【目次】
- トレートアイロンなら、ツヤ・ふんわり・カールが叶う
- 「ミディアム~ロング」のスタイリング【7選】
- 「ボブ」のスタイリング【8選】
- 「ショート」のスタイリング【8選】
- ストレートアイロンを使った「前髪」のスタイリング【4選】
トレートアイロンなら、ツヤ・ふんわり・カールが叶う
◆ツヤ出し
毛束を多めに取り、滑らせるのがコツ
■1:髪表面をコーミング

■2:根本をアイロンで挟む

◆ふんわり
根元を挟んで起こす
■1:毛束を斜めにとる

■2:毛束を倒し根元を起こす

◆カール
アイロンのヘリを使って弧を描けば自在に
■内巻きCカール


■外ハネJカール


■外ハネJカール



TEL:03-6427-3807
東京都港区南青山5-2-12 B1
10:00〜20:00(木〜19:00、日・祝〜18:00) 休業日/火、第2・4月
エイジングヘアの救世主! 「ストレートアイロン」だけでツヤ、ふんわりカールもすべて叶う!~実践テクニックをレクチャー
「ミディアム~ロング」のスタイリング【7選】
【1】ストレートアイロンで膨らみの目立たないスタイルに

「髪が膨らみやすい方でも、頭頂部はペタッとなりがち。髪を抑えつけるスタイルより、ハチの形を生かしてオーバルを描くようにストレートアイロンを動かすと、膨らみが目立たなくなります」(DIFINO aoyama 店長 山口祐亮さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンで楕円を描いて、膨らみの目立たないスタイルに。

■1:頭頂部の地肌を擦りながらドライヤーをあてる

■2:毛束を斜め横に引っ張りながらストレートアイロンを通す

■3:トップの根元にスタイリング剤をスプレー

「膨らみを気にする方はトップをつぶしたり、毛束を真下に引っ張ったり、タイトにまとめがちです。そうすると全体が重たく、動きのないスタイルになるので、メリハリをきかせるようにオーバル型を目指してください」(山口さん)。

梅雨の悩み、髪の膨らみを抑えるストレートアイロンの「オーバル」技とは?
【2】憧れのサラツヤ・ロング!そのスタイリング方法とは?

広がりやすいはちまわりを抑えながらサラツヤヘアを叶えるには、前髪とサイドの髪をつなげるようにアイロンを通すのがポイントとか。そのプロ技を教わります。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンでやさしく髪をとかすようにしてのばす。

■1:前髪を引っ張りながらストレートアイロンを通す

■2:顔まわりの髪は顔を包むようなイメージでアイロンを通す

■3:手のひらにオイルを広げ、髪全体になじませる

オイルは髪の表面だけになじませると、ペタッと重たいスタイルになりがち。サラツヤな髪に仕上げるには、手ぐしでとかすようになじませるのがポイントだとか。

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【3】ストレートアイロンで多毛・剛毛解決!軽やかスタイリング

ストレートアイロンは火傷する心配なく髪の根元から挟めるので、毛量の多い人のスタイリングに便利。「ストレートアイロンを使うとき、はちより上、耳から上、耳のあたりという具合に3段階に分けること。毛量が多い人は特に、一度にスタイリングしようとすると、アイロンの熱が十分に伝わらないので、キレイなスタイリングができません」(sui 店長 坂口勝俊さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンで根元から真っ直ぐに伸ばし、毛先に動きを出す。

■1:髪の根元からストレートアイロンをかける

■2:頭頂部の毛束を根元からアイロンで挟み毛先を内巻きに

■3:ミルク状のスタイリング剤を毛先中心になじませる

■4:頭頂部の毛束を手ぐしで整えるようにスタイリング剤をなじませる

「毛量が多い人にはミルクタイプのスタイリング剤がお勧めです。バームやオイルだと髪がべたっとして軽さが出せません。ミルクはのびがよく、ウェット感も出せます」(坂口さん)。

【4】切れ毛・クセ毛をカバー!華やぎスタイリング

「切れ毛は無理に抑え込むのではなく、ほかの髪に紛れ込ませるのがおすすめの解決法。ストレートアイロンを毛束に通すとき、アイロンをまっすぐ下ろすと、短い毛は重さがないのでツンと立ちやすくなってしまいます。カーブを描くように下ろすと、ほかの髪に紛れて目立ちにくくなりますよ」(SUNVALLEY みち子さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンはカーブを描くように毛束に通すのがポイント!

