【目次】
「卵型」向けヘア【7選】
【1】毛先外巻き×中間内巻きでメリハリ!やわらか抜け感ヘア
「毛量が少ないうえ、1本1本が細くてやわらかくボリュームが出にくい髪質だととくに、40代50代になると”薄毛っぽく見えてしまう…”と悩んでいらっしゃる方が多いです。とはいえ日々忙しくしていらっしゃるので、毎朝スタイリングに長時間はかけられないし…。そんな方は表面にバランスよくレイヤーを入れ、カットにひと手間を。さらっと巻くだけでふんわりとした動きが出る、再現性の高いスタイルがおすすめ。動きが出やすいようにはしたいけれどスルッとまとまりやすさはキープしたいので、レイヤーはあくまでも控えめに入れすぎないのがポイントです」(GARDEN YOKOHAMA ~est~ トップスタイリスト 豊田 楓さん)。
40代に似合う【やわらか抜け感ミディ】毛量少なくても再現性の高いスタイルで毎日キレイ!
【2】レザーカットでかなう軽やかニュアンスヘア
「毛質的に細くクセがあり毛量も少ないという方は、年齢を重ねると余計にボリュームが出づらくぺったりしてしまうことも多々。トップも前髪もぺったりとしてしてしまうと、表情まで疲れさせ、さみしげに見えてしまうしまうことも…。そんなお悩みを解消するのが、今回ご紹介する“抜け感こなれミディアム”です。レザーカットでニュアンスとフォルムを同時に調整し、ご自宅でスタイリングする際にも再現性の高いスタイルを目指しました」(Rougy トップスタイリスト 小栗瑛二郎さん)。
40代に似合う【抜け感こなれミディアム】レザーカットでかなう軽やかニュアンスヘア
【3】クセやうねりを活かしつつ広がりを抑えた菱形セミロング
クセやうねりがあって髪が広がりやすい人は必見です。くせやうねりを無理に押さえつけたり引っ張ったりすると、髪が全体的にペタ~っとして、寂しい印象になりがち。「カールアイロンでふんわりカールをつくるスタイルはトップにボリュームを出しやすく、小顔に見せる効果もあります」(apish cherie 店長 井原早紀さん)。
【4】フェイスラインがすっきり!華やかレイヤースタイル
「最近はゆるく巻くスタイルが主流ですが、巻きがゆるすぎると大人女性の場合『お疲れモード』に見えることも。ゆるさも残した、しっかり巻きなら、きちんと感が出せるうえにフェイスラインが引き締まって見えますよ」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。
40代に似合う【ミディアムヘア】フェイスラインがすっきり!“華やかレイヤースタイル”を伝授
【5】「S字カール」で大人の上品スタイル
「毛量の多い方はスタイルをタイトに 正面ようとして、毛束を下に引っ張るようなスタイリングをする方が多いようです。ペタンコになりやすい頭頂部はふっくらさせて、ボリュームを抑えたいハチの部分を抑えるには、手ぐしで頭頂部の髪を前にとかしながらドライヤーをあてるとうまくいきます」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー HINATAさん)。
毛量が多くて広がりやすい髪を救う「S字カール」で大人の上品スタイルに変身
【6】切れ毛・クセ毛を抑える華やぎスタイリング!
年齢を重ねるごとに増えてくる、大人の髪悩み。多く耳にするのが、梅雨は特に髪がうねって広がりやすく、パサついてツヤも出にくくなる。さらに、度重なるパーマやカラーリングで傷んでいる髪は切れやすく、アホ毛も目立ってきます。「頭頂部の短い切れ毛は、ストレートアイロンの角度さえ注意すれば、立たなくなります。うねって広がる髪には、首に沿わせるように毛先を1回カールすれば、まとまりのあるスタイルになりますよ」(SUNVALLEY みち子さん)。
40代髪悩みを解決【ミディアムヘア】切れ毛・クセ毛が目立ったら「ヘアアイロン」で華やぎスタイリング!
【7】顔周りのリバース巻きが華やかな印象に!
年齢を重ねると髪質が変わり、思い通りのスタイリングになりにくいもの。「特に変化しやすいのが生え際です。日本でも話題になっている韓国風を意識して、顔まわりにレイヤーを入れつつ、流れるようなラインをつくると前髪のおさまりがよくなります」(Velvet on the Beach デザイナー 角園侑希さん)。
前髪のおさまりが悪い…そのお悩みは注目の韓国風スタイルで解決!
