【目次】
- 「面長さん」に似合う前髪ありのボブ【8選】
- 「丸顔さん」に似合う前髪ありのボブ【10選】
- 「ベース顔(四角/エラ張り)さん」に似合う前髪ありのボブ【4選】
- 「逆三角顔さん」に似合う前髪ありのボブ【1選】
- 前髪があるボブの「ヘアレンジ」【3選】
「面長さん」に似合う前髪ありのボブ【8選】
【1】「幅広めの前髪」で横ラインを強めたコンパクトボブ

重めに下ろした前髪でおでこをチラ見せに留めることが、面長カバーの鍵。さらにベースを前上がりにカットしておくと、サイドにボリュームが出やすく骨格矯正効果が高まります。眉は眉頭側の下を重点的に肉づけして平行気味に整えて。

【ロング・ボブ】「面長」の骨格を矯正する前髪と眉は、これが正解!
【2】「外ハネ」と「幅広前髪」で面長顔を小顔に!

「面長顔を目立たせないためのポイントは、外ハネにした毛先と幅広めの前髪。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(GARDEN Tokyoトップスタイリスト 本木亜美さん)。
<スタイリング方法>
自然なハネ感を意識!やりすぎに気をつけて

STEP1:サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる

STEP2:バックの毛先も外ハネにする

STEP3:スタイリング剤を毛先につける

STEP4:サイドにも揉み込む

<スタイリングの3つのポイント>
- 毛先のハネはさりげなく!
- スタイリング剤は根本につけすぎない
- 耳周りはふんわり仕上げて菱形に
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)。

マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」
【3】軽やかに動く毛先と前髪が面長軽減!

「毛先にパーマが残っていてクセがある場合、顔周りとトップにしっかりレイヤーを入れるだけで動きが出ます。前髪は眉上に設定して、流れるようにカットします」(Rougy スタイリスト 江良 栞さん)。
<スタイリング方法>
毛先のハネが出るようにドライし過ぎないのがポイント

STEP1:根元を起こしながら前髪とトップをドライ

STEP2:毛先にムースを揉み込む

STEP3:毛先と前髪にワックスをなじませて動きを出す

<スタイリングの3つのポイント>
- 自然な動きが出るように乾かしすぎない
- ムースは毛先中心につけて、根元がペタンとしないようにする
- ムース、ワックスは揉み込むようにつけて動きを調整
「ほとんど自然乾燥なので、スタイリングに時間がかからないのもいいところ。前髪があるので、片サイドを耳にかけてもカバー効果は問題なし」(江良さん)。

【4】面長顔をやさしい印象に見せる、マッシュベースのふんわりショートボブ

「頭頂部にパーマがふんわりとかかったマッシュベースのショートボブ。マッシュはサイドにボリュームが出やすいため、面長顔を丸みのあるやさしい印象に見せてくれる効果もあります。ショートボブですが、ショートのニュアンスも楽しめるように髪表面にレイヤーをプラス。トップに動く毛束をつくることで、さらに頭頂部のボリューム不足をカバーしています」(Ramie GINZA副店長 寺尾拓巳さん)。
<スタイリング方法>
熱風と冷風を使い分けて、パーマのニュアンスを最大限に活かす!

STEP1:トップの根元をこするように乾かす

STEP2:上からなで下ろすように冷風を当てる

STEP3:オイルクリームを指先になじませて整える

<スタイリングの3つのポイント>
- 地肌をこするように乾かす
- 冷風でキューティクルを閉めてスタイルをキープ
- スタイリング剤は根元につけない
「ドライするだけではキューティクルが開いた状態なので、キューティクルを閉じるために冷風で整えましょう。冷風を当てることで毛流れをキープする効果もあります。スタイリング剤をつけるときは指で毛先をさするようなイメージでつけて。根元につけるとボリュームがつぶれてしまうので絶対につけないで」(寺尾さん)。

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【5】「毛先の動き」と、表面の「ツヤ」、「前髪」で若見え

