【目次】
ショート【9選】
【1】毛束感のあるふんわりさが可愛いショート
\PearLのCHIEさんがレクチャー!/



「耳下にしっかりグラデーションを入れ、顔周りは眉が隠れる位置でマッシュラインにつなげています。全体に重さを残したカットで、菱形シルエットに仕上げるのがポイントです」(CHIEさん)
■:スタイリング方法
「根元が立ち上がり、髪全体が動くように、根本を濡らしてから乾かすと◎。寝ぐせを直すときにも効果的です」(CHIEさん)

STEP1:ベーススプレーを全体にかける

STEP2:カーラーでトップを立ち上げる

STEP3:グロスジェルをもみこむ

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- フォルムが丸くならないようにトップを立ち上げる
- トップは毛先だけでなく根本までしっかり巻く
- ハードスプレーで固めず、ベーススプレーで柔らかくキープ
「毛先だけ巻いたり、ハードスプレーで固めたりすると、トップに高さがなくなりフォルムが丸くなってしまうのでNG。根本から髪を動かすことをイメージしてスタイリングしましょう!」(CHIEさん)

【2】パーマでつくるふんわりさが可愛いショート
\MAGNOLiA OmotesandoのSHINさんがレクチャー!/



髪が細くボリュームが出にくい西原さんの髪。「ボリューム感を出すには髪の根元を立たせるスタイリングが必要ですが、毎朝のこととなると面倒ですよね。そんな方には『エアウエーブ』というパーマがおすすめです。通常のパーマは毛先を巻きますが、このエアウエーブは根元を巻くので自然な立ち上がりをつくることができるんです。パーマをかけてもボリュームが出にくい方に向いてます」(SHINさん)
■:スタイリング方法
ムースをなじませるのはスタイリングのいちばん最後…と思っていませんでしたか。「スタイリングの最初にムースをなじませてから、ドライヤーで水分を飛ばすと思いどおりのスタイルに仕上がります」(SHINさん)

STEP1:下から上に髪をかきあげるようにムースをなじませる

STEP2:耳から下の髪をなでつけるようにドライヤーをあてる

STEP3:頭頂部の髪をつまみ上げ、その部分にドライヤーをあてる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 膨らみやすいサイドを抑え、頭頂部の根元を立たせる
- 髪を耳にかけるなら片方だけにしてアシンメトリーに
- ムースはスタイリングの最初になじませる
もみあげからサイドの髪は、片側だけ耳にかけてアシンメトリーにするのがポイント。「片側だけの方が奥行き感が生まれ、メリハリのあるシルエットになります。また、このスタイルは髪の根元が見えないので、白髪が目立たなくなるメリットもあります」(SHINさん)

ゆるんだフェイスラインがキュッと締まって見えるリフトアップショート
【3】軽やかなマッシュが可愛いショートヘア
\Doubleの石原慎太郎さんがレクチャー!/



「ショートボブベースで、ハチ上に表面が動く程度のレイヤーを入れています。ドライ後、重いところだけレザーカットで毛量を調整。全体的にコールドパーマをかけることで、ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶います」(石原さん)
■:スタイリング方法
「ポイントは、髪の根元にボリュームが出るように乾かすこと。日本人のほとんどが、顔にかかるように毛が生えているので、下からドライヤーの風を当てて後ろに流すように乾かすと、根元が立ち上がります」(石原さん)

STEP1:根元にボリュームが出るように乾かす

STEP2:ワックスをもみ込む

STEP3:フォルムを整える

STEP4:束感を作る

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- トップや表面にワックスをつけすぎない
- 根元にボリュームが出るように柔らかく乾かす
- 押さえつけてボリュームをつぶさない
「ショートヘアは束感があったほうがキレイに見えるので、ワックスは必須。柔らかさも演出できるファイバーワックスがおすすめです」(石原さん)

丸顔でも似合うマッシュショートは、ボリュームの位置と前髪がポイント!
【4】丸みのあるフォルムが可愛いショート
\Joemi by Un amiの大久保瞳さんがレクチャー!/



「全体的に髪がペタッとしてしまうので、後頭部に高さと丸みが出るようにカットしています。後頭部から襟足にかけて少しくびれさせるようなイメージです。表面の長さは残しつつ、トップを短くカットすることで、頭頂部にもボリュームが出るように工夫しています。髪が細くなってきた、分け目が気になるという方にもオススメです」(大久保さん)
■:スタイリング方法
「動きが出るようにカットしても、トップにボリュームが出なければ毛束感が出ません。マジックカーラーで頭頂部と前髪をしっかりと巻いてください。巻いた後はボリュームアップスプレーで高さをキープ。立ち上がった髪が崩れにくいのでオススメです」(大久保さん)

STEP1:前髪をマジックカーラーで巻く

STEP2:頭頂部の毛束もマジックカーラーで巻く

STEP3:サイドはストレートアイロンで伸ばす

STEP4:ボリュームアップスプレーで頭頂部に高さを出す

STEP5:ワックスを揉み込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪、トップ共にマジックカーラーは根元から巻く
- ワックスは髪の内側からつけて最後に表面を整える
- 分け目ができやすい人はドライするときに根元をこすりながら乾かして
「分け目はつくりたくないので、できやすい方はドライのときに地肌をこするように乾かして。左右に髪を振りながら乾かすといいですよ。根元が立ち上がり、トップのボリューム感も出ます」(大久保さん)

