいので、アレンジの仕上げに、結び目からひとつまみずつ毛束を引き出すと、自然な丸みのあるシルエットになります」(FIX-UP銀座店 店長 西村直人さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
STEP1:耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる
耳より前にある顔にかかる髪は「後れ毛」として残すので、束ねないこと。
耳より前にある顔にかかる髪は「後れ毛」として残すので、束ねないこと。
STEP2:束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる
束ねていない下半分の髪から、ひとつまみずつの毛束を取る。
束ねていない下半分の髪から、ひとつまみずつの毛束を取る。
STEP3:ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる
大きな毛束を包むように2本の毛束を交差させる。
STEP4:2本の毛束の先端をアメピンで留める
2本の毛束を大きな毛束の下で1つにまとめ、ピンが見えないように留める。
2本の毛束を大きな毛束の下でひとつにまとめ、ピンが見えないように留める。
STEP5:結び目を抑えながらひとつまみずつ毛束を引き出す
結び目を中心に放射状を描くように5~6か所を目安に毛束を引き出す
結び目を中心に放射状を描くように5~6か所を目安に毛束を引き出す

「耳より前にある髪は後れ毛として残しておくと、顔まわりが華やかに見えます。全部束ねてしまうとスッキリしすぎて、寂しい印象になるので耳にかけず、ふわっと垂らしておくといいですよ」(西村さん)。

FIX-UP銀座店 店長・西村直人さん。時間ができたら旅行をしたいとか。「お客さまからいろいろ話を聞いているので、行き先は韓国。美味しいものを食べ歩きたいですね」
FIX-UP銀座店 店長 西村直人さん。

広がる髪がおしゃれにまとまる「ハーフアップ」の作り方とは?

【2】サイドをねじるだけでできる「上品ハーフアップ」

完成
完成
 
サイド
サイド
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「顔まわりの後れ毛がパサつくと疲れた印象に見えてしまうので、アレンジの前にスタイリング剤をよくなじませて。シアバターなど柔らかいテクスチャーのものをつけると、みずみずしさ、ツヤ、束感も出すことができます」(Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
STEP1: 右耳上の毛束をねじりながら後頭部へ
耳上の毛束をねじりながら後頭部に持っていく。こめかみの毛束を少し残しておくのがポイント。毛束の中間くらいまでねじるイメージで後頭部へ持っていく。
耳上の毛束をねじりながら後頭部に持っていく。こめかみの毛束を少し残しておくのがポイント。毛束の中間くらいまでねじるイメージで後頭部へ持っていく。
STEP2: 後頭部の中央にピンで留める
ねじった毛束を後頭部の中央でピン留め。ピンを数本使って留めてもOK。
ねじった毛束を後頭部の中央でピン留め。ピンを数本使って留めてもOK。
STEP3: 左耳上の毛束をねじりながら後頭部へ
逆サイドも耳上の毛束をねじりながら後頭部へ。
逆サイドも耳上の毛束をねじりながら後頭部へ。
STEP4: ねじった毛束を後頭部の中央でピン留めする
右と同じ位置でピン留めする。
右と同じ位置でピン留めする。

「後頭部の凹みが気になる方は、後頭部の毛束を少し引き出してボリュームを出すと頭の型が綺麗になります。引き出し過ぎると若作りに見えるので注意しましょう。ピンで留めた部分にヘアアクセサリーをつけても素敵です」(大久保さん)。

Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん。パーソナルジムで筋肉とつけたという大久保さん。「最近は音楽に合わせてボクシングを。体を動かすのが楽しいです」
Joemi by Un ami副店長 大久保 瞳さん。

たった3分で完成!ピンだけでつくる簡単ハーフアップ

【3】短めボブでも華やぐ!ねじって留めるだけの「波巻きハーフアップ」

完成
完成
完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
STEP1:頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする
毛束をざっくりと取って、根元から内カールと外カールを交互につくってウエーブ状に。波打つようなウェーブをつくるイメージで。
毛束をざっくりと取って、根元から内カールと外カールを交互につくってウエーブ状に。波打つようなウェーブをつくるイメージで。
STEP2: 頭頂部の髪をギザギザに取る
まっすぐ取るときちんと感が出過ぎてしまうので注意。ギザギザに取ることで、仕上がりにニュアンスが生まれる。
まっすぐ取るときちんと感が出過ぎてしまうので注意。ギザギザに取ることで、仕上がりにニュアンスが生まれる。
STEP3: まとめた髪をねじる
2でまとめた毛束を後頭部でねじる。
2でまとめた毛束を後頭部でねじる。
STEP4: ねじった毛束をピンで留める
ねじった毛束の下からピンを射し込むとしっかり固定できる。
ねじった毛束の下からピンを射し込むとしっかり固定できる。
STEP5:頭頂部の毛束を引き出す
毛束をひとつまみして少しずつ引き出す。表面ではなく内側の毛束を引き出すとシルエットが綺麗に。
毛束をひとつまみして少しずつ引き出す。表面ではなく内側の毛束を引き出すとシルエットが綺麗に。
STEP6:ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ
5でまとめた髪のすぐ下にあるハチ部分の毛束を、両サイドねじりながら後頭部へ持ってくる。
5でまとめた髪のすぐ下にあるハチ部分の毛束を、両サイドねじりながら後頭部へ持ってくる。
STEP7: ねじった毛束をゴムで結ぶ
4で留めたピンの上で結ぶ。
4で留めたピンの上で結ぶ。
 
STEP8: Uピンを使ってゴムを隠す
ゴムの上からUピンを挿し、ゴムを持ち上げるように下から挿し込む。
ゴムの上からUピンを挿し、ゴムを持ち上げるように下から挿し込む。
Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!
Uピンは下から挿し込む。
Uピンは下から挿し込む。
STEP9: 頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする
ストレートアイロンで残った毛束を細かく波巻きに。
ストレートアイロンで残った毛束を細かく波巻きに。

「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん)。

PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん。多趣味な神保さん。最近ハマっているのは「ゴルフとサーフィン」なのだそう。
PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿 店長兼ディレクター 神保樹敏さん。

ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。