【目次】
卵型【7選】
【1】ボリューミーな毛先がエレガントな重めボブヘア
\ZACC raffineの伊藤塁さんがレクチャー!/
「ベースは、毛先にボリュームが出やすい前下がりボブ。分け目をふわっと立たせたいので、トップにレイヤーを入れています。ストレートタッチのストンと落ちやすい髪質なので、アイロンで巻いて髪全体が豊かに見えるよう、ボリュームを与えています」(伊藤さん)
<スタイリング方法>
「卵型は輪郭が綺麗なので、毛先を巻きながらフェイスラインを出すと表情が明るい印象に。抜け感やこなれ感も出ます」(伊藤さん)
<STEP.1>毛先をすべて内巻きにする
<STEP.2>トップ、前髪、表面の毛束を巻く
<STEP.3>分け目と逆方向から乾かす
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛先を内巻きにしてまとまりを出す
- 前髪、トップ、表面の中間を巻くことでニュアンスを与える
- 分け目と逆から熱を与えてトップの根元を立たせる
「分け目にドライヤーを当てることで根元が立ち上がり、ペタッとした寂しい印象になりません。いつもの分け目と逆から乾かすことでよりふんわりとした印象になります」(伊藤さん)
ボリューミーな毛先で「古臭い」から「色っぽい」に激変!今すぐ真似したいエレガントボブ
【2】トップを立たせ、丸みを持たせたショートボブ
\MINX銀座店スタイリスト・田中亜樹さんがレクチャー!/
田中さんが提案するのは、トップを立たせて全体が菱形シルエットになるボブスタイル。「トップや後頭部などボリュームダウンしやすい部分に、丸みを持たせています」(田中さん)
白髪を目立たなくするには髪にツヤを持たせることも大事。「ツヤ感がで出るように、髪色をアッシュベージュ系の色に染めています。白髪を染めるために暗い色を選びがちですが、白髪が伸びてきたとき、根元と髪色のコントラストがハッキリしていると目立ってしまうので、明るい髪色がおすすめです」(田中さん)
<スタイリング方法>
ドライヤーで乾かすとき、ただ根元にあてるだけではダメ。「手ぐしで髪を左右にとかしながら、ドライヤーをあてます。毛根から立たせるイメージですね」(田中さん)
スタイリングの仕上げはスタイリング剤でツヤをプラス。「根元を立たせたふんわり感を保ちながら、しっかりツヤを出せるシアバターがおすすめです」(田中さん)
<STEP.1>手ぐしで髪をとかしながらドライヤーを根元にあてる
<STEP.2>手ぐしでとかしながらシアバターを髪全体になじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 頭頂部をペタッとさせず、高さを出す
- 暗い色で髪を染めない
- ツヤ感を出すスタイリング剤を使う
「サロンでも使っているおすすめのスタイリング剤はミルボンの『ヴィラロドラ リベルワックス』(¥2,530)です。体温でバームからオイルに変わり、伸びがすごくいいんですよ。ツヤが欲しいときにぴったりです」(田中さん)
【3】うねりを整えてツヤ感を出したミディアムボブ
\Rougyの二階堂雪さんがレクチャー!/
髪が太く硬いけれど、うねりやすく広がってしまう伊藤さんの髪。「レイヤーを入れすぎると広がりやすくなってしまうので、重みで落ち着かせています。顔まわりには動きが欲しいので、レイヤーは顔まわりを中心に入れました。ある程度、重みでクセが押さえられるので、扱いやすくなりますよ」(二階堂さん)
<スタイリング方法>
毛束をグイッと引っ張って、真っ直ぐに伸ばすとかえって不自然。ここはうねりを生かすのがポイント。「アイロンをサッと通すだけで、自然なまとまり感が出せるので、引っ張らなくてもOK。髪にツヤを与える感覚でアイロンを当ててください」(二階堂さん)
<STEP.1>前髪をカーラーで毛先から根元に向かって内巻きにする
<STEP.2>髪の中間から毛先にかけてストレートアイロンをサッと通す
<STEP.3>アイロンを通していない内側の長い髪の毛先を外はねに
<スタイリングのコツ3か条>
- レイヤーを入れすぎない。入れるのは顔まわりを中心に
- レイヤーの入った表面の髪はアイロンをサッと通すだけ、クセを生かす
- レイヤーの入っていない内側の髪は外はねにしてメリハリをつける
「襟足の髪を残すなど、スタイルの下の方にボリュームを持たせると雰囲気が明るくなります。スタイルに華やかさが欲しい方におすすめですね」(二階堂さん)
輪郭のたるみも解消!うねって広がる髪は、「ストレートアイロン使い」が一番
【4】毛先のカールで動きを表現したワンレンボブ
\air-GINZA centralの藤本麻衣さんがレクチャー!/
関さんの髪はもともと1本1本が太くてしっかりしているのですが、頭頂部の分け目の部分だけボリュームがなくなってきたことに悩んでいるそう。
「レイヤーを入れると膨らんでしまうので、ワンレングスにしています。ただ、動きを付けないと重たい印象になってしまうので、毛先が内巻きになるようにして、軽さを出しています」(藤本さん)
<スタイリング方法>
「普段の分け目からちょっと外側にずらすと、立ち上がる髪の量が増えるため、ボリュームが増やせます。また分け目を直線にしないで、くの字型にカーブを描くと、頭頂部にかかる毛量が増えるので、トップにボリュームを求めている女性にオススメです」(藤本さん)
<STEP.1>いつもの分け目から2㎝外側にずらして髪を分け、根元からドライヤーをあてる
<STEP.2>いつもの分け目とは逆方向に分け目をつくり、根元からドライヤーをあてる
<STEP.3>生え際から頭頂部の真ん中をめがけてくの字に分け目を作る
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目が太くなったと感じたら、逆方向に分け目を作る
- 分け目は直線ではなく、くの字ラインにする
- ワンレンベースなら、毛先をカールして動きを作る
「いつもの分け目から2㎝ほど外側にずらした部分をブローしているので、頭頂部に立ち上がりが生まれやすくなっています。オイルなどのスタイリング剤をなじませてから、スタイリングのいちばん最後に、分け目をつくってみてください」(藤本さん)
分け目の薄さを目立たせず、ボリュームUPして見えるミディアムヘア
【5】重さを残しつつ動きを出した前下がりボブ
\DIFINO aoyamaの山口祐亮さんがレクチャー!/
硬くて太い髪質で、頭のはちが張っているためよけいに広がりやすいモデルさんの髪。「はちから下が広がりやすいと、ちょうどその上あたりがへこんでしまうんです。そうなると、どうしてもトップにボリュームが出にくくなります。髪の表面にレイヤーを入れて動きが出るようにして、さらに後頭部に丸みが出るように形をつくっておくと、スタイリングもしやすくなりますよ」(山口さん)
<スタイリング方法>
「スタイリングする前に分け目をニュートラルな状態にしておくことがポイントです。入浴後すぐに髪を乾かせないときは、いつもの分け目とは逆方向に分けておくといいですよ」(山口さん)
<STEP.1>頭頂部の髪を握り、前後左右に揺らしながらドライヤーをあてる
<STEP.2>ストレートアイロンを根元近くから毛先までさっと通してツヤを出す