「丸顔」向けヘア【7選】
【1】動く毛先で輪郭カバー!小顔効果アリのシャドーレイヤー
「丸顔さんのセミロングヘアにとって重要なのは、ボリュームのコントロールです。必須なのは、トップのボリュームと、毛先のまとまり感。そこを押さえつつ、顔周りに動く髪をつくってあげると、シャドー効果で顔立ちに立体感が生まれ、小顔効果が期待できます。顔周りとトップには、髪になじませる程度に薄くレイヤーを入れ、立体感とボリュームを出します。毛先はチョップカットで動きを出しつつ、重さを残してまとまるように。中間はストロークカットで空気感、抜け感を出し、厚くならないようにしています」(PearL 代表 MATSUさん)。
動く毛先で輪郭カバー!丸顔を卵型に見せる「柔ふわセミロング」
【2】丸顔をシャープにふんわりレイヤーミディアムロング
「40代50代になると髪に元気がなくなってきて、ミディアムやロングをキレイに保つのが難しいという声も…。髪1本1本が細く柔らかい方はとくに、髪を伸ばしたいけれど、伸ばせば伸ばすほどトップがぺったりとしてボリュームが出ず、貧弱な印象に見えてしまう…というお悩みが多いです。そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する”ふんわりレイヤーミディアムロング”です。すかすかにならないよう適度にレイヤーを入れ、ふんわりとしたボリュームとやわらかい動きを出しやすくしています。ちょっとアイロンで巻くだけで軽やかな動きが出て、印象度がアップ。フェースラインをカバーしてスッキリ見せる効果もあるので、丸顔やベース型、エラ張りなどが気になる方にもおすすめです」(Belle Shinjuku 店長 鯨岡拓也さん)。
40代に似合う【ふんわりレイヤーミディアムロング】細く柔らかい毛は、毛先重めのレイヤースタイルが好バランス
【3】高めレイヤー×巻き髪でふんわり華やかくびれミディ
「ミディアムの長さになるとどうしても、トップや頭のはち周りがぺったりして薄毛っぽく見えてしまうというお悩みを多く耳にします。また40代50代になると徐々に髪にハリコシがなくなってきて、年齢を重ねると余計にふんわり感が出づらいため、ボブやショートにカットしたいという方も少なくありません。適度な長さをキープしながら、大人っぽさくも女性らしいかわいらしさや華やかさを出したいという方におすすめしたいのがこちらの”ふんわり華やかくびれミディ”です。レイヤーをやや高めに入れることではち周りにボリュームを出やすく、首周りはくびれたシルエットに整えることで顔周りをスッキリと見せる効果も。さらに毛先はしっかり巻いてふんわり感を出すことで華やかな印象に。メリハリを出し、顔立ちも格段に映えるヘアスタイルです」(Un ami 吉祥寺 副店長 澤田杏奈さん)。
40代に似合う【ふんわり華やかくびれミディ】高めレイヤー×巻き髪スタイリングで全方位ふわっと美しく
【4】毛先を外ハネにして小顔に見せるミディアムヘア
「丸顔タイプの方は顔まわりを髪で覆ってしまいがちですが、これだと余計に輪郭が強調されてしまいます。無理に隠すのではなく、自然な流れをつくって奥行きをもたせると、頬のあたりが目立ちませんし、小顔効果も高まりますよ。毛先を外ハネに軽く巻いて動きをつけると、相手からの目線は外に向き、顔は求心的に。首元をくびれラインにしていることも加わって、顔がキュッと引き締まって見えます。スタイリングで簡単に演出できるので、ぜひ挑戦してみてください」(MINX harajuku 総代表/ディレクター 須永健次さん)。
40代に似合う【小顔ミディアムヘア】気になるフェイスラインは毛先を外ハネにしてシャープ見せ!
