おしゃれでトレンド感満載のボブヘアカタログ&簡単にこなれるヘアアレンジ・ヘアセット方法をご紹介します。40・50代のためのおしゃれな大人ボブや、セットが手軽で簡単に華やぐパーマボブのカタログと共に、ボブヘアの簡単こなれアレンジやセット方法も、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
- 「前髪あり」40・50代におすすめの大人のおしゃれボブ【10選】
- 「前髪なし」40・50代におすすめの大人のおしゃれボブ【10選】
- 「パーマ」で作るおしゃれボブ【5選】
- 「ヘアアレンジ」で作るおしゃれボブ【5選】
「前髪あり」40・50代におすすめの大人のおしゃれボブ【10選】
【1】まとまりとツヤ感で若見え効果抜群の「菱形ボブ」

「ベース型は顔が四角く見えやすいので、トップとサイドにボリュームを持たせて輪郭に丸みをプラス。すると、角ばった顔の印象からやわらかい女性らしい印象にシフトできます」(BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリスト・中高下由真さん)
シルエットを菱形にするだけでなく、髪の「まとまり」や「ツヤ」も40代には必要だと言います。
「マットベースにほんのりグリーンの効いたベージュでカラーリングしました。透明感だけでなく、まとまった時のツヤ感が魅力です」(中高下さん)


【How to style】
「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔まわりとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔まわりを開けることも大切です」(中高下さん)
【2】ふんわり感&面長カバーが叶うシャープな「スリークヘア」




【How to style】
「ボブベースですが、前髪から顔まわりにデザインカットを施しているため、ストレートなスタイリングでもふんわり感がキープできます。スリークヘアにする時は、顔まわりの髪を耳にかけて、少しウェットな質感に仕上げると◎」(IKEさん)
大人ヘア|面長のシャープさをメリットに!ふんわりボブが凛とした印象にチェンジ
【3】毛先の動きでやわらかな印象と骨格カバーを叶える「菱形バランスのボブ」



【How to style】
「リップラインで全体をカットし、表面にレイヤーを入れて軽さをプラス。中間から毛先は毛量調整をしているのでスタイリングの際に動きが出やすくなっています」(豊田さん)
丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」
【4】顔を縦長に見せない!「ふんわりレイヤーボブ」



【How to style】
「ボブベースにレイヤーを入れることで、サイドや顔まわりに広がりをつくりやすくしているのが特長。ドライ後、髪の質感を見ながらスライドカットで量感、質感を調整しています。直毛でない限りは自然とスタイルが整うので、自宅でのスタイリングも手間なく簡単です」(東田さん)
面長顔の輪郭が目立たなくなる!前髪ありの「ふんわりレイヤーボブ」
【5】ふんわりボリュームと奥行きのある「立体感ボブ」



【How to style】
「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(SHINさん)
【6】ペタンコ髪から脱却!自然な「外ハネボブ」



【How to style】
髪が柔らかく1本1本が細い滝沢さん。「ボリュームがでにくい髪質の場合、軽くしすぎるとよけいに寂しい印象になってしまいます。耳のあたりにボリュームゾーンができるように菱形のシルエットをつくるとトップのペタンコ感も気にならなくなります」(江良さん)
【7】白髪もカバーする!ウエイト高めの「レイヤーボブ」



【How to style】
全体的に白髪の量が多い熊本さんの髪。「生え際の白髪をカバーするには前髪があると便利です」(井原さん)
レイヤーはトップの表面に入れ、ウエイトを高めにしているのが特徴。「ウエイト低めのローレイヤーは若い人向き。ウエイトを高めにするとフェイスラインをキュッと引き締め、首のラインをほっそり長めに見せる効果があるんですよ」(井原さん)
【8】広がりやすい髪がまとまる「菱形シルエットボブ」



【How to style】
乾燥しやすい髪質のため、パサついて広がりやすい露久保さんの髪。「広がりを抑えるには重さも必要なので、はちより上を中心にレイヤーを入れています。全体の毛量が多いと雰囲気が重たくなるので、ちょうど頬骨の高さにくる髪をふわっとさせ、裾を引き締める菱形のシルエットをつくると、軽さと動きが生まれます」(小室さん)
パサつく髪もツヤが出る! 丸みのある「大人向けショートボブ」
【9】顔の下半分をを上向きに魅せる「カーラー巻きボブ」