<STEP.3>髪をかき上げるようにしてスタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- いつも同じ分け目にせず、スタイリング前はニュートラルな状態にすること
- 全体のシルエットが菱形になるよう形づくる
- スタイリング剤は表面からつけず、内側から大胆になじませる
「スタイリング剤を表面からつけると、せっかくボリュームを出した髪がつぶれてしまいます! かき上げるようになじませてください。こまごまとスタイリング剤をつけると、形をつくりにくいので、大胆になじませると失敗しません」(山口さん)
【6】直毛でもラフなスタイルを楽しめる立体ボブ
\ABBEYの牧島寛季さんがレクチャー!/
髪の量が多く、癖のない髪質の三宅さん。動きが出にくく、ペタッとした印象になるのが悩みなのだそう。
「まとまりもあって艶やかに見えますが、髪の量が多く直毛なので、何もしないと重たく暗い印象になってしまうことも。髪の量とボリュームは活かしつつ、ベースは前下がりにカット。グラデーションにすることで、後頭部に立体感が生まれ、正面から見ると、髪全体に動きが出ているように見せています」(牧島さん)
<スタイリング方法>
「使用するのはマジックカーラーだけ。前髪→トップ→髪の表面→髪の内側の順に巻くだけで、あっという間に完成します」(牧島さん)
<STEP.1>分け目をつくらないように髪を振りながら、熱風で乾かす
<STEP.2>マジックカーラーで前髪を巻く
<STEP.3>つむじと前髪の間にある毛束を巻く
<STEP.4>サイドの表面を毛先から中間まで巻く
<STEP.5>サイドの内側を毛先から中間まで巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- 地肌をこするようにトップを乾かす
- 前髪は持ち上げて根元まで巻く
- 仕上げに襟足を抑えるとメリハリが出る
「仕上げにワックスやオイルで襟足を抑えると、後頭部の丸みがより際立って頭の形が綺麗に見えます。襟足をタイトにすると、巻いた髪の動きがより際立ちますよ」(牧島さん)
【40代直毛の悩みを解決】使うのはアレだけ!あっという間にふわっと立体的なボブに
【7】丸みをつくって華やぐ内巻きショートボブ
\MINX 銀座五丁目店の花渕慶太さんがレクチャー!/
毛の1本1本がしっかりして太さもあるけれど、トップだけボリュームが出にくい猪岡さんの髪質。「アウトラインはボブベースになっていますが、後頭部に軽くレイヤーを入れ、真丸みのあるシルエットを作っています。シルエットに立体感が生まれ、トップのボリューム不足が気にならなくなります」(花渕さん)
<スタイリング方法>
「はち周りが膨らむから、よけいに頭頂部がペタッとした印象になってしまうんです。はちの膨らみを抑えて、その下のちょうど耳のあたりを膨らませるようにスタイリングをすると、頭頂部のペタッとした印象がなくなります」(花渕さん)
<STEP.1>毛先を内巻きに1カール
<STEP.2>髪全体にオイルをなじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 後頭部に丸みをつくり立体的なシルエットにする
- 膨らみやすい鉢のボリュームは抑える
- スタイリングするときは鉢の下を膨らませる
毛先に丸みをつくるとき、くるくるドライヤーは髪にもいいとか。「ドライヤーでブローすると乾燥しやすいんです。くるくるドライヤーはドライになり過ぎないメリットがあります。髪の乾燥が気になる方にくるくるドライヤーはおすすめです」(花渕さん)
トップのボリューム不足をふんわりカバーする、内巻きショートボブ
丸顔【13選】
【1】丸顔をシャープに見せる、ダイヤ型ショートボブ
\MINX 銀座二丁目店の木俣翔さんがレクチャー!/
「やや前下がりのワンレンベース。後頭部から放射状にグラデーションを入れて、顔まわりにいくにつれてリフトアップさせてレイヤーカットに。レイヤーを入れた毛束の落ちる位置を考え、ドライするだけで菱形フォルムを作れるようにしました」(木俣さん)
<スタイリング方法>
「ドライするだけでもキレイに決まりますが、さらに毛先を巻いてあげるのもおすすめ。レイヤーが入っているので、よりふんわりと仕上がります。前髪は外向きに巻くと、頬骨カバー効果がアップしますよ」(木俣さん)
<STEP.1>サイドを上下にわけて内巻きに
<STEP.2>前髪をリバースに巻く
<STEP.3>トップを巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛束を分けて巻き、ふんわりと
- 全体は内巻きにして、おさまりのよい菱形フォルムに
- オイルでツヤを出す
「スタイリング剤の量が多いとベタッとしてしまうので、少量を均一につけるイメージで。毛束を分けて巻くことでレイヤーが活きてくるので、ひと手間かけてみてください!」(木俣さん)。
【2】リフトアップも叶う、前下がりの重めボブヘア
\BEAUTRIUM 南青山店の相沢美沙さんがレクチャー!/
「あごラインの前下がりグラデーションボブ。前髪はチークラインから耳たぶくらいに流せるようにカットすることで、リフトアップ効果が期待できます。レイヤーで髪表面に動きをつけると、簡単にスタイリングでふんわり感が出せますよ」(相沢さん)。
<スタイリング方法>
「髪を乾かすときは、根元に空気を入れるようなイメージで。ワックスをつけるときも、空気を膨らませるようにもみこみましょう」(相沢さん)。
<STEP.1>根元に空気を入れるように乾かす
<STEP.2>トップにカーラーを巻く
<STEP.3>ワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ3か条>
- トップの分け目をふんわりさせる
- 毛先に柔らかさや動きを少しだけつける
- はち周りのボリュームは押さえる
「トップのボリュームダウンを解消するには、スタイリングが不可欠。毛先に柔らかな動きをつけると、輪郭は補整しつつ目線を散らす効果もありますし、華やかに見えます」(相沢さん)。
【3】ふんわりトップで顔まわりをスッキリ!丸顔カバーヘア
\PearLのMATSUさんがレクチャー!/
「マッシュラインのショートレイヤースタイルです。ペタッとなりやすく、シルエットが縦長に見えやすいところにボリュームを出しています。毛量調整は最小限にして重さを残し、中間にストロークカットを入れて束感をプラス。重さを残すことで、髪にツヤも出て若々しい印象に仕上がります」(MATSUさん)
<スタイリング方法>
「ポイントは、髪を乾かすときに下からドライヤーの風を当てて、根元にボリュームを出すこと。また、オイルやバームなどの重めのスタイリング剤は、ペタッとしてしまうので使わないほうがオススメです。今回は、ドライムースを使っています」(MATSUさん)
<STEP.1>前髪上にカーラーを巻く
<STEP.2>前髪にカーラーを巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- スタイリング剤はつけすぎない
- 軽めのスタイリング剤でドライな質感に
- 束感が出るようにする
「ボリューム不足が気になるなら、頭頂部と後頭部手前にもカーラーを巻きましょう。頭の中央ラインに4つのカーラーが並ぶイメージです」(MATSUさん)
丸顔カバーのショートヘアは、トップをふんわりさせて顔まわりスッキリがコツ!
