【目次】

入浴中に「ふくらはぎ」をすっきりもみほぐす


むくみとは、皮膚の下の組織に余分な水分が溜まった状態。運動不足だったり、ずっと同じ姿勢の状態でいると、脚を動かさないため、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく働かなくなり、特にふくらはぎがうっ滞してしまうのです。その日のむくみはその日のうちにスッキリさせるのが美脚キープの秘訣ですよ。

【STEP.1】ふくらはぎを両手でしっかりとつかんだまま足首を回す 

・バスタブに寄りかかった状態で、片足の膝をあげて、ふくらはぎを持ち上げながらしっかりと両手でつかむ。これが基本姿勢。
・そして、膝の高さはキープしながら足首をぐるっと大きく回していく。これを10回。
・反対回しも同様に10回行いましょう。
・そして位置をずらしながら、計4か所でこれを繰り返しましょう。

足首を回す時は、なるべく大きな円をぐるりと描くように行いましょう。

足首を回すときは、なるべく大きな円をぐるりと描くように行いましょう。

【STEP.2】STEP.1の体勢のまま、つま先を上げ下げする 

・STEP.1の体勢で、ふくらはぎの筋肉を両手でつかんだまま、次はつま先を上げ下げします。
・はじめにつま先をしっかりと上にあげます。

ふくらはぎの筋肉が動くのを感じるくらい、しっかり上げてしっかり伸ばすこと。

ふくらはぎの筋肉が動くのを感じるくらい、しっかり上げてしっかり伸ばすこと。

・次に、つま先をしっかりと伸ばす。これをワンセットでこれを10回行って。
・そして位置をずらしながら、計4か所でこれを繰り返しましょう。

ふくらはぎの筋肉はあまり使わないので、硬くなっている人が多いもの。触ってみるとむくみを感じる人は筋肉が硬くなっている証拠。

ふくらはぎの筋肉はあまり使わないので、硬くなっている人が多いもの。触ってみるとむくみを感じる人は筋肉が硬くなっている証拠。

【まとめ|パンパンのふくらはぎを入浴中に細くする、もみほぐしメソッド4か条】
1.長時間のデスクワークと運動不足でリンパの流れが悪くなると脚のむくみが起こる。
2.ふくらはぎの筋肉が硬くなり、血流やリンパの流れが悪くなることが原因のひとつ。
3.特に運動が苦手な人は入浴中にケアしてむくみの一掃を。
4.ふくらはぎの筋肉と脂肪にアプローチするメソッドで血流とリンパの流れを活性化するのが解決策に。

パンパンのふくらはぎを入浴中に細くする!簡単もみほぐしでスッキリ美脚に

「セルライト」もすっきり!脚の整筋メソッド


長時間のデスクワークに加えて運動不足な人は、太ももの筋肉が硬化していて気付かないうちに、むくみ&セルライトが蓄積している可能性大! 入浴中は体がしっかりと温まっているのでマッサージ効果が出やすい絶好のタイミングですし、たった36秒でむくみがすっきりして重だるかった脚がラクになりますよ。

【STEP.1】内ももの筋肉と脂肪を両手でしっかりとつかむのが基本姿勢

・バスタブに寄りかかった状態で、片足の膝を曲げて外に倒し、内ももの筋肉と脂肪をしっかりと両手でつかむ。
・これが基本姿勢。

太ももの筋肉は弱く凝り固まりやすいのですが、硬化に気がついていない人も多い。触ってみると痛い、と感じる人は硬くなっている証拠。

太ももの筋肉は弱く凝り固まりやすいのですが、硬化に気がついていない人も多い。触ってみると痛い、と感じる人は硬くなっている証拠。

【STEP.2】内ももをつかんだまま、膝を曲げ伸ばしする

・Step1の状態で内ももをつかんだまま、膝を曲げ伸ばしして内ももの筋肉や脂肪をほぐしていく。
・この曲げ伸ばしを6回繰り返します。
・さらに位置をずらしながら、3か所くらい行いましょう。反対の脚も同様に行って。

