【目次】
- 40代におすすめのショート・前髪あり【6選】
- 40代におすすめのショート・前髪なし【6選】
- 面長におすすめのショート【9選】
- 丸顔におすすめのショート【12選】
- ベース型(四角/エラ張り)におすすめのショート【7選】
- 逆三角型におすすめのショート【3選】
- ショートのヘアアレンジ【3選】
40代におすすめのショート・前髪あり【6選】
【1】ボリューム・ツヤ・白髪カバーが全て叶う、40代の神ショートボブ
\apish omotesandoの黒山慶司さんがレクチャー!/
この髪型にする前は、前髪はとても長かった多田隈さん。「前髪が長いと重みのせいでおでこに貼り付いて、立体感が出せないんです。短くすると丸みが出せるので、立ち上がりもつくりやすくなり、ボリューム感も生まれます」(apish omotesando 店長・黒山慶司さん)
<スタイリング方法>
ふたつに分けたトップ毛束を前と後ろに巻いて丸みをつける
<STEP.1>頭頂部を前後ふたつの毛束に分け、ストレートアイロンで前側の毛束の毛先を内巻きに
<STEP.2>頭頂部の後ろ側の毛束の毛先を巻く
<STEP.3>髪を揉み込むようにしながらワックスをなじませる
<STEP.4>手ぐしで髪を整える
<スタイリングのコツ3か条>
- ボリューム不足を解消するには前髪を長くしない
- 全体的なシルエットを丸くし、頭頂部は根元を立たせる
- ワックスは髪の表面ではなく内側からなじませる
「スタイリング剤を髪の表面にのばすと、重みでペタ~ッとなってしまうので、立ち上がりをつくりたい根元を中心になじませると失敗しません」(黒山さん)
ボリューム・ツヤ・白髪カバーが全部叶う!大人のための「神ショートボブ」
【2】ボリュームは残しつつ、広がりを抑える!こなれ感のある小顔ショート
\ACQUA aoyamaの伊藤和明さんがレクチャー!/
髪が硬く、1本1本がしっかりしているため、サイドからはち周りにかけてブワッと膨らみやすい本庄さんの髪。「ショートスタイルはどうしても耳のあたりがもたつきやすいもの。耳の周りは2㎝ほど短くカットしています。これでフェイスラインがキュッと締まって見える効果もあるんですよ」(ACQUA aoyama ディレクター・伊藤和明さん)
<スタイリング方法>
トップの髪を握るようにして根元を立たせ、毛流れを整える
<STEP.1>バームを両手のひらにのばし、髪をかき上げるように下からなじませる
<STEP.2>トップの根元を立ち上げるように髪を握り、コームで前髪の毛流れを整える
<スタイリングのコツ3か条>
- はち周りやサイドの髪は抑え込まない
- スタイリング剤はたっぷり使う
- 分け目はつくらず、頭頂から放射状に自然な毛流れをつくる
分け目をつくると白髪が目立ちやすくなるもの。「トップから放射状に前髪が落ちるように毛流れを整えると、分け目のないスタイルになります。生え際の根元も見えにくくなるので白髪対策にもぴったりです」(伊藤さん)
小顔とこなれ感を叶える、トップにボリュームをもたせた「大人ショート」
【3】広がる髪を抑え「ツヤ」も出る! コンパクトな菱形ショートボブ
\KAYAK by HONEYの小室里奈さんがレクチャー!/
乾燥しやすい髪質のため、パサついて広がりやすい露久保さんの髪。「広がりを抑えるには重さも必要なので、はちより上を中心にレイヤーを入れています。全体の毛量が多いと雰囲気が重たくなるので、ちょうど頬骨の高さにくる髪をふわっとさせ、裾を引き締める菱形のシルエットをつくると、軽さと動きが生まれます」(KAYAK by HONEY デザイナー・小室里奈さん)
<スタイリング方法>
カールアイロンで毛先を内巻きにして動きをつくる
<STEP.1>ヘアクリームを内側から髪をかき上げるようになじませる
<STEP.2>前髪の毛先をワンカール内巻きにする
<STEP.3>はちより上の髪を毛先だけワンカール内巻きに
<STEP.4>前髪の流れをつくるように毛先だけにクリームをなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪を長めに残して、毛先に動きをつくる
- 頬骨の高さをふわっとさせて菱形シルエットをつくる
- スタイリング剤は髪の表面ではなく内側になじませふんわり感をつくる
「髪にツヤ感が欲しいからといって、髪表面にクリームやオイルをなじませるとスタイリング剤の重みでペタ~っとなってしまいます。内側からふんわり感を出しすためにクリームをなじませたら、ツヤ感は前髪にあれば十分です」(小室さん)
パサつく髪もツヤが出る! 丸みのある「大人向けショートボブ」
【4】顔まわりとトップにレイヤーを入れ動きを出した、すっきり小顔ショート
\Velvet on the BeachのNOBさんがレクチャー!/
髪が細くてうねりやすく、特に耳のあたりが膨らみやすい遠藤さん。「全体的なボリュームはちょうどいいのですが、トップだけペタンコになりやすい髪質です。レイヤーを入れて動きを出すスタイルがおすすめです」(Velvet on the Beach 店長・NOBさん)
<スタイリング方法>
髪を引っ張りながらドライヤーをあててツヤを出す
<STEP.1>手ぐしで髪を引っ張りながらドライヤーをあてる
<step.2>毛束の中間から毛先に向けてストレートアイロンを通す
<STEP.3>頭頂部の毛束を後ろ向きに太めのカーラーで巻く
<STEP.4>前髪を上下2層に分けそれぞれを細めのカーラーで巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- トップと顔まわりにレイヤーを入れて、フェイスラインをすっきり見せる
- 髪を引っ張りながらドライヤーで乾かしてツヤを出す
- 頭頂部と前髪をカーラーで巻いて全体のシルエットに丸みを持たせる
「ちょうど耳のあたりにボリュームゾーンをもってくるとフェイスラインが引き締まって見えます。そのためにも、後頭部と前髪に自然な丸みは必要です。頭頂部は太めのカーラーで、前髪は細めのカーラーで巻くと立体的なスタイルが簡単につくれます」(NOBさん)
マスク着用でもモタつき感なし! 小顔に見えるすっきりショート
【5】「太くて多い髪」でも膨らまないショートボブ
\suiの中西雄二さんがレクチャー!/
1本1本が太くて硬い髪質で、毛量も多い中村さんの髪。「毛量を抑えるために髪をだいぶ剥いています。ただ、根元から剥いてしまうとよけいに広がってしまうので、ミドルゾーンとフェイスラインを中心に毛量を抑えています。毛先を軽くしておくと、スタイルに動きが出て重たい印象がなくなります」(sui 副店長・中西雄二さん)
<スタイリング方法>
膨らみやすいはち周りを重点的に抑え込む
<STEP.1>ドライヤーを上からあてながら手ぐしで抑え込む
<STEP.2>頭頂部の髪を真上に持ち上げ、毛先だけ内巻きにする
<STEP.3>襟足の髪をカールアイロンに挟み、毛先を外巻きに
<スタイリングのコツ3か条>
- 膨らみやすい部分はドライヤーでつぶす
- トップの毛束を根元から立ち上げて後頭部の膨らみをつくる
- 襟足の髪を外ハネにしてシルエットにメリハリをつくる
「シルエットにメリハリがないと、のっぺりとしてよけいに頭でっかちな印象になってしまいます。後頭部を膨らませる、襟足を絞って毛先だけ跳ねさせるなど、メリハリをつくるようにスタイリングしてください」(中西さん)
【6】うねりを味方に!「クセ毛」をふわっとカールに変える魔法のショートヘア
\ACQUA omotesandoの武藤希実彦さんがレクチャー!/
うねりやすく、根元から立ち上げるスタイリングをしてもするにペタ~ッとなってしまう小口さんの髪。「ボリュームがほしい頭頂部あたりにレイヤーを入れ、襟足をタイトにまとめてメリハリをつけています。うねりやすい髪の場合、クルッとCカールを描く部分でカットすれば毛先が内巻きになるので、まとまりやすくなります」(ACQUA omotesando スタイリスト・武藤希実彦さん)
<スタイリング方法>
ドライヤーを根元からしっかり当て、メリハリスタイルをつくる
<STEP.1>襟足の髪を毛流れに沿って、なで付けるようにドライヤーを当てる
<STEP.2>頭頂部の髪の根元を起こしながら、根元にドライヤーを当てる
<STEP.3>両手のひらにワックスをのばし、毛先を握るようにしてなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- うねりのCカールを生かしてカット
- 自然乾燥を避け、必ずドライヤーで根元から乾かしてツヤを出す
- 濡れているうちにオイルをなじませてから乾かし、ふんわり感をつくる