「ワンレンベースのボブヘアで、表面に少しだけレイヤーを。毛先の毛量を軽くすることで、スタイリング剤をつけた時にラフな動きが出るようカットしています。前髪は、黒目と黒目の間を短く、それ以外はサイドと馴染むようにラウンドさせて、ふんわりとした印象に。面長顔を綺麗な卵型に見せる効果もあります」(Un ami omotesando 店長 増永剛大さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンを使った簡単3ステップ

STEP1:ストレートアイロンで表面にツヤを出す

STEP2:毛先を外ハネにする

STEP3:毛先にシアバターをつける

<スタイリングの3つのポイント>
- 髪の表面は熱を与えてツヤを出す
- 毛先をハネさせる時は髪の内側の毛束だけ!
- スタイリング剤は多目につける
「髪が乾燥していると疲れた印象に仕上がってしまいます。乾燥やパサつき、ダメージが気になる方はスタイリング剤を多めにつけてください。まとまりや束感もできて、より若々しい印象になりますよ」(増永さん)。

【6】顔まわりのニュアンスとハネる毛先が印象的な「軽やか」ミディアムボブ

「ベースは前上がりのミディアムボブ。トップのモヒカンラインに少しだけレイヤーを入れると、顔まわりを巻いた時に菱形シルエットになりやすく、毛束にニュアンスも生まれます。面長顔をキュッと引き締める効果もありますよ」(Joemi by Un ami副店長 大久保 瞳さん)。
<スタイリング方法>
カールとコテで全体的にボリュームアップ!

STEP1:カーラーで前髪を巻く

STEP2:毛先をすべて内巻きにする

STEP3:顔まわりの毛束をリバース巻きに

STEP4:コテでトップを巻く

<スタイリングの3つのポイント>
- 肩でハネる毛先はそのまま活かす!
- 顔まわりはリバース巻きで華やかに
- 後頭部を巻くと頭の型が綺麗に見える効果も!
「コテは32mmより細いものを使うと、カールがきつくかかってしまうのでNG。後頭部の毛束を巻くときは、コテの温度を少し下げると失敗しにくくなります」(大久保さん)。

重見えしがちなミディアムボブが一気に垢抜ける、とっておきの巻き方
【7】ゆる巻きでつくる菱形シルエットで、縦長だった顔が小顔に!

「全体は前下がりのボブベース。髪を巻いたときに前上がりにならないよう、後ろに比べて5mmくらい前下がりにしています。サイドに少しだけレイヤーを入れて軽くしていますが、毛先に重さを残しているのでハネたり広がったりすることはありません」(ABBEY2スタイリスト 松本颯太さん)。
<スタイリング方法>
巻いた髪は冷風でほぐすとナチュラルに

STEP1:左サイドと後頭部の毛先をコテでワンカールに

STEP2: 右サイドは斜め前に引っ張るようにコテでワンカールする

STEP3:毛束を細かく取って縦巻きに

STEP4:冷風でほぐす

<スタイリングの3つのポイント>
- ハチではなくハチの下を縦巻きにする
- 必ず冷風でほぐす
- 仕上げにオイルをなじませてツヤ感を出す
「つむじの生え癖によって日本人の9割は右サイドがハネやすく収まりづらくなっています。左右均等に収めるために、右サイドは斜め前に引っ張りながら熱を与えましょう。縦巻きは冷風でしっかりほぐすことが大事。手ぐしは束感が残るので、冷風で髪を散らしてください。仕上げにオイルをつけると、みずみずしいツヤ感のある印象に。まず毛先になじませて、最後に髪の表面や前髪を整えるのがコツです」(松本さん)。

【ハチ張り×面長を解消】「大人のゆる巻きボブ」をつくる簡単4ステップとは?
【8】上品なふんわりレイヤーで、顔を縦長に見せない!