【4】丸顔が小顔になるパーマでつくるゆるふわショート
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
やわらかい髪質でペタッとしやすいモデルさんの髪質。
「ペタッとしがち、ボリュームが出ないというお悩みは、カットでレイヤーを入れつつ、根本からふんわりと立ち上がる低温デジタルパーマで解消!今っぽい束感やニュアンスが作りやすいのも特長で、悩みを解消しながら今っぽさも出したいという大人の女性によくおすすめしています」(本木さん)
<スタイリング方法>
「分け目がついていると仕上がりに影響が。その場合は、根本を濡らして左右両方からドライヤーの熱を当てましょう。根本を起こすように乾かすことでフラットな状態に戻すことができます」(本木さん)
<STEP.1>ドライヤーではち周りを起こす
<STEP.2>襟足を抑える
<STEP.3>全体にスタイリング剤を揉み込む
<STEP.4>もみあげを耳にかけてスッキリ!
<スタイリングのコツ3か条>
- 根本を起こしてふんわりさせる
- 襟足は必ず抑える
- 耳にかけて抜け感を出す
「スタイリング剤をつけるときは、シャンプーをするときのようにわしゃわしゃと崩しながらつけてみて。ムラなくつくだけでなく、空気感も出やすくなります。表面になでつけるような付け方はNG。一度崩して、その後に整えるくらいが丁度いいです。最後に、襟足にもつけるのがポイント。襟足は首に沿ってなでつけるようにしっかりとなじませて」(本木さん)
【5】長めの前髪が輪郭をカバー!小顔に見えるワンレンボブ
\ABBEYの龍正也さんがレクチャー!/
「ベースはワンレングス。前髪、サイド、襟足まで綺麗に切り揃えています。ただパツンと切ると動きが出ないので、髪の表面だけ軽さをプラス。スタイリングで毛先の動きが出やすいようにレイヤーを入れています」(龍さん)
<スタイリング方法>
「毛先の動きは、耳の上と前後の毛束を外ハネにすることでつくれます。耳周りに動きを与えるだけと簡単なので、忙しい日常でも手間になりません」(龍さん)
<STEP.1>分け目をつけないようにドライヤーを当てる
<STEP.2>後頭部、襟足を抑える
<STEP.3>耳前後の毛束の毛先を外ハネにする
<STEP.4>耳上の毛束も外ハネにする
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目、頭頂部はドライヤーで根元からふわっとさせる
- 巻くのは3箇所だけ!すべて外ハネにする
- 巻きすぎないように、コテは毛先にかけてすべらせて
「コテで巻く前に、毛束の中間から毛先に少しだけオイルをなじませると、乾燥防止やツヤ出し効果が期待できます。コテで巻くのは3箇所だけ。耳を中心に三角形をイメージして、三角形の先端にある毛束を外ハネにするとやりやすいですよ」(龍さん)
【6】丸顔でも頭が大きく見えない!抜け感のあるリラックスパーマボブ
\ANTIのCHIIさんがレクチャー!/
「あごラインの前下がりボブベース。パーマは、エアウェーブ×ANTIオリジナルテクK・P・Mでダメージレスに! 中段は17mm円錐ロングロッドで、はち周りを締め、フェイスラインにも内側に入る毛束を作って引き締め効果を。毛先は14mmレギュラーロッドの逆巻きで、ラフなハネ感を作っています」(CHIIさん)。
<スタイリング方法>
「ドライヤー前にブラッシングをするだけで、根元の立ち上がり、パーマの再現性がグッと高まります。髪がペタッとしがちな方は、ぜひ取り入れてみてください」(CHIIさん)。
<STEP.1>頭皮用ブラシでブラッシング
<STEP.2>下から毛束を縮めるようにタオルドライ
<STEP.3>頭皮マッサージをしながら手の熱で乾かす
<STEP.4>ノンシリコンオイルを毛先にもみこむ
<STEP.5>根元を立ち上げながら乾かす
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライヤー前に頭皮用マッサージブラシでブラッシング
- しっかりタオルドライしてカールを出す
- 髪に水分がある状態でノンシリコンオイルをつけて束感をキープ
「下から持ち上げるようにタオルドライしておくと、パーマの持ちもよくなります。少しウェットな質感が今っぽいので、オイルを使って束感とツヤ感を出しましょう」(CHIIさん)。
【7】透け感のある長め前髪がお洒落! 丸顔をカモフラージュする軽やかボブ
\apish kokubunjiの長谷川祐三さんがレクチャー!/
「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(長谷川さん)
<スタイリング方法>
「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(長谷川さん)
<STEP.1>毛先を外ハネに乾かす
<STEP.2>前髪をカーラーで巻く
<STEP.3>外ハネに巻く
<STEP.4>ジグザグに分け目をとる
<STEP.5>オイルをなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
- 分け目をはっきり作らない
- スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)
外ハネヘアで輪郭から視線を外す!丸顔をカモフラージュできる軽やかボブ
【8】丸い輪郭を流し前髪と縦落ちウェーブでカバー! 小顔見えするパーマボブ
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
「ポイントは、はち上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(MAYUさん)
<スタイリング方法>
「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
<STEP.2>髪をほぐす
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
【9】フルバングでも丸顔を強調しない、菱形ミディアムボブ
\tricca daikanyamaの小走祥菜さんがレクチャー!/
「顔まわりはレイヤーをしっかり入れ、表面はローレイヤーで厚みを残して、動きが出るけど大人っぽいシルエットに。前髪は眉毛ジャストでカットすると、巻いたときに眉が少し見えて可愛いです。ヘアアイロンでのスタイリングが苦手な方は、デジキュアパーマで再現できるので、ご相談ください!」(小走さん)
<スタイリング方法>
「ボリュームダウンが気になる場合は、髪を乾かす前に保湿力のあるベース剤やオイルを仕込んで。スタイリング後には何もつけなくてOKです」(小走さん)
<STEP.1>前髪をマジックカーラーで巻く
<STEP.2>上半分を毛先からワンカールさせる
<STEP.3>下半分を毛先からワンカールさせる
<スタイリングのコツ 3か条>
- 分け目はつけない!
- スタイリング剤は少なめに
- 内巻きも外ハネもカールは弱めが◎
「分け目をつけて乾かすと、ボリュームダウンや白髪などのお悩みも目立つように。髪を乾かすときは根元を立ち上げながらふんわり乾かして。そのボリューム感をキープできるように、スタイリング剤はつけすぎ注意です」(小走さん)
【10】さりげない毛先の動きで丸顔が小顔になる、斜め前髪の外ハネショートボブ
\GARDEN aoyamaの豊田楓さんがレクチャー!/
「リップラインで全体をカットし、表面にレイヤーを入れて軽さをプラス。中間から毛先は毛量調整をしているのでスタイリングの際に動きが出やすくなっています」(豊田さん)
<スタイリング方法>
「トップをふんわり立たせることが大切。ペタッとしていると菱形シルエットにならず、小顔効果が半減してしまいます。毛先も巻きすぎないように注意しましょう。コテで半カール、形をつけるくらいが理想です」(豊田さん)
<STEP.1>根元をドライヤーで立ち上げる
<STEP.2>全体の毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップのレイヤー部分を内巻きに
<STEP.4>スタイリング剤を髪の中間から毛先にON
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップはドライヤーでふんわり仕上げる
- 毛先を巻きすぎない!
