40代の女性におすすめしたい、老け顔を解消するためのメイクや髪型、マッサージのやり方を一挙にご紹介します。

眉の描き方やアイラインの引き方など、年齢を重ねるほどメイクや髪型を更新していくことが「老け見え」防止に。眉やアイメイク、髪型を見直したり、フェースラインや頭皮をマッサージすることが、ずっと若々しさを保ってゆく秘訣なのです。

【目次】

老け顔を解消するメイク


【1】老けないための眉メイクテクニック

眉山を尖らせると老ける。なだらかラインが洗練された太眉の秘訣

思いきって内側に描くことで夏の疲れたるみ顔を引き締める
眉山の位置を内側に。[Precious2018年8月号162ページ]  

顔をキュッと縮めるには、眉山の位置は内側に設定するのが重要ポイント。さらに眉山はカクッと鋭角的に仕上げるときつく見えて老けるので、なだらかなカーブに仕上げましょう。

■Step1:黒目の外側の延長線上が正解。ブラシの柄を使い、眉山の位置を確認する

黒目の外側の延長線上が正解。ブラシの柄を使い、眉山の位置を確認する
ブラシの柄で眉山の位置を確認。[Precious2018年8月号162ページ]  

40代・50代女性の多くは、たるみで地眉の山は外側にズレているはず。眉山はちょっと内側のほうが顔の横幅が狭まり小顔効果があるので、黒目の外側の延長線上に設定。まずは鏡を見ながら、眉山位置の確認をしましょう。

  • Point眉山の位置をチェックしたらアイブロウペンシルで薄く印をつけておく。ここを起点に描くと失敗しません。

■Step2:眉山の頂点から眉頭の上辺に沿って色をのせる

眉山の頂点から眉頭の上辺に沿って色をのせる
ペンシルで色をのせる。[Precious2018年8月号162ページ]  

太く仕上げたいからと、眉の上部をはみ出して描くと不自然になるので要注意。また鋭角的に描くのもNG。地眉の上辺の高さに合わせ、ゆるやかな眉山に仕上げましょう。

  • Point次に眉山頂点にペンシルを置き、眉尻方向に描いていく。眉尻はあとから微調整できるので太くなっても短くても大丈夫。

■Step3:アイブロウマスカラで斜め上方向にとかし、毛並みを強調

アイブロウマスカラで斜め上方向にとかし、毛並みを強調
アイブロウマスカラで毛並みを調整。[Precious2018年8月号162ページ]  

ペンシルで濃く描くよりも、毛並みと立体感を強調するほうが自然です。寝ている毛を起こし、眉山方向へと毛を立ち上げて。眉に厚みが生まれ、上から見られても、横から見られても美しく仕上がります。

  • Point眉山は鋭角的になるときつく見えるので、なだらかに描くこと。角ができてしまったら、綿棒で拭き取って修正を。

夏の疲れで「たるんだ顔」を引き締める!大人の眉メイク3ステップ

【2】印象年齢マイナス10歳!劇的な若返り効果が得られる「アイラインの引き方」

■写真比較でよくわかる「アイラインの若返り効果」

まずは、アイラインの若返り効果を確認していきましょう。きちんとアイラインを引いている、というメイク上級者であっても、「いかにも引きました」と悪目立ちすることを恐れ、隠しラインのように控えめに描いていませんか? アイラインでどれだけ目の印象が変化するのかを4つの写真で検証してみました。

マイナス0歳のアイライン

アイシャドウだけで許されるのは30代まで。40代では印象の弱いのっぺりとした老け顔に。
アイシャドウだけで許されるのは30代まで。40代では印象の弱いのっぺりとした老け顔に。

まず、マイナス0歳の写真から。ナチュラルに仕上げたい、というときに真っ先に省くのがアイライン。ですが、まつげがまばらになり、目の輪郭が曖昧な大人の目元は、アイシャドウだけではノーメイクと同じ。ナチュラルとは程遠い手抜きメイクになってしまいます。

マイナス5歳のアイライン

たるんだ目元のフレームどおりに細くアイラインを入れても目は大きくならない。
たるんだ目元のフレームどおりに細くアイラインを入れても目は大きくならない。

こちらは、マイナス5歳。たるみでまぶたがかぶっているので、上まぶたのフレームどおりに細く黒のアイラインを入れてもラインが見えづらく、多少フレームが引き締まる程度。手間をかけて極細のラインを描いても、これだけでは目の大きさは変わりません。

マイナス7歳のアイライン

目尻ラインを長めにすればたるみで下がった目尻が引きあがるはず…と思うのは幻想。
目尻ラインを長めにすればたるみで下がった目尻が引きあがるはず…と思うのは幻想。

続いては、マイナス7歳。目尻ラインを長くすると、目の横幅が多少は広く見えますが、ラインが細すぎて引き上げ効果なし。また、たるみで下がった目尻のフレームどおりのまま長く描くのは危険。目尻ラインが下がることで、かえってたるみを強調します。

マイナス10歳のアイライン

上まぶたラインは太く長く仕上げ、下まぶたにもラインを。アイラインだけで目が縦にも横にも広げて印象年齢はこんなに若返ります。
上まぶたラインは太く長く仕上げ、下まぶたにもラインを。アイラインだけで目が縦にも横にも広げて印象年齢はこんなに若返ります。

最後の写真が、マイナス10歳。ポイントは、まつげの間を埋める、目尻側を太く仕上げる、下まぶたラインを加える、という3つ。

このように比較すると、たとえアイラインを引いていたとしても、上まぶたの際に細くラインを入れただけの目元(マイナス5歳の写真)、さらに目尻側を少し長くした目元(マイナス7歳の写真)では、劇的な若返り効果は感じられないのがわかるはず。

年齢を重ねると、だれもがまぶたがたるみ、目が小さくなっているので弱々しい控えめなラインではアイラインを描く意味がありません。上まぶたの輪郭どおりに細く描くというセオリーは、忘れてしまいましょう。

マイナス10歳の顔写真を見るとわかるように、大人のアイラインとは、自分の目の形に惑わされることなく、目尻ラインを大胆に太く長くし、横広がりの大きな目に修正するためのもの。ここまでやって初めて、若返り効果が得られるのです。

■アイラインで若返るテクニック「5つ」のポイント

それでは、マイナス10歳の写真のようなアイラインを描くには、一体どうすればいいのでしょうか? 「そうはいってもアイラインは難しい」と思っている人でも簡単にできる方法を紹介します。以下の5つがポイントです。