「毛先が輪郭に沿うようなボブは骨格を強調してしまい、より顔が長く見えてしまう」と話すのは、BEAUTRIUM GINZA店 ヘアスタイリストの東田佳祐さん。「面長を目立たせないためには、顔まわりのボリューム感が大切。毛先に動きをつけることで、輪郭から目線を散らし、面長顔に見せない工夫が必要です」(東田さん)。前髪をつくるのも、面長印象の軽減には効果的なのだそう。「眉の高さで流れるようにつくると、顔の縦幅を狭く見せることができます。肌の露出を減らすことで、より小顔に見せる効果もあります」(東田さん)。のっぺり見えがちな面長顔の弱点をカバーできる、とっておきのボブスタイル。スタイリング方法が簡単なのもうれしい!
<スタイリング方法>
「ドライのときは洗い流さないトリートメントなどをなじませて。全体を乾かしたら、最後に手ぐしで引っ張りながら熱をあてるとつやとまとまりのある印象に仕上がります」(東田さん)。

STEP1:トリートメントをつけてドライ

STEP2:コテで髪の中間から毛先に大きいカールをつける

STEP3:仕上げにスタイリング剤をつける


<スタイリングの3つのポイント>
- ドライ前にトリートメントをつけてつや感アップ
- コテで巻く時は大きなカールを意識!
- スタイリング剤は少量ずつつける
「髪になじませる時は少量ずつ、各パーツにつけると失敗しません。根元につけるとペタッとした印象になるだけでなく、湿気の多い季節は汗と混じって重たくなり、ボリュームが潰れてしまいます。シルエットがキープできないので中間から毛先メインにつけましょう」(東田さん)。

面長顔の輪郭が目立たなくなる!前髪ありの「ふんわりレイヤーボブ」
「丸顔さん」に似合う前髪ありのボブ【10選】
【1】顔まわりにボリュームを出して、フェイスラインのもたつきカバー!

耳のあたりにふんわりボリュームを持たせた丸みのあるスタイル。「毛先にボリュームをもたせたAラインだと、どうしても顔の丸みが目立ってしまいます。40代、50代の女性なら、中間あたりに丸みのある菱形をつくるとバランスがきれい。あごのラインもすっきり見えます」(OMOTESANDO店長 宇賀治 智さん)。ボリューム不足の髪にも、このスタイルはおすすめとか。「頭頂部の髪を根元から立ち上げ、つぶれがちなトップに動きをもたせています。分け目をきちっとつけていないので、白髪が目立ちにくいメリットもあるんですよ」(宇賀治さん)。
<スタイリング方法>
頭頂部をふたつのカーラーで巻き、根元をふわっと立ち上げる
<スタイリングの3つのポイント>
- 菱形のシルエットになるように、中間にボリュームをもたせる
- 頭頂部の根元を立ち上げ、中間のボリュームを際立たせる
- 分け目はきちっとつけない
視線をあごのラインに近い毛先ではなく、耳から上に集めるのがポイント。「カラーリングもつむじから放射線状にハイライトを入れています。トップに動きをもたせるだけで、印象が若々しくなるので、ぜひお試しください」(宇賀治さん)。

【ボブ】頭頂部の髪を立ち上げると、フェイスラインが丸く見えない【40代女性の髪型】
【2】長め前髪をすいて軽さと毛束感を出して、丸顔をすっきり小顔見せ

おでこにかかる前髪の毛束感が、斜めラインを強調して、ここまですっきりとした印象に。さらに前髪の根元を軽く立ち上げてトップに高さを出せば、小顔効果絶大なひし形フォルムに。眉はえぐれた部分を描き足し、目との距離を縮めて。

【ミディアム・ボブ】「丸顔」がキュッと小顔になる、前髪と眉とは?
【3】丸顔カバーもできる!トレンドの外ハネスタイル

さまざまな世代から人気を集める「外ハネボブ」。40代からも「若々しい印象になれる」「ただのボブがオシャレに見える」と、絶大な人気を集めています。GARDEN aoyama デザイナーの豊田 楓さんも「丸顔カバーに一役買ってくれる」と太鼓判を押すひとり。「トップをふんわりと立ち上げながら、毛先を外ハネにして動きを出すと、全体がトレンド感のある菱形シルエットに。菱形のバランスは丸顔を小顔に見せてくれるのでとてもおすすめです」(豊田さん)。丸顔さんだけでなく、頬の張りなどが気になるベース型さんにもおすすめなのだそう。スタイリングのコツを豊田さんに聞くと、「毛先を巻きすぎると古臭く見えたり、若づくりな印象になってしまうのでバランスが大切」と教えてくださいました。それでは菱形バランスを作るスタイリング方法を詳しく解説します。
<スタイリング方法>
「トップをふんわり立たせることが大切。ペタッとしていると菱形シルエットにならず、小顔効果が半減してしまいます。毛先も巻きすぎないように注意しましょう。コテで半カール、形をつけるくらいが理想です」(豊田さん)。