- スタイリング剤を表面や前髪につけすぎない
「スタイリング剤は髪の中間から毛先につけるのがコツ。根元、もしくは表面からつけるとスタイルが潰れやすくなるので、内側から持ち上げて後ろに流すようになじませましょう」(豊田さん)
丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」
【11】丸顔をカバー! ストカールで作る、短め前髪のシフォンボブ
\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/
KAYOさんによると、短めの前髪にチャレンジしたいという40代のオーダーが増えているのだそう。すっきり、キュートな仕上がりで、若々しい印象にもなれると大人気!
「前髪の根元がペタッとしていると、はちの張りが目立ち、頭でっかちに見えてしまうことも。スタイリングで根元を立たせつつ、裾にボリュームを出すと、頭の形がきれいに見えますよ」(KAYOさん)
<スタイリング方法>
「トップに分け目を作らないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)
<STEP.1>トップの根元にドライヤーをあてる
<STEP.2> はちは抑える
<STEP.3>毛先を握りながらボリュームアップ
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を起こして縦長に見せつつ、はちの張りもカバー
- トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
- 全体のフォルムが菱形になるように意識!
「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、はち張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)
【丸顔もカバー】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ
【12】ストレートパーマで手入れが楽に。小顔見せが叶う菱形ボブ
\Cocoon銀座店のSHUNさんがレクチャー!/
クセが強く、うねりやすいというモデルさんの髪質。
「全体にうねるクセがあるため、ナチュラルな仕上がりで柔らかい毛質に見えるストレートパーマをかけています。ピシッと伸ばしているわけではなく、ゆくゆく髪が伸びてきても違和感なくなじむので、気兼ねなくチャレンジしていただけます」(SHUNさん)
<スタイリング方法>
「根元にボリュームがないと、ふんわりとした印象にならないだけでなく、はちの張りも目立ってしまいます。頭頂部に高さを出すことで頭の形もきれいに。この一手間で女性らしいニュアンスも生まれます」(SHUNさん)
<STEO.1>根元にボリュームを出す
<STEO.2>ホットカーラーで巻く
<STEO.3>指で摘むようにワックスをつける
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を起こすときは地肌を擦るように!
- ホットカーラーで頭頂部と前髪のボリュームを出す
- 指で摘むように束感を作る
「ハードな質感と少量でスタイルがキープできるワックスがおすすめ。重いものよりも軽いテクスチャーを選ぶと、油分の重みでスタイルが潰れる心配がありません」(SHUNさん)
根元のボリューム感とふんわり流れる前髪が決め手!丸顔が小顔になる「菱形ボブ」
【13】丸顔がキレイな卵型に! まとまりとふんわり感を兼ね備えたメリハリボブ
\GARDEN aoyamaの塩見勇さんがレクチャー!/
「ベースはグラデーションカットでまとまりやすく、表面は動きが出るように顔まわりにかけてレイヤーを入れています。動かす部分と引き締める部分で、メリハリを作るのがポイント。ボリュームダウンが気になる方は、トップにパーマをかけてもいいと思います」(塩見さん)
<スタイリング方法>
「前髪の根元と耳うしろは引き締めて、頬横から表面は動きが出るイメージにすると、全体のフォルムが菱形に。ボリュームが偏らないように注意して」(塩見さん)
<STEP.1>毛先を内巻きにワンカール
<STEP.2>顔まわりをフォワードに巻く
<STEP.3>トップを毛先からワンカール
<STEP.4>スタイリング剤を塗布
<STEP.5>耳後ろはタイトに
<スタイリングのコツ3か条>
- 黒目幅で取った髪は2・3回に分けて巻き、表面に動きを出す
- スタイリング剤は少量を全体にしっかりなじませる
- アイロンワーク前に、ドライヤーで根元をしっかり立ち上げる
「顔まわりは、根元を前に、毛流れを後ろに動かすイメージ。耳後ろは、根元が後ろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます」(塩見さん)
丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ
面長【9選】
【1】横幅に膨らみをもたせた菱形ボブ
\imaii scaena x coloreの石原治和さんがレクチャー!/
「グラデーションボブベースで、前髪を内側に作っています。アウトラインは角を取り、なめらかなフォルムに。フェイスラインに合わせて前下がりラインにカットすることで、リフトアップ効果も。全体に入れたハイライトで、白髪カバーと立体感アップが叶います」(石原さん)。
<スタイリング方法>
「ペタッとするのはNGですが、面長さんの場合はトップにボリュームが出すぎてもダメ。はち周りはタイトに、ボリュームは横に広げることを意識しましょう。前髪は、額を隠しすぎず、出し過ぎず、肌がちらっと見えるくらいが、抜け感が出て顔型もカバーできます」(石原さん)。
<STEP.1>ヘアアイロンで毛先を巻く
<STEP.2>ヘアアイロンでトップを立ち上げる
<STEP.3>ワックスで整える
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
- トップがペタッとしない位置で分ける
- 前髪は厚くなりすぎないように流す
「毛先をワンカール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)。
【2】面長さんが似合う、ふんわり重めボブヘア
\GARDEN aoyamaの松下哲士さんがレクチャー!/
「あご下ラインのボブベース。グラデーションカットとレイヤーカットを組み合わせ、横広がりの菱形シルエットにカット。前髪はサイドパートで、おでこが少し隠れるように作ります。柔らかな髪に見えるフォギーベージュで自然と明るく」(松下さん)
<スタイリング方法>
「菱形を作るように、サイドの根本にボリュームを出すことがポイント。逆にトップはボリュームを出しすぎないように注意して。縦長の印象を作らないようにしましょう」(松下さん)
<STEP.1>前髪を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>サイドにボリュームを出す
<STEP.3>顔まわりをヘアアイロンで巻く
<STEP.4>表面の髪にゆるい大きなカールをつける
<STEP.5>オイルバターをもみこむ
<スタイリングのコツ3か条>
- サイドの根本のボリュームを出す
- 中間~毛先のみ、ゆるめに巻く
- スタイリング剤はつけすぎずナチュラルな束感に
「スタイリング剤をつけすぎると、せっかく作ったボリュームがなくなってしまいます。うるおいと束感を与える程度を意識して。」(松下さん)
面長さんのボブは横広がりがカギ!ふんわり菱形ボブの作り方とは?
【3】長め前髪をサイドに流して小顔見えさせるボブスタイル
\RamieGINZAの加藤貴大さんがレクチャー!/
「つるんと収まった重たい印象のボブではなく、毛流れに動きをつけるのがこのスタイルの特長。動きの出にくいスタイルですが、あえて動かすと、ふわっと揺れる前髪の毛流れと融合して、こなれ感のあるラフな印象に仕上がります。全体にハイライトを入れているのもポイント。毛流れで陰影とメリハリが生まれ、ツヤ感もアップします」(加藤さん)
<スタイリング方法>
「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからはち上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(加藤さん)
<STEP.1>前髪をブラシでブロー
<STEP.2>毛先をすべて内巻きにする
<STEP.3>はち上の髪を太めに取って縦巻きにする
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
- 毛先はすべて内巻きにしておく
- はち上の中間だけをランダムに巻く!
