【目次】

【前髪あり】おすすめロングヘア「7選」


【1】バランスよく小顔見せが叶うゆる巻き華やかロング

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「柔らかく毛量も少ないため、ペタッとしてボリュームが出づらい髪質のモデルさん。レングスはバスト上くらい。顔周りとトップにしっかりとレイヤーを入れ、動きとふんわりとしたボリューム感が出るように調整しています。顔周りは短めの毛を仕込んで、おろして巻いたときもニュアンスが出やすく、かつフェースラインをカバーして小顔にも見えるように。結んだときにはサイドにはらりと落ちる後れ毛になるので、自然とこなれ感も出ます。

前髪はやや長めに毛量は少なめでつくり、抜け感をプラス」(LANVERY オーナー、スタイリスト 菅野太一朗さん)。

<スタイリング方法>

「顔周りのあしらいと、全体のボリューム出しがこなれ感のカギに! ちょっとめんどうかもしれませんが、カールアイロンとストレートアイロン、2本のアイロンを使い分けすると、よりこなれヘアに仕上がります」(菅野さん)。

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<STEP.1>耳下あたりの中間部分に、ふわっとした動きを出す
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38~40mmくらいの太めのアイロンを使い、髪の中間部分にゆるく大きくしっかりとした巻きをつくっていく。耳下あたりにふんわり感が出ると、適度なボリュームのあるひし形シルエットに整い、くびれができて小顔印象に。今っぽく巻きたいのなら、角が四角いパイプのアイロン(今回使用したのは「クレイツ」の“スクエアバー アイロン”)を使うのが断然おすすめ。
<STEP.2>毛先はリバース巻きに
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毛先はアイロンでリバース巻きに。アイロンを縦に入れて巻くことで、柔らかくしなやかかつ華やかな動きが出せる。
<STEP.3>前髪はストレートアイロンで斜めに流す
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ロングヘアの場合、前髪はカールアイロンではなく、めんどうでもストレートアイロンを使うのがベスト。前髪はくるっとカールさせるのではなく、スーッと斜めに流す程度に。前髪が左右にぱっくり分かれてしまう人は一度髪を濡らし、毛流れと逆側に流しながらドライヤーで乾かしてからアイロンでセットするのがおすすめ。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ペタッとしがちなロングヘアは、顔周り&トップの程よいレイヤーでボリュームアップ
  2. 顔周りに短い毛を仕込むことで小顔見せも、結んだときのこなれ感もかなう!
  3. ロングヘアはちょっぴりめんどうでも、アイロン2本を部位ごとに使い分けするとより抜け感ヘアに

「スタイリング剤は軽めのオイルを。パサつきがちな毛先を中心になじませて」(菅野さん)。

40代に似合う【ゆる巻き華やかロング】のっぺり見えがちなロングヘアに動きを出し、バランスよく小顔見せ!

【2】巻き方次第で印象変化を狙えるハイレイヤーロング

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「毛が細く柔らかく、毛量も少ないため、とくにトップがペタッとしやすくボリュームが出づらい髪質。巻く前提で、動きが出やすいようにレイヤーを何段階かで入れています。サイドからバックにかけては高めからレイヤーをバランスよく入れ、トップにもボリュームを出しやすく。さらに顔周りにも頬が隠れるくらいのレイヤーを入れて、小顔効果を狙っています。

前髪は流すことも、おろすこともできる絶妙な長さに。サイドに自然につながるシルエットに整えて、バランスをとっています。女性らしく上品な印象にも、少し遊び心のある大人ウルフ風にも見える、巻き方次第で印象変化を狙えるロングヘアです」(AMATA 店長、スタイリスト ERIさん)。

<スタイリング方法>

「まずペタッとしがちなトップ部分はカーラーとミストを使い、しっかり立ち上がりをつくります。さらに全体的には内巻き、外巻きをミックスしてランダムに巻くのがポイント。顔周りはフォワード巻きにすることで、顔のフレームを自然にカバーして小顔効果を狙って」(ERIさん)。

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<STEP.1>トップはカーラー×ミストでしっかり立ち上がらせる
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ップ部分は大きめのカーラーで巻き、根元からしっかりボリュームを出していく。カーラーで巻き、根元部分に立体感をキープするミスト(今回使用したのは「オーウェイ」の“スカルプティング ミスト”)を吹きかけて立ち上がりを自然にキープ。
<STEP.2>顔周りはフォワード巻きに
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顔周りは前側に毛束を巻き込むようにフォワード巻きに。フェースラインにかかるような毛流れをつくることで、小顔効果を狙って、やや太めのカールアイロンを使うと、より自然な仕上がりに。
<STEP.3>全体的にはランダムに巻いていく
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サイドからバックにかけては表面の毛を中心に、内巻き&外巻きをミックスしてランダムに巻いていって。均一ではないさまざまな動きを出すことで、カジュアルさが加わりこなれた雰囲気に。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ボリュームが出づらいロングヘアは、ハイレイヤーでボリューム感&動きを出しやすく
  2. ペタッとしやすいトップ部分はカーラー×キープミストで根元からふんわりスタイリング
  3. サイドからバックにかけては、ランダムに巻くことでカジュアルな抜け感をプラス