STEP1:根元をドライヤーで立ち上げる

STEP2:全体の毛先を外ハネにする

STEP3:トップのレイヤー部分を内巻きに

STEP4:スタイリング剤を髪の中間から毛先にON

<スタイリング方法>
- トップはドライヤーでふんわり仕上げる
- 毛先を巻きすぎない!
- スタイリング剤を表面や前髪につけすぎない
「スタイリング剤は髪の中間から毛先につけるのがコツ。根元、もしくは表面からつけるとスタイルが潰れやすくなるので、内側から持ち上げて後ろに流すようになじませましょう」(豊田さん)。

丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」
【4】ストカールで丸顔を目立たせない美しいシルエットをキープ!

今回、MAGNOLiA OmotesandoのデザイナーのKAYOさんが教えてくれたのは、丸顔が目立たなくなる菱形シルエットのふんわりボブ。「ポイントは頭頂部のボリュームと流した前髪。トップにふんわりと高さをつけつつ、流し前髪で額に隙間を作ると、全体のフォルムがきれいな菱形になり、丸顔カバーにも効果的です」(KAYOさん)。とはいえ、ふんわり感を長時間キープするのは難しそう…。「湿度の高い梅雨の時期などに気になるのが、湿気による広がりや、クセのうねり、髪のチリつきですよね。朝セットしても夕方までスタイルをキープできないというお声も耳にします。その悩みに効果的なのがストカールです。根元のクセはストレートパーマで抑え、毛先にはデジタルパーマで動きとボリュームをプラス。スタイリングの持ちが良く、クセでスタイリングを楽しめない方や、ふんわりとしたシルエットが作れないという方、エイジング毛に悩んでいるお客様にとても好評です」(KAYOさん)。ストカールを味方につけて、梅雨時期に負けないボブスタイルを楽しんではいかがでしょうか。
<スタイリング方法>
「トップに分け目を作らないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)。

STEP1: トップの根元にドライヤーをあてる

STEP2: ハチは抑える

STEP3:毛先を握りながらボリュームアップ

<スタイリングの3つのポイント>
- 根元を起こして縦長に見せつつ、ハチの張りもカバー
- トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
- 全体のフォルムが菱形になるように意識!
「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)。