(1)一気に引かない!ちょこちょこ塗りでまつげの隙間を埋める

(2)たるみ目尻を引き上げるコツは目尻ラインに小さな三角をつくること

(3)目頭ラインはできるだけ細く。まつげが生えているところまで描き、目頭から5mmはあける

(4)目を縦に丸く大きく。下まぶたラインはブラウンで入れるときつくならずに自然

(5)下まぶたの目尻側にはベージュのハイライトをのせて明るくすると引き上げ効果がアップ

文字で見ると難しそうですが、写真で見ると非常に簡単なことがわかります。実践するときは、中央から目尻の隙間を埋める、目尻ラインを長く仕上げる、目尻側に自然な太さを足す、下まぶたラインを描く、の順番がベストです。これをレッスンすれば、誰でもうまく描けるようになります。具体的な描き方を確認していきましょう。

■簡単に10歳若返る「アイラインの描き方レッスン」4

[レッスン1]中央から目尻の隙間を埋める

アイラインを描く最大の理由は、黒目 → アイラインの黒 → まつげの黒と、黒がつながり、黒が際立つことで立体感が生まれ、目そのものの印象が強くなるから。

まずここでやるべきことは、加齢でスカスカになったまつげを増毛するかのように、中央から目尻に向かって、まつげとまつげの隙間を黒で埋め、失われた目の輪郭を再生させること。

黒目の中央から描き始める。
黒目の中央から描き始める。

そして、にじみにくく黒が濃いリキッドアイライナーが最適ですが、細くまっすぐ引く、難しいひと筆書きは必要ありません。それよりもまつげの隙間=白い粘膜を確実に埋めるために、まつげの下から筆先を当てて、左右に小刻みに動かしながら描くちょこちょこ塗りを。これなら不器用な人でも絶対に失敗しません。

目を開けたときにまつげとまつげの間の白い粘膜が見えず、黒のラインで埋まっていれば合格。それだけで目の輪郭がくっきりと際立つのがわかるはずですよ。

ステップ1:まつげの下から当てて、黒目の中心から目尻に向かって描く

ペン先をまつげの下に入れて、粘膜を塗りつぶす。
ペン先をまつげの下に入れて、粘膜を塗りつぶす。

描くのはまつげの上からでなく下から。まつげの上から描くとまつげの隙間は埋まらず、ラインが際から離れるのでNG。そして一気に引くのではなく、まずは黒目の幅だけ描きましょう。

ステップ2:一気塗りでは埋まらない。筆先を左右に小刻みに振りながら描く

アイライナーをちょこちょこ左右に動かす。
アイライナーをちょこちょこ左右に動かす。

細くまっすぐな線を描く必要なし。アイライナーの筆の先端を当てて左右に小刻みに動かしながら、まつげとまつげの隙間を黒で埋めていきます。

たるみでまぶたが目にかぶっていて、際が見えにくい場合は、指でまぶたを軽く引き上げると描きやすいです。
たるみでまぶたが目にかぶっていて、際が見えにくい場合は、指でまぶたを軽く引き上げると描きやすいです。

ステップ3:ガタついても気にしない。ちょこちょこ塗りで目尻の端まで描く

一気に引かず、ちょこちょこ塗りを。
一気に引かず、ちょこちょこ塗りを。

フレームどおりに描き、目尻で止めます。この段階では目尻ラインを長くしたり、太く仕上げる必要はなく、まつげとまつげの隙間を埋めることだけに集中しましょう。

ステップ4:まつげの隙間が埋まり、まつげを増毛したようにフレームが引き締まる

中央から目尻まで、隙間なく黒で埋める。
中央から目尻まで、隙間なく黒で埋める。

黒色のライン効果で、まつげが増えたように錯覚させるのがこのステップ。加齢でまつげがやせたり、抜けたりして失われたフレームラインが復活します。

[レッスン2]目尻ラインを長く仕上げる

アイラインでいちばん悩ましいのが目尻ラインの処理。どこまでのばせばいいのか、角度はどうすればいいのか、わからないから適当にしてしまうのが、40代・50代女性のアイメイクの弱点です。

まず、10年前に比べて目尻が下がっているのは確実。まぶたのたるみで目尻側の皮膚がかぶさり、下がり目になっているので、これを矯正しようとついやってしまいがちなのが、目尻ラインを無理にハネ上げてしまう……。これは明らかに古くさい顔になるので今すぐやめましょう。

目尻側は長くはみ出すのが鉄則。
目尻側は長くはみ出すのが鉄則。

そして、ここでの課題は、レッスン1ですでにまつげ間の隙間を埋めたので、今度はまつげの上からリキッドアイライナーを当てて、太さと長さを出す作業を。

長さを出す際に気をつけるべきは、上まぶたの輪郭の延長で描かないこと。目尻ラインが下向きになり、たるみを強調してしまいます。下のステップ7の写真のように、下まぶたの際の延長線で、目尻から8mmはみ出して描き足しましょう。

ステップ5:目頭ラインは「黒目の内側」の位置からちょこちょこ塗りを

黒目の内側の位置からちょこちょこ塗り。
黒目の内側の位置からちょこちょこ塗り。

目頭側から描くと力が入り、太くなりやすいので描き始めは中央から。目頭の先端から約5mmあけてまつげが生えているところまで描きます。

ステップ6:まつげの上から筆先を当て、中央から目尻にかけてラインを重ねる

アイライナーを中央から目尻にかけてラインを重ねる。
アイライナーを中央から目尻にかけてラインを重ねる。

目尻側の太さと長さを出すために、今度はまつげの上からスッスッと少しずつ描き足しましょう。レッスン1で描いたラインと重なり太さが出ます。

ステップ7:描き足す目尻ラインは、下まぶたラインの延長線に向かって描く

止め位置は、下まぶたラインの延長戦。
止め位置は、下まぶたラインの延長戦。

上まぶたのフレームどおりに長さを描き足すと、目尻ラインが下向きになり、たるみを強調。下まぶたラインの延長線の位置を目指して描き足すのが正解です。

たるみまぶたのせいでアイラインは隠れてしまいがち。8mmは長く描かないと横広がりの大きな目にはなりません。
たるみまぶたのせいでアイラインは隠れてしまいがち。8mmは長く描かないと横広がりの大きな目にはなりません。

ステップ8:目を開けたとき見えているくらい、長めの目尻ラインがちょうどいい

目を開けたとき、まつげが見えているくらいがいい。
目を開けたとき、まつげが見えているくらいがいい。

10歳若返るアイラインに仕上げるためには、目尻はハネ上げない、そしてタレ目にならないように上まぶたのフレームどおりには描かないのが秘訣です。

上まぶたのフレームから少し離れているけれど、次ページのステップでこの隙間は埋まるため、問題なし。
上まぶたのフレームから少し離れているけれど、次ページのステップでこの隙間は埋まるため、問題なし。