■1:髪の根元からカーブを描くようにストレートアイロンを通す

■2:カールアイロンで毛先を1回、外巻きにカールする

「肩のラインに外ハネカールがちょうど届くくらいのスタイルに仕上げれば、歩くたびに髪が揺れて、表情も柔らかい印象になります。髪質が1本1本しっかりしている、硬い髪の方にもおすすめです」(みち子さん)。

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【5】ストレートでもふんわり感が叶う上品ロングヘア

「輪郭が菱形シルエットになるよう、ストレートアイロンで顔まわりにゆるくカーブをつけましょう。トップはボリュームが出るように、サイドから分けるのがポイントです」(Un ami omotesand 店長 増永剛大さん)。
<スタイリング方法>
トップとサイドをふんわりさせて菱形に。

■1:ドライヤーでトップの分け目をなくす

■2:ストレートアイロンでサイドをふんわり

■3:スタイリング剤を内側からつける

「手のひら全体にスタイリング剤をしっかりつけて、髪全体にまんべんなくなじませて。スタイリング時はソフトなシアバターがおすすめ。均一にのびて軽く、保湿力もあるので、しっ取りまとまりつつ表面はふんわり仕上がります」(増永さん)。

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【6】ふんわりレイヤーミディアムロング

「ミディアムのスタイリングには断然、ストレートアイロン使いがおすすめ。くるんとカールしすぎず、ゆるっとしなやかな動きを簡単につくることができます」(Belle Shinjuku スタイリスト 鯨岡 拓也さん)
<スタイリング方法>
ストレートアイロン使いで柔らかくこなれた動きをプラス。

■1:毛先はスッと外巻きワンカールに

■2:サイドは表面を外巻きに流して

■3:前髪を下に自然に流す

「スタイリングにはワックスとオイルを混ぜて使うのがおすすめ。細く柔らかい髪質だとオイルだけだと重たくなってしまうので、ふんわり感を軽やかにホールドさせるひと手間を」(鯨岡さん)。

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【7】しなやかに動く波巻きロング

「毛先を巻くだけだとコンサバでちょっぴり古い印象に見えがちなので、顔周りを中心に波巻きにして今っぽい雰囲気に仕上げています。小回りが利くストレートアイロンを使って巻くとテクニックいらず、火傷もしづらくおすすめです!」(NORA GINZA 店長 久場秀行さん)。
<スタイリング方法>
韓国風の波巻きで、今どきのおしゃれな抜け感をプラス。

■1:まずは耳下あたりの中間にウェーブを

■2:鎖骨あたりは外巻きウェーブに

■3:毛先は内巻きに

「スタイリング剤は巻く前にはカールをキープするような機能のあるオイルを、さらに巻いた後にはツヤを出ししなやかな動きをホールドするクリームがおすすめ」(久場さん)。

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「ボブ」のスタイリング【8選】
【1】簡単!ストレートアイロンでつくるニュアンスボブ

ストレートアイロンを使うとき、注意したいのは角度。「こめかみより上部分はボリュームが欲しいので、ストレートアイロンを真横に引っ張って根元を起こしながら内巻きにします。こめかみより下の髪はフェイスラインに沿わせるように下に引っ張り、毛先を外ハネにするのがポイントです」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンでこめかみより上は内巻き、下は外巻きに。

■1:こめかみより上の髪は真横に引っ張りながら毛先を内巻きにする

■2:こめかみより下の髪は毛先だけ外ハネに

■3:前髪は根元を立ち上げるようにカーラーで巻く

■4:同量のワックスとオイルを手のひらで混ぜ、毛先に揉み込む


「大人の髪にはワックスの浮遊感とオイルのツヤ感の両方が欠かせません。同じ量ずつ混ぜてスタイリングすると、スタイルもツヤ感も長持ちします」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。