【5】レイヤーカットが際立つ菱形ミディアムヘア
毛量が多いと広がりやすくなるという髪へのお悩み。さらに年齢を重ねると、クセやうねりが加わり、ますますまとまりにくく、しかもスタイリングに手間と時間がかかってしまうことも。「スタイリングで髪を抑えつけてしまうと、広がりは解決してもペタ~っとした動きのないスタイルになってしまいます。そんな時は、シルエットにくびれをつくって菱形にすると、メリハリ効果で広がりが目立ちにくくすることができますよ」(sui 副店長 中西雄二さん)。
40代に似合う【レイヤーカットが際立つミディアムヘア】美映え間違いなし!大人可愛いスタイルを伝授
【6】透け前髪とカールで丸顔カバー!扱いやすい外ハネセミロング
「丸顔をカバーするには、顔周りにまっすぐなラインをつくり、縦長の印象をつくるのが効果的です。レイヤーを入れ過ぎたり、肩より上の長さに設定すると、シルエットが横に広がって逆に顔が大きく見えることに。ミディアムでも、長さは鎖骨くらいにするのがおすすめです。鎖骨の長さのボブベース。前髪は浅めにつくり、透け感を出しつつラインが残るようにカット。全体はストロークカットで中間~毛先に軽さと柔らかさを出しています。パーマは、20mmのロッドで2回転の中間巻きを全体に。柔らかいワンカールをつけています」(ANTI ディレクター DOKAさん)。
うねる髪&丸顔をパーマで解消! 大人可愛い「ミディアムヘア」
【7】フェミニンな印象を与える!ツヤ感レイヤーミディアムヘア
「丸顔さんは顔が大きく見え、幼い印象を与えやすいという特徴があります。また40代は年齢によるクセや乾燥で髪が膨らみやすくなり、さらに丸顔が強調されるように。髪のベースを整えるため、ナチュラルな印象に仕上がるストレートパーマをかけておくといいと思います。さらにフェースラインにレイヤーを入れて動きをプラス。輪郭をカモフラージュしながら、女性らしい印象になりますよ」(MINX青山店 取締役/ディレクター 歳嶋建国さん)。
【大人のミディアムヘア】透け前髪×フェースのラインレイヤーで女性らしさと丸顔カバーを両立!
「面長」向けヘア【8選】
【1】薄め前髪で、抜け感のあるおしゃれミディアム
顔の余白が縦に多く見える面長さん。カバーするには「眉毛ギリギリの長さで下ろした前髪をつくるのがおすすめ。額に前髪がかかることで、縦の余白が減って面長感がカバーできます。前髪は、重くし過ぎると子供っぽいし、眉上だと個性的な印象に。コンサバ派40代なら、眉毛にかかる長さで薄めに、毛先が少し流れるようにつくるのが王道。前髪を薄めにつくると、割れやぺたんこといったお悩みも目立ちにくくなります」(K-two AOYAMA チーフ 三田知花さん)。
「下ろした前髪」で面長をカバーして、旬の外ハネミディアムを楽しむ!
【2】サッと巻くだけでこなれニュアンスミディアム
「全体的にボリュームが出づらくぺたっとしやすい」、「アイロンで巻くのが苦手」というお悩み。「ミディアムやロングのレングスだとやはり、パーマをかけない限り、軽く巻いて動きを出す手間は毎日のルーティンになりますよね。今回はアイロンで巻くのが苦手で面倒だと思う方でも簡単に巻きやすく、さっと巻くだけでサマになるスタイルをご紹介します。バランスよくレイヤーを入れることで、軽く巻くだけでシルエットを美しく見せてくれますよ」(joemi by Un ami 副店長 スタイリスト 長島諒さん)。
40代に似合う【こなれニュアンスミディアム】巻くのが苦手でも、テクニックレスでさりげない動きをプラス
【3】まとまりにくい髪をおしゃれに!ワンレンミディアムヘア
「大人世代になり、髪が乾燥しやすくパサついて見えまとまりにくくなってきた…はいえ、毎日のスタイリングはラクに越したことはないですよね。今回ご提案させていただくのは、おろしたときでも、サッとひとつ結びなどアレンジを加えたときでも、最低限のスタイリングでおしゃれに見えるミディアムボブ。軽さや抜けをカットで微調整しているので、スタイリングの手間をかけずにもこなれて見えるのが魅力です」(Violet 'jem 代表 浅沼雄元さん)。
40代に似合う【全方位美人なミディアムボブ】スタイリングに手間暇かけずにこなれたおしゃれ感を!