[レッスン3]目尻側に自然な太さを足す

今回の目的は「10歳若返ること」であり、そのために目の印象をもっともっと強くしたい。けれども、アイラインを目頭から目尻まで均一に太くしてしまうのは厚化粧のもと。自然にインパクトのある目元に仕上げるには、目尻ラインだけを太く長くするのが正解です。

そのつくり方とは、ステップ7で目尻の止める位置がわかったと思いますが、その止め位置から、下まぶたラインの延長線を描き、小さな三角をつくります。そしてでき上がった小さな三角の中を黒く塗りつぶすと、目尻まつげの影になりすまして、自然と目の印象が強まります。

これで作為的にならずに、10歳若返る目尻ラインの完成です。

たるみまぶたを引き上げ、目力を復活。
たるみまぶたを引き上げ、目力を復活。

こんなに太くするなんて厚化粧に見えそう、と心配になるかもしれませんが、大人はまぶたがたるみ、目尻にかぶって際が見えにくいので、これくらい大胆に描かないと10歳若返るほどの修正は不可能です。アイラインに関してはナチュラルや控えめはご法度であることを覚えておいてください。

ステップ9:目尻ラインの端から、下まぶたの際につなげるように描き足す

目尻から目頭方向へ。
目尻から目頭方向へ。

筆の先端を使ってスッと描くと、目尻に小さな三角ができ上がります。このあとで中を埋めて、太さも微調整できるのでラインがガタついても問題なし。

まぶたを持ち上げるとかなり太く感じるが、たるみまぶたで隠れてしまうので、これくらいの太さが正解です。
まぶたを持ち上げるとかなり太く感じるが、たるみまぶたで隠れてしまうので、これくらいの太さが正解です。

ステップ10:筆の先端を使い、ステップ9でつくった三角の中を埋める

三角のなかをちょこちょこ塗りで埋める。
三角のなかをちょこちょこ塗りで埋める。

アイライナーは寝かせずに立てて、先端を使って小刻みに動かし、塗りつぶしていく作業を。少し伏せ目にするとまぶたのシワがのびて埋めやすいです。

初めはキレイな三角にならないかもしれませんが、すぐに綿棒で拭き取れば、修正できるので躊躇せずにトライを。
初めはキレイな三角にならないかもしれませんが、すぐに綿棒で拭き取れば、修正できるので躊躇せずにトライを。

ステップ11:正面からチェックして、太さが足りないようなら描き足して太さを出す

描き足して太さを出す。
描き足して太さを出す。

正面から見たときに目尻側のラインがたるみでかぶって見えにくいならば、目尻の三角が小さすぎるということ。その場合は、三角の上辺を描き足してみてください。

ちょうどいい太さに描けないうちは、大胆に太く描いてから、綿棒で拭き取って微調整していくというのも手。
ちょうどいい太さに描けないうちは、大胆に太く描いてから、綿棒で拭き取って微調整していくというのも手。

ステップ12:目を開けるとこんなに自然。まぶたがかぶるのを前提に太く描くのがコツ

まぶたがかぶることを前提に、太く。
まぶたがかぶることを前提に、太く。

ラインの太さに驚くかもしれませんが、10歳若返るにはこれくらいがちょうどいいのです。ライン効果で目尻も上まぶたも引き上がり、強い目元になります。

目を閉じてみると目尻ラインがかなり長く感じますが、これくらい長さがないと横広がりの大きな目に映らないのです。
目を閉じてみると目尻ラインがかなり長く感じますが、これくらい長さがないと横広がりの大きな目に映らないのです。

[レッスン4]下まぶたラインを描く

下まぶたラインなんて素人がやると失敗する…と今まで手つかずだった人が多いでしょう。でも、黒よりもソフトで引き締め効果が得られるブラウンのリキッドアイライナーを選べば大丈夫。自然と下まぶたの輪郭がくっきりとし、目の縦幅が劇的に広がります。

ただし、気をつけるべきは描く範囲。目頭から目尻まできっちり描くのは、上のラインと合わさって目を囲むことになり、目が小さくなります。正解は目頭側、目尻側ともに5mmあけること。これはプロがやっているワザで、抜け感をつくることできつく見えません。

さらに下まぶたの目尻に明るいベージュのアイシャドウをのせれば、メリハリ効果で目尻がキュッと引き上がります。ぜひ、このワザも試してみてほしいです。

ステップ13:まぶたの上から筆先を当てる。下まぶたラインもちょこちょこ塗り

下まぶたもちょこちょこ塗って。
下まぶたもちょこちょこ塗って。

下まつげの根元をブラウンの細いラインで埋めていくと、自然に目の縦幅が大きくなります。描くのは目尻から5mm内側の位置から、目頭の5mm手前まで。

ラインが乾く前に綿棒を使って軽いタッチでなじませます。肌との境目がぼけるので、厚化粧な印象になりません。
ラインが乾く前に綿棒を使って軽いタッチでなじませます。肌との境目がぼけるので、厚化粧な印象になりません。

レッスン14:囲んでしまうのはNG。色をのせるのはまつげが生えている範囲のみ

目頭、目尻は5mmあける。
目頭、目尻は5mmあける。

目頭から目尻まできっちり描くと、上まぶたラインとつながって目をぐるりと囲むことになり、きつい印象に。目頭と目尻をあけて抜け感をつくりましょう。

下まぶたの目尻側にベージュのハイライトを。明るくすることでメリハリが生まれ、目尻がさらに引き上がります。
下まぶたの目尻側にベージュのハイライトを。明るくすることでメリハリが生まれ、目尻がさらに引き上がります。

これでアイラインの描き方で目元の印象が激変することがわかったはず。下がり目尻を引き上げ、目を大きくする驚異の効果を試さない手はありません! 10年前の強い目元になるのは簡単です。

ぜひ、これらの工程を試してみて、若返る目元を実感してみてくださいね。

劇的な若返り効果が得られる「アイラインの描き方」。印象年齢がマイナス10歳に

【3】老けた目元になるNGなアイラインの引き方

■1:「ペンシルタイプ」のアイライナーを使っている

簡単に思えるペンシルアイライナーは油分が多くまつげの隙間に色がのりにくい。
簡単に思えるペンシルアイライナーは油分が多くまつげの隙間に色がのりにくい。

アイライナーはペンシルタイプのほうがぼかしやすく、失敗しにくい……と思っていませんか? 簡単に思えるペンシルタイプは油分が多くやわらかいため、実は扱いづらいのです。ハリのあるまつげが邪魔してムラになりやすく、粘膜に色がのりづらい特徴があります。