ぶきっちょさんでも簡単!ストレートアイロンでつくるニュアンスボブ
【2】髪を傷めない低温アイロンで仕上げるツヤボブ

アイロンは140℃の低温にすること。「高温にすると髪の水分が蒸発して、よけにペタ~っとなります。静電気も起こりやすくなるので、パサつきもひどくなります」(SUNVALLEY みち子さん)。
<スタイリング方法>
低温のアイロンで丸みをつくるように、ゆっくり通す。

■1:ストレートアイロンを140℃の低温に設定し、毛束をゆっくり通す

■2:頭頂部の毛束は根元を立ち上げるようにしてアイロンを通す

■3:バームを髪の内側から揉み込むようにしてなじませる

「スタイリング剤を髪の表面からなじませると、せっかくふわっと立ち上げたスタイルがつぶれてしまいます。内側からなじませ、表面は手に残った分だけで十分です」(みち子さん)。

【3】ツヤとボリュームが手に入る、大人の軽やかボブ

「髪の重みでうねりを抑えるために髪の表面にはレイヤーを入れていません。これにはもう一つメリットがあって、ストレートアイロンをサッと通すだけで、まとまりのいいツヤ髪に仕上がります」(MINX shibuya smart salon 取締役 池戸裕二さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンで髪にツヤ感をプラス。

■1:髪の表面だけストレートアイロンを通す

■2:頭頂部から前髪の毛束をカーラーで内巻きに

■3:髪の中間から毛先を中心にオイルをなじませる

「前髪に奥行きを持たせておくと、トップにボリュームをつくりやすくなります。せっかくカーラーでボリュームをつくっても、仕上げのオイルで潰したらもったいない! 軽いテクスチャーのオイルでパサつきを抑えてください」(池戸さん)。

【4】黒髪でも軽やかさがある菱形ボブ

「トップのぺったり感は、洗髪して髪を乾かす際の乾かし方にもひと手間加えてみて。毛束をねじって熱を与えることで解消できます。前髪はカーラー、毛先はストレートアイロンを使用すると時短で手軽にスタイリングできますよ」(marr 自由が丘店 AKiKOさん)。
<スタイリング方法>

■1:トップ部分は毛束をなじりながら、ドライヤーの熱を与えて

■2:前髪はカーラーで動きを

■3:毛先はアイロンで外巻きに

「スタイリング剤は軽めのワックスやオイルで、自然な動きをキープして。毛先を中心に塗布して」(AKiKOさん)。

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【5】ストレートアイロンでつくる「外ハネ」アレンジ

「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かける時は耳周りの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。
<スタイリング方法>
自然なハネ感を意識!やりすぎに気をつけて。

■1:サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる

■2:バックの毛先も外ハネにする

■3:スタイリング剤を毛先につける

■4:サイドにも揉み込む

「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)。

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【6】毛量が多く広がる髪には外ハネボブが効果的!

「ボリュームを抑えたいのは、はち周り。ここは抑えず、頭頂部の髪を立ち上げれば、自然とはち周りの髪は落ち着きます。上を立ち上げたら、耳から下の髪は毛先だけストレートアイロンで外ハネにすれば、メリハリがあるスタイルの完成です」(Velvet on the Beach 代表 桜井章生さん)。
<スタイリング方法>

■1:頭頂部の髪を前後2つに分け、カーラーで毛先から根元まで巻く

■2:耳から下の髪はストレートアイロンで毛を半カール外ハネに

「分け目をクッキリつけてしまうと、地肌が透けて見えたり、根元の白髪が目立ってしまいます。頭頂部の髪を巻くときは、分け目をまたぐようにカーラーで巻くと、分け目の根元がふんわり立つので地肌も白髪も目立ちにくくなります」(桜井さん)。

【7】表面さえピンとのばせば大人ボブの完成

「髪の内側がうねって広がりやすい方は、表面を長めに残して、重さで落ち着かせるスタイルがおすすめです。大人女性は前髪の内側もうねりやすくなっているので、ここも減らさず、長さを残した方が扱いやすくなります」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。
<スタイリング方法>
スタイリング前に使うオイルでパサつきと広がりを抑える!