【4】菱形シルエットで若々しいミディアムレイヤーヘア
「髪が細くなるとどうしてもうねりやすくなり、ボリュームも出にくくなります。そんな時は髪全体を菱形シルエットに 正面て。顔まわりの髪を後ろに流すようにブローすると、根元から立ち上がってふんわり感が出ると同時に、顔まわりが明るくなって若々しい印象になります」(broocH スタイリスト 杉山由夏さん)。
40代に似合う【若々しいミディアムレイヤー】美シルエットに 正面るスタイリング術に注目
【5】あか抜けた印象に魅せる大人のミディアムヘア
「顔が縦長に見えるのを緩和するには、前髪をつくって額の露出を減らすこと。40代なら眉にかかるくらい余裕のある長さでややアーチ状につくると、輪郭補整効果と大人っぽさが叶います。耳横にボリュームをつくるとシルエットに横幅が生まれ、縦の印象をやわらげてくれます。でも目の外側の髪が重いと野暮ったい印象になるので、前髪からサイドにつながるようにレイヤーを入れて、少し肌の露出を増やすと、すっきりあか抜けた印象になります」(さいとうさん)。
アーチ前髪とサイドのボリュームで面長補整!あか抜けた印象に魅せる大人のミディアム
【6】顔周りのレイヤーでボリューム感アップ!ふんわりヘア
「年齢とともに髪そのものにハリやコシがなくなるため、髪の根元が寝やすく、ボリューム感のないペタッとした印象になりがちです。そこで、トップの毛束を持ち上げて根元を起こすようにドライヤーをあて、立ち上がりをつくります。サイドはアイロンで毛束を横に軽く引っ張りながら巻けば、トップとサイドにふんわりとしたボリュームが生まれ、菱形シルエットになりますよ」(Velvet on the Beach 店長 NOBさん)。
40代に似合う【最旬ミディアムヘア】髪のペタンコ問題を解決して、ふんわりボリューム感を実現!
【7】前髪で若々しいフレッシュさを演出!小顔見せヘア
「年齢を重ねると、フェイスラインが下がるため、顔が間延びした印象になり、年齢よりも老けた印象に見えることも。髪質がやわらかく、ペタッとしやすい方は、さらに面長感を強調してしまう場合もあります。 そこで、サイドにボリュームを出して前髪をつくると、縦と横のバランスが菱形になることで面長な印象を打ち消すことができます。そのポイントとなるのが【サイドのボリューム感】と【前髪の幅】。 前髪を狭い範囲内でつくり、顔の余白があまり見えなくなるようコントロールします。前髪から顔まわりにつながるレイヤーを入れることでサイドにボリュームをつくれば、面長感が解消されるだけでなく、若々しい印象にもなりますよ」(BEAUTRIUM広尾店 店長 目黒沙織さん)。
40代に似合う【小顔見せミディアムヘア】前髪がポイント!フレッシュな若々しさを演出
【8】顔立ちも華やかに!ヘルシーなレイヤーミディアム
「年齢を重ねていくとフェイスラインがこけてきたり、頬のたるみも相まって、面長感が増して見えるというお悩みをよく耳にします。髪のボリュームも出づらくなり、表情もなんとなくさみしげに見えてしまうこともある40代以降の方におすすめしたいのが、今回ご紹介する”ヘルシーレイヤーミディアム”です。カットでは顔周りにたっぷりとレイヤーを入れ、アイロンで丸みを出すスタイリングをすることで、大人世代のさみしげな顔立ちも自然と華やかに見せる効果が。メリハリ感を出すようなくびれヘアとは違い、丸みのあるひし形シルエットなので、カジュアルでヘルシー、ナチュラル感のある正面に」(MINX ginza central 代表 河野沙耶佳さん)。
40代に似合う【ヘルシーなレイヤーミディアム】顔周りのレイヤーでボリュームアップ&表情にも華やぎを!
「逆三角形」向けヘア【5選】
【1】のばしかけでもきちんと印象。スウィングひし形ミディアム
「髪をのばしたいけれど広がりがちでおさまりが悪く、結局すぐに切ってしまう…というお客様のお悩みをよくうかがいますが、今回はのばしかけだからこそトライして欲しい、扱いやすいスタイルをご紹介します。肩につくくらいのレングスだとどうしてもハネてパサついて見えがちですが、あえてハネをつくりしなやかな動きに。広がりやすい髪もくびれをつくってバランスよく見せ、きちんと感とおしゃれ感を共存させたスタイルです。まとまりがありながらも動きが出るので、ペタッとしがちな髪に立体感が欲しいという方にもおすすめです」(ABBEY 店長/スタイリスト 横田雄哉さん)。
40代に似合う【スウィングひし形ミディアム】のばしかけの髪に抜け感を出しつつもきちんとした印象に
【2】トップにレイヤーを入れたふんわりセミロング
ミディアム丈になると、髪の重みでペタッとした遊びのないスタイルになりがち。「根元から立ち上がりをつくることが重要です。そのためにも、スタイリングをする前に髪の根元を起こすようにブラッシングをしてください。このひと手間で、正面がぜんぜん違います。あとは顔まわりの髪をサイドに膨らませるように外はねにすると、空気感のあるスタイルになります」(natura 店長 杵淵雅也さん)。
【3】サラサラで好感度UPミディアムヘア
「毎日のスタイリングで髪にダメージを与えているところに冬の乾燥が加わり、髪は静電気を帯びやすくなってきます。その場合、スタイリングの前にきちんとブラッシングをして、絡まりを解いておくことが大事。 正面にオイルをなじませれば、髪の水分が保たれてまとまりとツヤ感も長持ちしますよ」(SUN VALLEY みち子さん)。
40代に似合う【好感度UPミディアムヘア】冬の静電気&乾燥から髪を守ってサラサラにするテク公開!