見た目年齢が若返る!「ほんのり可愛い」を叶える40代のマッシュショート
【5】前髪厚めが可愛いショートヘア
\Doubleの寺嶋美保さんがレクチャー!/



ボリュームはあるのですが、すぐにペタッとなりやすい富永さんの髪。「トップの髪がペタッとなると、根元の白髪が目立ちやすくなります。前髪を厚くすることで、根元がカバーできるんですよ」(寺嶋さん)
トップを長めに残し、裾の髪はタイトにまとめ、スタイルにメリハリをつくることもポイント。「襟足の髪は首に沿うように長く残すと、首を長く見せる効果があります」(寺嶋さん)
■:スタイリング方法
立ち上がりをつくるのはトップのみ。「耳から下の髪とサイドにボリュームはいりません。とにかくトップの髪だけ立ち上げるように、スタイリングしてください」(寺嶋さん)

STEP1:太めのカーラー2本で、頭頂部の髪を毛先から巻く

STEP2:カーラーで巻いた部分にのみワックスをなじませる

STEP3:手に残ったワックスで髪の裾を抑える

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪を厚くしてトップにボリュームを作る
- トップに高さが出るように髪は長めに残しておく
- トップをふんわりさせたら裾はタイトにまとめてメリハリを作る
「ボリュームを持たせる部分と引き締める部分をつくって、菱形のシルエットをつくるとバランスよくまとまります。このスタイルはボリュームが欲しい方、髪がやわらかくてペタッとしがちな方におすすめです」(寺嶋さん)

【6】前髪軽めのすっきり可愛いショート
\ACQUA aoyamaの小室里奈さんがレクチャー!/



「小田さんは白髪はそんなに多くありませんが、実は短くした方が白髪は目立ちにくいんですよ。また、切れ毛が増えたという方も思いきって短くカットした方が扱いやすくなります」(小室さん)
■:スタイリング方法
もみあげを長く残したぶん、前髪を短くしているのがこのスタイルの特徴。「前髪の毛先をつまみながら毛束感をつくってください。この軽さが目元をキリッとした印象に見せてくれます」(小室さん)

STEP1:ハードタイプのスタイリング剤でサイドの髪をタイトにまとめる

STEP2:前髪をつまみながら毛束をつくる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪は長さ・量ともに軽めにして、目元をすっきり見せる
- もみあげは長く残し、フェイスラインの引き締めを狙う
- バームを活用して髪にツヤ感を出す
「毛束感をつくるときはもちろん、パサつきにおすすめしたいのが、Moiiの『ウォーク イン フォレスト バーム』です。ハンドクリームにもなるので、肌についても安心です」(小室さん)

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【7】ゆるふわウェーブが可愛いショートヘア
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/



「トップに動きが出るよう、つむじ周りを短くカット。サイドにもレイヤーを入れて、ペタッとしがちな髪質でもボリュームが出るように工夫しています。顔まわりと襟足をスッキリと抑えることで、トップとサイドのボリュームがより際立ちます」(賀山さん)
■:スタイリング方法
「スタイリング剤をなで下ろすようにつけると、ペタッと感が強調されてしまいます。つけるときは髪をクシュクシュと握るように。空気感のあるふんわりとした印象に仕上がります」(賀山さん)

STEP1:カーラーで頭頂部にボリュームをプラス

STEP2:前髪もカーラーで巻く

STEP3:ワックスを全体に揉み込む

STEP4:襟足を抑えてメリハリを

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 頭頂部をカーラーで巻く時は根元からしっかりと!
- スタイリング剤は髪を握るように揉み込む
- 襟足は必ず抑えてタイトに!
「スタイリングの前に、髪の根元を起こすように乾かしておくと、よりふわっとした印象に。襟足を抑えたときに、よりメリハリが生まれます」(賀山さん)

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【8】前髪短めのコンパクトさが可愛いショートヘア
\ACQUA aoyamaの伊藤和明さんがレクチャー!/



白髪が全体の5割ほどある有田さんの髪。「生えぎわの白髪を隠そうとして前髪を伸ばすと、どうしても分け目がついてしまいます。前髪は短めにして、つむじを中心にノーパートのスタイルにすると、白髪が目立たなくなります」(伊藤さん)
■:スタイリング方法
「トップを切り込んでいるので、スタイリングの手間はそんなにかかりません。襟足を抑えるのも、タオルを利用すれば時間も短縮できます」(伊藤さん)

STEP1:乾いたタオルを首に巻き付け、襟足を抑える

STEP2:かためのワックスを両手の平に広げ、トップの髪を揉み込みながらなじませる

STEP3:前髪だけくしでとかしつける

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 白髪を目立たせないためには、前髪は短めにして分け目をつけない
- トップはふんわり立たせ、襟足は引き締めてシルエットにメリハリをつける
- スタイリング剤はオイル系ではなくワックスを使う
「オイル系のスタイリング剤は髪がペタッとしがち。ふわっと立たせるには、髪をごわつかせるようなハード系のマットワックスがおすすめです」(伊藤さん)

白髪カバーもボリューム不足も解決!「分け目なし」ショートヘア
【9】ふんわり立ち上げた前髪が可愛いショートヘア
\MAGNOLiA AoyamaのSHINさんがレクチャー!/



「ベースは前下がりのショートヘア。地肌に張り付くようなペタ髪は根元が立ち上がりにくいので、重めの髪型や段が入っていない髪型では、ストンと収まった印象になってしまいます。今回は、顔周りにレイヤーを入れることで、フロントにボリュームと立体感が出しやすくなっています。薄毛に見えるペタンコショートの方や、分け目が気になるという方にオススメです」(SHINさん)
■:スタイリング方法
「ペタンと張りついたトップを高く見せるために、つむじ付近の髪をフロントに持ってきて、前髪に厚みを出します。フロントとは逆に、両サイドのボリュームを抑えめに。これによって“高く見せたいところをしっかりと際立たせる”効果があるんです。凹凸さを極端なくらい強調することが、このスタイリングの成功の鍵です」(SHINさん)