■1:乾いた髪にオイルをまんべんなくなじませる

■2:毛束の根元からストレートアイロンを通し、毛先だけ軽く内巻きにする

■3:前髪をまっすぐ前に引っ張りながらカーラーで内巻きにする

■4:前髪の中間あたりを狙ってスタイリング剤をスプレーする

アイロンが前や後に傾いてしまうと、ピン!としたまっすぐな髪になりません。「毛先に変なクセがついてしまうので、アイロンは垂直に下ろすように注意してください」(小室さん)。

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【8】程よい動きと抜け感!軽やかニュアンスくびれロブ

「ざっと乾かすだけでもさらっとまとまりのいいスタイルですが、ひと手間加えるとよりおしゃれ度がアップします。毛先はアイロンで外ハネに、サイドの表面は軽く内巻きにし、トップはロールブラシを使ってブローを」(LANVERY スタイリスト 菅野太一朗さん)。
<スタイリング方法>
アイロンでメリハリを出し、トップはロールブラシでふわっとした丸みをプラス。

■1:毛先は外ハネに

■2:表面の毛は前に引っ張りながら内巻きに

■3:トップはロールブラシで丸みを出すようにブロー

「スタイリング剤は髪質にもよりますが、今回はヘアクリームを使用。中間から毛先を中心になじませて、ツヤを出しつつ毛流れや束感をキープ」(菅野さん)。

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「ショート」のスタイリング【8選】
【1】毛先を首に沿わせるだけの簡単スタイリング

「ブローでうねりをのばすスタイリングは、手間だけでなく髪にも負担をかけてしまいます。そこで、アイロンで毛先を外ハネにするスタイルなら、髪にかかる負担やパサつき、広がりも抑えられておすすめです!首に沿わせるようにアイロンを動かして、その流れでスッと毛束を抜いて。しっかり巻いたスタイルは不自然で、ちょっと古く臭くなるので注意してください」(sui ヘアデザイナー 中村育美さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンで毛先を首に沿わせるだけで完成!

■1:ストレートアイロンに毛束をはさみ、首に沿わせながら毛先を外ハネにする

■2:髪をわしづかみするようにして、ワックスをなじませる

「ツヤを出すためにオイルを選んでいる人も多いと思いますが、オイルをたくさん塗ってもツヤは出ません。しかもオイルを塗った後にアイロンを使うと、油が髪に焼き付いてカールがキレイにつかないことも。オイルはスタイリングの最後に、適量だけなじませてください。束感や動きを出すならワックスがおすすめです」(中村さん)。

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【2】束感でツヤも出る大人のふんわりショートヘア

「年齢を重ねた髪はハリが失われ、根元からペタッとして割れ目がつきやすくなっています。そんな時は、束感をつくるとふんわりとしたスタイルに仕上げることができます。アイロンで毛束をつくるのでツヤも出せて一石二鳥です」(ZACC vie 店長 宮川勇人さん)。
<スタイリング方法>
毛束をひとつまみずつストレートアイロンに通して束感をつくる。

■1:前髪をカーラーで内巻きにする

■2:ランダムにひとつまみずつ毛束を取りストレートアイロンに通す

■3:髪を引き上げるようにワックスをなじませる

「ワックスを下から揉み込んでなじませるとボリュームが出すぎてしまいます。髪全体を引き上げながらなじませると、ちょうどいいふんわり感が生まれます」(宮川さん)。

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【3】大人のかわいらしさを引き出すふんわり丸みショート

「ショートの場合、小回りが利き、手軽にツヤも出せるストレートアイロン使いがおすすめです。前髪はマジックカーラーでふわっとした毛流れを出して」(S.HAIRSALON トップスタイリスト 横井七恵さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンでツヤを出しつつ、ふんわり丸みフォルムに!