【4】トップとあご横のふんわりボリュームで顔型をカバー
「直線的なデザインは、逆三角な輪郭のシャープさを強調してしまいます。顔型カバーのために重要なのが、あご横の位置にボリュームと動きをつくること。あご横の髪にボリュームを出して輪郭のバランスを取ってあげると、華やかさもアップします。顔まわりをリバース(外巻き)に巻いて動きを出し、ペタンとしがちなトップはカーラーでしっかりボリュームを出すと若々しい印象に。そんなスタイリングが簡単にできるように、トップや顔まわりにレイヤーを入れています」(ROI ディレクター NOGUCHIさん)。
逆三角形顔カバーヘア|40代髪のボリュームダウン改善!華やかミディアムスタイル
【5】軽やかな動きをプラス!大人のレイヤースタイル
「髪にクセが出てきてゴワつきがちで、扱いにくくなってきた”というお悩みを40代50代のお客様からよく耳にします。毛1本1本が太くて硬い剛毛の方はとくに動きが出にくくなるので、広がりやすく重たい印象に見えてしまいがち…。そんな方にはレイヤーをバランスよく入れてフォルム調整を。高めの位置から多めに入れてしまうと毛先が貧弱に見えてしまうので、表面を中心に低めに入れるのがポイントです。ナチュラルな動きが出やすくなり、ふんわり軽やかな印象に。スタイリングではメリハリのあるひし形シルエットに整え、しなやかなキレイめスタイルに 正面るのがおすすめです」(GARDEN YOKOHAMA ~est~ スタイリスト 金井悠華さん)。
40代に似合う【しなやかレイヤーミディ】大人のレイヤースタイルで硬い毛質にも柔らかい動きを!
「ベース型」向けヘア【8選】
【1】あごレイヤーでボリューム&毛先の動きでエラをカバー!
「エラ張りさんがセミロングにするなら、輪郭をすべて隠してカバーするのではなく、毛先の動きで輪郭の印象を和らげること。すべて隠してしまうよりも、その人らしさをいかしたスタイルにすることが、今っぽいと思います。ボリュームが出る位置を、あごの高さに持ってくると、毛先の動きで輪郭から目を散らすことができます」(GARDEN omotesando テクニカルマネージャー 高橋俊友さん)。
輪郭を隠すのは逆効果!ベース型をカバーするラフな質感のセミロング
【2】レイヤー×リバース巻きでフェースラインをリフトアップ!
「エラが張っているベース型の骨格の場合、フェースラインがもたついて見えがち。カバーするには、サイドにレイヤーをプラスし、高い位置でリバースに巻くとgood。エラより上に膨らみをつくることで、フェースラインがキュッと上がって見えます。透け感のある前髪と、サイドに開く顔まわりのデザインは、顔色を明るく見せる効果も。40代は顔に影がかかると肌色まで暗く見えるので、肌はできるだけ出してあげるのがおすすめです」(kakimoto arms 田園調布店 スタイリストチーフ 森林郁香さん)v
ベース顔カバーヘア|フェースラインをリフトアップ!レイヤー×リバース巻きテクニック
【3】ミックス巻きで洗練Aラインをつくる、ゆるふわヘア
毛量が多く、髪の重さでトップがつぶれてしまい、せっかく根元を立ち上げてもキープできない…とお悩みの方。「トップの根元だけを立たせるのではなく、全体のシルエットをAラインにすることが解決へのポイントとなります。顔まわりと毛先の髪を巻くことで動きのあるAラインに 正面ると、トップに自然なボリューム感が生まれますよ!」(apish AOYAMA 店長 井上拓哉さん)。
40代に似合う【ゆるふわミディアムヘア】“ミックス巻き”で叶える、洗練Aラインシルエット
【4】レイヤーウルフヘアでベース型をキュッと小顔に!