「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでオススメです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)
普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」
【6】面長が小顔になる、ラフさと色気が共存するパーマスタイル
\air-AOYAMAの小宮佑介さんがレクチャー!/
「長めの前髪をそのまま下ろしてしまうと面長顔を強調させるだけでなく老けた印象にもなってしまうので、根元からしっかりと立ち上げるのがポイント。毛先のカールが頰にかかるくらいの長さに設定すると顔のフレームが菱形になり、より小顔に見えます」(小宮さん)
<スタイリング方法>
「スタイリング剤を髪の表面からつけると、ブローやコテで作ったボリュームが潰れてしまいます。スタイリング剤をつけるときは髪の内側から空気を入れるように揉み込んで」(小宮さん)
<STEP.1>前髪をブローしながら立ち上げる
<STEP.2>前髪と顔まわりの毛先をリバース巻きにする
<STEP.3>バームを揉み込んでパーマを出す
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪は根元から立ち上げる!
- 前髪、顔まわりはリバース巻きに
- バームを揉み込んでパーマの動きを出す
「キープ力のあるバームがオススメ。テクスチャーがかたまって使いにくいときは、オイルを少し混ぜて。クリーム状にすれば滑らかになり使いやすくなります。オイルを混ぜすぎるとベタッとした印象になるので、混ぜすぎに注意して」(小宮さん)
【40代のボブスタイル】面長顔が小顔になる骨格矯正カットとは?
【5】「外ハネ」と「前髪」で縦長感をカバーしたボブスタイル
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
「面長顔を目立たせないためのポイントは、『外ハネにした毛先』と『幅広めの前髪』。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(本木さん)
<スタイリング方法>
「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かけるときは耳周りの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(本木さん)
<STEP.1>サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる
<STEP.2>バックの毛先も外ハネにする
<STEP.3>スタイリング剤を毛先につける
<STEP.4>サイドにも揉み込む
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛先のハネはさりげなく!
- スタイリング剤は根本につけすぎない
- 耳周りはふんわり仕上げて菱形に
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)
マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」
【6】レイヤー×パーマで動きをつけた、小顔見え菱形ボブ
\LANVERYの菅野太一朗さんがレクチャー!/
落ち着いた中に、抜け感のある色味もポイント。
「ベースは暗めのグラデーションカラー。ハイライトを入れつつ、グレージュを上からのせることで、透明感と立体感のある色味に仕上げています。髪を耳にかけるのもオススメ。抜け感が生まれるだけでなく、毛先の明るい部分が見えて、降ろしている時とはまた違う印象を楽しむことができます」(菅野さん)
<スタイリング方法>
「タオルドライはしっかりと!髪が濡れていると水分の重みで髪が伸びてしまい、パーマが出にくくなってしまいます。しっかりと水分を取ってからドライヤーで乾かしましょう」(菅野さん)
<STEP.1>弱めの風でパーマを戻す
<STEP.2>根元も乾かす
<STEP.3>ヘアクリームを毛先に揉み込む
<スタイリングのコツ3か条>
- しっかりタオルドライする
- 強風で乾かなさい。パーマを出すときは必ず弱い風力で!
- 根本はふんわりを仕上げる
「ヘアクリームは軽めのものを使用して。重いとパーマが落ちやすく、スタイルを長時間キープすることができません。自然なツヤとニュアンスが出るものを選んでください」(菅野さん)
面長顔はレイヤー×パーマで小顔に!ふんわり菱形シルエットのボブ
【7】ぺた毛も面長顔も瞬時に解決! 横にボリュームを作り出す菱形×外ハネボブ
\Rougyの小栗瑛二郎さんがレクチャー!/
「顔型に合うように毛量調節しながらベースカットをしています。高い位置からレイヤーを入れて、自然と外ハネになるようにカット。トップはボリュームが出すぎないようにするのがポイントです」(小栗さん)
<スタイリング方法>
「外ハネにしようと外向きに巻くと根元がつぶれてしまいます。アイロンは内巻きにして、スタイリング剤をつけるときに外ハネに。根元に立ち上がりのあるSカールで、ボリュームダウンもカバーできますよ」(小栗さん)
<STEP.1>毛先1/3を巻く
<STEP.2>もみあげ部分を内巻きにする
<STEP.3>前髪をカーラーで巻く
<STEP.4>スタイリング剤を毛先につける
<スタイリングのコツ3か条>
- ハンドブローで根元をしっかり立ち上げる
- ヘアアイロンで巻くときは毛先を中心に
- スタイリング剤は毛先のみにつける
「レイヤーカットのおかげで、毛先を巻いておけば外ハネにも動かせます。とくに毛が細い人は、根元にスタイリング剤がつかないように注意しましょう」(小栗さん)
大人の髪悩み|ぺた毛も面長顔も瞬時に解決!横にボリュームを作り出す菱形×外ハネボブ
【8】前髪と顔まわりが面長カバーのカギ! スタイリングも簡単なシンプルボブ
\AntiOursのIKEさんがレクチャー!/
「前髪は厚みが出ないくらいの量で、目尻を少しオーバーする程度に。同時に顔まわりの髪も、輪郭を補うようにカットします。髪色は明るくし過ぎず、ツヤを意識したダークカラーのデザインがおすすめです」(IKEさん)
<スタイリング方法>
「アイロンでデザインする前には、根元からしっかり乾かしましょう。根元に風を入れて自然な立ち上がりをつけることが大切。トップがぺたんこになると、せっかくの前髪と顔まわりの髪が、ただ重く見えてしまいます」(IKEさん)
<STEP.1>前髪を巻く
<STEP.2>顔まわりの毛束にうねりを作る
<STEP.3>はち上の毛束を巻く
<STEP.4>襟足を内巻きにする
<STEP.5>表面の髪の中間から毛先になじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 自然な動きを大切にする
- 作り込み過ぎない
- 固めすぎずふんわり仕上げる
「前髪は束感と透け感を意識して。ヘアアイロンで巻くときは、毛束を厚めに取ると形がつきづらくナチュラルに仕上がります」(IKEさん)
前髪と顔まわりが面長カバーのカギ!スタイリングも簡単なシンプルボブ
【9】面長顔の輪郭が目立たなくなる! エアリーなふんわりレイヤーボブ
\BEAUTRIUM GINZA店の東田佳祐さんがレクチャー!/
「ボブベースにレイヤーを入れることで、サイドや顔まわりに広がりをつくりやすくしているのが特長。ドライ後、髪の質感を見ながらスライドカットで量感、質感を調整しています。直毛でない限りは自然とスタイルが整うので、自宅でのスタイリングも手間なく簡単です」(東田さん)
<スタイリング方法>
「ドライのときは洗い流さないトリートメントなどをなじませて。全体を乾かしたら、最後に手ぐしで引っ張りながら熱をあてるとつやとまとまりのある印象に仕上がります」(東田さん)
<STEP.1>トリートメントをつけてドライ
<STEP.2>コテで髪の中間から毛先に大きいカールをつける
<STEP.3>仕上げにスタイリング剤をつける
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライ前にトリートメントをつけてつや感アップ
- コテで巻く時は大きなカールを意識!