うねりを増長するのが自然乾燥。必ずドライヤーの熱を利用して根元から乾かすこと。「そのとき、オイルをなじませておくと、ドライヤーの熱から髪を守ってくれるのはもちろん、保湿しながらツヤ感もプラスできます」(武藤さん)
悩んでいたクセ毛をいい感じの「ふわっとカール」に変える魔法のショートヘア
40代におすすめのショート・前髪なし【6選】
【1】トップのボリューム不足と白髪をカバー!前髪を長めに残したショートボブ
\kakimoto arms SHINJKUの中島健之さん、赤松初美さんがレクチャー!/
1本1本が細くて柔らかいので、ボリュームが出にくい田口さんの髪。「前髪を長く残して女性らしさを出しつつ、後ろはグッと短くして締めています。ボリュームが欲しい頭頂部はレイヤーをしっかり入れて立ち上がりやすいようにしました」(kakimoto arms SHINJKU スタイリスト・中島健之さん)
「田口さんは生え際に白髪が多いので、白髪が伸びてきても気にならないように、後ろよりも明るい色に染めています。日にちが経つと退色するカラーと白髪の伸びるタイミングを考えて染めると、ショートの方でも2ヵ月はもつんですよ」(kakimoto arms 新宿店 カラースペシャリスト・赤松初美さん)
<スタイリング方法>
太めのカーラー3個で頭頂部を巻いて根元を立たせる
<STEP.1>分け目をまたぐように毛束をつかみ、根元にドライヤーをあてる
<STEP.2>直径32~36㎜の太めのカーラー3本で頭頂部をリバース巻きに
<スタイリングのコツ3か条>
- レイヤーはハチより上に入れて、頭頂部の根元を立ち上がりやすくする
- 頭頂部のボリュームは、生え際から3本のカーラーで巻いて根元を立たせる
- 生え際の白髪を目立ちにくくするには明るめのハイライトを入れる
「注目のハンサムルック。前髪を長く残した前下がりのボブスタイルにすることで、女性らしさを出しています。その分、襟足を引き締めてメリハリを作るとフェイスラインも締まって見えます」(中島さん)
トップのボリューム不足と白髪を上手くごまかす「ショートボブ」
【2】たった5分で簡単ボリュームアップ!トップにパーマをかけた「時短」ショートボブ
\DIFINO aoyamaの山口祐亮さんがレクチャー!/
全体的に柔らかく髪が細いため、ボリュームが出にくい山口さんの髪。「トップにパーマをかけておくと立ち上がりがつくりやすくなるんですよ。毛先をワンカールするようにかけると、膨らみやすいはち周りが抑えられます。はち周りが抑えられる分、トップの立ち上がりが際立つのでボリューム感が表現しやすくなります」(DIFINO aoyama店長・山口祐亮さん)
<スタイリング方法>
根元を立たせるように乾かし、襟足は抑えてメリハリをつくる
<STEP.1>指の腹で地肌を擦るようにドライヤーで乾かす
<STEP.2>手ぐしで髪を下からかき上げて根元を立たせる
<STEP.3>サイドの髪は耳にかけてコンパクトにまとめる
<スタイリングのコツ3か条>
- トップを根元から立ち上げて老け見え印象を避ける
- トップにパーマをかけてはち周りのボリュームを抑える
- 襟足を引き締めてスタイルにメリハリをつくる
「トップにボリュームがほしい、という方は分け目をセンターにしないで、左右どちらかに寄った方がいい。片側が盛り上がるので、その分ボリューム感が出せます。パーマをかけたくない方も、スタイリングするときは、ハチ周りをつぶすように気をつけるだけで、トップにボリュームが出たように見えますよ」(山口さん)
たった5分!簡単にボリュームアップできる「時短ショートボブ」
【3】立体感のある長め前髪で、ショートヘアでも「ツヤ」を表現
\pinceauの山岸亜由美さんがレクチャー!/
髪が太く毛量が多いため、広がりやすい佐野さんの髪。「毛量の調整は表面ではなく、内側ですいて、ツヤ感が出るようにします。レイヤーは後頭部に入れて、膨らみが出るようにカットすると、メリハリのあるスタイルになります」(pinceau 代表・山岸亜由美さん)
<スタイリング方法>
分け目の髪を立たせるのがポイント
<STEP.1>頭頂部の毛束はカーラーを縦にして根元を分け目側に倒しながら巻く
<STEP.2>つまんだ髪を分け目側に倒しながらハードタイプのスタイリング剤をスプレー
<スタイリングのコツ3か条>
- 髪のボリューム調整は内側で行い、表面はすかない
- 白髪の生えぎわを隠すには分け目の根元を立たせるスタイリングを
- 後頭部にレイヤーを入れてメリハリのアルシルエットをつくる
髪を根元から立たせるにはハードタイプのスプレーが便利。山岸さんのオススメは『ロレアルプロフェッショナル・エルネットピュール』¥1,320(ロレアル)。「粒子が細かくてふわっと仕上がるので、1本あると便利ですよ」(山岸さん)
【4】「硬くて太い髪質」でも軽さが出る、前下がりのショートボブ
\DIFINO aoyamaの山口祐亮さんがレクチャー!/
硬くて太い髪質で、頭のはちが張っているためよけいに広がりやすい中村さんの髪。「はちから下が広がりやすいと、ちょうどその上あたりがへこんでしまうんです。そうなると、どうしてもトップにボリュームが出にくくなります。髪の表面にレイヤーを入れて動きが出るようにして、さらに後頭部に丸みが出るように形をつくっておくと、スタイリングもしやすくなりますよ」(DIFINO aoyama 店長・山口祐亮さん)
<スタイリング方法>
トップの毛束を前後左右に揺らしながらブローしてボリュームを出す
<STEP.1>頭頂部の髪を握り、前後左右に揺らしながらドライヤーをあてる
<STEP.2>ストレートアイロンを根元近くから毛先までさっと通してツヤを出す
<STEP.3>髪をかき上げるようにしてスタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- いつも同じ分け目にせず、スタイリング前はニュートラルな状態にすること
- 全体のシルエットが菱形になるよう形づくる
- スタイリング剤は表面からつけず、内側から大胆になじませる
「スタイリング剤を表面からつけると、せっかくボリュームを出した髪がつぶれてしまいます! かき上げるようになじませてください。こまごまとスタイリング剤をつけると、形をつくりにくいので、大胆になじませると失敗しません」(山口さん)
【5】「猫っ毛」でも簡単!ふんわりショートボブ
\DIFINO aoyamaの山口祐亮さんがレクチャー!/
髪が細く柔らかい寶玉さんの髪。「スタイリングをしてもすぐに寝てしまう髪質なので、スライドカットで内側から立ち上がりやすいようにしています。また、表面を短くするとつやが出にくくなるのでレイヤーを入れず、すべて内側で調整しています」(DIFINO aoyama 店長・山口祐亮さん)
<スタイリング方法>
頭頂部の後ろ寄りの髪を巻いて根元を立ち上げて菱形をつくる
<STEP.1>地肌をこすりながらドライヤーを根元にあてる
<STEP.2>くるくるドライヤーで頭頂部の後ろ寄りの毛束を内巻きに
<STEP.3>ワックスを髪の中間から毛先にかけてなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 全体のシルエットを菱形に近づける
- 頭頂部の真ん中ではなく後頭部寄りの根元を起こす
- スタイリング剤はバームではなくワックスでスタイルをキープ
「バームはつやは出るのですがテクスチャーが重いので髪がペタッとなります。ワックスの方がふんわり感を1日キープできます」(山口さん)
山口さんのお勧めは、『ザ グルーミング ワックス』750750(資生堂プロフェッショナル)。「メンズ用なんですが、これは軽くて使いやすい。お勧めです」(山口さん)
猫っ毛でもふんわりとした華やかな印象になれる「ショートボブ」
【6】40代の古臭くないパーマスタイルは、「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」が正解
\ZACC raffineの湯淺星悟さんがレクチャー!/
「ベースは台形フォルムの顎ラインボブ。全体的に軽くしてしまうとカジュアルになりすぎるので、毛先の方に少し重さと量を残し、台形にカットしています。表面の髪を短くカットし、レイヤーを入れているので、パーマをかけた時に根元から立ち上がります」(ZACC raffine 店長・湯淺星悟さん)
<スタイリング方法>
ワックスをもみ込んで前髪を立たせるだけ!簡単3ステップ
<STEP.1>水分を含ませてパーマを出す
<STEP.2>前髪とフロントの髪を熱風で立ち上げる
<STEP.3>全体にワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ3か条>
- まずはパーマをしっかりと出す!
