新型コロナウイルスによる影響でテレワークに切り替わり、自宅からのWeb会議(ビデオ会議、オンライン会議とも)を利用する機会が増えている、という人は多いのではないでしょうか?

Web会議は、遠隔から複数人で会議ができる画期的な仕組みですが、リアル会議と同じようにはいかないことも多々あり、戸惑いを感じるシーンもありますよね。

そこで今回は、自宅からの慣れないWeb会議でもスムーズに気持ちよく行うために、Web会議のNGな行動例を通して、理想的なふるまいを探ってみましょう。教えていただいたのは、SNSマナーを含むビジネスマナー全般に精通する、マナーコンサルタントで美道家のマナーズ博子さん。

緊急時で慣れないことをしているからこそ、周囲から好まれるふるまいをすることで、周囲も自分もハッピーになれるはずです!

慣れないとどうしてもやりがち!在宅勤務中のWeb会議でのNG行動7選

慣れないWeb会議でも相手の立場に立とう
慣れないWeb会議でも相手の立場に立とう

■1:話す声が聞き取りづらい

「Web会議では思っている以上に、相手は自分の声が聞き取りづらいものです。対面のときよりも声をクリアにし、相手が聞き取りやすいのを意識して、はっきりと発声しましょう」

音声が聞き取りにくい場合は、発信者側に問題があることが多いもの。パソコンで音声が明瞭に拾えないときは、マイク付きイヤホンなどを使用するのもおすすめです。

■2:どこを見ていいかわからず、目線が泳いでいる

「基本的に、画面の向こうにいる相手をイメージし、カメラのほうを見るようにしてみましょう。手元の資料を見るのは問題ありませんが、基本はカメラか画面を見るのがポイントです。

下ばかり向いていたり、どこか別のところを見たりしていると、相手は『こっちの顔は見ているのかな?』『集中しているのかな?』と不安に思ってしまいます。

特にしっかりと伝えたい言葉を発するときは、カメラを見るとよいでしょう。ずっとカメラを見ながら話すのが気になる場合は、対面のときに時々目をそらすように、画面に視線をそらすといいですよ」

■3:自分の表情を気にしていない

自分の表情も意識して
自分の表情も意識して

「Web会議に限らず、ビジネスの場では眉間にしわを寄せている、かたい表情、むずかしい表情、無表情の方が意外と多いです。

特にWeb会議では画面に映りますし、対面よりこちらの空気が伝わりにくいため、より表情を意識しましょう。ビジネスの場でも、基本はにこやかな表情のほうが良いです。もちろん話の内容によってにこやかなのがふさわしくないこともありますが、基本は笑顔を意識しましょう。

にこやかな表情は、相手から見たときに感じが良いです。気難しい顔をしていると、相手に『機嫌が悪いのかな?』と思われてしまい、お互い、嫌な気分になります。相手の気持ちも下がってしまいます。

Web会議では、自分の顔が画面に映りますから、表情を確認しながら会議できます。ぜひ意識して心からほほえむ美しい表情にチャレンジしてみてください。『先手必笑®』で、自分から先に良いほほえみをすることで、お互いをプラスにしていけます。

今のこの状況だからこそなおのこと、良い表情でいることはとても大事なことですね」

■4:メイクなど身だしなみが整っていない

「Webカメラは、暗く映ることが多いので、ファンデーションを塗るなどして少しでも明るく見せたほうが良いでしょう。これも相手のために明るくすることを意識しましょう。

また、きちんと身だしなみを整えることも大切。在宅勤務でも気持ちが引き締まり、仕事モードになることができます」

【関連記事:Zoom会議でPCに映る顔を見て驚愕…! テレワーク対応のメイクテクと神コスメ5選】

■5:声が聞きとりづらいなどのときにあからさまに嫌そうな顔をする

「マナーとは、相手の立場に立つこと。トラブルが起きても、もし自分がそうだったらと想像して、相手の立場に立って、何事も寛容な気持ちで接してあげましょう。困った顔や嫌そうな顔は絶対にしないことです」

■6:Web会議に慣れず、ネガティブなワードばかりを言う

「Web会議では自分の姿が画面に映るので、慣れてない人からは嫌だという声も聞こえます。しかし、そんな方には『人生を楽しんでください』とお伝えしたいと思います。

自分の考え方によって、人生はプラスにもマイナスにも変わっていきます。苦手だけれど、チャレンジしてみよう、という前向きな気持ちになることは、自身を輝かせる基本です。

例えば、女優になったつもりで自分のキャラクターを作り、楽しみながらWeb会議に臨んでみてはいかがでしょうか? はじめての経験なのは、皆同じですよ」

■7:自分の部屋が映るのを嫌がる

「これも楽しむのをおすすめします。あらかじめ、どんなものが映るのかを確認して部屋を片付け、1輪お花を飾ってみるとか、好きなポスター貼ってみるとか、楽しんでみてください。相手に癒しを与えられるかもしれません。そこから『○○さんて○○好きなの?」など、社内コミュニケーションが生まれることもありますね」

Zoomなどビデオ会議のツールによっては、背景に画像を設定したり、ぼかしたりする機能が付いているため、それをフル活用するのもおすすめです。


こんな時期だからこそ、にこやかに明るくWeb会議に臨み、自ら楽しむ姿勢がWEB会議を上手にこなしていくポイントであることがわかりました。慣れない中でも、ぜひ相手の立場に立って、気持ちよくWeb会議を行い、楽しんでみましょう!

マナーズ博子さん
マナーコンサルタント・美道家
マナーは相手の立場にたつ『相手ファースト』という真心マナー®とおもてなし礼法®を伝え、互いに幸せになる生き方を、マナーを通じて伝える第一人者。『心をカタチにするマナー』を提唱。企業のマナーコンサルティング、講演、NHK大河ドラマや映画、CMなどで、多くの俳優や女優、一流スポーツ選手たちにもマナー指導を行うマナー界のカリスマ。2020年1月には、SNSのマナーについてもテレビ番組に出演。マナーの専門家としてのメディア取材や出演依頼も多数。著書・監修に28万部の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)など、国内外で90冊以上。著者累計100万部以上。最新刊「さりげないのに品がある気くばり美人の基本」(かんき出版)も好評。※『先手必笑』は、西出博子の登録商標です。ヒロコマナーグループ 

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この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子