【丸顔もカバー】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ
【5】菱形フォルム+毛先パーマで小顔見え
「前髪をつくって肌の露出を減らしつつ、こめかみ部分を隠すように顔まわりにレイヤーを仕込みました。このレイヤーがシェーディングの役割になり、さらに小顔効果がアップ。菱形シルエットの髪型と肌の露出面をコントロールするカットで、よりスッキリとした印象に仕上がります」(MAGNOLiA Aoyama店 デザイナー CHINATSUさん)。
<スタイリング方法>
湿った髪にスタイリング剤をつけてパーマを最大限に出す
STEP1:濡らしてパーマを出す
STEP2:スタイリング剤をもみ込む
<スタイリングの3つのポイント>
- カットの際に菱形シルエットをつくっておく
- 髪が湿っている状態でスタイリング剤をつける
- スタイリング剤は毛先にだけもみ込む
「スタイリング剤はクリームタイプのワックスやムースワックスがおすすめ。根元ではなく、毛先部分にのみもみ込んでください」(CHINATSUさん)。
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【6】トップのボリュームと毛先のくびれで丸顔カバー
「顔まわりは頰の下あたりに毛が落ちるようにレイヤーカット。表面にもレイヤーを入れ、全体は軽くならないように質感を整えます。 パーマで襟足は外ハネ、ハチまわり(頭頂部と耳の間でもっとも出っ張っている部分のこと)は中間巻きを2回転して、縦に落ちるカールをつくり、くびれのある縦長フォルムに。前髪はやや斜めにカットしてストレートタッチで仕上げると、カジュアルで清潔感のある雰囲気になり、小顔効果も生まれます」(PearLスタイリスト・MAYUさん)。
<スタイリング方法>
ふんわり感を作って、ベルのようなくびれシルエットに
STEP1:分け目と逆側から乾かす
STEP2:根元を弱風で乾かす
STEP3:中間~毛先10cmのパーマを出す
STEP4:スタイリング剤をなじませる
STEP5:前髪をコームでとかす
<スタイリングの3つのポイント>
- トップに分け目がつかないように乾かす
- パーマを戻すときはサイドにボリュームを出すイメージでシルエットをつくる
- 毛先は外ハネにしてくびれフォルムに
「スタイリング剤は、6割くらい乾かした少しウェットな状態でつけると、柔らかいパーマの質感が出せます。難しく考えすぎず、ふんわり感を意識してみてください!」(MAYUさん)。
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【7】外ハネ×シースルーバングでこなれたおしゃれボブ
「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(apish kokubunji 店長 トップデザイナー 長谷川祐三さん)。
<スタイリング方法>
外ハネでくびれを作って、こなれて見せる!
STEP1:毛先を外ハネに乾かす
STEP2:前髪をカーラーで巻く
STEP3:外ハネに巻く
STEP4:ジグザグに分け目をとる
STEP5:オイルをなじませる
<スタイリングの3つのポイント>
- 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
- 分け目をはっきり作らない
- スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)。
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【8】アシンメトリーなレイヤーボブで上品に
「グラデーションボブベースにレイヤーを少し入れて、ボブだけど軽さのあるスタイルに。パーマは大きめのロッドで放射状に巻いて、毛先だけ動きが出るようにしています。動きをつけやすいスタイルなので、ボリュームダウンが気になる方、華やかに見せたい方にもおすすめです」(PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト 副店長 寺岡幸紘さん)。
<スタイリング方法>
パーマを出してアシンメトリーなシルエットに
STEP1:パーマを出しながら乾かす
STEP2:襟足をなでつけながら乾かす
STEP3:トップを立ち上げる
STEP4:髪全体にワックスをなじませる
<スタイリングの3つのポイント>
- ワックスでエアリー感をつける
- フォルムが出るようにメリハリをつける
- トップは分け目をつけない
「オイルはベタッとするのでNG。トップがぺたんとしないように、下から持ち上げながらワックスをつけて。最後に整えるときは、分け目をつけずアシンメトリーなシルエットを意識しましょう」(寺岡さん)。
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【9】スタイリング簡単!小顔効果のあるパーマボブ
「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(PearL スタイリスト MAYUさん)。
<スタイリング方法>
根元はふんわり、中間から毛先はしっとりでウェーブ出し!
STEP1:根元をしっかり濡らす
STEP2:髪をほぐす
STEP3:根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
STEP4:表面をねじってウェーブを出す
STEP5:スタイリング剤をなじませる
<スタイリングの3つのポイント>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
【10】うねりやボリュームダウンも解消!パーマボブ
「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールを作って動きを出しました」(MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん)。
<スタイリング方法>
自然なボリューム感と毛先の動きを重視!
STEP1:タオルドライ後、根元を立ち上げながら乾かす
STEP2:顔まわりの髪の根元をのばしながら乾かす
STEP3:毛先を濡らしたらバームをもみ込む
<スタイリングの3つのポイント>
- 前後左右に乾かして自然な立ち上がりをつける
- ハンドブローで生えグセを修正
- スタイリング剤は髪の内側からつける
「ボリューム感を出すには、髪に分け目がつかないように乾かすことが大切。そして、スタイリング剤は髪の内側からつけ、髪表面にべったりつけないようにしましょう」(RYOSUKEさん)。
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「ベース顔(四角/エラ張り)さん」に似合う前髪ありのボブ【4選】
【1】毛束で抜け感をつくり、ベース型の角ばった印象をやわらかに

「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔まわりとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔まわりを開けることも大切です。(BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリスト 中高下由真さん)。
<スタイリング方法>
顔まわりとトップはふんわり。まとまりとツヤ感はブラッシングでつくる!

STEP1:こめかみ、顔まわりの髪を起こす

STEP2:トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる

STEP3:毛並みを整えてツヤを出す

<スタイリングの3つのポイント>
- 輪郭は隠さずに出す!顔まわりはエアリーに仕上げて
- 分け目はペタッとさせずふんわりと!
- ブラッシンで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す
「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔まわりは開けるのが鉄則です」(中高下さん)。

【2】丸みのある「内巻き」で、角張った輪郭がやわらかい印象に!