- 前髪は大袈裟なくらい立ち上げてよし!
- ワックスは多め。根元からしっかりともみ込む
「朝はパーマが潰れてしまっていることが多いので、まずは水分を与えてしっかりとウェーブを出しましょう。前髪とフロントは上にひっぱりながら根元にドライヤーを当てると立ち上がります。大袈裟なくらい立ち上げておくと、潰れにくく持ちもよくなります」(湯淺さん)
【古臭くない40代のパーマスタイル】正解は「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」
面長におすすめのショート【9選】
【1】面長さんのショートは「自然な丸み」と「前髪」がポイント
\MINX銀座五丁目店の花渕慶太さんがレクチャー!/
「アンダーセクションをレイヤーベースでカット。ミドルにグラデーションカットで丸みをプラスし、トップはクセに合わせてレイヤーを入れボリュームアップ。全体に丸みをもたせるカットなので、頭のかたちもキレイに小さく見せることができます」(MINX銀座五丁目店 代表・花渕慶太さん)
<スタイリング方法>
トップにボリュームを出し、襟足はタイトにして美フォルムに
<STEP.1>全体を根元から前方向にドライ
<STEP.2>前髪にマジックカーラーを巻いてふんわりと
<STEP.3>カールドライヤーで全体にツヤを出す
<STEP.4>オイルスタイリング剤を毛先中心になじませる
<STEP.5>ヘアスプレーをふきかける
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪がふんわり流れるようにカーラーを巻く
- カールドライヤーは巻くのではなく、梳かす
- トップはボリュームを出し、襟足はタイトに仕上げる
「コーム付きのカールドライヤーは、熱を当てながら梳かすことで、毛流れを作りながら髪にツヤを出す効果も」(花渕さん)
【2】サイドにボリュームを持たせた「菱形」シルエットで面長がシャープな小顔に!
\RamieGINZAの加藤貴大さんがレクチャー!/
「ショートレイヤーベースで、毛先の質感をスライドカットでつくっています。全体的に毛量を取ってしまうと貧相に見えてしまうので、毛先だけニュアンスが出る程度に調整し、菱形シルエットに。スタイリングの最後に片サイドの内側を耳にかけると抜け感ができるのでオススメです」(RamieGINZA 代表・加藤貴大さん)
<スタイリング方法>
頭頂部に高さを出してワックスをもみ込むだけ!
<STEP.1>頭頂部をマジックカーラーで巻く
<STEP.2>中間から毛先を握るようにワックスをもみ込む
<STEP.3>内側の髪を耳にかける
<スタイリングのコツ3か条>
- マジックカーラーで巻いたら10分以上放置する
- ワックスは根元や表面からつけない
- 耳にかけるのは内側の毛束だけ!
「サイドを耳にかけるときは、内側の毛束だけにしましょう。表面やこめかみもかけてしまうと、きっちりとしすぎた印象に。老け見えの原因になります」(加藤さん)
面長顔がシャープな小顔に激変! 菱形シルエットのショートヘア
【3】丸みのあるフォルムで縦長印象を緩和!リフトアップ効果も期待できる「前下がり」のショートボブ
\Cocoon 銀座店のSHUNさんがレクチャー!/
「前下がりベースのショートスタイル。トップとバックはレイヤーを入れて下段と切り離すことで、動きのある毛束を作っています。もみあげ、トップ、バック、前髪の毛先に、ワンカールのホットパーマをかけ、柔らかな毛流れとふんわり感を出しました。これだけでスタイリングが断然ラクになります」(Cocoon 銀座店 スタイリスト・SHUNさん)
<スタイリング方法>
横に広げすぎないのがポイント!後頭部の丸みでスタイリッシュに
<STEP.1>根元を起こしてドライ
<STEP.2>ワックスを根元からなじませる
<STEP.3>ふんわりと整える
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元がつぶれないようにブロー&スタイリングを
- 毛先にワックスをつけすぎない
- 後頭部はふわっとさせる
「とくに髪が細く柔らかい人は、ワックスをつけすぎるとそれだけでボリュームダウンしてしまいます。あくまで根元を起こすことを意識して、毛先にはあまりつけなくてOKです」(SHUNさん)
【4】トップとサイドにボリュームを出し、襟足は引き締める!この「メリハリ」が面長を小顔に
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/
ボリュームが出にくく、ペタッとなりやすい髪質の西原さん。
「トップに動きが出るよう、つむじ周りを短くカット。サイドにもレイヤーを入れて、ペタッとしがちな髪質でもボリュームが出るように工夫しています。顔まわりと襟足をスッキリと抑えることで、トップとサイドのボリュームがより際立ちます」(ZACC raffine スタイリスト・賀山博之さん)
<スタイリング方法>
襟足を抑えるとメリハリがより際立つ!
<STEP.1>カーラーで頭頂部にボリュームをプラス
<STEP.2>前髪もカーラーで巻く
<STEP.3>ワックスを全体に揉み込む
<STEP.4>襟足を抑えてメリハリを
<スタイリングのコツ3か条>
- 頭頂部をカーラーで巻く時は根元からしっかりと!
- スタイリング剤は髪を握るように揉み込む
- 襟足は必ず抑えてタイトに!
「スタイリングの前に、髪の根元を起こすように乾かしておくと、よりふわっとした印象に。襟足を抑えたときに、よりメリハリが生まれます」(賀山さん)
面長顔をキュッと小顔に!簡単4ステップで作る神ショートヘアとは?