「全体的には自然な動きをキープするミディアムホールドのスプレーを使うのがおすすめ」(ERIさん)。

40代に似合う【ランダム巻きハイレイヤーロング】ペタッとしがちな髪にこなれ感を出しながら、ふんわりボリューミーに

【3】キュッと引き締まった顔立ちに見せるレイヤーロング

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「面長顔でロングヘアだとどうしても間延びして見えてしまうことがあるので、レイヤーの位置を上げてバランスよく見えるようカットしています。毛が細い人はレイヤーを入れるとスカスカになりがちなので、毛先が軽くなりすぎないよう、適度に厚みを残しながらレイヤーを。ササっと巻くだけで自然な動きが出るようなスタイルに。顔周りはあご下からつながるようにレイヤーを入れ、顔の中にひし形をつくり、小顔効果をねらっています。

前髪は目ギリギリの長さで、目の形に合わせてカットしつつ、目の横のくぼみはカバーする長さを保って、キュッと引き締まった顔立ちに」(AFLOAT GINZA トップスタイリスト 仲道弘泰さん)。

<スタイリング方法>

「普通の丸いカールアイロンではなく、少し角があるラウンドスクエア型のクレイツの”スクエアバー”というアイロンを使うのがおすすめ。誰でもテクニックレスで、ルーズでナチュラルで今っぽいカールがつくれます」(仲道さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>顔周りは床と平行にスッと抜くイメージ
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前髪はまっすぐ下にアイロンを通して整えた後、顔周りを巻いていく。無理にくるんと巻こうとせず、床と平行くらいの買う度でスーッと毛先に向かってアイロンを抜くようなイメージで。さりげない抜け感を出しながら、こめかみにふわりとかかる毛束をつくって。
<STEP.2>サイドからうしろは中間にワンカール
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サイドからバックの表面の毛は、毛束の中間をくるっと巻き込んでワンカールをつくり、アイロンを回しながら抜くように。ふわっとしたボリュームをつくり、ひし形の美シルエットに。
<STEP.3>毛先は内巻きに
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サイドからうしろの毛先はワンカール内巻きにして動きを出して。
<STEP.4>毛先の少し上の中間部分には外巻きのクセづけを
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さらに内巻きに巻いた毛先の少し上側の毛は、クイッと外巻きのクセをつけるのがポイント。外巻きのくびれをつくることで、毛先のカールが生き、より動きのあるスタイルに。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 面長顔のロングヘアはとくに、顔周り&前髪のバランスが肝
  2. ウェイトを上げたレイヤースタイルなら格段に巻きやすい。小顔美人見せも一気にかなう
  3. 話題のスクエアアイロンを使って、テクニックレスで今旬な巻き髪スタイルに

「アイロンを使う前に巻き髪用のオイルをなじませてから、最後にキープスプレーでフィニッシュ。細く柔らかい髪質の人はとくにカールがとれやすいので、スタイリング剤選びにもこだわってみて」(仲道さん)。

40代に似合う【今旬ボリュームレイヤーロング】高め位置のレイヤーで顔をひし形に見せ、小顔効果もかなえる!

【4】ふんわりボリューミーなナチュラルスウィングロング

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「ロングでもペタッとせず、自然にドライしたときも、巻いたときも、適度な動きを出したいので、レイヤーで調整しています。レイヤーとはいえザクザク入れるのではなく、あくまでもローレイヤーで。半円を描くように丸くレイヤーを入れているのがポイントです。丸いローレイヤーにより、自然な動きが出やすく、毛先にもナチュラルなボリュームが出せます。

前髪は目にかかるくらいの長さで、顔周りは頬骨下くらいでカットしてサイドに自然につながるようバランスを見ながら調整しています」(MAISON de IGGY 代表 二宮英徳さん)。

<スタイリング方法>

「毛先はリバース巻き、フォワード巻きをミックスしながら巻くのがポイントです。同方向ではなく混ぜて巻くことでランダムな動きが出て、ボリュームを出しながら今っぽい抜け感が演出できます」(二宮さん)。

スタイリング前
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<STEP.1>顔周りの中間から毛先は、リバース巻きに
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中間から毛先にかけての毛を、太めのアイロンを使って巻いていく。髪をうしろ半分で左右にわけ、左右各4パートで巻くイメージ。まず顔周りのひと束はリバース巻きにして、華やかなボリュームを出しながら顔周りを明るい印象に。
<STEP.2>サイドからバックにかけてはフォワード巻き&リバース巻きをミックス
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さらにサイドからバックにかけてを巻いていく。1で顔周りをリバースに巻いたら、その横は前側にもってくるように髪を巻き込んでフォワード巻き、さらにリバース巻き、フォワード巻き、というように交互に巻いていく。片側が終わったらもう片側も同様に、顔周りからリバース、フォワード、リバース、フォワードの順に巻いていく。
<STEP.3>表面の毛はふんわり感を出しながらツヤ仕上げ
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最後にサイドの表面の毛束にアイロンを通していく。毛束を持ち上げながら、分け目2cmくらいから毛先に向かってスーッとアイロンを通して熱を与え、毛先は自然に内巻きに。髪にツヤを出しながら、ふわっとしたニュアンスをプラス。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ロングヘアは丸く入れたローレイヤーで自然な動き&こなれ感を演出
  2. 長めの前髪&自然と抜け感を出す顔周りのカットで、あか抜けた印象に
  3. 毛先の巻きはリバース&フォワードをミックスさせて、無造作な動きを出すとおしゃれな雰囲気に