そのため、油分が少なく色つきのいいリキッドタイプが正解。まぶたの際に線を引くのではなく、やせたまつげの際を埋めるのが大人のアイラインの基本です。

■2:スタンド鏡を「正面に置いて」アイラインを描いている

まつげとまつげの間の隙間をアイライナーで埋めるということは、加齢でやせたり抜けたりしたまつげを復活させるつけまつげやエクステと同じ効果。つまり目を縁どっていたまつげが減り、曖昧になった目の輪郭を復活させるのが、アイラインの役目です。

アイラインを描くときは、鏡を置く場所も重要。スタンド鏡を正面でなく、見下ろす角度に置きましょう。描く際はまつげの隙間=目の際がよく見えるところに置くことで、まつげの隙間を黒で埋めやすくなります。

■3:アイラインを「ひたすらまっすぐ」描いている

線をまっすぐ引けても若返り効果はありません。
線をまっすぐ引けても若返り効果はありません。

アイラインを塗り絵やひと筆書きと勘違いしていませんか? アイラインが苦手な人の8割が伏せ目にしてラインが見えたときでもキレイに見えるように、ひと筆描きのまっすぐなラインに仕上げることにとらわれています。

しかし、それが間違い。大人の目元はシワやたるみで皮膚に凹凸があるので、引っかかってまっすぐなラインを描くのは無理。線をまっすぐ引けても若返り効果はありません。一気に描くのではなく、小刻みに筆先を左右に動かすちょこちょこ塗りが正しいのです。ぜひ実践してみてください。

■4:アイラインの目尻をハネ上げるように描いている

大人のアイラインは目尻に三角をつくること。
大人のアイラインは目尻に三角をつくること。

大人に許される流行と若返り効果を同時に得られるのは、目尻に三角をつくること。たるみ目尻を引き上げるために、際から離れるほど目尻ラインをハネ上げる……という昔覚えたテクニックをいまだに信じていては、古くさい老け顔になるだけ。大人が若い子のラインを真似してはいけません!

提案したいのは、目尻ラインを実際の目の横幅よりも8mm長くし、はみ出したラインと下まぶたラインをつなぎ、目尻側に小さな三角をつくるという新手法。これで目の横幅が広がる&目尻が引き上がる、最も自然で若々しくなります。

■5:「下まぶた」も黒いアイライナーで描いている

下まぶたは茶色のほうが黒よりやわらかい印象になる。
下まぶたは茶色のほうが黒よりやわらかい印象になる。

まつげが生えているところしか塗らない下まぶたにラインを入れると目の縦幅が劇的に広がるので、若返りには効果的。けれども目を囲む=老ける、目が小さく見える、厚化粧顔になってしまいます。逆にいえば、簡単に目の印象を変えられる下まぶたラインだからこそ、色選びと描く範囲が大事。黒よりもやわらかく肌になじむブラウンがベター。

また、描くのはまつげが生えている範囲のみ。目尻、目頭はあけておき、抜け感をつくっておきましょう。

アイラインはやみくもに描けばいいわけではありません。間違った手法では、目力ゼロのまま。やり方を見直して、若々しい目元を勝ち取りましょう!

目力ゼロの原因はコレ!老けた目元になる「NGなアイラインの使い方」5選

【4】自然に目元が若返る「下まぶたメイク」

■下まぶたメイクをすることで「間延びゾーン」が縮まり、黄金比が取り戻せる

デザインの黄金比のように、メイクにも美人に見える黄金比というものがあります。実は、プロがメイクをするとどんな人もまるで魔法のように若く美しく変身するのは、この「黄金比」になっているからなのです。

縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること。
縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること。

この黄金比、目元には縦のバランスと横のバランスのふたつが存在します。縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。

そして横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること。これが美人顔の黄金比といわれています。

下まつげ、下まぶたをふっくらふさふさに。
下まつげ、下まぶたをふっくらふさふさに。

ところが年をとるとたるみによって目尻が下がり、まぶたがゆるみ、皮膚が被って目そのものが小さくなっていきます。顔の間延びによって美人の黄金比からどんどんかけ離れていき、恐怖の老け顔になってしまうというわけなのです。

そのため、目を縦に横に大きく見せるメイクを取り入れなくてはいけません。その効果が高いのが、今回ご紹介する下まぶたメイクというわけです。

下まぶたメイクは実に簡単。ポイントは大きく、(1)アイシャドウで涙堂をふっくら強調する、(2)ブラウンのアイラインで目尻を引き上げて横幅を強調する、(3)マスカラでまつげを引き出して縦幅を広げる、の3つ。

この美人の黄金比に修正できれば、多少のシワやシミがあっても気にならないほど若返り効果は絶大。一瞬で変われるのですから、やってみる価値ありです。

■1:不幸顔に見せるクマ・くすみをオレンジ系コンシーラーで消す

下まぶたメイクは、始める前に仕込みが必要です。目元に、青グマ、たるみの影、紫外線による茶ぐすみなどがあると、澱んだ印象を与え、生活感のある疲れ顔に見せてしまいがち。しかし、スキンケアでなんとかするには時間がかかります。

そこで活用すべきはコンシーラー。ファンデーションではカバーしきれなかった目の下の暗みを飛ばす粉体を多く含み、薄塗りのまま、加齢トラブルをカバーしてくれるものを選択しましょう。下まぶたメイクで、実はこれが最も重要なポイントです。

まずは形状ですが、筆ペンやチップタイプのゆるめテクスチャーがベスト。色は、蔓延する小ジワも目立たせないオレンジ系のベージュを選択しましょう。クマやくすみを消したいから…と自分の肌色よりも白いベージュのコンシーラーを使うと、目の下だけ白く浮き上がり膨張してしまうため、目が小さく見えることが多いのです。

さらに白く明るいタイプは、地の肌の青グマが透けて、グレーに濁ることもあるので注意が必要。消去法で考えると、青グマの補色となる、オレンジを含んだ肌なじみのいいベージュが適任なのです。薄塗りで青グマもくすみも、たるみの影も消せる万能タイプですし、アバウトに塗っても失敗しません。ゆるめのオレンジ系コンシーラーを、以下のように下まぶたに使用してください。