【5】サイドにボリュームを作りつつ襟足はタイトに!「メリハリ」小顔ショート
\PEEK-A-BOO NEWoMan新宿店の栗原貴史さんがレクチャー!/
「襟足は刈り上げに近いくらい短くカットして、首元やデコルテはスッキリと。ベースがマッシュなので襟足をタイトにするだけでもメリハリができます。マッシュの場合、何もしないときっちりと収まった印象になりがちなので、毛束をランダムに動かすのがポイント。トップとサイドにボリュームが生まれ、面長顔の欠点を目立たせません」(PEEK-A-BOO NEWoMan 新宿店 店長・栗原貴史さん)
<スタイリング方法>
使うのはドライヤーとブラシだけ!簡単3ステップ
<STEP.1>根元を指のひらでこすりながらドライヤーを当てる
<STEP.2>つむじ周りをブローする
<STEP.3>襟足を抑えてメリハリをつける
<スタイリングのコツ3か条>
- 髪全体の根元をしっかりと起こす
- トップ、つむじ周りはボリュームを出す
- 襟足はタイトに収めるとシルエットにメリハリができる
「束感が足りない時はワックスを全体に揉み込んで。キープ力のある固めのワックス(親指の爪くらい大きさ)を手のひらになじませてから髪全体にしっかりと揉み込みましょう。襟足が浮きやすい方もワックスで押さえてみて」(栗原さん)
【6】さりげないのにこなれた感じ!ニュアンスパーマで作る「束感」ショート
\RamieGINZAの新谷千絢さんがレクチャー!/
「ベースはマニッシュショート。トップは束感でボリュームを出しながら、襟足はスッキリとカットし、全体のシルエットが菱形になるように調整しています。色味も大切で、髪の束感が映えるように、透明感とツヤが出るラベンダーブラウンでカラーリング。やわらかい色みで肌なじみもよく、40代以降の女性にぜひ試していただきたいです」(RamieGINZA デザイナー・新谷千絢さん)
<スタイリング方法>
指で毛束をつまんでねじるだけの簡単3ステップ
<STEP.1>ワックスを髪全体に揉み込む
<STEP.2>頭頂部をランダムにつまんで束感をつくる
<STEP.3>つまむようにシアバターをつけて束感をプラス
プラスα:サイドの髪を耳にかけるとより垢抜けた印象に!
<スタイリングのコツ3か条>
- スタイリング剤は髪の表面に揉み込む
- 束感は指でつまんで丁寧につくる
- 耳にかけると愛らしい印象に!
「スタイリング剤を付け足しながら使うと、全体的にウェットで重たい印象になってしまいます。髪がベタベタしていると清潔感のない印象になってしまうので、スタイリング剤は付け足ししないで」(新谷さん)
【7】ショートの丸みと柔らかさで面長カバー! 小顔が叶うメリハリショート
\kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店の西本寛之さん、馬場千尋さんがレクチャー!/
「前上がりのショートベース。トップに高さが出ないように、レイヤーは少なめに。サイドに厚みを残すため、梳き過ぎないようにしています」(kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店・西本寛之さん)
「白髪染めはせず、ハイライトで白髪をぼかしています。ベースとハイライトのコントラストがつくと強い印象になるので、柔らかく見える明度差に。ハイライトは色を抜き過ぎると、パサつきとまとまりにくさにつながるので注意して調整しています」(カラーリスト 馬場千尋さん)
<スタイリング方法>
「ポイントは、乾かす時にもみあげの根元をしっかり立ち上げること。横にボリュームを出すイメージでスタイリングしましょう。前髪はリバースに巻くとおしゃれです」(西本さん)
<STEP.1>もみあげを立ち上げてドライ
<STEP.2>全体の毛先を内巻きにする
<STEP.3>前髪をリバースに巻く
<STEP.4>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目をつけすぎない
- 襟足やこめかみはタイトに
- 直毛の場合はパーマやアイロンでカールをつける
「面長さんはシャープな印象になりやすいので、髪にカールをつけると印象がやわらぎます。サイドはふんわりと、襟足&こめかみはタイトに。メリハリを作ると小顔に仕上がります」(西本さん)
ショートの丸みと柔らかさで面長カバー!小顔が叶うメリハリショート
【8】40代・面長の「頬こけ」は、髪に丸みと柔らかさをプラスしてカバー!
\PEEK-A-BOO NEWoMan新宿の栗原貴史さんがレクチャー!/
「丸みのあるグラデーションカットで、襟足は締めすぎず、もみあげは少し長めに残しています。頬の高さにボリュームを出して、横から見ても後ろから見ても美しくなるようにカット。ブロックカラーで立体感をプラスすれば、さらに柔らかな雰囲気に!」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿・栗原貴史さん)
<スタイリング方法>
「ふんわり感が大切ですが、乾燥してボワッと膨らんでいるように見えるのはNG。細い毛束を巻いて動きを出しつつ、オイル+ワックスでしっかりボリュームコントロールを」(栗原さん)
<STEP.1>トップは根元を起こしてドライ
<STEP.2>サイドも根元に風を当ててドライ
<STEP.3>ストレートアイロンで内巻きに
<STEP.4>ポイントで毛先を外巻きにする
<STEP.5>スタイリング剤で仕上げる
<スタイリングのコツ3か条>
- トップとサイドにボリュームを出す
- 細かい毛束の動きでニュアンスと立体感をオン
- オイルをプラスして束感とツヤを演出
「40代になると髪が乾燥して広がりやすくなるので、ワックスだけだと束感がつきにくくなります。オイルをプラスすれば、束感も出せて保湿効果もアップ。表面につくとボリュームダウンにつながるので気をつけて」(栗原さん)
40代・面長の「頬こけ」は、髪に丸みと柔らかさをプラスしてカバー!
【9】菱形ウェーブショートなら、気になる面長もボリュームダウンも解決できる!
\いつくしの才田とおるさんがレクチャー!/
「サイドグラデーションベースのショートカット。髪に柔らかさが出るコスメタイプのパーマ剤を使用。19mmのロッドをメインで使い、ランダムなスパイラル巻きに。パーマが柔らかく動く程度に、中間から間引いて毛量調整をしています。カラーは毛先に向かって明るくなるように、グラデーションをつけて立体感をプラス」(いつくし・才田とおるさん)
<スタイリング方法>
「しっかりめのパーマは、パサつきが出ると傷んで見えることに。スタイリング剤で、水分と油分をしっかりコントロールして」(才田さん)
<STEP.1>トリートメントムースをもみこむ
<STEP.2>オイルワックスをなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- トリートメントムースは多めを意識
- オイルワックスは中間~毛先につける
- 耳にかけてアレンジしても◎
「髪の潤い感が大切なので、トリートメントムースは、ちょっとつけすぎくらいが丁度いいです。耳かけアレンジでピアスを見せても可愛いですよ!」(才田さん)
菱形ウェーブショートなら、気になる面長もボリュームダウンも解決できる!
丸顔におすすめのショート【12選】
【1】立体的な「菱形」フォルムで、丸顔をシャープに見せる
\MINX 銀座二丁目店の木俣翔さんがレクチャー!/
「やや前下がりのワンレンベース。後頭部から放射状にグラデーションを入れて、顔まわりにいくにつれてリフトアップさせてレイヤーカットに。レイヤーを入れた毛束の落ちる位置を考え、ドライするだけで菱形フォルムを作れるようにしました」(MINX 銀座二丁目店 ディレクター 代表・木俣 翔さん)
<スタイリング方法>
毛先を巻くだけで、さらにふんわりボリュームアップ!
<STEP.1>サイドを上下にわけて内巻きに
<STEP.2>前髪をリバースに巻く
<STEP.3>トップを巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛束を分けて巻き、ふんわりと
- 全体は内巻きにして、おさまりのよい菱形フォルムに
- オイルでツヤを出す
「スタイリング剤の量が多いとベタッとしてしまうので、少量を均一につけるイメージで。毛束を分けて巻くことでレイヤーが活きてくるので、ひと手間かけてみてください!」(木俣さん)。
【2】丸顔さんのショートをシャープにする決めては「斜め前髪」!