「スタイリングはベースにツヤ出しスプレーを全体にかけ、前髪や毛先など束感を出したい部分にはバームを使うのがおすすめ」(二宮さん)。

40代に似合う【ナチュラルスウィングロング】ぺたっとしがちなロングヘアにも自然な動きを

【5】バランスよくメリハリのある美映えミディアムロング

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「髪質がしっかりめ、毛量は多くないのですが、トップやサイドがつぶれやすい髪質。面長の方の場合、レングスは長すぎないほうがバランスがいいのでバスト上くらいで。毛先はレイヤーは少々入れつつ、ボリュームを出したい顔周りにはレイヤーをしっかりめに入れています。横に適度に広がるようなボリュームを出すことで、面長の顔でもバランスよく見えます。

前髪もやや長めにつくっているのもポイント。ゆるく巻いたときに目の上にくるくらいの長さで。おろしたおきも、結んだときにもバランスよく見えるよう、顔周りはサイドにつながるような後れ毛をさりげなくつくっています」(ZACC JINGU トップスタイリスト 今村大成さん)。

<スタイリング方法>

「毛先は外巻き、中間はボリュームを出すように巻きくびれをつくることで、よりバランスよくメリハリのあるスタイルに。少し毛流れをつくることで、より雰囲気美人に見えます」(今村さん)。

スタイリング前
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<STEP.1>毛先は外巻きに
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毛先はアイロンで外巻きに。太めのアイロンを使うのがポイント。
<STEP.2>中間部分は内巻きにしてS字のくびれをつくる
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顔周りからサイドにかけての毛は、中間部分を内巻きに。S字のくびれをつくることで横にボリュームが出て、面長顔もよりバランスよく見せる効果が。
<STEP.3>オイルでツヤ出し&ボリューム調整を
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手のひらにオイルをとり、毛先からくしゅっと持ち上げるようにオイルを塗布。毛先を中心になじませながら、中間にかけてもボリュームも調整していきます。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 面長顔は顔周りのレイヤーでボリュームが出るよう調整し、顔立ちもバランスよく見せる
  2. 面長でロングを目指すなら、バスト上くらいの長すぎないミディアムロングが断然今っぽい
  3. 毛先外巻き、中間内巻きのS字巻きで、より柔らかく美映えるスタイルに

「スタイリングにはオイルがおすすめ。乾燥ぎみな部分には多めにつけてツヤ感アップ」(今村さん)。

40代に似合う【美映えレイヤーミディアムロング】面長でも好バランスのレイヤースタイル

【6】ふんわりしなやかなロングレイヤースタイル

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「レングスはバストくらい。トップから下は重めに残し、ほとんどすいていないのですが、トップ部分はハイレイヤーにしてふんわりとしたボリュームが出やすいように調整しています。耳から前の顔周りの毛もレイヤーを入れ、トップから自然なつながりを出すように。毛先はレイイヤーを入れずに重めに残すことで、今っぽいこなれ感を演出しています。

前髪は斜めに流す前提で、目にかかる長さでカット。毛量が少なくペタッと見えがちなはち部分に前髪の毛流れをつくることで、よりバランスのいいスタイルに」(AIR銀座タワー 副店長、スタイリスト 久本芳生さん)。

<スタイリング方法>

「ロングヘアで巻くのがめんどう、巻くのが苦手、という人ほど、カールアイロンではなくストレートアイロンを使うのがおすすめです。ストレートアイロンを使えば手軽かつ自然に巻け、こなれ感も簡単に出せます。ふわっとした立ち上がりをつくるために、根元を”クイッ”と曲げるようにアイロンをあてるのがポイントです」(久本さん)。

スタイリング前
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<STEP.1>根元を曲げるように熱を加え、ふわっとした立ち上がりを
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まずはボリュームが出づらくペタッとしてしまう根元から。根元から2cmくらいの部分をストレートアイロンで挟み、”クイッ”と曲げるように熱を与えて。毛束は少なめにとり、曲げた後に毛束を上に持ち上げながらスルーするようにアイロンを抜くと、ふわっと自然な立ち上がりがつくれる。カクッと不自然な跡がつかないよう、曲げて熱を加えるのはササッと手早く1~2秒程度で。
<STEP.2>中間から毛先にかけては、毛束を持ち上げながら内巻きに
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中間から毛先にかけても、ストレートアイロンで熱を加えてまとまり感とツヤを出していって。毛束を少なめにとり、持ち上げながら内巻きにすることで、自然なカールニュアンスがつくれる
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. トップがペタッとしがちなロングヘアは、トップ部分のみのハイレイヤーで自然なボリューム感を
  2. 毛先はすかず重めに残すことで、今っぽいこなれ感をキープ
  3. ストレートアイロンで根元を曲げるように熱を加えるひと手間で、ロングヘアでもふわっと立ち上がる髪に

「細くペタッとしてニュアンスが出しづらい髪は、軽めのキープ系スプレーを髪全体に吹きかけてから巻くのがおすすめ。巻いたあとにはサラッとなじむ軽めのオイルを少量塗布して、エアリーなニュアンスに整えて」(久本さん)。

40代に似合う【ふんわりしなやかロングレイヤー】ペタッとしがちな40代でもロングヘアをあきらめない!