STEP1:クシでつむじ付近の髪を前に持ってくる

STEP2:フロントに持ってきた髪と前髪を大中小のホットカーラーで巻く

STEP3:両サイドの髪をドライヤーで後ろに流す

STEP4:こめかみと耳上の髪を引っ張りながらドライヤーでクセ付ける

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- つむじまわりの髪をフロントに持ってきて前髪をボリュームアップ!
- サイドの髪はタイトにまとめると顔がシャープに!
- うねりやすいこめかみ付近の髪にツヤを与えてまとめる
「年齢とともにうねりが出やすい、こめかみや顔の生え際。このうねりをドライヤーで伸ばし、熱でツヤを出すと、仕上がりの印象が華やかになり、清潔感も生まれます」(SHINさん)

【丸顔×ペタ髪さん必見】丸い顔がシャープに、小顔になる!「前髪を厚め」にするだけ
ボブ【7選】
【1】髪のまとまりとツヤ感が可愛い菱形ボブ
\BEAUTRIUM表参道の中高下由真さんがレクチャー!/



「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔まわりとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔まわりを開けることも大切です」(中高下さん)
■:スタイリング方法
「髪の乾燥はパサつき、ダメージを目立たせる原因になるので、ドライヤーで乾かす時は乾かしすぎないで。乾燥が気になる方はトリートメントなどをなじませてからドライすると、みずみずしさやツヤを保つことができます」(中高下さん)

STEP1:こめかみ、顔まわりの髪を起こす

STEP2:トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる

STEP3:毛並みを整えてツヤを出す

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 輪郭は隠さずに出す!顔まわりはエアリーに仕上げて
- 分け目はペタッとさせずふんわりと!
- ブラッシングで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す
「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔まわりは開けるのが鉄則です」(中高下さん)

【2】左右非対称のシルエットが可愛いボブ
\FIX-UP銀座店の西村直人さんがレクチャー!/



ボリュームはきちんとあるけれど、トップがつぶれやすい村中さんの髪。「人の顔は左右均等ではありません。ですから、髪もあえてアシンメトリーにカット。短い方が軽やかで長く残した方が重たく見えます。このギャップで顔の輪郭が引き締まって見えるんです」(西村さん)
■:スタイリング方法
ホットカーラーは頭頂部だけでなく、サイドも巻いて全体的に軽やかさを出すように仕上げること。「頭頂部とサイドの6か所にカーラーを巻き終わったら、最初に巻いたカーラーから順々に外してください。あまり時間をおくとカールが強すぎるので、巻き過ぎないように!」(西村さん)

STEP1:分け目をまたぐようにして頭頂部の中央にカーラーを毛先から巻き付ける

STEP2:レイヤーの入った上段の毛束とその下の毛束を毛先から内巻きに

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 頭頂部は分け目をまたぐようにカーラーで巻くこと
- 全体のシルエットが菱形になるようにバランスを取ること
- サイドもカール感を生かして空気感で軽やかに見せること
「分け目をまたぐようにカーラーで巻くと、分け目の存在がほどよくぼやけます。その分根元が見えなくなるので白髪カバーにもなります」(西村さん)

若見えショートボブ|若々しい印象はトップのふんわり感で決まる!
【3】エアリーなボリューム感が可愛いパーマボブ
\air-AOYAMAの小宮佑介さんがレクチャー!/



「長めの前髪をそのまま下ろしてしまうと、面長顔を強調させるだけでなく老けた印象にもなってしまうので、根元からしっかりと立ち上げるのがポイント。毛先のカールが頰にかかるくらいの長さに設定すると顔のフレームが菱形になり、より小顔に見えます」(小宮さん)
■:スタイリング方法
「スタイリング剤を髪の表面からつけると、ブローやコテで作ったボリュームが潰れてしまいます。スタイリング剤をつけるときは髪の内側から空気を入れるように揉み込んで」(小宮さん)

STEP1:前髪をブローしながら立ち上げる

STEP2:前髪と顔まわりの毛先をリバース巻きにする

STEP3:バームを揉み込んでパーマを出す

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪は根元から立ち上げる!
- 前髪、顔まわりはリバース巻きに
- バームを揉み込んでパーマの動きを出す
「キープ力のあるバームがオススメ。テクスチャーがかたまって使いにくい時は、オイルを少し混ぜて。クリーム状にすれば滑らかになり使いやすくなります。オイルを混ぜすぎるとベタッとした印象になるので、混ぜすぎに注意して」(小宮さん)

【40代のボブスタイル】面長顔が小顔になる骨格矯正カットとは?
【4】ラフでナチュラルな透け感が可愛いボブ
\RamieGINZAの加藤貴大さんがレクチャー!/



「つるんと収まった重たい印象のボブではなく、毛流れに動きをつけるのがこのスタイルの特長。動きの出にくいスタイルですが、あえて動かすと、ふわっと揺れる前髪の毛流れと融合して、こなれ感のあるラフな印象に仕上がります。全体にハイライトを入れているのもポイント。毛流れで陰影とメリハリが生まれ、ツヤ感もアップします」(加藤さん)
■:スタイリング方法
「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからハチ上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(加藤さん)

STEP1:前髪をブラシでブロー

STEP2:毛先をすべて内巻きにする

STEP3:ハチ上の髪を太めに取って縦巻きにする

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
- 毛先はすべて内巻きにしておく
- ハチ上の中間だけをランダムに巻く!
「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでオススメです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)