\air-GINZA centralの藤本麻衣さんがレクチャー!/
「トップを耳たぶより少し上に設定したショートボブスタイルで、襟足はしっかり切り込んでメリハリをつけています。前髪は長めに作り、サイドに流せるようにすると◎。顎ラインからの延長で斜めのシルエットを作っているので、リフトアップ効果も」(air-GINZA central 副店長・藤本麻衣さん)。
<スタイリング方法>
ツヤ感を出して若々しく!タイトなシルエットを意識して
<STEP.1>いつもの分け目と逆から乾かす
<STEP.2>スタイリング剤を毛先中心につける
<STEP.3>トップ、前髪も毛先だけにつけて整える
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪はすぐに乾かしてふんわりと
- サイドを膨らませすぎない
- トップはふんわりと
「バームタイプのスタイリング剤は、髪がおさまりやすくツヤ感も出ます。毛先に少しつけてウェット感を出すと今っぽい仕上がりに。髪にツヤが出ると若々しく見えるので、面を作って仕上げるのがおすすめです」(藤本さん)。
丸顔をシャープにする決めては「斜め前髪」。リフトアップも叶うシンプルショート
【3】高位置の丸みと縦長に隙間のある前髪が効果的!丸顔でも似合う「マッシュショート」
\Doubleの石原慎太郎さんがレクチャー!/
「ショートボブベースで、ハチ上に表面が動く程度のレイヤーを入れています。ドライ後、重いところだけレザーカットで毛量を調整。全体的にコールドパーマをかけることで、ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶います」(Double 店長・石原慎太郎さん)
<スタイリング方法>
ふんわりボリュームが出るように意識して!
<STEP.1>根元にボリュームが出るように乾かす
<STEP.2>ワックスをもみ込む
<STEP.3>フォルムを整える
<STEP.4>束感を作る
<スタイリングのコツ3か条>
- トップや表面にワックスをつけすぎない
- 根元にボリュームが出るように柔らかく乾かす
- 押さえつけてボリュームをつぶさない
「ショートヘアは束感があったほうがキレイに見えるので、ワックスは必須。柔らかさも演出できるファイバーワックスがおすすめです」(石原さん)
丸顔でも似合うマッシュショートは、ボリュームの位置と前髪がポイント!
【4】全体のボリューム感・抑えた襟足がポイント!丸顔が小顔になる「ゆるふわ」ショート
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
やわらかい髪質でペタッとしやすい松下さんの髪質。
「ペタッとしがち、ボリュームが出ないというお悩みは、カットでレイヤーを入れつつ、根本からふんわりと立ち上がる低温デジタルパーマで解消!今っぽい束感やニュアンスが作りやすいのも特長で、悩みを解消しながら今っぽさも出したいという大人の女性によくおすすめしています」(GARDEN Tokyoトップスタイリスト・本木亜美さん)
<スタイリング方法>
大事なのはシルエット。耳を出して抜け感アップ!
<STEP.1>ドライヤーでハチ周りを起こす
<STEP.2>襟足を抑える
<STEP.3>全体にスタイリング剤を揉み込む
<STEP.4>もみあげを耳にかけてスッキリ!
<スタイリングのコツ3か条>
- 根本を起こしてふんわりさせる
- 襟足は必ず抑える
- 耳にかけて抜け感を出す
「スタイリング剤をつける時は、シャンプーをするときのようにわしゃわしゃと崩しながらつけてみて。ムラなくつくだけでなく、空気感も出やすくなります。表面になでつけるような付け方はNG。一度崩して、その後に整えるくらいが丁度いいです。最後に、襟足にもつけるのがポイント。襟足は首に沿ってなでつけるようにしっかりとなじませて」(本木さん)
【5】顔の丸み&髪のうねりを「パーマ」でカバーする、扱いやすさ抜群のショートボブ
\MAGNOLiAのHINATAさんがレクチャー!/
「グラデーションボブをベースに、表面のみレイヤーをオン。チークラインにボリュームが出るようにしてリフトアップ。丸顔をカバーするため、一番丸みの出る部分に前髪がかかるようにしています。パーマはエアウェーブを使用。髪が軟らかいので、根元からしっかりかけてふんわりと。トップは大きなロッドでワンカール、残りはワンカールとSカールをミックス。隣の毛束と違う動きを作ることで立体感がアップします」(MAGNOLiA スタイリスト・HINATAさん)
<スタイリング方法>
パーマを活かしてふんわりボリュームキープ!
<STEP.1>根元を起こしながら乾かす
<STEP.2>毛先を持ち上げて乾かす
<STEP.3>内側を中心にスタイリング剤をつける
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元はしっかり起こす
- 分け目をつけるのは髪を乾かした後
- スタイリング剤は髪の内側→全体の順に
「スタイリング剤は、クリームワックスとオイルを混ぜてもOK。ワックスは単品だとパサつくので、オイルでツヤを出すと◎。オイルは、しっとりタイプよりも、サラッと軽いもののほうがボリュームをキープしてくれますよ」(HINATAさん)
顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー!扱いやすさ抜群のショートボブ
【6】40代のもたつく輪郭をリフトアップ! 丸顔が似合うレイヤーショート
\ZACC vieの田中里春さんがレクチャー!/
「トップから顔まわりの後れ毛につながるレイヤーを作って、ふんわり感をプラス。襟足は重くならないようにカットし、首に沿っておさまるように調節しました。襟足がほんのりくびれることで、重心が下がらずすっきり見えます」(田中さん)
<スタイリング方法>
「輪郭カバーが叶う菱形シルエットのカギは、トップと襟足のスタイリングです。髪を乾かすときもスタイリング剤をつけるときも、トップはふんわりと、襟足はタイトにすることを意識しましょう」(田中さん)
<STEP.1>襟足を首に沿わせて乾かす
<STEP.2>トップは根元からふんわり乾かす
<STEP.3>トップと前髪にカーラーを巻く
<STEP.4>首元を中心にオイルをつける
<スタイリングのコツ3か条>
- 襟足は首に沿わせて乾かす
- カーラーを根元までしっかり巻く
- オイルはつけすぎ注意
「トップにスタイリング剤をつけすぎるとペタッとしやすいので気を付けて。オイルを一番しっかりつけたいのは、後頭部から襟足です。カーラーは毛先から巻くことで、菱形シルエットの横の動きを作ってくれます。髪の立ち上がりを作りたいので、根元までしっかり巻きましょう」(田中さん)
丸顔カバーヘア|40代のもたつく輪郭をリフトアップするレイヤーショート
【7】乾かすだけでふんわり! サイドバングで丸顔を補整する菱形ショート
\joemi by unamiの羽田拡さんがレクチャー!/
「トップはふんわり、中間はキレイな頭の丸みを演出できるようにカット。耳下から襟足は首になじむようにカットすれば、メリハリのある菱形フォルムに。前髪はやや流れるように設定し、耳前には頬にかかる毛を作って輪郭をカバーしています。トップのボリュームが気になる方は、根元パーマもおすすめです」(joemi by unami・羽田拡さん)
<スタイリング方法>
「年齢とともに髪が細くなり、トップがペタッとしやすくなることも。ふんわりするようにカットしていますが、朝のスタイリングではトップだけでも濡らしてブローしましょう。根元が立ち上がり、よりふんわりします」(羽田さん)
<STEP.1>トップを濡らして根元を起こすように乾かす
<STEP.2>ストレートアイロンで内巻きにする
<STEP.3>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- トップはふんわりとした印象に
- 襟足ははねないように、首に沿わせてなじませる
- 菱形フォルムを意識する
「スタイリング剤は、つけすぎ注意。硬毛さんなら小指の爪程度のバームとオイルを1:1で、軟毛さんならバームのみでOK。下からなじませるとトップがペタッとしません」(羽田さん)
【丸顔カバーヘア】乾かすだけでふんわり!サイドバングで丸顔を補整する菱形ショート
【8】「輪郭出し」と「三角おでこ」で丸顔補整を叶えるマニッシュショートヘア
\THE REMMYの倉田聡子さんがレクチャー!/
「前髪長め、前下がりのショートボブベース。襟足はすっきりとハサミで刈りこんでいます。ベースはカミソリを使うレザーカット。レザーカットは髪の馴染みが良くなるので、髪が太い方や多毛さんにもおすすめです」(倉田さん)
<スタイリング方法>
「根元がしっかり立ち上がるように意識してスタイリングを。それ以外はすごく簡単です。軟毛さんでペタンとしてしまう人は、パーマをプラスするのもおすすめですよ」(倉田さん)
<STEP.1>根元を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>ストレートアイロンで動きを出す
<STEP.3>スタイリング剤で整える
<スタイリングのコツ3か条>
- 乾かすときにしっかりベースを作る