- スタイリング剤は少量ずつつける
「髪になじませるときは少量ずつ、各パーツにつけると失敗しません。根元につけるとペタッとした印象になるだけでなく、湿気の多い季節は汗と混じって重たくなり、ボリュームが潰れてしまいます。シルエットがキープできないので中間から毛先メインにつけましょう」(東田さん)
面長顔の輪郭が目立たなくなる!前髪ありの「ふんわりレイヤーボブ」
逆三角形【8選】
【1】重さと動きで輪郭を綺麗にみせるグラデーションボブ
\hair lounge BEACHのNOBさんがレクチャー!/
髪の太さがしっかりあり、ボリュームがあるので膨らんで広がりやすい似鳥さんの髪。「ボブのままワンレンにすると動きがなくなってしまうので、耳の下あたりからグラデーションを入れています。白髪はそんなに多くありませんが、顔まわりに集中しているので、前髪を頭頂部あたりから深めに取って、生えぎわを隠すようにしています」(NOBさん)
<スタイリング方法>
「髪が膨らむのははちのあたり。頭頂部はペタッとなりやすいので、まずは頭頂部をふわっと立ち上がるように乾かします。それから、髪の内側をドライヤー、表面をストレートアイロンで髪を伸ばせばツヤ髪になります」(NOBさん)
<STEP.1>頭頂部の地肌をこするようにドライヤーをあてる
<STEP.2>髪を内側から手ぐしでとかしながらドライヤーをあてる
<STEP.3>毛束の中間あたりから、ストレートアイロンをサッと通す
<STEP.4>毛先は内巻きに1カールさせる
<スタイリングのコツ3か条>
- 頭頂部の髪は抑え込まず、地肌をこするようにして根元を立たせる
- 前髪は深く取って生えぎわを隠すようにする
- ワンレングスにしないでグラデーションを入れて動きを出す
「うねりや広がりを抑えるには、髪の重みが必要です。すきすぎないように、ドライカットやスライドカットで束感を出しながらカットするとバランスよく仕上がります」(NOBさん)
手ごわいうねり髪が「さらツヤ髪」になる、ドライヤーとストレートアイロンの使い方
【2】逆三角形型でも若々しい印象が叶う、重めワンレンボブ
\RamieGINZAの新谷千絢さんがレクチャー!/
「ベースは毛先に重みを残したワンレンボブ。前髪とモヒカンラインに少しだけ段を入れています。これで、髪の表面を巻いた時に動きが出やすく、分け目がペタッとした寂しい印象になりません」(新谷さん)
<スタイリング方法>
「毛先をワンカールするときに巻き込みすぎるとウェーブがかかりすぎて古臭い印象になってしまいます。ふんわりとした印象に仕上げるためにも毛先はワンカールを意識して」(新谷さん)
<STEP.1>毛先をすべて内側にワンカール
<STEP.2>前髪の中間から毛先へコテを滑らせるように巻く
<STEP.3>頭頂部も毛束の中間から毛先にかけて滑らせるように巻く
<スタイリングのコツ3か条>
- 毛先はすべてワンカール!内巻きが基本
- 前髪と頭頂部は熱を通すイメージでコテを滑らせて
- オイルをなじませておくと、まとまりとツヤ感がアップ
「前髪と頭頂部を巻くときは、毛束の中間から毛先に向けてコテを滑らせるように巻きましょう。毛先はすべて内巻きに。外ハネにすると顎先がシャープになってしまうので注意してください。広がりやパサつきが気になる方は、巻く前にオイルをなじませるといいですよ。束感がしっかりと出るオイルを選んで」(新谷さん)
人気のワンレンボブで脱・老け見え! 「貧相なおばさん」にならない内巻きのやり方4ステップ
【3】フェイスラインを美しくみせる大人のレイヤーボブ
\pinceauの山岸亜由美さんがレクチャー!/
1本1本がしっかりして、太さもボリュームもそこそこある松岡さんの髪。「ただ束ねられるだけの長さを残すと、かなり頭でっかちなスタイルになってしまいます。表面にレイヤーを入れ、毛先に動きが出るようにすいて毛量を調整しています」(山岸さん)
<スタイリング方法>
ポイントはトップの立ち上がりと毛先の動き。「頭頂部の毛束を分け目側に倒しながらカーラーで毛先から巻くと根元の立ち上がりがつくれます。トップがペタンコになりやすい方や、分け目の白髪が気になる方は、この巻き方がおすすめです」(山岸さん)
<STEP.1>太めのカーラーで頭頂部の毛束を分け目側に倒しながら巻く
<STEP.2>毛先の毛束をつまみながらスタイリング剤をスプレー
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪を重めに残してクセが出にくくする。
- 全体のシルエットが菱形になるよう、表面にレイヤーを入れる。
- 毛先をすいて動きを出しやすくする。
年齢を重ねた髪はクセが出やすくなるもの。「特にフェイスラインはクセが出やすいので、長さを残しておくといいですよ。長さがあると髪の重みでクセが出にくく、ツヤも出やすくなるメリットがあります」(山岸さん)
【4】内巻きパーマでうねりを活かした菱形ボブ
\FIX-UP銀座店の中山みほさんがレクチャー!/
うねりやすい髪質なのに硬さもある櫻井さんの髪。「スタイリングに軽さと柔らかさを出すには、パーマをかけておくと扱いやすくなります。毛先を中心に細めのロットで内巻きにするだけで、菱形のフォルムが作りやすくなります」(中山さん)
<スタイリング方法>
「櫻井さんのように毛量が多く、硬い髪質の場合、内側の髪まで巻いたりブローをするとボリュームが出過ぎるので、表面だけでOK。朝のスタイリング時間もだいぶカットできますよ」(中山さん)
<STEP.1>前髪の内側は残し、表面の毛束だけをカーラーで内巻きにする
<STEP.2>頭頂部も表面の髪だけロールブラシで根元を立ち上げるようにブロー
<スタイリングのコツ3か条>
- クセやうねりは無理に伸ばさない
- 毛量が多く硬い髪質なら、表面の髪だけブローしてツヤ感を出す
- パーマをかけるなら細めのロットで内巻きに
「量が多くて硬い髪質の場合、太めのロットではカール感が出ません。細めのロットで巻いておくと、ご自身でブローしやすくなりますよ」(中山さん)
うねり&硬い髪は「内巻きパーマ」を仕込んだ菱形シルエットで解決!