【7】今っぽいフレッシュな印象の艶めきウェービーロング

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「毛量が多く広がりやすく重く見えがちな髪ですが、レイヤーをたくさん入れすぎると余計に広がりやすくまとまりがなくなってしまうので、レイヤーは顔周り中心に適度に。重さを残しながらも、顔周りを軽やかにすることで、動きのあるニュアンスをつけやすくしています。前髪は長めかつ薄めに。目にかかるギリギリラインにカットして大人っぽさも出しつつ、ナチュラルな抜け感も。広がりやすい乾燥毛はカットのひと手間はもちろんですが、アイロンを通して面をキレイに整えながら巻くこともポイント。スタイリングのコツもあわせて参考にしてみてくださいね!」(uka 広尾店 ヘアスタイリスト 宮城亜耶乃さん)。

<スタイリング方法>

「38mmくらいの太めのアイロンを使って、アイロンを平行に入れてウェーブをつくっていきます。韓国っぽい巻きを意識することで、ロングでもゴージャスになりすぎず、今っぽくフレッシュな印象に」(宮城さん)。

スタイリング前
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<STEP.1>アイロンを平行に入れ、サイドの中間部分を外巻きに
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サイドの毛束をとり、中間部分を外巻きに。アイロンを斜めではなく平行に入れることで、波々ウェーブっぽい軽やかな巻き髪に。耳あたりに柔らかなウェーブニュアンスが加わることで、顔周りに明るさと華やかさがアップ。
<STEP.2>毛先はワンカール内巻きに
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毛先はワンカール内巻きにして動きを出して。サイドからうしろにかけて全体的にラフに巻いていって。
<STEP.3>前髪にはワックスをなじませて束感を
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前髪は少量のワックス(uka ヘア ワックス グロッシー ニュアンス)をなじませて束感をつくり、抜け感を出して。根元から塗布せず、中間から毛先にかけてなじませるのがコツ。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 広がりやすい乾燥毛はレイヤー控えめで重さを残したスタイルが扱いやすいうえ、今っぽい!
  2. レイヤーは顔周りのみに入れて自然な動きが出やすいスタイルに。
  3. 太めのアイロンで平行に巻き、こなれ感のあるウェービーロングが完成!

「パサつきがちな毛先には、ワックス(今回使用したのは『uka』の“ヘア ワックス グロッシー ニュアンス”)とヘアオイルを、1:1で混ぜて塗布するのがおすすめ。ツヤを出しながら程よい束感を出し、ウェーブをキープする効果も」(宮城さん)。

40代に似合う【艶めきウェービーロング】重さを残しながらも動きを出したカットで、広がりやすい髪も美しさ際立つ!

【前髪なし】おすすめロングヘア「2選」


【1】ペタっと髪もふんわり!ゆるウェーブロング

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「柔らかく1本1本が細く毛量も少ないため、ボリュームが出づらい髪質。スカスカにしたくないので、全体的にはレイヤーは入れていません。レングスはバスト下くらい、ほぼワンレングスにカット。毛先に厚みを残しながら、巻いたときにニュアンスを出しやすいよう、表面のみに少しだけレイヤーを入れています。

顔周りには自然とうしろに流れるようにレイヤーを入れ、フェースラインにかかるような毛束をつくることで小顔効果も。顔周りにレイヤーを入れることでロングヘアでもペタッとしすぎず、自然な毛流れとボリュームを演出しています」(natura スタイリスト 渡邉大介さん)。

<スタイリング方法>

「直径38mmの太めのアイロンを使うことで、テクニックレスでゆるく大きなウェーブをつくることができます。毛束を巻き、熱が冷めないうちに目の粗いブラシ、または手ぐしでいいので毛束をほぐすことで、ゆるっとした抜け感が出せます」(渡邉さん)。

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<STEP.1>顔周りは上に持ち上げながらリバース巻きに
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直径38mmの太めのアイロンを使い、顔周りの毛から巻いていく。左右の顔周りをひと束ずつとり、リバース巻きに。毛束を上に持ち上げ少し前に引っ張るようにアイロンを抜き、フェースラインにふわりと自然にかかる毛のニュアンスをつくって。
<STEP.2>中間から毛先もリバースに巻き、すぐほぐす
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中間から毛先にかけても、アイロンでリバース巻きに。リバースに巻くことで華やかでボリューミーな毛流れがつくれる。毛束は熱が冷めないうちに手ぐし(または目の粗いブラシ)でほぐし、いかにも”巻きました”感のない、ゆるやかな抜け感ニュアンスに整えて。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ボリュームが出づらいロングヘアは、顔周りのニュアンスで一気に垢抜ける
  2. ロングヘアの巻き髪は、太めのアイロンを使えば失敗知らず!
  3. 巻いてすぐ、巻いた毛束をほぐすひと手間で、一段とこなれ感アップ

「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。巻いた毛先を中心にもみこんで。」(渡邉さん)。

40代に似合う【ゆるウェーブの程ボリュームロング】さらりと大きい巻き髪が断然今っぽい!

【2】アレンジ自在!全方位美人な韓国風ロング

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バック

「毛先は全体的にグラデーションくらい、やや重さは残しながらも巻いたときに動きが出やすいよう調整しています。顔周りのみにレイヤーを入れ、ロングでも重く見えすぎないよう、バランスをとっています。顔周りに短い毛を仕込むことで、顔型をカバーして小顔に見せたり、結んだときにニュアンスも出やすく。

前髪は流す前提で長めにつくっています。このレイヤーと前髪をどこにどれくらいつくるか、がポイント。毛の量や質に合わせて、さらに顔形に合わせて調整することで、お顔のコンプレックスも自然にカバーすることができます」(nuu 代官山 スタイリスト 竹ヶ鼻 唯さん)。

<スタイリング方法>

「巻かなくても自然にまとまるようカットしていますが、少しアイロンで巻くことで、よりこなれたニュアンスに。アイロンは38mmのやや太めのものを使うのがおすすめです」(竹ヶ鼻さん)。