- 根元を立ち上げながら乾かす
- スタイリング剤をつけすぎない
「根元の立ち上がりがつぶれないように、スタイリング剤はウェットな質感にならないものを選びましょう。なじませるときは勢いよく根元からバサバサと!ドライ前にベース剤を取り入れるのも効果的です」(倉田さん)
「輪郭出し」と「三角おでこ」で丸顔補整を叶えるマニッシュショートヘア
【9】髪型で丸顔に角を作る!? 輪郭をシャープに見せるサイドバングのふんわりショート
\K-two Esola IKEBUKUROの藤井ひかるさんがレクチャー!/
髪が細くて柔らかく、顔まわりが少しうねるという遠藤さんの髪質。
「髪が細くペタッとしやすい方には、動きが出やすくボリュームアップできるショートボブはおすすめ。トップにレイヤーで動きを出しながら裾までグラデーションでつなぐと、しっとり大人っぽさもありつつボリュームもアップします。前髪は狭く取って、毛先が流れるようにカット。サイドバングは頬にかかる長さに切ると顔型カバー効果アップ!」(K-two Esola IKEBUKURO・藤井ひかるさん)
<スタイリング方法>
「ボリュームを抑えようとしながら乾かすと、逆に顔が大きく見えます。根元からふんわり乾かして、襟足ともみあげだけオイルでタイトに仕上げると、メリハリが生まれて小顔効果がアップしますよ」(藤井さん)
<STEP.1>根元にボリュームを出す
<STEP.2>前髪をマジックカーラーで巻く
<STEP.3>サイドをワンカール
<STEP.4>トップをワンカール
<STEP.5>ヘアオイルを揉み込む
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元はつぶさない
- ツヤのあるスタイリング剤をつける
- ヘアアイロンで巻き過ぎない
「巻き過ぎると老けて見えるので、毛先ワンカールくらいでOK。丸みのあるショートボブは子供っぽくなりやすいので、必ずスタイリング剤をつけて質感で大人に仕上げましょう!」(藤井さん)
髪型で丸顔に角を作る!?輪郭をシャープに見せるサイドバングのふんわりショート
【10】くびれフォルムで首元ほっそり見え! 短め前髪が若々しい大人の小顔ショート
\GARDEN aoyamaの塩見勇さんがレクチャー!/
「全体はグラデーションカット、襟足部分にレイヤーを入れることでウルフっぽい仕上がりに。襟足の長さを残すことで首元がほっそり、輪郭もすっきりとした印象になります」(GARDEN aoyama・塩見勇さん)
<スタイリング方法>
「後頭部やハチあたりにボリュームが出過ぎるとバランスが悪く、頭が大きく見えてしまうので、頭頂部から綺麗な放射状になるようにドライするのがポイント。耳のうしろは髪がたまりやすいので後ろ向きに、顔まわりは後ろから前に向けて乾かすと、全体の印象がキュッと引き締まります」(塩見さん)
<STEP.1>頭頂部に後方からドライヤーをあてる
<STEP.2>毛先は後方に流すように前からドライヤーをあてる
<STEP.3>耳後ろの髪を後ろに流す
<STEP.4>襟足は後ろから前に流す
<STEP.5>コテで顔まわりの中間を巻く
<STEP.6>全体にバーム、毛先にオイルをつけて完成
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元と毛先、パーツによってドライヤーのあて方を変える
- コテで巻きすぎない!毛先に向けて動かしながら熱を通すだけでOK
- 髪を持ち上げるようにスタイリング剤をつけるとボリューム感アップ
「バームは軽いテクスチャーのもの、オイルはしっとりした質感に仕上がるものがおすすめ。根元はふんわり、毛先は保湿。つるんとした質感に仕上げてください」(塩見さん)
くびれフォルムで首元ほっそり見え!短め前髪が若々しい大人の小顔ショート
【11】40代のショートはメリハリ命! 丸顔をカバーする菱形コンパクトショート
\kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店の西本寛之さん、安藤瑞稀さんがレクチャー!/
「トップに短めのレイヤーを入れると、ふんわり感と動きが生まれるので、猫っ毛で動きが出にくい人にもオススメです。耳上は毛量をしっかり取って、耳にかけたときに耳後ろが重くならないように調整。襟足は軽くして、メリハリを出しました」(kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店・西本寛之さん)
「明るく柔らかい印象のセピアベージュカラー。繊細なハイライトをブレンドして、白髪を活かした透明感のあるカラーに仕上げました。細かいハイライトは、髪に立体感が出るので、顔型カバー効果もアップします」(カラーリスト・安藤瑞稀さん)
<スタイリング方法>
「サイドを耳にかけるときは、もみあげを少し残したほうが丸顔をカバーできます。大切なのは、菱形シルエットに仕上げること。表面の毛を少し外向きに流すと、菱形シルエットになりやすいですよ」(西本さん)
<STEP.1>マジックカーラーでトップを巻く
<STEP.2>スタイリング剤で動きを出す
<STEP.3>サイドを耳にかける
<スタイリングのコツ3か条>
- トップはマジックカーラーで巻いてふんわりさせる
- スタイリング剤は襟足から手を入れてもみ込む
- 襟足とハチはボリュームを抑えてメリハリを出す
「スタイリング剤は、トップにあまりつきすぎないように注意。内側にもみ込んだら、襟足を押さえてタイトに仕上げましょう」(西本さん)
40代のショートはメリハリ命!丸顔をカバーする菱形コンパクトショート
【12】丸顔をシャープに見せる、柔らかストレートタッチのグラボブショート
\PEEK-A-BOO NEWoMan新宿の栗原貴史さんがレクチャー!/
「グラデーションボブベースで、サイドは内側の毛をしっかり取ってボリューム調整。トップに短い毛を作ることで、ふんわりするようにカットしています。ショートヘアは、横と斜め後ろから見たときのシルエットが重要。サイドからバックにかけてのグラデーションカットは、骨格補整効果があり、頭のかたちまでキレイに見えます。シャープさがポイントになるので、髪に強いクセが出ている場合は、髪質改善効果のあるストレートパーマもおすすめです」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿・栗原貴史さん)
<スタイリング方法>
「丸顔さんは、サイドのボリュームを出さないことが大切。スタイリングでも、そこを重視してみてください。ストレートアイロンを使いますが、強く巻くと丸みが出すぎるので注意して」(栗原さん)
<STEP.1>前髪を左右に振って乾かす
<STEP.2>襟足はタイトに締める
<STEP.3>ストレートアイロンでボリュームダウン
<STEP.4>スタイリング剤で整える
<スタイリングのコツ3か条>
- トップはボリュームを出す
- 強く巻き過ぎず、ストレートタッチに
- オイルはたっぷりつけてツヤを出す
「スタイリング剤をつけるときは、襟足から髪の内側をとおすこと。こうすると、襟足と内側にしっかりなじみ、表面の髪は毛先だけにスタイリング剤がつきます。襟足と髪内側はタイトに、表面はふんわり仕上がりますよ」(栗原さん)
丸顔をシャープに見せる、柔らかストレートタッチのグラボブショート
ベース型(四角/エラ張り)におすすめのショート【7選】
【1】ふんわり丸みのある「菱形」フォルムでベース型を卵型に! 小顔ショート
\kakimoto arms 新宿店の中島健之さんがレクチャー!/
「グラデーションベースのショートボブ。重い印象にならないように、トップにはレイヤーを入れて、ふんわりとさせています。内側の量感をしっかり取ることで、フォルムは重めでも軽やかな印象に」(kakimoto arms 新宿店 スタイリストチーフ・中島健之さん)。
「ショートヘアなので、動きの出る髪表面にのみハイライトを入れて軽く見えるようにしています。襟足や耳上にはハイライトを入れないことで、より立体感が出るように。濃いめのファッションカラーを全体に重ねることで、髪に柔らかさが出るうえ、白髪を目立たなくする効果もあります」(kakimoto arms 新宿店 カラーリスト・赤松初美さん)。
<スタイリング方法>
根元をしっかり立ち上げて!ふんわり感が丸いフォルムのカギ
<STEP.1>ハチ上は立ち上げ、ハチ下は押さえてブロー
<STEP.2>トップにマジックカーラーを巻く
<STEP.3>ワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ3か条>
- トップはしっかり立ち上げる
- ハチ下はふくらまないように押さえる
- 襟足はフィットするようにドライの際に押さえる
「タイトすぎる襟足はNGですが、フィット感は大切。全体が菱形フォルムになるように意識してスタイリングを」(中島さん)。
ふんわりとした丸みで菱形フォルムに!ベース型を卵型にする「小顔ショート」
【2】「もみあげ」を残すことで四角い顔が菱形に! 技ありマッシュショート
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/