普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」
【5】外ハネが可愛い切りっぱなしボブ
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/



「面長顔を目立たせないためのポイントは、『外ハネにした毛先』と『幅広めの前髪』。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(本木さん)
■:スタイリング方法
「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かける時は耳まわりの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(本木さん)

STEP1:サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる

STEP2:バックの毛先も外ハネにする

STEP3:スタイリング剤を毛先につける

STEP4:サイドにも揉み込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 毛先のハネはさりげなく!
- スタイリング剤は根本につけすぎない
- 耳まわりはふんわり仕上げて菱形に
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)

マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」
【6】レイヤー×パーマの動きが可愛いボブ
\LANVERYの菅野太一朗さんがレクチャー!/



「ベースは暗めのグラデーションカラー。ハイライトを入れつつ、グレージュを上からのせることで、透明感と立体感のある色味に仕上げています。髪を耳にかけるのもオススメ。抜け感が生まれるだけでなく、毛先の明るい部分が見えて、降ろしている時とはまた違う印象を楽しむことができます」(菅野さん)
■:スタイリング方法
「タオルドライはしっかりと!髪が濡れていると水分の重みで髪が伸びてしまい、パーマが出にくくなってしまいます。しっかりと水分を取ってからドライヤーで乾かしましょう」(菅野さん)

STEP1:弱めの風でパーマを戻す

STEP2:根元も乾かす

STEP3:ヘアクリームを毛先に揉み込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- しっかりタオルドライする
- 強風で乾かなさい。パーマを出すときは必ず弱い風力で!
- 根本はふんわりを仕上げる
「ヘアクリームは軽めのものを使用して。重いとパーマが落ちやすく、スタイルを長時間キープすることができません。自然なツヤとニュアンスが出るものを選んでください」(菅野さん)

面長顔はレイヤー×パーマで小顔に!ふんわり菱形シルエットのボブ
【7】短め前髪とパーマの組み合わせが可愛いボブ
\kakimoto arms JIYUGAOKAの小林卓也さんがレクチャー!/



「トップにレイヤーを入れて軽さを出したボブをベースにしています。前髪は厚めにとっていますが、三野宮さんの骨格に合わせて丈は短くしました」(kakimoto arms JIYUGAOKAスタイリスト 小林卓也さん)
前髪を厚くするとトップにボリューム感が出るので、髪がペタッとしてしまうのがお悩みの人にぴったり!
■:スタイリング方法
厚め前髪はストレートアイロンで真っ直ぐに伸ばし、顔にかかる横の髪から後ろにかけてカールアイロンで外巻きに。「仕上げのワックスをなじませるとき、ヘアオイルを混ぜておくとツヤ感がアップします。髪がパサつきやすい人はぜひ試してみてください」(小林さん)

STEP1:顔にかかるサイドの髪を、カールアイロンで外巻きに

STEP2:前髪は厚めにしているので、最初に額の生え際→次にその上にある前髪と、2~3回に分けてストレートアイロンをかける

STEP3:ワックスと同量のヘアオイルを加えて混ぜ合わせ、両手のひらになじませる

STEP4:毛先を手で揉み込むように、ワックスをなじませる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 厚めの前髪をつくってトップにボリュームをつくる
- 髪の表面にハイライトカラーを入れ、色の効果でもボリューム感を演出
- ワックス+ヘアオイルでツヤ感を出す
「前髪を伸ばすとき、一度にすべての前髪をアイロンで挟んでも、きれいに伸びません。面倒でも何回かに分けて伸ばしてください。仕上げのスタイリング剤ですが、ファイバーが入っているワックスを使うと、ふんわりスタイルが長持ちします」(小林さん)

ボリューム不足のペタンコ髪は厚め前髪でカバー【40代女性の髪型】
ミディアム【7選】
【1】前髪の透け感が可愛いゆる巻きミディアム
\LANVERYの菅野太一朗さんがレクチャー!/



「巻いたときに動きが出るよう、髪表面にはレイヤーを。内側の毛量を軽くすることで、くびれたシルエットを実現。毛先が肩ラインで軽やかに動くよう調整しています」(菅野さん)
■:スタイリング方法
「髪を巻くときは何もつけず、素の状態で巻いて。カラカラに乾いている状態で巻くと仕上がりの髪質が硬くなってしまうのですが、“乾いているけど少し湿っている状態”から巻き始めると、カールの持ちがより持続するだけでなく、髪質もやわらかくなります」(菅野さん)

STEP1:髪全体をMIX巻きにする

STEP2:毛先をランダムに外ハネ

STEP3:サイドを耳にかける

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 素の状態から巻くとやわらかく仕上がる
- 巻くときは顔のフォルムを菱形に!
- 髪の内側は耳にかける
「顔まわりが髪で隠れていると、面長顔をより強調することになるので、サイドは耳にかけてスッキリさせる。髪の内側を耳にかけることで、巻いた髪もふんわりとした印象に見えます。最後に保湿クリームを髪の内側からしっかりつけると、よりまとまりのあるツヤやかな仕上がりに」(菅野さん)

面長顔は前髪で肌の面積を少なく!顔のフレームを菱形に矯正するミディアムヘアが最強
【2】毛先の巻き感が可愛いセンターパートミディアム
\kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店の林麻美さんがレクチャー!/



「全体を削ぎすぎると、年齢的なクセが出やすくなってしまうので、ベースは重さを残したワンレングスに。ハチ上に薄くハイレイヤーを入れて、表面に軽く動きが出るようにしています。軽やかさは出しつつ、パサつきを抑えたベースカットがポイントです」(林さん)
■:スタイリング方法
「前髪と表面にレイヤーが入っているので、軽く巻けば軽やかな動きが出せます。ラフに仕上げすぎるとパサつきに見えてしまうので、ベースは乾かす前にハリとコシの出るスプレーをつけてツヤを仕込んで」(林さん)