(1)クマ、くすみが目立つ部分にオレンジ系コンシーラーをのせる

オレンジ系コンシーラーをのせる。
オレンジ系コンシーラーをのせる。

下まぶたの際にたまらないように、際から5mmくらい離れたところから、縦に線を描くように塗布すること。

(2)こするのではなく、軽くたたきながらなじませる

たたきながらなじませる。
たたきながらなじませる。

こすると下のファンデーションまでヨレてムラになってしまうので、薬指で軽くたたくようになじませるのが正解です。

(3)ムラになったコンシーラーを優しく押さえる

コンシーラーを優しくおさえる。
コンシーラーを優しくおさえる。

スポンジで押さえるようにすると、ムラが消えるし、余分な油分を吸収できて、よりフィット感が高まります。

■2:たるみで間延びした顔が引き締まる「下まぶたメイク」の7ステップ

コンシーラーを使った仕込みが終わったら、いよいよ色をのせていきます。使用するアイテムは「パールオレンジ」か「パールモーヴピンク」のアイシャドウと、ブラウンのアイライナーと黒マスカラ。このたった3アイテムだけ。

ただし、のせる範囲には注意が必要です。最大のポイントはアイシャドウをのせる範囲。涙堂の幅=下まつげの生え際から約5mmの幅で、目頭から目尻までのせていきます。このとき、アイシャドウチップの先端だけに軽くトントンとしながら、アイシャドウをとって、それをそのまま下まぶたの際に当てて、中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かすと、勝手に5mm幅に色がのります。

そして、ブラウンのアイラインを入れる範囲も重要。目頭から目尻まできっちり引いてしまうときつくなるし、上まぶたのラインと合わさって目を囲むことになり、かえって目が小さく見えてしまいます。

正解は黒目の内側の位置から目尻の5mm手前まで。これはプロがやっている隠しワザで、目頭側と目尻側に入れないことで、抜け感が出てきつく見えないのに、たるみ目尻を引き上げる効果が絶大。

下まぶたメイクは、のせる範囲さえ間違わなければ絶対に失敗しないので、上まぶたのグラデーションづくりよりもはるかに簡単。少しの手間で加齢目元を劇的に大きくし、たるみ顔を引き締めてくれます。その手順は以下の通りです。

(1)チップの先端だけに色をとる

アイシャドウはチップの先端に少量!
アイシャドウはチップの先端に少量!

チップにとる量が、下まぶたメイクの最も大事なポイント。アイシャドウをとるときはチップの先端に少量だけをとること。これをそのまま塗布するだけで、最適な幅である涙堂の幅=5mm幅にのせることができます。チップの先端にアイシャドウを軽くトントンとつける程度で十分。つけすぎると悪目立ちする失敗のもとです。

(2)チップの先端だけを当てて、力を入れずなでるように塗る

下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます。
下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます。

起点は中央からで、初めに下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます。目尻や目頭から塗り始めると、アイシャドウがたまりやすいので中央から始めるのが鉄則。チップはベタッと寝かせず、先端だけが当たるようにして滑らせます。

(3)中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かす

こするのはNG、軽いタッチで滑らすように。
こするのはNG、軽いタッチで滑らすように。

目頭まできたら、また目尻にチップを動かし、これを2~3回往復するとムラが消えて、肌になじんでより自然に見えます。こすらないように、軽いタッチで滑らすように行うこと。使用するチップは付属のものでもOK。スティックの場合は、芯先を垂直に当てて5mm幅になるように塗布。つきすぎたら指かチップでなじませましょう。

(4)チップの幅=5mm幅にのせる

涙袋をふっくらと見せましょう。
涙袋をふっくらと見せましょう。

これだけでも自然と目の縦幅が広がります。下まぶたメイクは難しい、厚化粧になりそうと思っている人も、この方法なら失敗なし。涙堂=涙袋をふっくらと見せるオレンジやモーヴピンクなら、作為的にならずに自然だし、女らしい華やかさも生まれ、開運効果がアップ!

(5)黒目を大きく見せるブラウンのアイラインをひく

ペンシルはラインが太くならないよう、先端を使う。
ペンシルはラインが太くならないよう、先端を使う。

まず中央の黒目の幅(約1cm)から小刻みに、ペンシルを左右に動かしながら描く。このときペンシルは寝かさずに垂直に立て、ラインが太くならないように先端を使うこと。きつさが出ないように、なるべく細いラインに仕上げましょう。

(6)目尻側は5mmあける

目尻まできっちり描くのはNG。
目尻まできっちり描くのはNG。

次に目尻側5mm手前までラインを描く。たるみ目尻がキュッと引き上がり、若々しい印象に。目尻まできっちり描くとラインが強調されすぎてきつくなるうえ、目が小さく見えることも。抜け感をつくるだけで、ナチュラル感が生まれます。

(7)寝ている下まつげを「下方向に方向づける」ように塗布する

マスカラのブラシは縦に。
マスカラのブラシは縦に。

下まつげのマスカラの塗り方は2ステップ。まずは中央、目頭、目尻と3つのパートに分けて塗布したら、次にブラシを縦に持ち、目尻側に寝てしまっている毛を起こすようにしながら塗布して、隠れている毛を引き出す作業をしましょう。つけすぎないように、余分な液をしごいてから。下まつげの根元側を押して、毛を下向きに方向づけるように塗布してください。

塗布する範囲を間違わなければ失敗しません。この簡単ステップで、目の大きさが変わり、美人の黄金比に近づきます。目元の若々しさを取り戻したいなら、さっそく今日から取り入れてみましょう。

自然に目元が若返る「下まぶたメイク」7ステップ

【5】アイシャドウのメイクテクニック

40代になったらアイメイクもブラッシュアップを!

「アイメイクに気合いを入れればいれるほど、目が小さく見える」「20代から好んで入れていた色だけど、最近似合っていないような気がする」「ブラウンメイクをすると老ける」…。

なんだろう? 40代になってから感じるアイメイクの違和感。その原因は、たるみやくすみなど、エイジングサインが現れた目元に、メイクの技術が対応しきれていないから。くすんだ目元に強すぎるグラデーションメイクは浮いてしまうし、かといってハリ感が低下した目元に弱すぎるアイメイクを施しても目力なんて出ない。

要は、抜くところは抜いて、効かせるとことはしっかり効かせる、このバランスが大切なのです。

アイメイクの定番ブラウンは、赤み系を選んで華やかに!