キックする感じで、しっかりと曲げ伸ばしをするのが効果をアップさせるコツ。

キックする感じで、しっかりと曲げ伸ばしをするのが効果をアップさせるコツ。

【まとめ|入浴中にむくみもセルライトもすっきりする整筋メソッド4か条】
1.長時間のデスクワークと運動不足で脚のむくみが起こりやすくなる。
2.特に太ももの筋肉が硬くなることでリンパの流れが悪化する原因に。
3.さらに太ももの筋肉の硬化は、骨盤の歪みや姿勢の悪さにもつながることも。
4.内ももの筋肉と脂肪を手でつかんで刺激する、このメソッドなら簡単にほぐせる。

36秒でむくみ脚がすっきり。入浴中にセルライトケアができる整筋メソッド

バスタイムは「レギンス入浴」を習慣に


湯船に浸かりながら、足指を気持ちよくマッサージします。
湯船に浸かりながら、足指を気持ちよくマッサージします。

毎日の生活のなかでのダイエットの黄金タイムは、なんといっても入浴時。入浴の仕方こそ、ダイエットのカギといっても過言ではありません。効果が期待できるのは、着圧レギンスを履き、お風呂に浸かりながらマッサージをする「レギンス入浴」。着圧レギンスの圧と水圧がダブルで働き、血液の巡りをよくして、ダイエットの大敵であるむくみや冷えの予防に役立ちます。お湯の温度は、38〜40℃、入浴タイムは20分ほどが良いとされています。レギンスを履いて、普段のように入浴するだけでもセルライトを解消しやすくするのですが、マッサージを行うことによって、より短期間でセルライトを解消しやすくなります。また、お風呂は食事の前に入るというのもポイント。お風呂に入ると全身に血液が巡り空腹感が緩和し、食事量を抑えることができます。

習慣化すればダイエットに繋がる「ちょこっと運動」&「マッサージ」5選

お風呂の中で行う「ツボ押し」効果的にむくみと疲れを解消!


続いての美人習慣は、ツボ押し。ツボは全身に約360か所あり、全身の筋肉、神経、血管、リンパ節、内臓などの器官の動きを促進させる位置にあるといわれています。その中でも、特に美肌に効くとされているツボを、ちょっと手があいたらツボ押しを習慣化することで、美肌に近づくそう。

まずは、ほうれい線を内側からしっかり伸ばすことを意識して! 続いて、親指と人差し指でアゴを挟むようにマッサージ。痛きもちいいぐらいの力強さで行いましょう。
まずは、ほうれい線を内側からしっかり伸ばすことを意識して! 続いて、親指と人差し指でアゴを挟むようにマッサージ。痛きもちいいぐらいの力強さで行いましょう。
アゴから耳に向かってグルグル回しながら移動! 終わったら右ひじをテーブルについて、頬骨にグーの第二関節をあて、骨を上に引き上げるようにマッサージしましょう。
アゴから耳に向かってグルグル回しながら移動! 終わったら右ひじをテーブルについて、頬骨にグーの第2関節をあて、骨を上に引き上げるようにマッサージしましょう。
少し手を開いて、ゴリゴリとした触感がなくなるまでマッサージ! 骨の部分をしっかりと持ち上げるように。
少し手を開いて、ゴリゴリとした触感がなくなるまでマッサージ! 骨の部分をしっかりと持ち上げるように。
最後は、首から脇の下にリンパを流していきます。
最後は、首から脇の下にリンパを流していきます。

「ツボ押しは、例えば事務仕事をしている方などは、仕事が一段落した地点で、顔や目のツボを押したり、ご自身のライフスタイルに合わせて取り入れると、続けられると思います。まず、お顔に関しては化粧の上からでも押すことができるため、目や顔のツボ押しを少ししていただくだけでも疲れがとれ、緊張がほぐれます」(美容家 朋原エミさん)。

さらに、効果的なのは入浴タイムを使ったツボ押しだそう。「時間のある時は、お風呂に浸かりながらツボ押しをするのもよいです。水圧により、血行がよくなった上に、ツボを刺激するとWの効果で、むくみがとれ疲れて硬くなった筋肉もほぐれ、スッキリ! また、足などのツボ押しやマッサージに関しては、お風呂上がりにオイルをつかって、ながしながらツボを押してあげるのもよいです。とにかく、時間があったら押す習慣! 私はウォーキング時にもツボ押しを取り入れています」(朋原さん)。「手が空いたらツボを押す」を合言葉にしていきましょう!