「トップはハチ上の根元をスライドカットで短くカット。短い毛を作ることで長い毛が短い毛の上にかぶさり、根元からグッと立ち上がったような印象に。頭頂部にボリュームができて見た目もふわっと立体的になり、より菱形シルエットに近づきます」(ROI デザイナー・関田康司さん)
<スタイリング方法>
耳上のもみあげは耳にかけて、それ以外を残すことでエラを目立たせない
<STEP.1>耳上の毛は後ろに、耳前のもみあげには束感をプラス
<STEP.2>トップを握って毛先をつまむように束感をつくる
<スタイリングのコツ3か条>
- シルエットが横に膨らまないよう、耳上の髪はしっかりと耳にかける
- トップはふわっと握ると綺麗なシルエットに
- 前髪には隙間をつくるとよりバランスが良くなる
「手のひらにパール一粒分のワックスを薄くなじませてからスタイリングするとキープ力が増します」(関田さん)
「もみあげ」でエラ張りをカバー!四角い顔が菱形になる、技ありマッシュショート
【3】「もみあげ」や「前髪」の長さでスッキリ小顔に見えるショートヘア
\Coccon銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
「このスタイリングでは、短い前髪を見せつつ、表面の長い前髪をサイドに流しているので、左から見るとショートに、逆から見るとショートボブにと、どちらのスタイルも楽しむことができます」(Coccon銀座店 店長・泰斗さん)
<スタイリング方法>
根本をふんわりと立たせることが大切!
<STEP.1>根本を立たせるようにドライする
<STEP.2>ワックスを髪の内側に揉み込む
<STEP.3>指でつまんで束感を出す
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目をつけないようにドライする
- ワックスは髪の内側に!外から撫で付けない
- つくり込みすぎない。大胆にワックスをなじませて
「全体のシルエットを作り込もうとすると、逆に失敗することも。タオルドライするみたいに、バサバサって感じでドライしつつ、ワックスも髪の内側から勢いよくガシガシつけちゃってください!」(泰斗さん)
マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」
【4】四角い印象はシルエットで崩す! 骨格まで美しく見せるアシメショート
\PEEK-A-BOO 銀座中央通り店の山本真資さんがレクチャー!/
「毛量が多めなので2ブロックにして、襟足はすっきり、トップから後頭部はふんわりと。顔まわりがアシンメトリーになるように、前髪は片サイドを短くして流れるようにカットしました。白髪に悩まれているので、なじむように明るめのカラーに。ファッションカラーで白髪をカバーしたい方におすすめです」(PEEK-A-BOO 銀座中央通り店・山本真資さん)
<スタイリング方法>
「乾かすだけでおさまるようにカットしているので、大切なのは乾かし方。色々な方向からドライヤーの風を当てると、ふんわり仕上がりやすいですよ」(山本さん)
<STEP.1>トップはふんわり、襟足はタイトに乾かす
<STEP.2>前髪を仕上がりと逆側から乾かす
<STEP.3>スタイリング剤をなじませて整える
<スタイリングのコツ3か条>
- 乾かすときは色々な方向から風を当てる
- 前髪は仕上がりと逆から乾かして根元を立ちあげる
- スタイリング剤は下から上につける
「スタイリング力のあるワックスに少しオイルを混ぜることで、髪に潤いとツヤを与えながらスタイリングできます。つけすぎると根元がベタッとするので、調整しながら整えて」(山本さん)
大人ヘア|四角い印象はシルエットで崩す!骨格まで美しく見せるアシメショート
【5】ベース型だと気づかせない! ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート
\Cocoon銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
直毛で扱いにくいと言う中西さんの髪質。直毛を少し曲げるくらいのさりげないパーマをかけて、柔らかい印象に仕上げているのだそう。
「トップとアンダーにはレイヤーを入れつつ、ミドルは頭のカタチがきれいに見えるようグラデーションに。ノンブローでもシルエットが決まるよう、再現性にもこだわっています」(Cocoon 銀座店・泰斗さん)
<スタイリング方法>
「スタイリング剤を表面に撫で付けるのはNG。毛先だけにつけるのもダメです! 手のひらになじませたら根元からしっかりとつけましょう。根元からつけるとボリュームが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることができます」(泰斗さん)
<STEP.1>根元を擦りながらドライヤーを当てる
<STEP.2>全体にスタイリング剤をつける
<STEP.3>顔まわりに束感を出す
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライで根元をしっかりと立たせる
- スタイリング剤を撫で付けたり、毛先だけにつけるのは×
- 顔まわりの毛束をつまむように束感をつくる
「スタイリング剤はウェットな仕上がりになるものを使ってみてください。ジェルがおすすめですが、ワックスでも何でもOK。みずみずしいツヤ感が女性らしさと若々しさを引き出してくれます」(泰斗さん)
髪型で叶う|ベース型だと気づかせない!ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート
【6】全方位菱形シルエットがカギ! ベース顔をリフトアップするショートボブ
\BEAUTRIUM 青山の村上侑介さんがレクチャー!/
「トップとサイドにレイヤーを入れて、ボリュームが出やすくしています。スライドカットで毛流れをキレイにすることで、顔まわりのクセもいい感じに。もみあげを長めに残し、前髪は目尻下に向かって流れるようにカット。顔まわりにも菱形を作ることで、輪郭カバー効果がアップします」(BEAUTRIUM 青山・村上侑介さん)
<スタイリング方法>
「菱形シルエットにしたいので、全体にボリュームは出しますが、襟足とハチ周りは押さえて、メリハリを作りましょう。大切なのは、乾かし方です」(村上さん)
<STEP.1>根元を起こしてドライ
<STEP.2>襟足、ハチ周りは押さえてドライ
<STEP.3>アイロンで毛先に丸みをつける
<STEP.4>スタイリング剤をもみ込む
<スタイリングのコツ3か条>
- 髪を乾かす時は根元からふんわりと立ち上げる
- トップは上に引っ張りながらドライ
- ストレートアイロンは髪が真っ直ぐになり過ぎないように
「ふんわり感と動きを作るため、スタイリング剤はしっかりスタイリング力のあるものを使って。ヘアオイルをプラスすることでツヤ感も出せます。前髪は斜めに流してスタイリングを」(村上さん)
全方位菱形シルエットがカギ!ベース顔をリフトアップするショートボブ
【7】肌と髪のバランスでエラがカバーできる! 横顔まで美しい知的ショート
\いつくしの才田とおるさんがレクチャー!/
「低い位置にグラデーションカットを施したショートボブがベース。白髪が少ない黒髪なので、肌が出る面積を考え、前髪は作らずセンターパートに。襟足は首が長く、キレイに見えるように、タイトに仕上げています。サイドの前下がりのカットラインで、横顔が美しく、頭も小さく見えるように」(いつくし・才田とおるさん)
<スタイリング方法>
「ブローすれば収まるようにカットしているので、スタイリングはとても簡単。襟足は、できるだけタイトに仕上げると、メリハリが生まれて頭が小さく見えます。とくに耳の後ろ辺りを押さえるようにブローして」(才田さん)
<STEP.1>全体をハンドブロー
<STEP.2>表面のみブラシでブロー
<STEP.3>オイルワックスをなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元付近にはスタイリング剤がつかないようにする
- 襟足は押さえてブローし、コンパクトに仕上げる
- 前髪のパートはきっちり取らず、あいまいに
「スタイリング剤は保湿力&ツヤが出るオイル系がオススメですが、重いタイプは時間が経つとベタっとしたり、酸化しやすくなるので、できるだけ軽めのものが◎。ふんわり感がキープできるように、スタイリング剤は根元につけず、前髪はきっちり分けないで」(才田さん)
肌と髪のバランスでエラがカバーできる!横顔まで美しい知的ショート
逆三角型におすすめのショート【3選】
【1】全体のシルエットを「菱形」にすることで、げっそり疲れた印象を解消
\MAGNOLiA Aoyama店のCHINATSUさんがレクチャー!/
「骨格を丸い印象に見せるため、髪の表面を短く切り、トップにボリュームが出るように調整しています。頭頂部に高さができると、骨格が綺麗に見えるだけでなく、ハチの張りや後頭部の凹みも気にならなくなり、360度どこから見ても美しいフォルムに。襟足を長めに作って遊ばせるのもポイント。顎周りが華やかになり、シャープな顎先をカバーすることができます」(MAGNOLiA Aoyama店 デザイナー・CHINATSUさん)
<スタイリング方法>
頭頂部のボリュームが重要!カーラーとスプレーでふわっとさせれば完成!