「顔型をカバーするなら、顔周りにレイヤーを入れて菱形フォルムをつくるのがおすすめ。顔型を補整しつつ、レイヤーによる動きのある毛先が輪郭をぼかしてくれます。前髪をつくる場合は、隙間ができるように短い部分をつくり、サイドにむかって斜めにカットすると菱形に。顔周りにしっかりレイヤーを入れることで、リフトアップして見せることもできます。トップにもレイヤーを入れれば、根元がふんわり立ち上がりやすくなるので、ボリュームダウンも解消可能。お顔の印象が柔らかくなる効果もあるんですよ」(kakimoto arms 自由が丘クレオ店 店長 山本真実さん)。
【5】落ち付いた髪色でも軽やかに!スウィングミディアムボブ
「髪が多く1本1本が硬く太くて動きが出づらい方、さらに白髪が気になる方は白髪カラーの重さも相まって、余計にもっさり見えがちなことも…。そんな方にオススメしたいのが今回ご紹介する、スウィングミディアムボブです。量やラインの調整をはさみで間引くように行い、さっとスタイリングするだけで動きのあるスタイルになるよう工夫しています。白髪のカラーはやや明るめのハイライトにする方も昨今は多いですが、落ち着いた髪色のニーズも絶えません。落ち着いた髪色だからこそ、髪質や毛量に合ったカットで動きをプラス。サロンに行った翌日以降も再現性の高いスタイルをご提案しています」(air麻布 店長 スタイリスト 安藤嘉将さん)。
40代に似合う【スウィングミディアムボブ】束感・筋感を出す絶妙カットで自然な動きをプラス!
【6】ハイライトで華やかさをプラス。柔らかエアリーミディアム
「髪1本1本が細くペタッとしてボリュームが出づらいという髪のお悩み。40代以降になるとさらに髪が細く貧弱になりがちなので、レイヤーをバランスよく入れ、エアリーな雰囲気を出しながら自然なボリュームを演出するようなスタイルがおすすめです。さらに白髪が気になるというお悩みにはやはり、昨今大人の女性の間でも人気が高まっているハイライトを。自然に白髪をぼかしつつ全体的にハイトーンに 正面た髪色も、日差しが強くなる季節にもマッチしますよね。個性を際立たせるスタイル×カラーで大人の女性でもぜひ、思う存分髪のおしゃれを楽しんでいただきたいです」(ZACC raffine スタイリスト テクニカル マネージャー 馬場和浩さん)。
40代に似合う【柔らかエアリーミディアム】レイヤー×ハイトーンカラーで、ペタッとしがちな髪もふんわり華やかに!
【7】伸ばしかけでも、おしゃれな外ハネミディアム
「40代50代は扱いやすさからショートやボブなど短めにする方が多いですが、“久々に伸ばしたい”という声も。とはいえ忙しい毎日を送られている方も多いので、髪がキレイに見えて、まとまりやすく、スタイリングがラクなことは必須条件ですよね。今回は見映えも扱いやすさも重視したミディアムスタイルをご紹介します。ベースはほぼワンレンに近いミディアムですが、大人の髪ならではのまとまりやすさを意識してカットしています。洗いっぱなしで乾かしてオイルをつけるだけでも、さりげなく華やかでおしゃれに見えるスタイルです」(NORI HAIR TOKYO オーナー スタイリスト NORIさん)。
40代に似合う【ほぼワンレンな外ハネミディアム】伸ばしかけでも、トレンドを意識しつつ扱いやすいスタイルに
【8】エラをカモフラージュする菱形ミディアム
「エラをカバーするには、前髪を顔の半分くらいに設定し、サイドにレイヤーを入れて、顔周りに菱形のシルエットをつくること。毛先に厚みが残る程度のレイヤーが今っぽくておすすめです。表面にもレイヤーを入れると軽やかな動きが出て、髪のボリュームダウンもカバーできます」(六本木ヒルズ店 エグゼクティブスタイリスト 林 麻美さん)。カラーは「エラ周りを暗くすると逆に目立つので、顔周りにはハイライトを入れてあげると◎。頬にかかる前髪にハイライトが入ると、エラより上に目線がいくように。前髪とエラ近くに自然な陰影がつくので、輪郭が目立ちにくくなります」(kakimoto arms 麻布台ヒルズ トップカラーリスト 太田桂子さん)。
顔周りレイヤー&ハイライトでエラをカモフラージュする菱形ミディアム
- TEXT :
- Precious.jp編集部