STEP1:ベース剤をつけて乾かす

STEP2:表面と顔まわりをブロー

STEP3:全体の毛先を内巻きにする

STEP4:ワックスをもみ込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 分け目はぼかして乾かす
- 表面だけブローして、重さを残しつつ軽やかに
- ラフに仕上がるようにスタイリング剤はつけすぎない
「前髪と表面をブローすることで、トップにふんわり感も出せるので、キレイな菱形シルエットに仕上がります。表面だけ動かすのがポイントです。軽やかさが残るように、仕上げのスタイリング剤はつけすぎないで」(林さん)

カギは菱形シルエットにあり!「面長」でも似合うセンターパートのミディアムスタイル
【3】ラフなカールと透け感が可愛い外ハネミディアム
\ZACC vieの宮川勇人さんがレクチャー!/



「まずは両サイドが常に同じ毛流れになるようレイヤーで段をつくり、毛先が外にハネるようカットします。この一手間で、スタイリングがグンとラクになります」(宮川さん)
■:スタイリング方法
「毛先はすべて巻くのではなく、ランダムに巻くのがポイント。自然にハネている毛先とコテで巻いた毛先が混ざり合って、こなれた印象に仕上がります」(宮川さん)

STEP1:マジックカーラーで前髪を巻く

STEP2:顔まわりの毛束をリバース巻きにする

STEP3:毛先を外ハネにする

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪は分け目のない状態で巻く
- 顔まわりを巻く時は毛束の中間だけを!
- 毛先は一気に巻かない。少量ずつ外ハネにすると失敗しない
「前髪を巻くときは分け目のない状態で。根元が割れているとカーラーで巻いたあと毛先が割れてしまいます。前髪が割れていたら根元を濡らし、ドライヤーで分け目を直してからカーラーを巻きつけて」(宮川さん)

面長顔が劇的に小さくなる!前髪ありの「外ハネ・ミディアムヘア」
【4】ウェーブパーマが可愛いミディアムヘア
\Cocoonの泰斗さんがレクチャー!/



「ベースは厚みのある今時レイヤースタイル。パーマと毛先の毛量に厚みを出しながら、顔まわりを軽くして華やかな印象に。前髪はつむじ付近から長めにつくると根元がふんわり。分け目はつくらないのがベストです」(泰斗さん)
■:スタイリング方法
「水分を与えてパーマのウェーブをしっかりと出すこと、乾かす時は根元をこするように。この2点を守っていただければ、あっという間に完成します」(泰斗さん)

STEP1:トップと前髪の根元をこするように乾かす

STEP2:ムースを揉み込んでパーマを出す


STEP3:毛束をほぐす

STEP4:顔まわりの髪を整える

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 地肌をこするように乾かす
- 固まるものはNG。ムースは水分量の多いものを選ぶ
- 自然なウェーブを再現するために必ずほぐす!
「ムースはスタイリング力の強くないものを選んでください。ウェーブがカピカピに固まっていると一気に古臭いスタイルに。みずみずしくツヤ感の出るムースがおすすめです」(泰斗さん)

たった3分で完成!ボリューム不足も面長コンプレックスも解消できる「時短ウェーブパーマ」とは?
【5】ナチュラルなハネ感が可愛いミディアム
\naturaの杵淵雅也さんがレクチャー!/



猫っ毛でハリが出にくい丸尾さんの髪。「すぐにペタッとしてしまうので、トップにレイヤーを入れてボリュームが出やすいようにするスタイルがおすすめです。ボリュームゾーンを上にもってきて、首のあたりでくびれをつくるシルエットにすると、首とあごのラインがすっきり見える効果があります」(杵淵さん)
■:スタイリング方法
スタイリングの最初にブラッシングをして、髪の根元を起こすのがポイント。「オールバックにするように、髪全体を後ろにとかしつけます。これだけで髪の根元が起きるのでスタイリングしやすくなります。スタイリングも長持ちしますよ」(杵淵さん)

STEP1:髪全体を後ろにとかす

STEP2:顔まわりの髪の根元にドライヤーをあて、根元を立ち上げる

STEP3:カールアイロンで毛先を1カール外はねにする

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- スタイリング前のブラッシングで根元を起こす
- 顔まわりの髪は根元を立たせてふんわり感をつくる
- 毛先の外はねでシルエットのくびれを強調する
「髪の表面や毛先だけスタイリングをしても、長持ちしません。ブラッシングやドライヤーで髪の根元を起こして空気を含ませるようにしておくと、ふんわりとしたシルエットがキープできます」(杵淵さん)

【6】厚め前髪が可愛らしいレイヤーミディアム
\DIFINO akasakaの槌田美希さんがレクチャー!/



やわらかくて毛が細いため、ボリュームが出しにくい安岡さんの髪。「すごくいいクセなので、このクセを生かすようにトップと顔まわりにレイヤーを入れ、流れをつくるスタイルがおすすめです。首のラインに沿うようにくびれをつくると、抜け感が生まれ、ほっそりと長い首が印象づけられます」(槌田さん)
■:スタイリング方法
前髪を上下2層に分けて巻くと立体感とボリューム感が生まれます。「上段の前髪は、右分けなら右上がりにラインをとって斜めにカーラーを巻くと、気になる「割れ」が防げます」(槌田さん)