【How to style】
やわらかさもボリュームもほどよい平松さんの髪質。「ただどうしてもトップの髪がペタンとなりがちなので、顔の上半分にレイヤーの層をつくってボリュームが出やすいようにしています。また、白髪が目立ってきているので、生え際を隠すように前髪を長めにすると、カラーリングの回数を減らせますよ」(小池さん)
ゆるみがちな顔の下半身を上向きに魅せる「カーラーテク」とは?
【10】自然な外ハネでラフにもカジュアルにも!こなれ感のある「今っぽボブ」



【How to style】
「面長顔を目立たせないためのポイントは、『外ハネにした毛先』と『幅広めの前髪』。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(本木さん)
マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」
「前髪なし」40・50代におすすめの大人のおしゃれボブ【10選】
【1】ナチュラルなラフさが魅力の「透け感ボブ」



【How to style】
「前髪をセンターで分けてしまうと額が出すぎて、顔全体が間延びした印象になってしまいます。前髪を左右どちらかに流して肌の面積を隠すのがポイント。流した毛先が頰上くらいになる長さで切ると顔のフレームが菱形になり、面長顔に見えません」(RamieGINZAマネージャー・加藤貴大さん)
前髪をサイドに流しても、根元がペタッと潰れていては清潔感のない老けた印象に。根元をしっかりと立ち上げて、ふわっとさせることも大切です。
「つるんと収まった重たい印象のボブではなく、毛流れに動きをつけるのがこのスタイルの特長。動きの出にくいスタイルですが、あえて動かすと、ふわっと揺れる前髪の毛流れと融合して、こなれ感のあるラフな印象に仕上がります。全体にハイライトを入れているのもポイント。毛流れで陰影とメリハリが生まれ、ツヤ感もアップします」(加藤さん)
普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」
【2】丸顔がスッキリ見える「ワンレンボブ」



【How to style】
さまざまな世代から人気を集める「ワンレングスのボブスタイル」。40代からも「上品で美人に見える」「スタイリングが簡単」と、絶大な支持を誇っています。
ですが、丸顔さんの場合は別。「ワンレンボブは輪郭がより丸く見える」「丸顔にはハードルが高い」と敬遠している方も多いですよね。
「前髪を長めに設定し、顔のフレームを縦長に見せることで丸い輪郭が気にならなくなります。顔まわりとトップの毛束に動きを出せば、全体のシルエットが菱形になり、より輪郭から目線を外らすことができますよ」(ABBEY店長・菊地佑太さん)
「髪の表面にレイヤーを入れて、顔まわりとトップの毛束に動きが出るようにカット。顔まわりとトップに動きがないと、丸い輪郭が強調されてしまうので、できるだけ軽い印象になるよう工夫しています」(菊地さん)
【3】たるみカバーも叶う「ウェーブボブ」



【How to style】
40代からも人気がある前髪長めのボブスタイル。ですが、「いつもの髪型なのにしっくりこない」「ずっと同じ髪型なのに最近違和感がある」「髪型は変わっていないのに老けて見える気がする」と言った悩みを抱えていませんか?その悩み、実はエイジングサインが原因かも。
「髪全体のフォルムを菱形に作る。菱形にすることで輪郭にいきがちな視線をグッと引き上げ、キュッと引き締まった小顔に見せることができます。気になる面長顔もエイジングサインも目立ちません」(Cocoon スタイリスト・SHUNさん)
「ベースはショートボブ。髪をストンとおろすと顔がより縦長に見えてしまうので、髪の表面と毛先にウェーブをプラス。全体のフォルムを菱形に見せています。ニュアンスがでるように髪の内側をカットしているので、コテで巻くだけでショートっぽい雰囲気にもなります」(SHUNさん)
【4】輪郭を隠して小顔になれる「レイヤーボブ」



【How to style】
「髪の表面と毛先に動きをつけることで全体のフォルムが丸くなり、顔をコンパクトに、小顔に見せることができます。輪郭から視線を外らし、エラを目立たせない効果もありますよ」(ROI デザイナー・小西浩純さん)
「肩ラインで平行にカットしつつ、ハチ上にだけレイヤーを入れて動きを出したボブベースのレイヤースタイル。レイヤーを入れることで、髪の表面だけ独立して動くように。前にも後ろにも流れる毛束を作ることで、軽やかに仕上げています」(小西さん)
【5】菱形フォルムでリフトアップ!大人も挑戦しやすい「外ハネボブ」
ベース型のボブヘア代表:河合美弥さん(41歳/アパレル)の場合



【How to style】
「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。はち上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(森林さん)
「ベースカラーはアッシュブラウン。髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)
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【6】甘くなりすぎないほどよいカール感の「華やかボブ」