<STEP.1>頭頂部をマジックカーラーで巻く
<STEP.2>頭頂部を3箇所巻いたら熱を当てる
<STEP.3>スプレーワックスで根元のボリュームをキープする
耳にかけないスタイルもオススメ。大人の女性にピッタリなエレガントな印象に!
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライヤーで乾かす時に根元を立たせておく
- カーラーで巻いたら熱風と冷風でボリュームをキープ
- スプレーワックスで根元の立ち上がりを固定する
「スプレーワックスはキープ力のあるものがオススメです。このスタイルに関しては、セット力があるものを使うのが正解!」(CHINATSUさん)
げっそり疲れた印象も劇的に垢抜ける、「ショートヘア」の作り方
【2】マッシュラインの菱形ショートで、シャープな輪郭も優しい印象に!
\PearLのCHIEさんがレクチャー!/
「耳下にしっかりグラデーションを入れ、顔まわりは眉が隠れる位置でマッシュラインにつなげています。全体に重さを残したカットで、菱形シルエットに仕上げるのがポイントです」(PearL アートディレクター・CHIEさん)
<スタイリング方法>
根本から髪を動かすようにラフな質感を作って
<STEP.1>ベーススプレーを全体にかける
<STEP.2>カーラーでトップを立ち上げる
<STEP.3>グロスジェルをもみこむ
<スタイリングのコツ3か条>
- フォルムが丸くならないようにトップを立ち上げる
- トップは毛先だけでなく根本までしっかり巻く
- ハードスプレーで固めず、ベーススプレーで柔らかくキープ
「毛先だけ巻いたり、ハードスプレーで固めたりすると、トップに高さがなくなりフォルムが丸くなってしまうのでNG。根本から髪を動かすことをイメージしてスタイリングしましょう!」(CHIEさん)
【3】顔まわりでふんわり動く毛束が「前下がりショート」をやさしい印象に
\ZACC raffineの伊藤塁さんがレクチャー!/
「前下がりのベースにレイヤーを入れて、巻いた時に軽い印象になるよう仕上げています。リバース巻きにすることで、前下がりの毛流れの中に後頭部へ流れる毛束が混ざり、全体的に立体感が。360度どこから見ても美しいシルエットになります」(ZACC raffineスタイリスト・伊藤塁さん)
<スタイリング方法>
コテを使って後ろに流れる毛束をつくる!
<STEP.1>トップをマジックカーラーで巻いてボリュームアップ
<STEP.2>髪全体をリバース巻きにする
<スタイリングのコツ3か条>
- トップをカーラーで巻く時は毛先からしっかりと巻き込む
- 毛束の中間だけをコテで巻く
- 毛先は巻き込まない
「仕上げにバームなどのスタイリング剤をなじませるとツヤやかにまとまるのでオススメです。前髪が長めだとスタイリング剤を顔まわりからつける方が多いですが、それはNG。よく手のひらに伸ばして、後頭部からなじませる。最後に手のひらに余ったスタイリング剤で顔まわりを調整するのが正解です」(伊藤さん)
逆三角顔必見!シャープな輪郭がやさしい印象になる「前下がりショート」
ショートのヘアアレンジ【3選】
【1】女っぽさもクールさも実現!別人級に変身できる簡単「前髪」アレンジ
\Cocoonの泰斗さんがレクチャー!/
「ベースは丸いフォルムのマッシュ。前髪をおろしていると可愛らしい雰囲気ですが、かき上げるとクールな雰囲気にも。ウェットな質感によって、ゆるくかかっているパーマの存在感も増し、色気もグッと増します。様々な表情を楽しめるのがこのアレンジの特長です」(Cocoon スタイリスト・泰斗さん)
<スタイリング方法>
<STEP.1>ワックスを根元から全体に揉み込む
<STEP.2>前髪をかき上げる
<STEP.3>バランスを見て整える
<スタイリングのコツ>
「スタイリングするときは、ある程度ラフさを残すように心がけて。濡れた髪質でビシッと整えてしまうと、強い印象になるだけでなく古臭い感じになることも。パーマのニュアンスを活かすように意識してください」(泰斗さん)
【2】「耳にかけるだけ」でガラッとクールに!ショートだから叶う2wayスタイリング
\Cocoon 銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
「ベースはグラデーションボブ。トップにレイヤーを入れることで、耳に髪をかけたときと下ろしたときで、表情が変わるデザインになっています。ゆるくパーマがかかっているので、ややウェットな質感にすると、より束感が出るようになって、大人っぽい表情に」(Cocoon 銀座店 店長・泰斗さん)
<スタイリング方法>
<STEP.1>クリームワックスを根元から全体に揉み込む
<STEP.2>サイドを耳にかける
<STEP.3>束感を作って整える
<スタイリングのコツ>
「タイトにしすぎると古い印象になるので、サイドのみタイトにし、トップはふんわり感をキープして。襟足を少し外ハネに作るとおしゃれです」(泰斗さん)
耳にかけるだけで印象チェンジ!ショートヘアだから叶う「2wayスタイリング」
【3】「コテで巻く」ショートヘアの古臭く見えない正解アレンジ
\RamieGINZAの加藤貴大さんがレクチャー!/
「毛先や髪の内側にカールをつけることで『巻きました感』のない自然な仕上がりになります。ショートヘアはコテで巻くのが難しいと思っている方にこそチャレンジしていただきたいです」(RamieGINZA 代表・加藤貴大さん)
<スタイリング方法>
<STEP.1>ハチ上をダッカールで止めて髪の内側の毛先をすべて外ハネにする
<STEP.2>つむじ前のトップの毛束をフロントに巻く
<STEP.3>つむじ後ろの毛束も巻く
<STEP.4>前髪を巻いて完成
<スタイリングのコツ>
「巻いているとは思えない自然なカール感が魅力。仕上げにオイルをつけると、カールがよりなじんで落ち着きます。もしカールがきつくかかってしまったときはオイルを使ってみてください。ツヤ感、束感も出るのでオススメです」(加藤さん)
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。