20代のころから慣れ親しんできたブラウンメイク。実はこのブラウンの色選びに「問題あり!」の人が多いのです。「ええええ、ブラウンはブラウンでしょ」、と思ったあなた。同じブラウンでも黄みがかっていたり、ほどよくグリーンが効いていたり、最近ではグレーとベージュが合わさったグレージュなんていう色もあるんですよ。

ですから大人がブラウンメイクをするときは、まず色の選択が重要に。ナチュラルかつ老けないアイメイクを目指すなら、リッチな赤み系のブラウンを選びましょう。赤(ピンク)が入ることでくすみがカバーされて、明るい目元になります。

左/赤みのあるブラウンは、大人の女性の愛らしさを引き立てる。エトヴォス ミネラルクラッシィシャドー 2 ¥4,000(使用色) 右/温かみのあるレッドとレンガブラウンのセット。ジルスチュアート リボンクチュール アイズ 19 ¥5,000
左/赤みのあるブラウンは、大人の女性の愛らしさを引き立てる。エトヴォス ミネラルクラッシィシャドー 2 ¥4,000(使用色) 右/温かみのあるレッドとレンガブラウンのセット。ジルスチュアート リボンクチュール アイズ 19 ¥5,000

■PROCESS1:アイホール全体にベージュブラウンをぼかす

上まぶたに色を入れます。
上まぶたに色を入れます。

アイホールにベースカラー、目の際には締め色をしっかり入れて、眉下にはパールのハイライトを効かせます。20代のころに流行ったグラデーションメイクは、時代遅れなのは言うまでもありませんが、色をムダに重ねることでメリハリが出すぎてしまいます。これが老けて見えてしまう原因です。

上まぶたに色を入れる目的は、くすみをカバーするため。ブラウンより明るいピンクベージュブラウン(エトヴォスの左上)を目の際から上に向かってぼかしましょう。ピンク効果で目元に明るさが甦ります。

■PROCESS2:「上まぶたの際」に、濃いブラウンを入れて締める

目の際には濃いブラウンを。
目の際には濃いブラウンを。

40代になるとフェイスラインや頬のハリ感が失われるばかりでなく、目元もたるんできます。いくらナチュラルメイクが流行っているからといって、際を締めないのはNG。目元がたるむと、ぼんやりとした印象に見えてしまいます。

目の際は赤みが入った濃いブラウン(エトヴォスの右上)でしっかり締めましょう。チップの先を使ってライン的に入れるのがポイントです。

■PROCESS3:上まぶたの目尻から1/3のところにピンクブラウンをぼかす

目尻よりに明るいブラウンを入れてブラシでぼかす。
目尻よりに明るいブラウンを入れてブラシでぼかす。

上まぶたのくすみが目立つ人は、PROCESS1で入れたベージュよりワントーン明るいピンクブラウン(エトヴォスの左下)を目尻寄りに重ねましょう。ここに明るい色を乗せることで、目元に華やかさと透明感が生まれます。

色というより明るさをプラスしたいので、ブラシでしっかりぼかすのがポイント。

■PROCESS4:下まぶたにもピンクブラウンをふんわりのせて

明るいブラウンで下まぶたもぼかす。
明るいブラウンで下まぶたもぼかす。

PROCESS3で使ったピンクブラウンを下まぶたにぼかします。下まぶたに明るい色を入れることで、くぼんだ目元にハリ感が生まれふっくら。目頭側がくぼんでいる人は、目頭寄りを若干広めに入れましょう。くぼみのせいでできてしまった影が飛んで、明るくなります。

■PROCESS5:下まぶたの目尻から1/3のところに濃いブラウンを

下まぶたの目尻側に濃いブラウンを。
下まぶたの目尻側に濃いブラウンを。

最後にPROCESS2で使った濃いブラウンを、下まぶたの目尻寄りに細く入れます。濃いブラウンで締めることで、たるんでタレ目になってしまった目元がキュッと引き上がります。

【第1回】盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!

老け顔に見えない髪型


【1】長め前髪とゆるやかなウェーブの上品ミディアムヘア

■長め前髪とゆるやかなウェーブの上品ミディアムヘア
ドライヤーとアイロンでエアリーな印象に仕上げて!

前髪、トップの髪の毛がベタッとした印象にならないよう、ドライヤーの熱は前方から当てるのがポイントです。分け目の髪がふわっと立ち上がり、時間が経っても崩れにくくなります。

毛量が多いと、野暮ったく見えやすいので、軽さや動きが出るように毛先にだけレイヤー。まとまりやすいけど、重すぎない、大人のレイヤースタイルです。

若返りの秘訣は「長め前髪」。老け顔に見えない大人のミディアムヘア

【2】下にボリュームを出したミディアムヘア

■下にボリュームを出したミディアムヘア
下にボリュームを出してAラインをつくる。

髪が細くなり始めると、うねったり、ボリュームがなくなってしまったり…頭頂部の根元を立たせて、顔周りをアイロンでランダムにカールさせ、全体的にAラインシルエットをつくった老け顔解消のためのヘアスタイルです。

Aラインシルエットがうねってボリューム不足の髪を救う!?

【3】細かい毛束がふわふわ動く、美しいシルエットのミディアムヘア

■細かい毛束がふわふわ動く、美しいシルエットのミディアムヘア
スタイリングは巻くたびに崩すことで、今っぽい仕上がりに。

ベースは毛先に厚みを残したボブスタイル。トップの表面に狭い幅のレイヤーを、毛先に厚みが出るように段も入れています。トップ、毛先、顔周りを巻くだけで、華やかに仕上がり、老け顔も解消されます。

毛先が豊かな巻き髪で、面長顔が「幸福感たっぷり」な菱形シルエットに変貌!

【4】上品で優雅な大人の女性のためのアップスタイル

■上品で優雅な大人の女性のためのアップスタイル
「結ぶ位置」と「耳周りのボリューム感」が、「若づくりに見えないポニーテール」のポイント。

ポニーテールにすることでフェイスラインがキュッと引き締まった印象になります。毛束をしっかりと引き出すことで髪の豊かさや、ボリューム感をアピールすることもできるので、髪の悩みが多くなる40代以降の方にオススメの老け顔対策アレンジ術です。

【40代×ポニーテール】若づくりに見えない!こなれ感のあるポニーテールのやり方7ステップ

【5】女らしさもカジュアルさも表現できるミディアム

■女らしさもカジュアルさも表現できるミディアム
輪郭を目立たせないだけでなく、カジュアルさ、ラフ感、女性らしさもある万能スタイル。

毛先の毛量を軽くするのがポイントの老け顔対策のヘアスタイル。毛量を残して輪郭を隠そうとすると、重たい印象になってしまいますが、動く毛先で顔周りに抜け感をつくれば、表情の明るさ、若々しさも引き出すことができます。

輪郭は隠すのではなく、思い切り出す。毛束の揺れに目線がいくので、輪郭も目立つ丸顔を気にしている方にもおすすめのスタイルです。

【丸顔にオススメ】若見えがさりげなく叶う「外ハネ軽やか」ミディアムヘアとは?