STEP1:前髪を上下2層に分け、上段は右上がりのラインをひく

STEP2:右上がりのラインに合わせてカーラーを斜めにしたまま内巻きにする

STEP3:下段の毛束は前に引っ張りながら毛先から内巻きに

STEP4:分け目をきっちりつくらず、指先で前髪を右に分ける

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- トップと顔まわりにレイヤーを入れて、菱形シルエットをつくる
- 首のラインに沿ってくびれをつくり抜け感をつくる
- 2層にした前髪は上段を斜めに巻いて「割れ」を防ぐ
「クセやうねりのある方は、髪がパサつきやすいですよね。オイルとクリームのスタイリング剤を混ぜて使うと、重くなりすぎずツヤ感も出せます。オイル1に対してクリーム2の割合がおすすめです」(槌田さん)

【7】シースルー前髪とワンカールが可愛いミディアム
\ANTIのDOKAさんがレクチャー!/



「鎖骨の長さのボブベース。前髪は浅めに作り、透け感を出しつつラインが残るようにカット。全体はストロークカットで中間~毛先に軽さと柔らかさを出しています。パーマは、20mmのロッドで2回転の中間巻きを全体に。柔らかいワンカールをつけています」(DOKAさん)。
■:スタイリング方法
「ほぼワンレンベースなので、首まわりにボリュームが出やすくなります。ボリュームを出し過ぎないためには、髪を乾かす前にトリートメントムースやオイルなどをつけて、乾燥させないことが大切です」(DOKAさん)

STEP1:トリートメントムースを全体にもみこむ

STEP2:カールを出しながら乾かす

STEP3:オイルをなじませて調整

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- パサつかないようにトリートメントムースを
- 肩でハネてしまう場合は、ハネさせてバランスをとる
- オイルで上質なウェット感を出す
「乾燥は広がり、うねりの原因になるので、保湿力のあるスタイリング剤でしっかりケアしておきましょう。前髪はペタッとしないように、手に残ったオイルで整える程度でOKです」(DOKAさん)

うねる髪&丸顔をパーマで解消! 大人可愛い「ミディアムヘア」
ロング【7選】
【1】緩やかなウェーブが可愛いロングヘア
\MAGNOLiA AoyamaのCHINATSUさんがレクチャー!/



「顔まわりをコテで巻くときは、毛束の中間だけを巻いてください。毛先まで巻くとひと昔前の印象になることも。中間を巻くことで毛先にもニュアンスが生まれ、自然な毛流れがつくれるので、毛先まで巻く必要はありません」(CHINATSUさん)
■:スタイリング方法
「顔まわりを巻くときのポイントは『毛束を太くとる』『縦に巻く』、このふたつです。ブローで髪表面にツヤを出すと、ダメージを感じさせないみずみずしい印象になるのでその方法もレクチャーします」(CHINATSUさん)

STEP1:フロント部分の表面をブローする

STEP2:耳前の毛束をリバース巻きにする

STEP3:毛先に保湿剤をなじませる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- フロントの髪表面にツヤを与える
- 顔まわりの毛束は中間だけリバースに!
- 保湿剤でまとまりとツヤをプラス
「年齢とともに髪の水分量が減り、まとまりにくくなっているので『表面のツヤだし』『毛先の保湿』は重要。この一手間で、みずみずしさ、コシ、ツヤ、まとまりのあるダメージレスな印象に仕上がりますよ」(CHINATSUさん)

面長な顔が小顔に見える髪型が判明!正解は「緩やかなウェーブのロングヘア」でした
【2】眉上前髪と巻き髪の組み合わせが可愛いロング
\LANVERYの大谷千乃さんがレクチャー!/



「毛先がスカスカしているとサイドを巻いた時に毛先が動きすぎてまとまりのない印象に。顔まわりにだけレイヤーを入れて、毛先には厚みを残しています。これで、巻いた時にまとまりと毛束感のあるスタイルに仕上がります」(大谷さん)
■:スタイリング方法
「サイドの髪を縦巻きで毛先まで巻き込むと無造作になりにくく、古臭い印象に。縦巻きにするときは、毛束の中間だけを巻くのが鉄則。毛先を逃すと、ラフに跳ねる毛束になります」(大谷さん)

STEP1:顔まわりの毛束をリバース巻きに。その他の髪は全方位MIX巻きに

STEP2:髪の内側からワックスを揉み込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- コテで巻く時は毛束の中間だけを巻く
- コテは太めのものを使用すると仕上がりがエレガントに
- ワックスは根元と毛先につけすぎない
「毛先にもっと動きをつけたい時は、ランダムに毛先をとって横巻きにして。サイドの縦巻きと毛先の横巻きがランダムに動き、より空気感のある仕上がりになります」(大谷さん)

【3】かき上げたゆるさが可愛いロングヘア
\ROIの野口尊さんがレクチャー!/



「顔まわりにレイヤーを入れることで、毛束が軽やかに動くよう工夫しています。前髪は、鼻先くらいの高さでカット。鼻先よりも長いと、フェイスラインが下がって見えてしまいます。かき上げた時に、頬骨にかかる長さにすると、フェイスラインがグッと引き上がり、菱形シルエットで華やかさも増します」(野口さん)
■:スタイリング方法
「コテで巻く時は毛先を逃して。毛先までしっかりと巻き込んでしまうと古臭い、一昔前の巻き髪スタイルになってしまいます。癖かな?と思うくらい緩やかに巻くことで今ぽい仕上がりになります」(野口さん)