いくつになっても最高の自分でいられる!死ぬまでキレイが続く「美人の小さな習慣」5選

「リンパマッサージ」はお風呂で行うのもおすすめ!


リンパマッサージは体の中心に向かって行うのがポイント。
リンパマッサージは体の中心に向かって行うのがポイント。

最近はリンパマッサージを行うサロンなども増えていますよね。実はこのリンパマッサージも、自宅でできる気軽なデトックス方法のひとつです。リンパ管は、体で不要になった老廃物などを流す下水道のような働きをしているのです。このリンパの流れを促すことで、毒素を排出するというものです。首の付け根から肩に向かって下に押したり、ひざ裏から太ももに向かって押したりと、体の末端から中心に向かって流すようにマッサージしていくのがポイントです。顔のたるみや足のむくみに対して効いている実感がわかりやすく、効果が出やすいので続けやすいのもうれしいですね。お風呂などで体を温めながらやるのもおすすめです。

体に毒素が溜まるとどうなる?自宅で毎日できる「デトックス」習慣5つ

お風呂で手軽にできる「若返り整筋ケア」太もも・腰・骨盤


お風呂の中は浮力がきくため、足の上げ下げもスムーズに行えます。時間がないときは、どれかひとつをやるだけでもOK。実際にやってみると揉みほぐれて、下半身が軽くなったような気がします。

【1】脚のゆがみを改善する

ふくらはぎの筋肉に圧をかけながら、足首の動きを使ってほぐします。筋肉を柔軟にしてバランスを整えれば、リンパの流れもスムーズになりますよ!

脚のゆがみを改善する。
脚のゆがみを改善する。

足首をぐるっと大きく回しながらふくらはぎの筋肉をつかんでほぐす

・湯船で片方のふくらはぎを持ち上げ、両手で筋肉をしっかりつかみます。
・そのまま、ひざの高さはキープして足首をぐるっと大きく回していきましょう。
・反対回りも同様に10回ずつ回します。
・この動作を、つかむふくらはぎの位置をずらしながら計4か所の位置で繰り返します。
・もう片方の脚も同様に行ってください。

ふくらはぎの筋肉に圧をかけながら、足首の動きを使ってほぐしていきましょう。筋肉を柔軟にしてバランスを整えれば、リンパの流れもスムーズに。
ふくらはぎの筋肉に圧をかけながら、足首の動きを使ってほぐしていきましょう。筋肉を柔軟にしてバランスを整えれば、リンパの流れもスムーズに。

「ひざ下の筋肉は、姿勢の傾きを受け止めてバランスをとるために左右差が出やすい部分。動かしながらゆるめて筋肉のクセをとり、末端にたまった血液やリンパを押し流すポンプ機能を高めます」(アンチエイジングデザイナー 村木宏衣さん)。足首を回すときは、横方向にもしっかり倒すのがポイントとのこと。ふくらはぎの筋肉・腓腹筋を大きく動かすことで、手でつかんだ部分のほぐし効果がアップしますよ。

【2】むくみ脚をリセット

内もものなかでも特に衰えがちなのが、ひざを伸ばすときに働く筋肉。ひざの屈伸を使ってケアします。これにより、立ち姿勢が楽になる効果も!