【5】シャープな頬をふっくらみせるエアリーボブ
\PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿の神保樹敏さんがレクチャー!/
癖がほとんどなく、髪質はストレート。スタイリングをしてもボリュームが出にくく、ストンとした印象になるという一力さん。
「ボリュームゾーンを頰の位置につくることで、髪全体のシルエットが菱形になり、立体感とボリュームのある印象に。あとはブローで空気感と毛流れを与えるだけで完成します」(神保さん)
<スタイリング方法>
「まず、ドライヤーで髪全体の根元を起こします。後頭部から前方に髪全体をとかしながら熱風を当てるのがコツ。根元が起きることでスタイリングしやすく、仕上がりもふわっと丸みのある印象になります」(神保さん)
<STEP.1>後頭部の髪を手ぐしで前方に流しながらドライヤーを当てる
<STEP.2>髪全体を上下にセクショニングしたら、下段の毛束をブラシでブロー
<STEP.3>ストレートアイロンを毛束の中間から毛先にすべらせる
<STEP.4>髪を振りながらワックスをつける
<スタイリングのコツ3か条>
- 首を下げて、髪全体を前方に持っていくように乾かす
- ブローのときはブラシの正面から熱を当てる
- ワックスは髪の内側につける。左右へ振りながらつけるのが正解
「ブローでは、ブラシに髪を巻きつけるのではなく、ブラシに髪を乗せて正面から熱風を与えるだけでOK。ブラシのカーブに沿った自然な丸みで、全体のシルエットが綺麗に収まります」(神保さん)
こけた頬がふっくら見える「神ボブ」!ブローのやり方4ステップ
【6】トップでバランスを整える、ふんわりニュアンスボブ
\Velvet on the Beachの角園侑希さんがレクチャー!/
毛量は十分だけれど、トップのボリュームがなく髪が細くて柔らかい高橋さん。「もともとクセがあるので広がりやすい髪質ですね。そんな髪はシルエットにくびれを作るように外はねにするといいですよ。クセや広がりを無理に抑え込まなくてもおさまりやすくなります」(角園さん)
<スタイリング方法>
「クセがあってうねりやすい髪の方は根元のケアをしっかりしておくと、ブローをしなくてもまとまりやすくなります。カーラーを根元に置いたらドライヤーを上からあてて、しっかり乾かすだけで、立ち上がりの持ちがよくなりますし広がりも抑えられます」(角園さん)
<STEP.1>分け目を境にして2~3つの毛束に分け、その根元に直径1㎝のカーラーを置く
<STEP.2>真上から30秒ほどドライヤーをあてる
<STEP.3>コームなどで分け目をジグザグにする
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目を中心に、頭頂部を山なりに膨らませて自然なボリュームをつくる
- 毛先ではなく根元をしっかり乾かすことでクセとうねりを抑える
- 分け目をジグザクにしてボリューム感を出しつつ白髪もカバー
「クセやうねりを真っ直ぐにのばそうとすると、変なところにボリュームが出てしまうし、スタイリングに時間がかかってたいへんですよね。根元にカーラーを置いて真上からドライヤーをあてるだけで、ブローをする手間が省けるのでおすすめです」(角園さん)
直径1cmのカーラーさえあればよい!ペタンコ髪が「ふんわりニュアンスボブ」に
【7】頬骨カバー&輪郭補整が叶うローレイヤーボブ
\THE REMMYの倉田聡子さんがレクチャー!/
「前下がりのワンレンボブベース。毛先にローレイヤーを入れています。髪がペタッとしやすい人はパーマをプラスするのもおすすめです」(倉田さん)
<スタイリング方法>
「髪の根元がつぶれないように、髪を乾かす段階でしっかり立ち上がりを作ることが大切です。毛先にレイヤーが入っているので、サイドから分け目を作ると毛先に動きが出しやすいですよ」(倉田さん)
<STEP.1>根元を立ち上げて乾かす
<STEP.2>ホットカーラーを根元に当てる
<STEP.3>中間~毛先にホットカーラーを通す
<STEP.4>スタイリング剤で整える
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を立ち上げながら乾かす
- スタイリング剤をつけすぎない
- 毛先を動かし過ぎない
「40代は根元のふんわり感が重要。乾燥毛の場合は、バームに少しオイルを足してもOK。毛先を動かし過ぎると少し古い印象になるので、巻き過ぎには注意しましょう」(倉田さん)
クールだけどふんわりな大人ヘア|頬骨カバー&輪郭補整が叶うローレイヤーボブ
【8】逆三角顔のシャープなフェイスラインがふっくら見える「神ボブ」
\BEAUTRIUM GINZA店の吉田秀晃さんがレクチャー!/
「スライドカットで毛流れと束感をプラスし、エアリーな印象に。レイヤーは入れすぎると毛先のボリューム感がなくなるので表面のみ! スタイリングしやすいように、自宅でも自然と菱形シルエットになるようにカットしています」(吉田さん)
<スタイリング方法>
「はちの張りを目立たせないために、トップは後頭部から前に向けて乾かすのがポイント。根元がフラットになり、ふんわりとした印象に仕上がります」(吉田さん)
<STEP.1>根元を乾かす
<STEP.2>後頭部から前に向けてドライヤーをあてる
<STEP.3>手ぐしで撫でながらドライヤーをあてる
<STEP.4>コテで毛先を内巻きにする
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライヤーの風は後頭部からあてる
- 表面につやを出すことでまとまり感アップ
- 顔まわりは少し強めに巻く
「スタイリング剤はジェルを使い、髪全体に薄くつけています。軽い質感のものを選ぶとトップが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることもできます」(吉田さん)
【逆三角顔さん必見】シャープなフェースラインがふっくら見える「神ボブ」
ベース型【9選】
【1】ベース型の輪郭を柔らかく見せる重めボブ
\kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店の店長・林麻美さん、太田桂子さんがレクチャー!/
「前上がりのグラデーションボブに、頭頂部のみレイヤーを入れて表面に軽さと動きをオン。前髪とつながるようにレイヤーを入れることで、リフトアップ効果が出せます」(林さん)
「表面のレイヤーに合わせて、ハイライトでデザインしました。細くハイライトをブレンドすることで、顔まわりの白髪も目立たなくなります」(カラーリスト 太田さん)
<スタイリング方法>
「根元がペッタリとしないように、髪を乾かすときは下を向いて根元から風を送り込んで。スタイリング剤も、下から持ち上げるようにもみこむと、ふんわりと仕上がります」(林さん)
<STEP.1>前髪とトップにカーラーを巻く
<STEP.2>毛先全体を内巻きにする
<STEP.3>スタイリング剤をもみこんでほぐす
<スタイリングのコツ3か条>
- 根元をしっかり起こして乾かす
- 巻いた髪は下から手ぐしを入れてほぐす
- スタイリング剤は柔らかい質感のものを選んで
「レイヤーが入っているので、毛先を巻くだけで動きが出せます。ふんわり感が重要なので、スタイリング剤は柔らかいテクスチャーが◎。トリートメント効果のあるものだと、ほんのりツヤも出ておすすめです」(林さん)。
エラ張りをごまかしながらリフトアップ!「軽やかボブ」で理想の卵型に
【2】ボリューム感でエラをカバーするレイヤーボブ
\XELHAの西本悠さんがレクチャー!/
髪の表面にレイヤーを入れて、ボリューム感を出したミディアムヘア。「ちょうど耳のあたりが膨らむようにしているので、フェイスラインが締まって見えるシルエットになっています。毛先はあえて切りそろえず、ランダムにして動きを出しているのがポイントです」(西本さん)
カラーもウィービングでハイライトを入れると髪に動きが出るため、ペタンコ頭に見えないのだとか。「ハイライトは白髪をぼかしてくれるので、白髪カバーにもなります」(西本さん)
<スタイリング方法>
いつもの分け目より、ほんの0.5~1㎝ずらすだけで、根元の立ち上がりが生まれます。「ブローするときは、もともとの髪のクセを利用すれば、時間が経ってもへたりにくくなります」(西本さん)
<STEP.1>いつもの分け目より0.5~1㎝、外側から分ける
<STEP.2>分け目部分の毛束をブラシに巻き付け、根元をドライヤー側に押し出しながらブロー
<スタイリングのコツ3か条>
- 耳のあたりにボリュームをつくって輪郭をシャープに見せる
- 毛先をあえて不ぞろいにカットにして動きを演出
- 分け目をずらして根元に自然な立ち上がりをつくる
「前髪をつくっておくと、若々しい印象になれると同時に、白髪が目立ちにくい効果もあります。40代の女性におすすめのスタイルです」(西本さん)
ぺたっとなりやすい髪は「毛先を不ぞろい」にするとフワッとショートボブに!【40代女性の髪型】
【3】今っぽい抜け感と輪郭に丸みをプラスする菱形ボブ
\BEAUTRIUM表参道の中高下由真さんがレクチャー!/
「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔まわりとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔まわりを開けることも大切です」(中高下さん)
<スタイリング方法>
「髪の乾燥はパサつき、ダメージを目立たせる原因になるので、ドライヤーで乾かす時は乾かしすぎないで。乾燥が気になる方はトリートメントなどをなじませてからドライすると、みずみずしさやツヤを保つことができます」(中高下さん)
<STEP.1>こめかみ、顔まわりの髪を起こす
<STEP.2>トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる
<STEP.3>毛並みを整えてツヤを出す
<スタイリングのコツ3か条>
- 輪郭は隠さずに出す!顔まわりはエアリーに仕上げて
- 分け目はペタッとさせずふんわりと!