STEP1: 前髪をマジックカーラーで巻く

STEP2:毛束の中間をコテで巻く

STEP3:毛先にワックスをなじませる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 前髪は根元が立ち上がるようにしっかりと巻く
- コテで巻く時は毛束の中間だけ!
- ワックスは毛束を握るように揉み込む
「なじませるワックスはファイバー系の柔らかいテクスチャーが理想です。巻きが取れやすい方は巻き髪ローションをなじませてから巻いて。ダメージが気になる方はオイルがオススメ。コテは160度くらいで巻くと髪が傷みません」(野口さん)

【4】ウェーブのボリューム感が可愛いロングヘア
\DIFINO akasakaの槌田美希さんがレクチャー!/



出産後、頭頂部だけがボリューム不足になってしまった桜井さん。「硬い毛質も、デジタルパーマをかけるとふんわり柔らかな表情になります。髪の中間から毛先にかけてパーマをかけておくと全体的に量感が増すので、ボリュームがほしい方におすすめです」(槌田さん)
■:スタイリング方法
「朝は忙しいので、スタイリングに時間をかけられない女性も多いですよね。1~1.5㎝幅のピンで生え際の髪を立たせるように留めてドライヤーをあてるだけで立ち上がりが作れます。巻いたりブローしたりするより簡単だし、失敗もありません」(槌田さん)

STEP1:ピンで生え際の髪を立たせるように留め、ドライヤーをあてる

STEP2:ピンを外して手ぐしで束感をほぐす

STEP3:髪の中間から毛先にかけて指でねじってドライヤーをあてる

STEP4:ねじった毛束を上下に振りながらほぐす

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 生え際の髪の根元を立たせて薄毛感をカバー
- 髪の中間から毛先にパーマをかけて全体的なボリューム感をアップ
- 束感を必ずほぐしてほかの髪となじませる
「このスタイルはクセが強い方でもペタッとなりやすい方でも髪質を選びません。トップと顔まわりにレイヤーを入れているので、髪の重なりができてさらに量感が生まれます。『量が減ってきたから、ロングは無理かも…』なんて諦めないでくださいね」(槌田さん)

産後のボリューム不足をパーマでカバーした、ふんわりロングヘア
【5】アンニュイパーマが可愛いロングヘア
\MAGNOLiA AoyamaのCHINATSUさんがレクチャー!/



「ベースは毛先にウエイトを持たせた重めのロング。毛先が軽いとダメージが目立ちやすく、パーマをかけても美しいカールに見えません。毎日コテで巻いているという方や、ストレートに飽きたという方にチャレンジしていただきたいですね」(CHINATSUさん)
■:スタイリング方法
「寝起きはパーマがあまり出ていないので、水分を含ませてカールをしっかりと出してください。水分を含ませることでみずみずしい質感になり、髪のまとまり、束感もアップします」(CHINATSUさん)

STEP1:水分を含ませてパーマを出す

STEP2:ワックスを揉み込む

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 水分をしっかりと与えてカールを蘇らせる
- 毛束を持ち上げながらワックスを揉み込む
- ワックスにオイルを少し混ぜるとツヤやかに仕上がる!
「ワックスをつける時は『持ち上げながら握る』のがコツ。毛束の重心が上がり、顔まわりが華やかに。重心が下がると、リフトダウンにつながるので注意して」(CHINATSUさん)

古臭いウェーブパーマは老け見えに!若々しい印象を叶える「S字カール」のパーマヘアとは?
【6】リバース巻きのゆるやかなカールが可愛いロング
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/



「前髪を薄くつくると肌の露出が増えて抜け感が出ます。前髪を厚めに作ってしまうと、ベース型がより目立ってしまうことがあるので薄めに作るのがベストです」(賀山さん)
■:スタイリング方法
「リバースで巻いていくと、毛先はバラバラになりがち。髪のダメージが目立ちやすくなってしまうので、最後に毛先をまとめて外ハネにしましょう。この一手間でまとまりとツヤ感が出ます」(賀山さん)

STEP1:カーラーで前髪を巻く

STEP2:髪全体の中間をリバース巻きに

STEP3:両サイドと後ろ、3箇所の毛先を外巻きに

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 毛先の中間からリバース巻きに!根本から巻かない
- まとめて毛先を巻くとツヤがアップ
- 前髪は薄く!根本から巻き過ぎない
「バームやオイルなど、うるおいを与えてあげるスタイリング剤を選ぶこと。髪のダメージが目立ちにくく、まとまりのある仕上がりへと後押ししてくれます」(賀山さん)

巻き方を変えるだけで若返る!美容師が教える、失敗しない「リバース巻き」の方法
【7】ふんわりラウンドを描く前髪が可愛いロング
\Rougyの二階堂雪さんがレクチャー!/



1本1本がやわらかく、コシのない灰渕さんの髪。「顔周りからサイドはハサミでレイヤーを入れて、広がりを抑えるようにカットしています。後頭部には、髪の重みで広がりを抑えられるように、レイヤーを入れていません。レイヤーを入れて顔のまわりを軽くするだけで、フェイスラインが引き締まって見えるため、小顔効果も狙えます」(Rougyヘアデザイナー・二階堂雪さん)
■:スタイリング方法
一定の方向ではなく、あちこちの方向にカールしていると髪が広がって見えるもの。「髪がやわらかく、クセのある髪質だからこそできるスタイルがあります。それは指でクルクルねじる巻き髪。指で巻くと毛束感も出るので、髪の横への広がりも抑えられます」(二階堂さん)

STEP1:「地肌を擦る」ように前髪の根元を乾かす

STEP2:ドライヤーを当てながら、髪の中間あたりから人差し指に2~3回巻き付けるようにねじる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉
- 分け目をはっきり付けない
- まわりのカットは軽めに、重たくしない
- バックはレイヤーを入れず、髪の重さで広がりを抑える
「頭頂部から前髪は地肌を擦るようにして髪を乾かしてください。そうすると前髪がパックリ割れにくくなるので、薄毛な印象に見られなくなります。白髪の多い人にもオススメのドライヤー技です」(二階堂さん)