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<STEP.1>毛先はワンカール内巻きに
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毛先はくるっと内巻きに。太めのアイロンを使えばぐるんとならず、自然なカールニュアンスに。
<STEP.2>サイドの中間はリバース巻きに
耳前のサイドのひと束は、リバース巻きにして華やかかつエアリーな動きをプラス。
<STEP.3>長め前髪は外巻きに流すように
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顔周りのひと束(長め前髪)は、外巻きに斜めうしろに流すように。フェイスラインにかかるひと束に動きをつけることで、顔をキュッと小顔に見せてくれる効果が。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 毛先はスカスカにせず、重めに残して上品にまとまるスタイルに
  2. 顔周りのレイヤー×長め前髪で軽やかさをプラスしながら、顔型もカバー
  3. 毛先&顔周りにアイロンで動きを出して、より鮮度の高い韓国風スタイルに

「スタイリングには重すぎないオイルやクリームなどがおすすめ。毛先を中心に塗布して、自然なまとまりを出して」(竹ヶ鼻さん)。

40代に似合う【全方位美人な韓国風ロング】顔周りのレイヤー&長め前髪で華やかかつアレンジも自在に

【顔型カバー】が叶うロングヘア「5選」


「面長向け」面長顔でもロングヘアをバランスよく見せる!

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「レングスはバストくらい。レイヤーは全体的に入れて、巻いたときにニュアンスが出やすいよう調整しています。面長顔ももったり見せず、キュッとした小顔印象&美形バランスに見せるカギとなるのは顔周り。髪質的に顔周りはとくにボリュームが出づらいので、独立してレイヤーを入れてバランスを整えています。そうすることでさらっと巻くだけで耳横にふんわりとしたボリュームを出しやすくなり、視覚的に面長印象も和らぎ、今っぽいおしゃれ感も演出できます。

前髪は薄くつくり、おろしても、あげても、2wayで楽しめるようにしています」(MINX harajuku トップデザイナー 深堀 聖さん)。

<スタイリング方法>

「毛先はさらっと巻いてニュアンスを出しつつ、顔周りを重点的に巻くのがポイントです。より自然な動きを出したいので、アイロンは40mm以上の太めのものを使うのが断然おすすめです!」(深堀さん)。

スタイリング前
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<STEP.1>まずは毛先をワンカール内巻きに
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毛先を全体的に内巻きにしていく。ざっくりと多めに毛束をとり、ラフに巻けばOK。
<STEP.2>耳前の毛束を根元から巻き込み、ボリューム&抜け感を出す
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耳前のサイドの毛束をとり、根元から中間を巻き込んで内巻きに。髪に対して垂直にアイロンを入れ、平巻き(床と平行)するイメージで。左右にこのひと手間を加えることで、耳横にふんわり自然なボリュームが出て、面長感を和らげながら、抜け感も出せる。
<STEP.3>顔周りはリバース巻きにして華やかな毛流れに
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顔周りはリバース巻きにし、うしろに流しながらアイロンを抜いて。自然な毛流れを出しながら、華やかな印象に。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 面長顔は耳横のボリューム感が美形バランスを左右する
  2. 顔周りにはレイヤーを独立して入れて、テクニックレスで動きを出しやすく調整
  3. スタイリングで顔周りの平巻き&リバースでボリュームと抜け感、華やかさのバランスをとる

【面長顔×ロングヘア】耳横に適度なボリュームを出し、華やかかつバランスよく小顔印象をかなえる

「面長向け」面長顔をよりフレッシュかつ柔らかく見せる

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「ロングの長さは変えず、前髪&顔周りのみを調整させていただきました。Beforeでは前髪なしのワンレングスで縦ラインが強調され、面長顔感が助長されてしまうこともあり、シャープでクールな印象…。ですが、前髪&顔周りに程よいカットを施すことで一気に好バランスに。

前髪は目にかかるかかからないくらいギリギリの長さでカット。バランスをとりながらスライドカットでサイドバングにつなげ、顔周りのサイドバングはリップとあごラインにかけての長さに。顔周りを調整することで、横に自然なボリュームが出て、前髪で面長感もキュッと縮まって小顔印象に。シャープな印象のお顔立ちも、優しく柔らかい印象に見えます」(Ange Reve 代表、スタイリスト 仲道弘泰さん)。

<スタイリング方法>

「ロングの場合も毛先からではなく顔周りから巻いていくことで、バランスよく、抜け感を出しながら巻くことができます。丸いアイロンではなく、ゆるやかな角があるスクエアアイロンを使うと、より今っぽいこなれ感のある巻き髪がつくれますよ」(仲道さん)。

<STEP.1>顔周りは縦にアイロンを入れて外巻きに
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顔周りの毛束は縦にアイロンを入れ、外巻きに。うしろに流すようなイメージで。床と変更になるように毛束を引き出し、若干うしろに引くようにアイロンを抜くと、自然な毛流れがつくれる。
<STEP.2>全体はゆるっと中間巻きに
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サイドからバックにかけての髪は全体的に、中間巻きに。中間から毛先にかけてを2回転くらいアイロンに巻き込んで熱を与えて。
<STEP.3>毛束をアイロンから1回転外し、毛先までずらしながら抜く
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STEP2で巻いた毛を1回転分アイロンから外し、さらに毛先までスライドさせながら抜いていく。アイロンを水平にしたまま抜くことで、毛先のカールがへたらず、くるんとキレイな仕上がりに。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ロングヘアが今っぽく見えるか否かは、前髪&顔周りのバランスしだい!
  2. 面長顔ロングはとくに、前髪&顔周りを整えるだけで一段と垢抜ける!
  3. ロングヘアの巻き髪は、スクエアアイロンで巻くと抜け感が出る

「スタイリング剤は、毛先を中心に少量のバームを。ツヤを加えながらまとまり感を出して」(仲道さん)。

40代に似合う【軽やかエアリーロング】前髪&顔周りの調整で、若見せ&小顔見せ。今っぽい空気感のあるスタイルに

「ベース顔向け」エラや輪郭のもたつきをカバー!