- ブラッシンで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す
「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔まわりは開けるのが鉄則です」(中高下さん)
【4】動く毛束でエラの張りが気にならない!軽やかレイヤーボブ
\ROIの小西浩純さんがレクチャー!/
「肩ラインで平行にカットしつつ、はち上にだけレイヤーを入れて動きを出したボブベースのレイヤースタイル。レイヤーを入れることで、髪の表面だけ独立して動くように。前にも後ろにも流れる毛束を作ることで、軽やかに仕上げています」(小西さん)
<スタイリング方法>
「コテで髪の表面を巻く時は毛先を巻き込みすぎないようにしましょう。毛先にカールがつきすぎると重たい印象になり、頭も大きく見えてしまいます。コテの温度を上げすぎると失敗しやすいので低めの温度でチャレンジしてみてください」(小西さん)
<STEP.1>髪の表面にコテで熱を通す
<STEP.2>ワックスを根元から揉み込む
<スタイリングのコツ3か条>
- コテで巻く時は毛先を巻き込みすぎない
- 髪の表面の毛束は細かくとって巻く
- ワックスは撫でるようにつけない
「ワックスの量は親指の爪くらいの大きさを意識して。手のひらになじませたら、髪の内側に揉み込むようにつけてください。表面になでつけるようにつけると、ベタッとした印象になるので注意して」(小西さん)
【5】レイヤー×パーマでエラ張りを隠す、エアリーボブ
\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/
「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(SHINさん)
<スタイリング方法>
「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)
<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす
<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く
<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す
<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す
<スタイリングのコツ3か条>
- 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
- 根元に立ち上がりを作って、トップをふんわりと
- 平面的にならないように崩して動きを出す
「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。
【6】長め前髪で骨格矯正!ベース型をカバーするニュアンスボブ
\GARDEN omotesandoの高橋俊友さんがレクチャー!/
「ワンレンベースのグラデーションボブ。分け目を起点に表面にだけレイヤーを入れつつ、毛先に向けてブラデーションを。すると、毛先に丸みが生まれ、収まりのいいスタイルになります」(高橋さん)
<スタイリング方法>
「本来の分け目のままドライすると、時間が経つにつれて分け目がペタッと潰れてしまいます。ドライするときは、分け目の逆方向から乾かして根元を立たせることが重要。ふんわり感がキープされて、スタイルの持ちも良くなります」(高橋さん)
<STEP.1>いつもの分け目の逆からドライヤーを当てる
<STEP.2>ストレートアイロンでツヤを出す
<STEP.3>シアバターを髪の内側からつける
<スタイリングのコツ3か条>
- 分け目と逆方向からドライする
- ストレートアイロンはブローするように毛先までスルーさせる
- シアバターは髪の内側や後頭部からつける
「ショートやボブのスタイリングにかなり使えるのがストレートアイロン。ボリューム調整ができるだけでなく、表面のツヤ出し、毛先にニュアンスをつけたいときにもオススメです。このスタイルは髪の乾燥やダメージが目立ってしまうと台無し。ストレートアイロンでツヤを出しつつ、シアバターでみずみずしく仕上げてください」(高橋さん)
長め前髪で骨格矯正!ベース型が理想の卵型になる「ニュアンスボブ」
【7】顔が四角く見えるエラをカバー! 柔ふわパーマ×前上がりボブ
\PearLのCHIEさんがレクチャー!/
「カットベースは襟足ギリギリラインで水平に。パーマをかけることで、やや前上がりのマッシュラインになり、エラ張りをカバーしてくれます。中太ロッドで1.5~2回転をランダムに巻き、エアウェーブの酸性パーマを。髪に柔らかさとまとまりが生まれますよ!」(CHIEさん)
<スタイリング方法>
「髪を乾かすときは、パーマがのびないように弱風で丁寧に。ドライヤーの風量を強くする、一定方向から風を当てるのはNGです」(CHIEさん)
<STEP.1>乾かす前にオイルを塗布
<STEP.2>根元から丁寧に乾かす
<STEP.3>分け目はジグザグに
<STEP.4>バームを揉み込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライ前のオイルとスタイリングでパサつき防止
- 弱風で丁寧に乾かす
- 分け目はぼかしてふんわりと
「分け目をジグザグにぼかすと、根元の白髪も目立ちにくくなります。年齢を重ねると髪がパサつきやすくなるので、保湿ケアも意識しましょう」(CHIEさん)
大人ヘア|顔が四角く見えるエラをカバー!柔ふわパーマ×前上がりラインで華奢印象に
【8】骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/
「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。はち上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(森林さん)
「ベースカラーはアッシュブラウン。髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)
<スタイリング方法>
「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
<STEP.2>毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップの毛先を巻く
<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
- レイヤー部分は上に引き出して巻く
- もみあげや顔まわりは立ち上げてふんわりさせる
「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)
大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
【9】ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる! 華奢見えエレガントパーマ
\MAGNOLiA青山店のCHINATSUさんがレクチャー!/
「肩のラインでワンレングスにカットしつつ、リップラインにウエイトを設定し、顔まわりから後ろにかけてグラデーションに。髪の中間を間引くように毛量調節をすることで、パーマをかけた時に毛束の動きが立体的になるよう工夫しています」(CHINATSUさん)
<スタイリング方法>
「パーマの良さを最大限に活かすために、根元をドライヤーでしっかりと立たせてください。根元が立つことでカールの動きにメリハリが生まれ、パーマの立体感や軽やかな動きを一日中楽しむことができます」(CHINATSUさん)
<STEP.1>ドライヤーでトップの根元を立ち上げる
<STEP.2>毛先から中間まで持ち上げて乾かす
<STEP.3>クリームワックスを握るように揉み込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 全体のシルエットは菱形に。隙間バングで抜け感もプラス
- スタイリングで根元をしっかりと立たせる
- 立体的になるよう、パーマをしっかりと出す
「寝起きの場合は、水で髪の根元を濡らしてからドライすると、根元がふんわりと立ち上がります。スタイリング剤は手のひらに薄く、しっかりと伸ばして。伸ばさずにつけてしまうと、ボリュームダウンやベタつきの原因になるので注意してくださいね」(CHINATSUさん)
ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「華奢見え」エレガントパーマ
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部