「内巻きでつくった丸みが特長的なボブスタイル。レイヤーなどは入れず、毛先に厚みが出るようにカットしています。毛先をまとめることで、ダメージの目立ちを軽減できるだけでなく、髪が艶やかに。丸みをつけることで、角張った輪郭をやわらかい印象に見せることもできます」(BEAUTRIUM 265スタイリスト 勝永智基さん)
<スタイリング方法>
カールで頭頂部に高さをプラス!毛先のワンカールで菱形シルエットを実現

STEP1: 前髪と頭頂部をカーラーで巻く

STEP2: 全体の毛先をコテで内巻きにする

STEP3:スタイリング剤を毛先に揉み込む

<スタイリングの3つのポイント>
- 頭頂部のカーラーは分け目の毛流れに沿わせるように巻く
- 毛先は太めのコテでワンカール
- 毛束を多めにとって巻くと、まとまりとツヤが出る
「スタイリング剤はキープ力のあるバームとツヤが出るオイルを1:1で混ぜたものがオススメ。髪の乾燥や広がりが気になる方はオイルを少し多めにしてもいいかも。艶やかでみずみずしい印象に仕上がります」(勝永さん)。

頬骨・エラ張りを矯正できると話題!菱形シルエットの「内巻きボブ」とは?
【3】気になるエラは、存在感のあるパーマでカバー!

ドレープのように重なり合う、優雅な曲線が特長的なパーマスタイル。ツヤやかでまとまりのある華やかなスタイルに思わずうっとりしてしまいます。このスタイルを提案してくれたのは、MAGNOLiA青山店・デザイナーのCHINATSUさん。「顔が四角く見えがちなベース型さんの輪郭をシャープな印象に見せるため、存在感のあるパーマで顔周りと裾にたっぷりとボリュームを出し、頬あたりをカバーしながら全体のシルエットを菱形に調整しました。前髪にも隙間を作って抜け感をプラスすると、よりキュッと引き締まった印象になりますよ」(CHINATSUさん)。ベース型の輪郭をカモフラージュするだけでなく、エイジングによってゆるんできた顔まわりをリフトアップしてくれる効果もあるのだとか! 「湿気が気になるこれからの季節にもピッタリ。髪の広がりやうねりもこのスタイルなら活かすことができます」(CHINATSUさん)。スタイリングも簡単! CHINATSUさんがおすすめする、とっておきのパーマスタイルがこちらです。
<スタイリング方法>
「パーマの良さを最大限に活かすために、根元をドライヤーでしっかりと立たせてください。根元が立つことでカールの動きにメリハリが生まれ、パーマの立体感や軽やかな動きを一日中楽しむことができます」(CHINATSUさん)。

STEP1:ドライヤーでトップの根元を立ち上げる

STEP2:毛先から中間まで持ち上げて乾かす

STEP3:クリームワックスを握るように揉み込む

<スタイリングの3つのポイント>
- 全体のシルエットは菱形に。隙間バングで抜け感もプラス
- スタイリングで根元をしっかりと立たせる
- 立体的になるよう、パーマをしっかりと出す
「寝起きの場合は、水で髪の根元を濡らしてからドライすると、根元がふんわりと立ち上がります。スタイリング剤は手のひらに薄く、しっかりと伸ばして。伸ばさずにつけてしまうと、ボリュームダウンやベタつきの原因になるので注意してくださいね」(CHINATSUさん)。

ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「華奢見え」エレガントパーマ
【4】頭が小さく見える!外ハネコンパクトボブ
「ボブベースでカットし、カットラインを残して毛量を調節。フェイスラインの髪は頬骨が隠せる長さにして、少し段を作ると四角っぽさが軽減できます」(馬場さん)。
<スタイリング方法>
表面のウェーブは耳の高さからスタート
STEP1:前髪にマジックカーラーを巻く
STEP2:毛先を外ハネに巻く
STEP3:耳の高さにふくらみを作る
STEP4:オイルをなじませてスタイリング
<スタイリングの3つのポイント>
- キレイに巻き過ぎない
- 顔まわりの髪もしっかり巻く
- オイルはつけすぎない
「外ハネは無造作感がかわいいので、キレイに巻こうと思わなくて大丈夫。また、タイトなスタイリングですが、オイルをつけすぎてベタベタになるのはNG。軽めのオイルを少しずつ足していくイメージで、髪の内側からつけるようにしましょう」(馬場さん)。
頭が小さく見えるコンパクトボブ|ベース型はS字ウェーブでエラ張りをシャープに!
「逆三角顔さん」に似合う前髪ありのボブ【1選】
【1】シャープな逆三角形型は、「立体感」と「丸み」のあるフォルムで愛らしさを

「ボリュームゾーンを頰の位置につくることで、髪全体のシルエットが菱形になり、立体感とボリュームのある印象に。あとはブローで空気感と毛流れを与えるだけで完成します」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん)。
<スタイリング方法>
空気感と毛流れをつくるブローのやり方4ステップ

STEP1:後頭部の髪を手ぐしで前方に流しながらドライヤーを当てる

STEP2:髪全体を上下にセクショニングしたら、下段の毛束をブラシでブロー

STEP3:ストレートアイロンを毛束の中間から毛先にすべらせる

STEP4:髪を振りながらワックスをつける

<スタイリングの3つのポイント>
- 首を下げて、髪全体を前方に持っていくように乾かす
- ブローのときはブラシの正面から熱を当てる
- ワックスは髪の内側につける。左右へ振りながらつけるのが正解
「ブローでは、ブラシに髪を巻きつけるのではなく、ブラシに髪を乗せて正面から熱風を与えるだけでOK。ブラシのカーブに沿った自然な丸みで、全体のシルエットが綺麗に収まります」(神保さん)。

こけた頬がふっくら見える「神ボブ」!ブローのやり方4ステップ
前髪があるボブの「ヘアアレンジ」【3選】
【1】広がる髪を抑えられる「コンパクトハーフアップ」



「雨の日など湿度の高い日は、髪をコンパクトにまとめられるハーフアップがおすすめです。トップにボリュームが欲しいので、アレンジの仕上げに、結び目からひとつまみずつ毛束を引き出すと、自然な丸みのあるシルエットになります」(FIX-UP銀座店 店長 西村直人さん)。
<スタイリング方法>

STEP1:耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる

STEP2:束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる

STEP3:ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる

STEP4:2本の毛束の先端をアメピンで留める

STEP5:結び目を抑えながらひとつまみずつ毛束を引き出す

「耳より前にある髪は後れ毛として残しておくと、顔まわりが華やかに見えます。全部束ねてしまうとスッキリしすぎて、寂しい印象になるので耳にかけず、ふわっと垂らしておくといいですよ」(西村さん)。

【2】サイドをねじるだけでできる「上品ハーフアップ」




「顔まわりの後れ毛がパサつくと疲れた印象に見えてしまうので、アレンジの前にスタイリング剤をよくなじませて。シアバターなど柔らかいテクスチャーのものをつけると、みずみずしさ、ツヤ、束感も出すことができます」(Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん)。
<スタイリング方法>

STEP1: 右耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP2: 後頭部の中央にピンで留める

STEP3: 左耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP4: ねじった毛束を後頭部の中央でピン留めする

「後頭部の凹みが気になる方は、後頭部の毛束を少し引き出してボリュームを出すと頭の型が綺麗になります。引き出し過ぎると若作りに見えるので注意しましょう。ピンで留めた部分にヘアアクセサリーをつけても素敵です」(大久保さん)。

【3】短めボブでも華やぐ!ねじって留めるだけの「波巻きハーフアップ」




<スタイリング方法>

STEP1:頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする

STEP2: 頭頂部の髪をギザギザに取る

STEP3: まとめた髪をねじる

STEP4: ねじった毛束をピンで留める

STEP5:頭頂部の毛束を引き出す

STEP6:ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP7: ねじった毛束をゴムで結ぶ


STEP8: Uピンを使ってゴムを隠す

Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!

STEP9: 頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする

「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん)。

ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】
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- Precious.jp編集部