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「ボリュームはややあるほう、直毛のノーマルヘアですが、柔毛ではないのでニュアンスがつきにくい髪質。すそは切りっぱなしで程よい厚みを残しながら、前髪からサイドにかけて表面のみにバランスよくレイヤーを入れています。レイヤーを程よく入れることで、巻いたときに動きがでやすいよう調整しています。毛先はすきすぎるとスカスカで貧弱に見えてしまいがち。ナチュラルでヘルシー、しっとりとした大人のロングヘアなら、毛先は重めが好バランスです」(Belle Shinjuku スタイリスト 鯨岡拓也さん)。

<スタイリング方法>

「38mmくらいの太めのアイロンを使って、しっかりと熱は加えてクセづけながらも、ぐるんとしたカールはつけないように。中間から毛先を中心に巻くと、甘くなりすぎずクール&ヘルシーな仕上がりに」(鯨岡さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>中間から毛先にかけてをしっかりめに巻いていく
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はち上の毛をブロッキングし、中間から毛先にかけてアイロンに毛を巻き込み、巻いていきます。外巻き、内巻きをランダムにミックスするようにすると自然な仕上がりに。斜め前に髪を引っ張りながら、しっかりと巻いていって。
<STEP.2>うしろの髪は軽く外巻きに
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うしろの髪は外巻きに。うしろで巻くのは大変なので、うしろ髪を前にもってくると巻きやすい。
<STEP.3>顔周りの毛は外に自然に流す
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顔周りの毛はアイロンでリバース巻きに。スーッと外側に流すようにアイロンを通すくらいでOK。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ロングヘアはすきすぎず、毛先にあえて厚みを残して今どきバランスに。
  2. 前髪からサイドにかけて表面のみにレイヤーを入れ、軽さ&動きを出す。
  3. スタイリングは太めのアイロンで、中間から毛先に軽やかなウェーブをつくり立体感アップ!

「スタイリングには軽くオイルをつけるくらいに。重くならないように注意して」(鯨岡さん)。

40代に似合う【軽やかに揺れるヘルシーロング】甘くなりがちなロングヘアをナチュラルかつ知的な印象に

顔立ちをキュッと引き締めて見せる段ありロング

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仕上がり
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サイド
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「毛量多く毛質も硬めなので、広がりやすくまとまりが出にくい髪質。毛先が重く動きがないと、重心が下がって見えるので、段を程よく入れて動きを出していきます。まずは鎖骨下、重さを残しながら毛先に段を入れ、適度にハネさせて動きを出します。さらに中間にも段を入れてくびれをつくりながら、表情を出していきます。顔周りのサイドの毛には短い毛を仕込み、顔立ちをシャープな印象に。

前髪は浮かないよう、あえて重めにつくり、お顔がキュッと引き締まって見えるよう調整しています」(TWIGGY. スタイリスト 松尾美聡さん)。

<スタイリング方法>

「クセがあり浮きがちな前髪はストレートアイロンでキレイにスタイリングを。毛先はクセ活かしで動きのあるスタイルに」(松尾さん)。

スタイリング前
<STEP.1>前髪はストレートアイロンでまっすぐに
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おさまりよくまっすぐにしたい前髪は、ストレートアイロンでスタイリング。スーッと下に向かって通すだけでOK。
<STEP.2>毛先はムースをつけてクセ毛を活かす
毛先はクセを活かし、ムースとジェルをくしゅくしゅもみこむように塗布して動きをプラス。
<STEP.3>サイドの毛は耳にかけてボリューム調整
ロングヘア_5
サイドの内側の毛は適度に耳にかけて毛量調整し、スッキリ感を出して。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 重く見えがちなロングスタイルは適度な段でメリハリを
  2. 顔周りに短い毛を仕込み、面長顔もキュッと引き締まった印象に
  3. 動きのある毛先×重め前髪でフレッシュなバランスに

「スタイリングにはクセ毛のニュアンスを程よく出してくれる固まらないムースとジェルがおすすめ。動きを出したい毛先を中心に塗布して」(松尾さん)。

40代に似合う【フレッシュ見せ段ありロング】顔周りと毛先の段でメリハリをつけてこなれ感をプラス

小顔見せも叶えるウルフ風ウェービーロング

仕上がり
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サイド
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「髪1本1本が細いうえクセもあり、コシのないネコっ毛。さらに毛量も少ないので、巻かないと貧弱な印象に見えがち。とはいえパーマをかけると乾燥してツヤがなくなってしまうこともあるのでパーマはかけず、自分でアイロンでも適度なボリュームを出しやすいようベースを調整しています。細く毛量がないので毛先はあまりすかず、顔周りを中心にレイヤーを。顔周りのサイドには独立で、あえて短い毛を仕込むのがポイント。顔に少しかかるような遅れ毛風の短い髪をつくり、小顔効果を狙っています。前髪は透け感を残し、バランスを見ながらカットしています」(uka 広尾店 ヘアスタイリスト 宮城亜耶乃さん)。