【薄毛&髪が広がる女性必見】薄毛に見せないコツは、前髪の乾かし方にあった!
アレンジヘア【6選】
【1】波巻きのニュアンスが可愛いハーフアップ
\PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿の神保樹敏さんがレクチャー!/




■:アレンジ方法
神保さんがつくるハーフアップは、後ろ姿だけでなく、正面、横から見てもうっとりするほど美しいシルエット。波巻きにしてねじって留める。簡単ステップで「上品さ」「優雅さ」「こなれ感」の三拍子が揃う、万能アレンジがこちら!
STEP1:頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする

STEP2:頭頂部の髪をギザギザに取る

STEP3:まとめた髪をねじる

STEP4:ねじった毛束をピンで留める

STEP5:頭頂部の毛束を引き出す

STEP6:ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP7:ねじった毛束をゴムで結ぶ


STEP8:Uピンを使ってゴムを隠す

Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!

STEP9:頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする


ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】
【2】ねじりが可愛い大人のポニーテール
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/



■:アレンジ方法
「世代的にきっちりとまとめがちですが、こめかみや耳が出てしまうと圧倒的に古臭い印象に。今っぽさを表現するなら、きっちりの中にも毛束の抜け感を出してあげるのがポイントです」(関田さん)
STEP1:頭頂部の根元にドライヤーを当てて髪を立たせる

STEP2:顔周りの髪を外巻きにする

STEP3:手ぐしで集めた髪をねじり、ピンで留める

STEP4:指で毛束を引き出す


「ねじりを効かせるだけ」でたちまち上品で柔らかい印象になれる、大人のポニーテール
【3】ゆるやかなまとめ感が可愛いねじりハーフアップ
\Joemi by Un amiの大久保瞳さんがレクチャー!/




■:アレンジ方法
「顔まわりの後れ毛がパサつくと疲れた印象に見えてしまうので、アレンジの前にスタイリング剤をよくなじませて。シアバターなど柔らかいテクスチャーのものをつけると、みずみずしさ、ツヤ、束感も出すことができます」(大久保さん)
STEP1:右耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP2:後頭部の中央にピンで留める

STEP3:左耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP4:ねじった毛束を後頭部の中央でピン留めする


【4】絶妙なゆるっと感が可愛い大人のひとつ結び
\MAGNOLiA AoyamaのCHINATSUさんがレクチャー!/




■:アレンジ方法
今回ご紹介するロングヘアのアレンジ術は、「毛束をねじる」→「ねじった毛束をツイストさせる」→「ひとつにまとめる」→「後れ毛を出す」、たったこれだけでできるひとつ結びです。あとは『きっちりとまとめすぎない』のもポイントです。
STEP1:1対2で髪を分ける

STEP2:ハチ上の毛束を左右に分けてねじり、ねじった毛束をツイストさせる

STEP3:ねじった毛束をつまんで崩す

STEP4:ゴムを隠すように毛束を巻きつける

STEP5:こめかみの後れ毛を細く出す

STEP6:耳後ろの後れ毛も引き出す


ロングヘアの簡単ひとつ結び|老け見えしない後れ毛の出し方とは?
【5】後れ毛も可愛いハーフアップ風シニヨン
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/



■:アレンジ方法
「今っぽく仕上げるためには、『ゆるっとした部分を作ること』『後れ毛をうまく活用する』ことが大切になります。髪をまとめる時はしっかりと崩す、後れ毛は引き出し過ぎると疲れた感じになってしまうので程よく引き出す、この2点がポイントですね」(賀山さん)
STEP1: 襟足で髪をひとつ結びに

STEP2: 後頭部の毛束をゆるめる

STEP3:結んだ毛束の一部をねじる

STEP4:ねじった毛束をゴムに通す

STEP5:団子を指で崩す


【6】フェミニンで大人可愛いフレンチシニヨン

■:アレンジ方法
ふんわりとフェミニンなシルエットの秘密は、髪を上下に分けること。上下それぞれをまとめることで、全体をキュッとひっつめた感じがなくなり、ラフな雰囲気のシニヨンに仕上がります。一見難しそうですが、ピンでうまく押さえていけば、こなれた感じにまとめることができますよ。
STEP1:アイロンで毛先にニュアンスを出し、髪を上下に分けブロッキング

- まとめた毛先にニュアンスを出すため、アイロンをかけてカールをつけます。
- あごと耳上を結んだ延長線上で、髪を上下に分けてブロッキング。
- 下の部分の髪をひとつにまとめ、時計回りに毛先までねじり上げていきます。
STEP2:ピンをうまく利用して、上下左右の髪を固定&ねじる

- シニヨンを固定するように、周りからピンを差す。ここではアメリカピンを3本使用します。
- ブロッキングしていたトップの髪を下ろし、左右を交差させながら矢印の方向にねじり、上部をピンで留めます。
- トップの髪の左右を交差させてピンで留めた状態は、右端の画像のようなイメージです。
STEP3:ねじった毛先を束に入れ、残りはラフに留めて仕上げる

- トップの髪をピンで合わせた位置から、ねじりながら写真のように上に持ち上げます。
- 中央は、右手をくるっと反転させ円を描いた状能(その後毛先をねじった束の中に入れ込む)。
- ねじって円を描いた部分をピンで留めて固定し、残った毛先をシニヨンに絡めながらラフに留めたら完成です!
- TEXT :
- Precious.jp編集部