老け顔を解消するマッサージ


【1】顔のゆがみを改善するフェイスラインのケア

■1:フェイスラインのたるみを改善する

筋肉が硬直してリンパも滞りがちなフェイスラインにアプローチ。あごを動かしながら深層部をほぐして改善していきます。マッサージ方法を教えてくれたのは、アンチエイジングデザイナー・村木宏衣さん。

(1)あごの中心からやや外側の骨のきわに反対の手を当てる

あごの2cmくらい内側にある骨のきわで、顔の中心から約1cm外側のところに、カギ形にした反対の手(左あごのケアは右手、右あごのケアは左手)の人さし指を当てていきます。

カギ形にした人さし指の第一関節から第二関節間の平面を使うことがポイントです。

おさえるのは二重あごで皮膚がたるむライン。
おさえるのは二重あごで皮膚がたるむライン。

(2)「あぐあぐ」と口を開閉して指をずらしながらほぐしていく

人さし指をしっかり当てたまま、「あぐあぐ」と口を開け閉めしていきます(声は出さなくてもOK)。これを1か所で8セットずつ繰り返したら、指の位置を外側にずらしながら、片側6か所を行っていきましょう。片方が終われば、反対側も同様に行ってください。

あごの骨の内側に沿って、エラに向かって片側6か所ずつ、指をずらしながら行いましょう。
あごの骨の内側に沿って、エラに向かって片側6か所ずつ、指をずらしながら行いましょう。

人さし指はしっかりと当てたまま行うのがポイント。あごまわりのラインがたるむと「脂肪がついた」と思いがちですが、原因は過度なむくみによる影響が大きいんだとか。

「あごの関節はゆがみの影響を受けやすく、リンパ節の流れも滞りやすいため、こちらのケアで深い部分をほぐし、老廃物がたまったリンパを押し流して対策しましょう」(村木さん)

■2:エラはり・ほおのたるみをストップ

ほおのたるみはゆがみの影響が大きいそう。ほお骨につながり、顔を横に引っ張る筋肉を同時にゆるめて、リフトアップも狙っていきましょう。

(1)両手で頭をはさむようにして、親指の腹をほお骨の下に

始めに、両手の親指を大きく開いて、指の腹をほお骨の下に置きます。4本の指は側頭部に添えて位置を固定し、両手で頭をはさむようなポジションをつくります。

エラはり・ほおのたるみをケア
両手で頭をはさみます。

(2)親指で圧をかけながら「あぐあぐ」と口を動かす

ほお骨の先から1.5cmくらい下のところから、親指の腹で斜め上に圧をかけながら、口を大きく「あぐあぐ」と開け閉めしましょう(声は出さなくてOK)。これを6セット繰り返します。

さらに後ろの指は固定したまま、親指の位置を後ろにずらしながら、4か所で同様に行ってください。

ほお骨に沿って、耳の前のくぼみまで4か所に分けてほぐしていきましょう。
ほお骨に沿って、耳の前のくぼみまで4か所に分けてほぐしていきましょう。

「ほお骨の下から斜め上に押し上げ、親指の腹を骨に引っかけるのがコツ。ほおの筋肉をしっかりとらえながら、ほお骨に沿ってほぐしていってください」(村木さん)

このとき、指はしっかりと固定して行うこと。エラ部分は緊張して硬くなると顔を横に引っ張り、ゆがみからたるみの原因に。ほお骨を押さえながら、あご関節を動かして筋肉をほぐしていきましょう。

■3:口角の下がりをケア

普段から大きな力が加わっているそしゃく筋「咬筋(こうきん)」にアプローチしてゆがみを整えます。効率よくほぐしていきましょう。

(1)咬筋に反対側の親指を引っかけて固定する

ほお骨の下に反対側の親指を当て、4本の指は軽く握り、人さし指の側面をエラ骨に引っかけて固定します。さらに、口を軽く開け閉めして動く太い筋肉(=咬筋)の位置を確認したら、へりのくぼんだ部分に親指の腹を引っかけます。

口角の下がりをケア
人さし指の側面をエラ骨に引っかけてしっかりと固定しましょう。

(2)筋肉をとらえながら「あぐあぐ」と口を開け閉め

両側から咬筋をはさんで、しっかり押さえながら、「あぐあぐ」と口を開け閉めして6セット繰り返す(声は出さなくてOK)。筋肉に沿って親指を下にずらしながら3か所で行ったら、反対側も同様に行ってください。

親指でおさえるポイントはほお骨の真下からあごの上を、3分割したところ。
親指でおさえるポイントはほお骨の真下からあごの上を、3分割したところ。

親指の腹を縦にして、咬筋に引っかけるように圧をかけるのがポイント。

あごの関節には、硬いものを食べるときで20~30kg、睡眠中の歯ぎしりでは100㎏もの負荷がかかるそう。その結果、そしゃく筋の中でも大きな「咬筋」が緊張し、顔をゆがめて口角を下げる原因になってしまうのです。

「咬筋の下部は硬くなりやすいため、念入りにほぐすのがポイントですよ」(村木さん)

■4:二重あごを引き締める

華麗で衰えやすいあご裏の筋肉を指で圧をかけながら、しっかりとケアしていきます。発音による舌の動きも活用して、老廃物を流してたるみを引き上げて行きましょう。

(1)あご先の内側の骨のきわにカギ形の人さし指で圧をかける

あご先から2cmくらい内側の骨のきわに、カギ形にした人さし指の平らな面を使って圧をかけていきます。

人さし指をカギ形に曲げ、第一関節から第二関節間の平らな面を使うこと。
人さし指をカギ形に曲げ、第一関節から第二関節間の平らな面を使うこと。

(2)英語の巻き舌のように「らりるれろ」と口を動かす

あごの下に指で圧をかけたまま、英語「R」の発音をイメージしながら、巻き舌で「ら」「り」「る」「れ」「ろ」と、大きく口を動かしていきます(声は出さなくてもOK)。これを5セット繰り返し行ってください。

舌を動かすことでリンパの流れもスムーズに。
舌を動かすことでリンパの流れもスムーズに。

あご下には舌に付着する「舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)」という小さな筋肉の集まりがあり、これが加齢で衰えるてしまうと二重あごの大きな原因になってしまいます。特に日本語の発音は舌を使うことが少ないため、ちゃんとケアしないといけないとか。舌の動きを使って老廃物を流し、たるみを引き上げましょう。

■5:あごのシワにアプローチ

老化や話し方のクセによって硬直してしまいやすいあごの筋肉。硬直は二重あごの原因にもなります。皮膚を持ち上げながらほぐし、内側からふっくら柔軟にしていきましょう。

(1)あごをはさむように固定して、人さし指で「うにうに」とほぐす

唇の下側中央から、あごに向かって左右に分かれる「オトガイ筋」を片側ずつほぐしていきましょう。

まず、カギ形に曲げた人さし指を口の真下に当て、親指はあごの骨に引っかけて、はさむように固定。ここから人さし指で「うにうに」と小さな円を描くように10回ほぐします。