<スタイリング方法>

「38mmくらいの太めのアイロンを使って、あえて毛束をねじりながら巻くのがポイント。束で巻くことでツヤを出しながら自然なボリュームを出し、新鮮味のあるウェーブスタイルが完成します!」(宮城さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>サイドの毛束をとり、リバース巻きに
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耳上のサイドの毛はリバース巻きに。手首を返するようにして毛束を外側に向かってねじりながら巻く。
<STEP.2>毛を挟んだままアイロンの上部をくるっとはずす
1で毛束を挟んだまま、毛の下からアイロンの上部をくぐらせるようにして抜く。巻いたカールからアイロンがはずれ、毛束がねじれるような感じに。
<STEP.3>さらにリバース巻き→外す、を繰り返す
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リバースに巻いてワンカールさせ→はずす、さらに巻いて→はずす…を毛先に向かって2~3回繰り返し、ウェーブっぽい毛束をつくっていく。両サイドを巻いたら、うしろの髪も、4~6束ほどに分けて同様に巻いていく。
<STEP.4>こめかみ横の毛にバームをつけ、自然な立ち上がりをつくる
ロングヘア_4
こめかみ横の毛にはバームをもみこみ、毛を立ち上がらせて。耳上に少しふわっと立ち上がりができることで、華やかさアップ。さらに顔をリフトアップして見せる効果も。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ボリュームが出づらいロングヘアは、ワザありな巻き方で差をつける!
  2. 顔周りに短い毛をバランスよくつくり、小顔&リフトアップ効果を狙う。
  3. 太めのアイロンでねじりながら巻いて、新鮮味のあるウェービーな仕上がりに。

「サイドの根元の立ち上がりをつくるのにも、カールをキープさせるのにも、スタイリングには軽めのバームがおすすめ」(宮城さん)。

40代に似合う【ウルフ風ウェービーロング】ボリュームを出しながらおしゃれ感×小顔見せも叶える!

【時短スタイリング】が叶うロングヘア「4選」


【1】サラっと巻いただけでも今っぽい動きがつくれるレイヤーロング

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「モデルさんは毛量は多いのですがペタッとしやすい髪質。毛量&フォルム調整という意味でも、全体的にレイヤーを多めに入れています。やや高めの位置から入れたレイヤーの効果で、ワンカールの巻きでも自然かつ今っぽい動きを出せるのがポイント。おさまりのよさは残しながら、自然な動き、柔らかいニュアンス、今っぽい抜け感を出すようなカットにこだわりました。前髪はサイドに流す前提で、前髪はあごくらいの長さでカットしています。」(Un ami kichijoji ディレクター、スタイリスト 澤田杏奈さん)。

<スタイリング方法>

「レイヤーがたっぷり入っているので、レイヤーを生かして軽くさらっと巻くだけでも自然な動き&抜け感が出せます」(澤田さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>毛先は外ハネに
ロングヘア_4
巻き髪をこなれた印象に見せたいなら、やや太めのアイロンを使うのがおすすめ。毛先はワンカール外ハネに。
<STEP.2>サイドは内巻きに
ロングヘア_5
レイヤーが入ったサイドの髪は内巻きに。中間部分にふわりとした動きを出すことで、抜け感をプラス。
<STEP.3>前髪はサイドに流す
ロングヘア_6
前髪はサイドにスーッと流すように内巻きに。顔周りにニュアンスを出すことで、顔立ちを美しく引き立てて。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 毛量が多くもペタッとしやすい髪質なら、レイヤー多めのスタイルがマッチ
  2. ワンカールくらいのさらっと巻き髪が、ロングヘアをこなれて見せるコツ
  3. 顔周り&前髪にもさりげない動きを加え、垢抜け感を

「スタイリング剤は軽やかになじんで適度なまとまりとツヤを出す、underbar plus gair oil 02がおすすめ。毛先を中心に塗布して。ユニセックスで使える、爽やかウッディ系の香りも人気です」(澤田さん)。

40代に似合う【ナチュラルレイヤーロング】高めのレイヤーでアクティブな動きをプラス

【2】軽く巻くだけでラフな動きが出せるエアリーレイヤーロング

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バック

「ロングにするとどうしても髪の重さでトップ部分がペタッとしてきてしまうので、全体的にレイヤーを入れてふんわりとしたボリュームが出るよう調整しています。レイヤーはあごラインくらい、やや高めに、表面を中心に入れています。すそは厚さ重さを残し、今っぽいバランスに。顔周りには動く毛をつくり、華やかさと抜け感をプラス。前髪は巻いたときに目にギリギリ入らないくらい、目の真ん中くらいの長さにカットし、薄めにつくってエアリーで大人っぽい印象に仕上げています」(grico HARAJUKU トップスタイリスト 原田直美さん)。