■1:分け目をまたぐように毛束を取り、トップにふんわり感を

■2:後頭部は毛束を上に持ち上げながらアイロンで熱を加えて

■3:前髪はマジックカーラーで

長めかつ厚めにカットした前髪はアイロンではなく、マジックカーラーを使ってボリュームを出すのが手軽。やや太めの40mm程度のカーラーを使用し、根元から毛先まで巻き込み、ドライヤーの温風でカーラー全体を温めて。カーラーが冷めたらはずし、ふわっとした毛流れに。
「スタイリングには軽めのオイルがおすすめです」(横井さん)

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【4】硬くて太い髪質でも軽さが出る前下がりボブ

「髪が太くて硬いとトップにボリュームをつくりにくいもの。加えて同じ位置に分け目をつくっているとトップがペタッとなってしまいます。分け目をずらすだけでトップにボリュームが生まれて、軽さのあるスタイルになりますよ」(DIFINO aoyama 店長 山口祐亮さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンでツヤを出しつつ、ふんわり丸みフォルムに。

■1:頭頂部の髪を握り、前後左右に揺らしながらドライヤーをあてる

■2:ストレートアイロンを根元近くから毛先までさっと通してツヤを出す

■3:髪をかき上げるようにしてスタイリング剤をなじませる

「スタイリング剤を表面からつけると、せっかくボリュームを出した髪がつぶれてしまいます! かき上げるようになじませてください。こまごまとスタイリング剤をつけると、形をつくりにくいので、大胆になじませると失敗しません」(山口さん)。

【5】柔らかストレートタッチのグラボブショート

「丸顔さんは、サイドのボリュームを出さないことが大切。スタイリングでも、そこを重視してみてください。ストレートアイロンを使いますが、強く巻くと丸みが出すぎるので注意して」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿 店長 栗原貴史さん)。
<スタイリング方法>
トップはふんわり、サイドはタイトに仕上げて!

■1:前髪を左右に振って乾かす

■2:襟足はタイトに締める

■3:ストレートアイロンでボリュームダウン

■4:スタイリング剤で整える

「スタイリング剤をつけるときは、襟足から髪の内側を通すこと。こうすると、襟足と内側にしっかりなじみ、表面の髪は毛先だけにスタイリング剤がつきます。襟足と髪内側はタイトに、表面はふんわり仕上がりますよ」(栗原さん)。

丸顔をシャープに見せる、柔らかストレートタッチのグラボブショート
【6】丸みを出した美シルエットなショートヘア

「ストレートアイロンで、耳上の根元~中間にカールをつけて動きを出しましょう。毛先だけにカールがつくとボリュームが出ないので注意して」(garden tachikawa スタイリスト 加藤貴大さん)。
<スタイリング方法>
根元からカールを巻き、ふんわり動きを出して。

■1:襟足をタイトに乾かす

■2:分け目がつかないようにトップを乾かす

■3:ストレートアイロンでカールをつける

■4:スタイリング剤で束感を出す

「スタイリング剤で束感をつくると、髪のカール感が強調されます。ベタッとしないように、油分すくなめの固めのワックスがおすすめです」(加藤さん)。

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【7】手軽で簡単!ふんわりショートヘア

「分け目部分を擦りながらドライヤーをあてるようにすると、トップがふんわりと立ち上がります。白髪が気になるという方にも、この方法はおすすめです」(apish AOYAMA トップスタイリスト 夏琳さん)。
<スタイリング方法>
スタイリング前にドライヤーで分け目をなくし、根元を立ち上げるのがポイント!

■1:分け目をつけないよう、根元を立ち上げるように風をあてる

■2:頭の丸みに沿ってストレートアイロンを通す

■3:スタイリング剤を手ぐしでとかすようになじませる

■4:手に残ったスタイリング剤で襟足をおさえる

髪が柔らかくて、すぐぺたんこになりやすい髪はスタイリング剤選びも重要。夏琳さんのおすすめはルベルの『ジオ フレイマン ファイバーム』(¥2,640)。「ちょっと固めのバームでキープ力もあり、ツヤも出ます。油分が多いスタイリング剤は髪がペタッ~っとなりやすいので、髪が柔らかくてスタイルをキープしたい方にはピッタリです」(夏琳さん)。

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【8】丸みと柔らかさが手に入る菱形ショートヘア

「ふんわり感が大切ですが、乾燥してボワッと膨らんでいるように見えるのはNG。細い毛束を巻いて動きを出しつつ、オイル+ワックスでしっかりボリュームコントロールを」(PEEK-A-BOO NEWoMan新宿 店長 栗原貴史さん)。
<スタイリング方法>
ポイントで細い毛束に動きを出して、ニュアンスをプラス!