むくみ脚をリセット。
むくみ脚をリセット。

内ももの筋肉と脂肪をつかみ、ひざの曲げ伸ばしで刺激する

・はじめに、片方のひざを曲げて外に倒し、両手の4本指と親指を大きく開いて内ももをしっかりつかみます。
・そのままひざを曲げ伸ばしして、内ももの筋肉や脂肪をほぐしていきましょう。
・この動作は、つかむ位置をずらしながら片脚で4か所、各10回ずつ行います。
・片足が終われば、反対の脚も同様に行ってください。

足を曲げた状態で内ももを両手でつかみましょう。
足を曲げた状態で内ももを両手でつかみましょう。
内ももをつかんだまま、ひざの曲げ伸ばしを10回繰り返します。
内ももをつかんだまま、ひざの曲げ伸ばしを10回繰り返します。

「多くの人が内ももの筋肉をうまく使えずに、硬直してそけい部につながるリンパの流れを滞らせています。筋肉の柔軟性を取り戻すと、脂肪がたまりやすい部分の代謝を高める効果も期待できます」(村木さん)。入浴中、太ももの裏側を両手でつかんで、ひざを曲げ伸ばしするだけ。根本からふくらはぎにかけて、順番にほぐしていくのがベストです。このケアで、太ももの内転筋にアプローチできます。

【3】骨盤のねじれを調整する

硬くなったお腹と骨盤まわりの筋膜を、揺らす動きでリリースします。ぜい肉ごとしっかりほぐし、脂肪の分解が促される一石二鳥の効果も!

骨盤のねじれを調整する。
骨盤のねじれを調整する。

ひざをパタパタ倒しながら、硬いお腹をほぐす

・体勢は、湯船にもたれかかり、両ひざを立てた姿勢からスタート。
・両手の親指と4本の指で脇腹を深くつまみ、ひざをそろえて左右にパタパタ倒します。
・この動作は、1か所につき10往復が目安です。
・脇腹をつかんだ手の位置を横にずらしながら繰り返し、10か所くらいに分けてお腹をまんべんなくほぐしていきましょう。

両ひざを立てた状態で脇腹のお肉を深くつかみます。
両ひざを立てた状態で脇腹のお肉を深くつかみます。
ひざをそろえながら、左右に10回ずつ倒していきましょう。
ひざをそろえながら、左右に10回ずつ倒していきましょう。

「硬くなったお腹と骨盤まわりの筋膜を、揺らす動きでリリースしていきます。ぜい肉ごとしっかりほぐし、脂肪の分解が促される一石二鳥の効果も期待できますよ」(村木さん)。こちらのケアでは、姿勢を支える体幹部にあって、硬くなりがちなお腹の筋肉・外腹斜筋をゆるめてくれます。表層で左右の骨盤につながる筋膜をリリースしながらねじれや傾きを調整することで、骨盤まわりがスッキリしますよ。

一生疲労感に悩まされない!お風呂の中で手軽にできる「若返り整筋ケア」習慣

お風呂で使えるおすすめのマッサージグッズ


【1】ヤーマン「アセチノディープコア」

ヤーマン アセチノディープコア ¥16,280
ヤーマン アセチノディープコア ¥16,280

二の腕、お腹周り、ヒップから太もも…なかなか落ちない気になるあのお肉には「アセチノディープコア」がおすすめ。エステの手技「揉み出し」「ひねり上げ」「押し流し」といったハンドテクニックがこれ1台で簡単にかなう特殊形状のローラを搭載。しかも、この3つのケアを同時に行うことができるから効率的に時短ケアがかなう、と人気アイテムに。寝る前やテレビを見ながらはもちろん、防水仕様*1でお風呂でも使えるのでちょっとした時間から本格的な全身ケアまで、ライフスタイルに合わせて気軽に使用できるのも魅力のひとつ。

*1 IPX=推進1mのところで30分浸水した状態でも商品内部に浸水がなく、製品としての性能を保持できること

\エステで人気のLED搭載/

左はLOモード(BLUE)、右はHIモード(RED)
左はLOモード(BLUE)、右はHIモード(RED)。

エステでも人気のLEDを搭載することで、HIとLOの2段階で調節可能な回転速度がひと目でわかります。しかも、アタッチメントが左右逆回転も可能なので、常に新鮮な刺激をお肉に与えることができます。そして、ボディだけではなくフェイスにも使用可能。肌に吸い付くようにフィットするフェイス用アタッチメントもセットされているので、全身くまなくケアできます。

ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ

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この記事の執筆者
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