<スタイリング方法>

「扱いやすく手軽にスタイリングできることを意識してカットしているので、軽く巻くだけでOKです。太めのアイロンでサラッと巻くだけで、ラフな動きが出せます」(原田さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>毛先はワンカール内巻きに
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毛先はアイロンで内巻きに。太めのアイロンを使うとより柔らかく自然な仕上がりに。
<STEP.2>顔周りはリバース巻き、もみあげのひと束のみ内巻きに
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左右の顔周りはリバース巻きにして華やかな動きを出して。もみあげ部分のみ内巻きにして、フェースラインにさりげなくかかるひと束をつくるのが、こなれ感のカギに!
<STEP.3>前髪は根元を数cm抜いたところからオイルをつける
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前髪にはスーッと下向きに流す程度にアイロンを通してから、オイルを塗布。根元からオイルをつけてしまうとペタッとして動きが出づらいので、根元1/3にはオイルはつけず、中間から下部にかけて塗布して束感を出して。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. 表面中心のレイヤーでトップのペタッと感を解消し、ロングヘアに自然なボリュームと動きを
  2. 長め透け前髪で大人っぽさとフレッシュさを両立
  3. 太めアイロンでさらっと巻きランダムな動きを出せば、一気にこなれ感が加速する

「スタイリング剤は重すぎず軽すぎず、ややしっとりめのオイルがおすすめ。ツヤと潤いを与えながら、適度な束感をプラスできます」(原田さん)。

40代に似合う【ナチュラルエアリーレイヤーロング】ボリュームのなさが気になる髪もふんわり、今っぽく華やかに

【3】時短でまとまるフェミニンミディアムロング

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「レングスは鎖骨下、バスト上のセミロング。うしろはU字ラインになるような感じで、レイヤーを入れながらカットして軽やかな動きを出しています。レイヤーは毛質や毛量にもよりますが、今回はハイでもなくローでもなくバランスよく入れています。毛量が多く広がりやすい髪なのですが、レイヤーを入れすぎてスカスカにならないように、かつまとまりと軽さを両立させるように調整を。

前髪は目の下くらいの長さで。女性らしくも大人っぽく、おろしも流しもバランスよく決まる長さに」(Belle Shinjuku 店長、スタイリスト 鯨岡拓也さん)。

<スタイリング方法>

「全体的にレイヤーを入れているので、ストレートアイロンでさらっとニュアンスをつけるだけでも、さりげない動きのあるスタイルに」(鯨岡さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>毛先は自然に内巻きに
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毛先は全体的に内巻きに。ストレートアイロンを使うことでカールがつきすぎず、自然な動きを出せる。
<STEP.2>表面の毛は中間からも熱を加えてふんわりと
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毛先の軽やかな動きを強調するために、表面の毛にもストレートアイロンを軽く通してニュアンスを。表面の毛束を持ち上げながら、中間から毛先に向かってアイロンを通してふんわり感を出して。表面の毛に熱を与えることで、ツヤ感もアップ。
<STEP.3>前髪は内巻きにしながら流す
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しっとりまとまりのある印象に仕上げたいので、前髪も内巻きに。内巻きにしながら外側に流すようなイメージでアイロンを通して。
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ハイでもなくローでもない程よいレイヤースタイルで、まとまり&抜け感をかなえる
  2. 毛質&毛量に合わせた絶妙なレイヤーが、印象も扱いやすさも左右する鍵に
  3. 毛先や前髪だけでなく、表面の毛にもアイロンを通してツヤ感アップ

「スタイリングには毛先を中心にオイルを。少量をさらっと軽くつける程度に」(鯨岡さん)。

40代に似合う【知的フェミニンミディアムロング】きちんと感と抜け感のバランスがよく扱いやすいスタイル

【4】テクニックレスで巻ける!しなやか見せゆる巻きロング

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「顔周りに前下がりレイヤーを入れ、巻いたときに動きを出やすくしたのがいちばんのポイントになります。全体的にまとまりを出すために毛量調整し、巻かないときでも扱いやすいスタイルにこだわりました。ロングヘアの方は前髪や顔周りのバランスも重要。

前髪はおでこが程よく透ける程度につくり、顔周りは流れやすく調整しながら顔型を自然にカバー。多岐にわたる大人のお悩みを解消するバランスに仕上げました」(Violet表参道 スタイリスト 若井友紀さん)。

<スタイリング方法>

「ニュアンスが出やすいようカットで調整しているので、さらっと巻くだけでOK。ゆる巻きにしたいので、40mmのカールアイロンを使用していきます」(若井さん)。

スタイリング前
<STEP.1>毛先は内巻きに
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パサついた感じではなくしなやかにまとまる印象に仕上げたいので、毛先は全体的に内巻きに。
<STEP.2>中間部分はリバース巻きに
中間部分の髪はリバース巻きにして、程よいボリュームをプラス。髪の表面のを中心にニュアンスをつけていって。
<STEP.3>耳横のひと束に抜け感を
耳横の内側の毛をひと束、平行にCカールをつけるように巻いて。耳横に少し空間をつくることで、重く見えがちなロングヘアに抜け感&華やかさをプラス。
<STEP.4>前髪は毛先にオイルをつけてコーミング
前髪は毛先に少量のオイルをつけてから、コームでばらけさせて透け感を。
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<老け見えをくい止めるポイント3か条>
  1. ロングヘアは程よいレイヤーで軽さ&動きを出しながら、まとまりやすさをバランスよくキープ
  2. 40mmのカールアイロンを使ったゆる巻きなら、絶対に古く見えない!
  3. 透け前髪で軽やかな抜け感をプラス

「スタイリング剤はツヤを出すオイルのほか、ミルクもおすすめ。パサつきやゴワつきが気になる髪もしなやかに整えてくれます」(若井さん)。

40代に似合う【しなやか見せゆる巻きロング】ニュアンスが出にくい重い髪にもふんわり柔らかな動きを

この記事の執筆者
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