ここでも他のケアと同様に、人さし指をカギ形に曲げ、第一関節から第二関節間の側面を使いましょう。
ここでも他のケアと同様に、人さし指をカギ形に曲げ、第一関節から第二関節間の側面を使いましょう。

(2)位置を下へずらしながら、あご先までほぐしていく

人さし指の位置を下にずらし、あご先まで3か所に分けて同様にほぐしたます。片側が終わったら、反対側も同様に行ってください。

骨をほぐすようなイメージで行いましょう。
骨をほぐすようなイメージで行いましょう。

「人さし指の平らな面で骨をほぐすような意識で、あごをはさみながら筋肉をしっかりとらえるのがコツ。下唇の下からあごにかけて、顔の中心から左右対称の縦の2列を、3段階に分けてほぐしていきましょう」(村木さん)

「オトガイ筋」とは、口をすぼめるとシワが寄る部分で働くあごの筋肉のこと。話し方のクセや老化によって硬直する人が多く、シワをつくって老け見えの一因になります。

肌のハリに必要な周辺の脂肪も加齢でやせ衰えるため、筋肉をしっかりほぐし、内側から柔軟性を取り戻すことが大切なんですよ。

■6:ほおのこけを改善

最後は老けて見えるほおのこけにアプローチしていきます。ほおの骨格に圧をかけながら緊張をとり、ゆがみや左右差を整えていきましょう。

(1)両手のひらを真横にして、ほお骨を両側からはさむ

両手のひらを真横にして、ほお骨を両側からはさみ、指先は側頭部に軽く添えるイメージで。このとき手のひらの小指側がほお骨の上に引っかかるように、平行に当てることを意識して行ってください。

ほおのこけを改善するケア
口を軽く開けておくのも、骨格を矯正する際のポイントに。

(2)ほお骨に押し込むように、ゆっくり圧をかける

手のひらをほお骨に押し込むように、ゆっくり圧をかけていきます。後頭部にかかる指先を支点にするイメージで10秒キープ、3回繰り返し行いましょう。

後頭部にかかる指先を支点にするイメージで。
後頭部にかかる指先を支点にするイメージで。

頭の横にある筋肉が緊張して収縮すると、筋肉が付着するほお骨が引っ張られて外に張り出します。すると、ほおの下に影ができて、こけたような印象をつくってしまうのです。ゆがんだ関節に圧をかけ、ゆるめる骨格矯正の手技で緊張をとって、ほおの張り出しや左右差を整え、スッキリした張りのあるほおを取り戻しましょう。

老化で防げないと思っていたフェイスラインのたるみは、ケアすることでどんどん改善していきます。どのケアも簡単に行うことができ、毎日続けることで効果を発揮するもの。テレビを見ながらできるので、さっそく今日から習慣づけてみてください。

一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェイスラインのケア」習慣6選

【2】10歳若返る頭皮マッサージのポイント

年齢とともに気になってくるたるみやほうれい線など、「老け顔」の悩み。シワひとつで、印象がずいぶん変わってくるものですよね。

そんな「老け顔」の悩みを解消するカギが“頭筋”です。じつは、頭には足裏のようにいくつものツボや反射区があり、頭皮をマッサージするだけで、全身のケアができるといわれています。

なかでも、たるみやほうれい線など、老け顔の悩みは頭の筋肉と直結しています。頭の筋肉が顔の筋肉を支えているため、特に効果が高く現れやすいのです。

では、表情筋のリフトアップのためにほぐすべき頭筋のポイント4つをご紹介しましょう。

額の横ジワに効く「頭頂部」とまぶたのたるみに効く「前頭部」はココ!
額の横ジワに効く「頭頂部」とまぶたのたるみに効く「前頭部」はココ!

■1:額の筋肉を引き上げる「頭頂部」の筋肉

額の筋肉を引き上げている部分なので、ココがこると額の横ジワが出現します。コリは血行不良からくるものですが、脳の疲労からもコリは発生します。たとえば、頭頂部は物事をロジカルに考える人が酷使する部分。まじめな人に頭頂部の疲れは現れやすいそう。ここをほぐすと「額の横ジワ」に働きかけることができます。

■2:額とまぶたのたるみに効果的な「前頭部」の筋肉

額の筋肉とつながっているのが、この前頭部の筋肉です。前頭部は前頭葉のある部分。前頭葉は思考を司る働きがあり、考え事が多い人が最も影響を受けやすいといわれています。ここをほぐすことで、「額の横ジワ」、そして「まぶたのたるみ」にも効果が感じられます。

フェースラインのたるみに効く「側頭部」とクマに働きかける「後頭部」
フェースラインのたるみに効く「側頭部」とクマに働きかける「後頭部」

■3:フェースラインを引き上げる「側頭部」の筋肉

ほうれい線やフェースラインのたるみ、口角の下がりを引き起こしているのが側頭部のコリ。ここがこる大きな要因は食いしばりなど、奥歯をかみしめるクセだそう。そのため、我慢強い人やストレスフルな人はここがこりやすいとのこと。

側頭部をしっかりほぐせれば、「フェースラインのたるみ」や「ほうれい線」、「口角の下がり」など、顔全体の印象を左右するたるみに働きかけます。顔の印象が10歳は若返りますよ!

■4:まぶたのたるみに働きかける「後頭部」の筋肉

パソコンなどで目を酷使している人ほど硬くなりやすく、コリとなって現れる部位が「後頭部」。ここのコリが、眼精疲労はもちろん、まぶたが重たく感じられる原因です。

また、実は後頭部が前頭部をしっかりと引き上げて固定しているので、額の横ジワなどに影響することも。後頭部のコリをほぐすことで、「まぶたのたるみ、むくみ」や「クマ」を解消することができます。

以上が、顔の印象を大きく左右する頭筋4つのポイントです。頭皮マッサージの効果に注目し「深頭筋マッサージ」を考案したヘッドセラピストの山本幸恵さんは、こう説明します。

「筋肉には境目がなく、頭の筋肉と顔の筋肉はつながっています。これらの筋肉は、どうしても年齢とともに衰えて、弾力を失います。この筋肉の弛緩力の低下が顔のたるみと直結しているのです。でも逆にいえば、頭の筋肉のハリが戻せれば、顔も弾力が戻り、リフトアップしていくということです」(山本さん)

ぜひ、参考にしてみてください。

顔の印象が10歳若返る「頭皮マッサージのポイント」4つ

この記事の執筆者
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