■1:トップは根元を起こしてドライ

■2:サイドも根元に風を当ててドライ

■3:ストレートアイロンで内巻きに

■4:ポイントで毛先を外巻きにする

■5:スタイリング剤で仕上げる

「40代になると髪が乾燥して広がりやすくなるので、ワックスだけだと束感がつきにくくなります。オイルをプラスすれば、束感も出せて保湿効果もアップ。表面につくとボリュームダウンにつながるので気を付けて」(栗原さん)。

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ストレートアイロンを使った「前髪」のスタイリング【4選】
【1】スッキリと斜めうしろに流す前髪

「生えグセをリセットしツヤを出しには、ストレートアイロンがおすすめです。ショートボブならさっと通すだけで、時短でキレイがかないます」(ABBEY4 スタイリト 奥平航河さん)。
<スタイリング方法>
ショートボブの時短でキレイは、ストレートアイロン使いが決め手!

■1:ぺったりしがちな後頭部にふんわり感を出す

■2:前髪はアイロンを縦に入れ、斜めうしろに流す

「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。手になじませ、耳横くらいから空気を入れるように髪を振りながら塗布すると、ツヤを出しながらもエアリーな仕上がりに」(奥平さん)。

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【2】上品な印象を与える、横に流した前髪

「アイロンの熱を加えることで、硬くニュアンスの出にくい髪もしなやかで柔らかな印象に。内側部分の生えグセをのばしたり、表面の丸み&ツヤを出すにはストレートアイロンを使うのがおすすめ。根元から毛先にかけてスーッと通し、毛先を少し内巻きにするだけでスルッとしなやかなまとまりが出せます」(SUNVALLEY みち子さん)。
<スタイリング方法>
ストレートアイロンの熱でクセをのばしながら、しなやかさ&柔らかな動きのあるスタイルに。

■1:前髪は流したい方向に流しながら内巻きに

■2:トップは上に持ち上げてふんわり感を

■3:内側の毛は引っ張るように熱を加えしっかりとのばす

■4:中間から毛先にかけてワックスをなじませてニュアンスづけ

「スタイリング剤はワックスがおすすめです。トップにはつけず、中間から毛先にもみこむようになじませて。固めずに、しなやかな動きのあるスタイルをキープしてくれます」(みち子さん)。

40代に似合う【しなやかにまとまる品格ボブ】リフトアップも叶える菱形シルエットとストレートアイロン使いが決め手!
【3】クセがあり浮きがちな髪を、おさまりよくする前髪

「クセがあり浮きがちな前髪はストレートアイロンでキレイにスタイリングを。毛先はクセ活かしで動きのあるスタイルに」(TWIGGY. スタイリスト 松尾 美聡さん)。
<スタイリング方法>
前髪はストレートに、毛先は動きを出してメリハリを。

■1:前髪はストレートアイロンでまっすぐに

■2:毛先はムースをつけてクセ毛を活かす

■3:サイドの毛は耳にかけてボリューム調整

「スタイリングにはクセ毛のニュアンスを程よく出してくれる固まらないムースとジェルがおすすめ。動きを出したい毛先を中心に塗布して」(松尾さん)。

40代に似合う【フレッシュ見せ段ありロング】顔周りと毛先の段でメリハリをつけてこなれ感をプラス
【4】小顔見せが叶う、ふんわりワンカール前髪

「まっすぐおろす前髪は、横のラインを強調してしまうのでエラ張りさんには不向きです。斜めに流すとおでこに隙間ができ、縦のラインが引き立って、顔をスリム&小顔に見せる効果が高まりますよ」(GARDEN YOKOHAMA トップスタイリスト 豊田楓さん)。
<スタイリング方法>
菱形をイメージして仕上げるとバランス◎

■1:ドライヤーで髪の根元を立ち上げる

■2:ストレートアイロンで丸みをつける

■3:前髪をストレートアイロンでワンカールする

■4:仕上げにバームをつけてスタイリング

「ペタっとしやすい髪の方は、重くなりすぎないバームのようなスタイリング剤が◎。アイロンでナチュラルなカールをつけているので、なじませるだけでふっくらと仕上がります」(豊田さん)。

40代に似合う【ふんわりショートヘア】ボリュームアップ&フェイスラインもスッキリで小顔に!
- TEXT :
- Precious.jp編集部