【How to style】
2つの巻き方でカールの重なりを楽しむスタイルがこのアレンジ。「すべて根元から巻いてしまうと髪が膨らんでしまいます。ベースは中間から毛先にかけて内巻きにして、ひとつまみずつアトランダムに取った毛束を縦巻きのリバース巻きにすると、強弱のある不規則なカールが膨らみすぎず、程よいバランスにまとまってくれます」(山岸さん)
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【7】毛先を厚めにツヤのある状態を作れる「長めボブ」



【How to style】
1本1本がしっかりしていて毛量の多い山崎さんの髪質。「表面にレイヤーを入れるとツヤが出にくくなってしまいます。内側で毛量調整しておけば、広がりが抑えられるのでご自身でスタイリングしやすくなります」(鈴木さん)
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【8】ふんわりエアリー!洗練されたシルエットが際立つ「菱形丸みボブ」



【How to style】
「スライドカットで毛流れと束感をプラスし、エアリーな印象に。レイヤーは入れすぎると毛先のボリューム感がなくなるので表面のみ! スタイリングしやすいように、自宅でも自然と菱形シルエットになるようにカットしています」(吉田さん)
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【9】ふんわり流れる前髪が決め手!小顔になる「菱形ボブ」



【How to style】
クセが強く、うねりやすいという服部さんの髪質。
「全体にうねるクセがあるため、ナチュラルな仕上がりで柔らかい毛質に見えるストレートパーマをかけています。ピシッと伸ばしているわけではなく、ゆくゆく髪が伸びてきても違和感なくなじむので、気兼ねなくチャレンジしていただけます」(SHUNさん)
根元のボリューム感とふんわり流れる前髪が決め手!丸顔が小顔になる「菱形ボブ」
【10】トップにボリュームをもたせた「ニュアンスボブ」



【How to style】
1本1本が細くてやわらかい髪質の坂元さん。うるおいがないためパサつきやすく、ツヤが出にくいのが悩みだとか。「髪の表面にレイヤーを入れすぎるとパサつきが目立ってしまいます。段は控えめにして、毛量を抑えるなら内側で調整してください」(小室さん)
ツヤ髪を印象づけるには、カラーリングの色選びも重要とか。「メイクをするとき、ラベンダー色のベースを塗るとくすみが消えて明るい肌色になりますよね。実は髪も同じ。カラーリング剤にパープルを加えるだけで、抜け感が出るんですよ」(小室さん)
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「パーマ」で作るおしゃれボブ【5選】
【1】ラフさと色気が共存するパーマスタイル

「大人世代のボブは骨格や頭の型に合わせてカットすることが大切です。髪のウエイトを頰よりも上に設定するとフェイスラインがキュッとリフトアップ。ボリュームゾーンをサイドに持ってくれば面長顔が綺麗な卵型になります」(air-AOYAMA副店長・小宮佑介さん)
さらにパーマを組み合わせると、より洗練されたシルエットになるのだそう。
「強めのウェーブは老け見えの原因に。毛先にカールがつくくらいのパーマがオススメです。特にボブなどの短いレングスは、カットでしっかりとウエイトを上げておかないとバランスが取れず、パーマが活きてきません。カットとパーマのバランスが重要になります」(小宮さん)


【How to style】
「長めの前髪をそのまま下ろしてしまうと面長顔を強調させるだけでなく、老けた印象にもなってしまうので、根元からしっかりと立ち上げるのがポイント。毛先のカールが頰にかかるくらいの長さに設定すると顔のフレームが菱形になり、より小顔に見えます」(小宮さん)
【40代のボブスタイル】面長顔が小顔になる骨格矯正カットとは?
【2】強めのウェーブでも古臭くないパーマスタイル



【How to style】
「強いウェーブのパーマヘア」と聞くと、ひと昔前のソバージュを思い浮かべる方も多いのでは?とくに40代は、「古臭くなる」「オバさんに見えるのでは?」とビクビクしてしまいますよね。
「根元から均等にパーマをかけて全体的にボリュームを出しています。頭頂部が潰れやすい、髪の量が少なくなった、という大人の女性にすごくオススメです。前髪をかき上げると、今っぽいカジュアルさ、大人の余裕も生まれます」(ZACC raffine 店長・湯淺星悟さん)
「ベースは台形フォルムの顎ラインボブ。全体的に軽くしてしまうとカジュアルになりすぎるので、毛先の方に少し重さと量を残し、台形にカットしています。表面の髪を短くカットし、レイヤーを入れているので、パーマをかけた時に根元から立ち上がります」(湯淺さん)
【古臭くない40代のパーマスタイル】正解は「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」
【3】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ



【How to style】
KAYOさんによると、短めの前髪にチャレンジしたいという40代のオーダーが増えているのだそう。すっきり、キュートな仕上がりで、若々しい印象にもなれると大人気!
「前髪の根元がペタッとしていると、ハチの張りが目立ち、頭でっかちに見えてしまうことも。スタイリングで根元を立たせつつ、裾にボリュームを出すと、頭の形がきれいに見えますよ」(KAYOさん)
【丸顔もカバー】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ
【4】輪郭をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「エレガントパーマボブ」
ベース型のボブ代表: 野内洋子さん(46歳/フリーランス)の場合



【How to style】
「肩のラインでワンレングスにカットしつつ、リップラインにウエイトを設定し、顔まわりから後ろにかけてグラデーションに。髪の中間を間引くように毛量調節をすることで、パーマをかけた時に毛束の動きが立体的になるよう工夫しています」(CHINATSUさん)
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【5】根元からふんわりと動く毛束が魅力。愛らしさも演出できる「マッシュヘア」



【How to style】
「頭頂部にパーマがふんわりとかかったマッシュベースのショートボブ。マッシュはサイドにボリュームが出やすいため、面長顔を丸みのあるやさしい印象に見せてくれる効果もあります。ショートボブですが、ショートのニュアンスも楽しめるように髪表面にレイヤーをプラス。トップに動く毛束をつくることで、さらに頭頂部のボリューム不足をカバーしています」(寺尾さん)
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「ヘアアレンジ」で作るおしゃれボブ【5選】
【1】広がる髪をおしゃれにまとめる「ハーフアップ」



【How to アレンジ】

STEP1:耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる

STEP2:束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる

STEP3:ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる

STEP4:2本の毛束の先端をアメピンで留める

STEP5:結び目を押さえながらひとつまみずつ毛束を引き出す

【2】こなれ感のある「大人のひとつ結び」



【How to アレンジ】

STEP1:手ぐしでゆるっとまとめてひとつ結びにする

STEP2:頭頂部の毛束をつまんで引き出す

STEP3:生え際に沿って後れ毛を細かく出す

STEP4:コテで後れ毛にニュアンスをつける

STEP5:毛先をワックスで散らす

【3】ねじりで作る!ゴムのいらない簡単「ハーフアップ」




「顔まわりの後れ毛がパサつくと疲れた印象に見えてしまうので、アレンジの前にスタイリング剤をよくなじませて。シアバターなど柔らかいテクスチャーのものをつけると、みずみずしさ、ツヤ、束感も出すことができます」(Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん)
【How to アレンジ】

STEP1:右耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP2:後頭部の中央にピンで留める

STEP3:左耳上の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP4:ねじった毛束を後頭部の中央でピン留めする

「後頭部の凹みが気になる方は、後頭部の毛束を少し引き出してボリュームを出すと頭の型が綺麗になります。引き出し過ぎると若作りに見えるので注意しましょう。ピンで留めた部分にヘアアクセサリーをつけても素敵です」(大久保さん)

【4】くるりんぱ2回で完成!後れ毛が色っぽい「アップスタイル」



「顔まわりと前髪の毛束はコテで軽く巻いてあげると華やかな印象に仕上がります。髪の毛が短くて落ちてしまった後れ毛にはバームを。パサついていると疲れた印象に見えてしまうので、まとまりとツヤの出るものをなじませて。たくさんつけるとベタベタしてしまうので、米粒程度をなじませるのがポイントです」(ROIデザイナーの亀井明日香さん)
【How to アレンジ】

STEP1:耳上の毛束をゴムで結ぶ

STEP2:くるりんぱする

STEP3:耳横の毛束をまとめて結ぶ

STEP4:結んだ毛束をくるりんぱする


STEP5:襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる


STEP6:ねじった毛束をピンで止める

STEP7:こめかみの後毛を出す

「分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります」(亀井さん)

【5】ねじりで作る!短めボブも華やかに決まる「ハーフアップ」




<スタイリング方法>

STEP1:頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする

STEP2:頭頂部の髪をギザギザに取る

STEP3:まとめた髪をねじる

STEP4:ねじった毛束をピンで留める

STEP5:頭頂部の毛束を引き出す

STEP6:はち部分の毛束をねじりながら後頭部へ

STEP7:ねじった毛束をゴムで結ぶ


STEP8:Uピンを使ってゴムを隠す

Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!

STEP9:頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする

「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクターの神保樹敏さん)

ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】